八合目・太子館までの登りの岩場。ヘッドライトが頼り。
登山は、富士山が
世界文化遺産に登録が決定して、
急に決心したわけではない。
実は、丁度20年前一度トライしていて、その時は
強風の為、八合目より先に進むことが出来ず
「また、こよう!」と決めていたのだ。
が、その実現がまさか20年先になるとは思わなかった。
五合目、広場をはさんで建物と向かい合ってそびえる富士山。
五合目:
登頂成功の為のポイントの一つは
高地順応。
ツアーバスが、高速&富士スバルラインで渋滞にかからず
予定より早く五合目に到着したことは、
少しでも身体を高地に慣らすという点で、いい出足。
ここで
身支度と
早い夕食。
現地ガイドさんと合流・登山開始:
お馬さんが、以前より沢山居るなーとか
外人さんを含めやはり登山客がおおいいなーとか
のんきな気分がガイドさんの説明で引き締まる。
いよいよだ!
これから八合目まで4時間の行程。
脚力に自信のない人からガイドさんのすぐ後ろに続く。
年長者に前を譲るも、わたしも出来るだけ前方につく。
私たちが歩いたのは、一番難易度の低い「吉田ルート」。
そででも、野生の石楠花、高山植物をいくつか見かけた以外
トレッキング気分で動植物を観ながら歩くという余裕もなく
富士山は、残念ながらそういう山ではないけれど
すぐに眼下に
雲海があらわれる。
乗り物の窓越しではない雲海。。。
これは、高山ならではの魅力。
八合目 太子館到着&仮眠:
ここに来て、今までの体調不良2名の他に
元気に登ってきた経験者のグループの数名を含めて
明日以降の登山に何人かの辞退者がでる。
二十年前も今回も、八合目近くの岩場は結構きつかった。
私は、どうしよう。
本八合目以降引き戻せないという。
・・・が、ガイドさんや添乗員さんの打診に
「のぼります。登れます。」と応えていた。
渋滞の牛歩なら。。。体調はいい。岩場と下りは得意だ。
自分自身の決定だから、
決めた以上、下山まで迷惑は掛けたくない。
あ~~。プレッシャ~。。。