望楼館追想当たりが多い。
多忙な中、借り出しが多そうなものの中から、
冒頭を立ち読みして選んできてくれているらしい。
いいのだけでも、面白さを共有したいのだけれど
本人はそんな時間はこのところトンととれない。
・・・かわいそうに。
主人公をはじめ登場人物はどこか風変わり。
その美しい名前に反して、みすぼらしく傷んだ古い邸宅、
望楼館と同様に世間から取り残された時間の流れの中いる。
暗くじめじめした物語が、不条理に展開していくのかと思いきや
新しい住人が「動き」・「変化」をともなってやってくる。
まるで館全体にかけられた魔法を解かれたかのように
一人ひとりの過去が謎解かれ、よどんで停滞していた
それなりの平和が崩壊していく。
まるで壊れかけの機械にあたらしい強力なモーターを
つけてしまったかのように。
そして、館も人も消え去ってしまいそうな瀬戸際から・・・
・・・・この続きは書かないでおこう。
好みからすると、繊細で筋の通ったストーリーは筋が
通り過ぎていて、あいまいが残らないところが
読後感がすっきりしすぎてしまって寂しい。
ハッピーエンドに感動したのに、時間が経つと
そうでないほうが心に残りそうな気もしてくる。
けれど、この主人公とアンナ、それぞれに奇異で
それでいて妙にリアルな人間性を感じさせる2人の
真摯さは、ずっと心に残りそうだ。
この「人間」の描きっぷりに1番ひかれた。
ストーリーや構成も面白くてひきこまれると
いうだけではなく、作者の他の作品にも通じる
主題がはっきりと根底に流れている。
主人公のような、いろいろなおぞましさを
誰でも持っているかどうかはわからないけれど、
少なくとも、私は持っている。
だからこそ、やはりこのゆで卵をつるっとむいたような
拍子抜けするほどのエンディングはうれしい。
―いいんだよ。それでもいいんだよ。
心に○○さえ持っていれば。
と、許されたようで。
まったくもって、どうなっているんですかね?
持ち物は、持ち主に似るんでしょうか?
伝染性へそまがりor夏バテ??
休止宣言した途端に、
コメントのお返事に泣き言を並べた途端に、
何時間もねばってジタバタ苦戦しても
いっこうに働かなかったカメラのスキャンが
サクサク動き出しました。
信用できない不安定さ。今後、どうなることか。。。
なにはともあれ、
この本の感動を忘れないうちにUP出来て、うれしい。
快気祝いにポチッ♪
取り込めません
デジカメにUSBケーブルを接続しても、
カメラは自動的にONになるのにパソコンが
カメラを検出してくれません。
なーぜー?
・・・というわけで、しばらくお休みします。
折角やる気が出てきたら、これだぁ。
いやぁ、残念。ホント。
しばらくしたら、また覗いてみてくださいね。
・・・足元の水面に、見慣れない生物が浮んでる。
カピパラさんの珍種ですか?
今年のNOIRはよく泳いだ。
水量が丁度よかったのかもしれないし、
幼児を連れた家族連れで一杯だったいつもの辺りより
この辺の流れがNOIRに向いていたのかもしれない。
それとも、
去年、着ていたオレンジ色のちゃんちゃんこが邪魔だったのかな。
9.6㎏から11.6㎏、ややダイエットして11.0㎏。
あっという間に着られなくなったライフジャケット・・・。
それにしても、
活発に遊んでいる時ですら、この顔つきは・・・。
トロンと、あまりにも力が抜けすぎていやしないか?
いやし系?
夏のけだるさに輪をかけそうな
ノア姫の脱力顔にポチッ♪
おばちゃ~ん!
なに? なに・なに?
あ・足、着かない~~っ
NOIRちゃんは、このヒトがだいすき。
ぴとっ
・・・と、後についていきます。
コノ女性と初めて逢ったのは、さむーい季節でした。
ユリカモメにパンをやる姿をNOIRとふたり、
少し離れた場所から眺めていました。
アキレス腱を切断してしばらく逢えなかった彼女と
先日久しぶりに出合って、初めて一緒にお出かけの約束。
川遊び。
「いいリハビリになったわぁ~。」って・・・
ここは私のお気に入りの場所なので
いろいろな人と来ましたが、
NOIRが付いていけないほど
歩き廻った健脚を持ったヒトは初めて。
全快、おめでとう。(^m^)
とびっきり元気な1人と1匹に、ぽちっ♪