画像: 京都陽道庵HP スタッフBlogページより
紙布・・・
絹でもない、麻でもない、独特のしなやかさ・風合い。
思えば楮こうぞという植物からなる和紙が
丈夫でうつくしい織物になることに、
何のふしぎもないのですが。
9/25-27
和蔵では、紙布帯の
展覧会がありました。
来てくださったのは、
[京都 陽道庵]の
上村陽道先生。
右の画像は、
お買上げいただいた
紙布帯にじかに
墨彩画を描く先生。
最終日には、お店とスタッフの一人ひとりに
見本の中から、好きな絵と文を書いてくださいました。
右下の僧侶の後姿は、欲しかったのでうれしい。
見本では、小さい月だったのを
べつの絵に描かれていた温かみのある
大きな月にしていただきました。
先生は、僧侶の行列が山を登るよう絵を
ご自身1人が、少しずつ修行して
歩いていっているのだ(異時同図法)と
おっしゃっていましたが、
この2人連れは、私とオットさんかな。
のんびりと、やさしい月明かりに見守られ
ゆるやかな下り道を歩いているように見えませんか?