JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

素晴らしい音創造 DRIFT / SEIGEN TOKUZAWA & MASAKI HAYASHI

2020-06-16 19:55:51 | チェロ無難


林正樹氏のピアノが好きになってアルバムも大分たまって来た。最近も須川氏とのアルバムがすごいと思った。活動範囲も大変広いから、いろいろな人たちと共演しているアルバムがある。ショップでみて共演者の覚えもないし、ジャケは、なんかラップの人としているのかと思ってスルーして家にかえった。調べたらSEIGEN氏はチェリストでチェロとのデュオ・アルバムだったので慌てて頼んだしだい。SEIGEN氏は持っているアルバム「Pendlum」で2曲一緒してました。ちょっと忘れていたけれど、これもいいアルバムだったね。2曲は林さんの曲だったので林さん色がでている曲でした。

今度手に入れたアルバム、1曲目が林氏の曲で、広がりを感じるピアノがなっているなか、チェロがこちらはちょっと重ためな感情をピアノに語り掛ける感じでスタートしています。
徳澤 青弦というそうでまるで知らない。くるりやポラリス、菊地成孔などのサポートやラーメンズの舞台音楽担当だそうですがそういわれても菊地成孔しかわからない。さだまさしの名前もでていたから新しい目のミュージシャンなのだろう。2曲目がSEIGEN氏の作品でよりピアノとチェロ起伏の絡まり方を追うような曲調。
アルバムは二人の連名で、それぞれの人柄と共同による戦況によって、二人の統合されたような色になったアルバム。
どうしても林氏の曲に耳が行くけれど、6曲目” Quarter”、いかにも林さんの今日、ピアノのハーモニーがそれ自体で林さん世界、これが変わらない。生まれる前に母体内で包み込まれているような世界の中にいる個性。個性はチェロがあらわしてくれているようなこれが林さんの曲だなと思う。
7曲目はSEIGEN氏のタイトル曲” Drift"でこちらは表現に挑戦色のはいった、チェロ奏者には演奏テクに耳がいくかな。(チェロをこうやって弾けたら凄いと思う)
10曲目”Utsuroi”が林氏の曲、これはちょいクラシックの小品の雰囲気。今度のアルバム林氏の曲をつい聞きに一けれど、これは好みだからしょうがない。
実に素晴らしいのはチェロとピアノが相手に感化されながら音を紡いでいく雰囲気と実際の音。ピアノを自由に扱う人が隣にいたら素晴らしい世界ができるのだろなと思ってします。

DRIFT / SEIGEN TOKUZAWA & MASAKI HAYASHI

SEIGEN TOKUZAWA CELLO
MASAKI HAYASHI PIANO

01. Elect  
02. Einstein Effect  
03. Iambic 9 Poetry  
04. In the Early Morning
05. The South Downs
06. Quarter  
07. Drift
08. Soramame 
09. Keichitsu 
10. Utsuroi  
11. Venus in Furs
コメント (3)
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