二つの美術館の企画展チラシ及びチケット
3/18(日)
滋賀県立近代美術館サポーター研修旅行で
愛知県にある二つの美術館に出かけた。
学芸員Hさん、同行のバス旅行。
新人研修の頃から、楽しみにしていたわりには、
申し込みを忘れていて、ナンとか連れて行っていただく
和風の建屋とお庭が印象的:名都美術館パンフより。
まず、愛知県長久手にある美術館巡り NO.13 名都美術館。
ここは、まず個人のコレクションありき。
経営者を癒したであろう
上村松園・鏑木清方・伊藤深水など美人画の収集を
中心としているそうだけれど、
今回は、
美術館開館25周年<特別展>
日本画に描かれた動物たち
を鑑賞。
山口華楊の動物が印象に残った。
最初、柔らかい被毛のなかに丸い肋骨の存在を
感じるような気がして・・・、
気になって見はじめると、この人の
動物は、表情も・・・なにか違うような気がする。
画家に興味を持った。
次に行ったのが美術館巡り NO.14 豊田市美術館。
ここは、多くの美術館建築にたずさわっている谷口吉生の設計。
パンフに彼の言葉があった。
「美術館とは、建築の外部から内部にいたるまで、
作品と出会う感動を求めて辿る旅のための装置である」
うーん。言葉もかっこいい。
もちろん、設計もすばらしかった。
外観は、マイベストの佐川美術館、二位のミホMはゆるがず。
でも、開放的な内部は?
移動経路の階段途中にあっても展示を見渡せるなんて・・・!
階段の途中で、大きな立体作品を観てみたい。
ここでは、豊田市美術館のサポーターさんの解説を受け
鑑賞後、活動の説明を伺い、お互いに質疑応答などの
交流会の時間をとっていただいた。
少数精鋭。長いキャリア。
一回の交流会でも、おひとりお一人の確固とした
姿勢が感じられた。
企画展は『山本糾 光・水・電気』
状態の異なる水を撮り続けて来た作家の写真展。
これだけ大きな規模の写真展をはじめてみた。
私は、高山の上の湖を捉えた「暗い水」のシリーズが
一番好きかなぁ。