JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

つきました

2013-04-30 00:24:28 | その他
もうかれこれ何時間起きているのか、まずは感じとしては昨日の成田で旅の準備。



行き先はこんなところ



11時間もあるので、映画を4本も見たから寝てなくて、ついたのは朝だからちょっときつい。



そのまんますぐタクシーにのって、息子1のマンションへ、電話したから道に出て待っててくれた。




18階に住んでいるから、そこからの眺めもなかなか、有名なジョン・ハンコック・ビルが見えます。



そしてここがこれから6日間とまるホテル、マンションの目の前にあります。

さてこれから、少し仕事がひまだという息子とオヨメサン、息子2とオクサンでなんと最初からステーキのお昼に行くことになりました。

blogのほうも息子の家ならばただでつながるので、まずは一安心、何回か分けてアップ予定しますので旅行気分を味わってください。
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ナイズった turning points / triosence

2013-04-29 04:45:55 | 聞いてますCDおすすめ


トリオセンスのアルバムは「When You Come Home」が2008年だったからもうずいぶんと間が開いていたいたことになるけれど、その間には2枚アルバムがあるそうで、ですからあまり受けなくなったというわけでもない。
ヨーロッパの農業地帯のゆったりしたジャケで、基本的には美しく聞かしてくれるけれど、若干の不満を持たせるトリオだけれど久しぶりだから買ってみた。

ピアノとアルコの張りつめた音で始まる出だしは、目つきが違ったような第一印象、メロディ・ラインを浮かび上がらせることへの集中感が凄い。
2曲目、エッジのあるラインと硬質なリズム陣との組み合わせ、壁に並べられた金属工具を眺めるような男っぽさだ。
3曲目、こちらは昔的なやわらかい曲で、曲名も“サマーレイン”。
4曲目、はっきり決めた方向に身を置く潔さ、フレーズは迷いなく染まることもいとわない。聞いていると○○ナイズということががあるけれど、思い浮かぶ。“アメリカナイズ”とかいうやつで同じようになるという意味、トリオセンスがある色を選択し同化しているよう、ドイツのグループですが、今は亡きe.s.tと同化しているような、“e.s.tナイズ”。端おっていうならば、このグループ、「ナイズった」という感じです。
5曲目、淡いハーモニーの曲も他との対比から見事、6曲目ポップスの香りもいれてそれぞれが切れたっています。
7曲目が女性の名でしょうか、穏やかな曲、逆に8曲目は題名とおり意思が強いような演奏です。
13曲目のスタンダード“Speak Low”も丁寧に弾いてくれています。
ヴオーナス・トラックを入れて一寸長すぎるのは、一寸間のあいたサーヴィスか、思い入れが強く出たのでしょう。ベストのアルバムになったのは間違いありません。

turning points / triosence

Bernhard Schüler piano
Stephan Emig drums
Matthias Nowak bass
Ingo Senst bass

01 No One’s Fault
02 One Too Much
03 Summer Rain
04 Secret Holiday
05 Your Nearness
06 Seven 2 Eight
07 Emi
08 Go For It
09 Unrequited Love
10 Winter Rain
11 Back To Progress
12 On A Tree
13 Speak Low
14 Wan Chuen Fong II. Ilha Formosa
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行ってきます

2013-04-28 16:30:10 | その他
ついにGWに突入したわけですが、今年のGWは目いっぱ忙しい。その間blogはどうするかは別にして、とにかく行ってきます。

とても早い朝の出発ですが何とかがんばります。
これは、甥っ子の会社で作っている、撥水性ふろしき「ながれ」、息子1の引き出物にもして評判よかったもの、今回は息子1の事務所のボスへ、シカゴ・カブスの年間シート席を使わせていただくお礼です。



今日は荷物のチェックなんかをだらだらとしています。

今年できたオクサンの作品2点公開しておきます。







じゃいってきます。
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またまた2度買い  monsum / Malcom goldstein

2013-04-27 20:22:51 | 聞いたけどCDどちらでも


ゴールデン・ウィークの間に聞くアルバムを用意していないので、仕入れに行ったのだけど、実はその間は聞いている暇はない。
帰ってきた後、ショップに行く時間がないので、それを見越して買いに行きました。
新譜はあまりありませんでしたが、今回は知らない中古を多く仕入れました。
ところがまたまた2枚は2度買いになってしまいました。

一枚はFORMAT A TROISの「3E LOUR」、全てそろえたと思っているのに、ジャケを忘れていて買ってしまいました。しばらく会わないと、自信がなくなるのですね。とても良いアルバムなので又誰かにプレゼントとしましょう。





もう一枚の2度買いはペデルセンのエンヤのアルバム、タイトルでなんかもっていそうとはおもいましたが、購入しました。




ジャケがまるで違うと間違えますよね。



さて、中古でまるで知らない演奏者のアルバムを買うことを結構楽しんでいます。
かなりの確立で良いものに当たっているような気がします。

今回もオクサンが好きなバイオリンでなおかつベースととデュオとう事で買いました。

さてジャケを見るとこのバイオリニスト、ジャズとの関連がでてきません。ジョン・ケージなんかの名前を見つけてこれは違ったかなとおもいます。

バイオリンとベースのデュオ・アルバムと言うことでかったのですが、ベースの人の履歴がジャケに書いてありました。

共演者、Marion Brownアジャ、John Tchicaiウーム、Anthony Braxtonナルホド、でこれはアルバム雰囲気知れます。

2度買いの2枚は別にしてこちらは初めて、こまたったかと言うと結構聞き始めたら最後まで現代音楽に付き合ってしまいました。なかなかいいです。

1. Monsun Vibrations I
2. From "Configurations in Darkness"
3. Kraniche Im Zweireiher
4. Space of the Bass, The
5. Soundings for Solo Violin
6. Monsun Vibrations II
7. Monsun Afterthoughts
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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上春樹 著

2013-04-26 21:57:36 | 


4月12日に発売された新作は、「IQ84」で懲りていたから昼ごろにきちんと買いました。
ぼちぼち読んで(この本はそうゆう読み方が評判良い)いて、昨日読み終わりました。
本については、書評みたいなものを書く気持ちはないけれど、感想と記録みたいなものを残すことにしていて、そんなのが110になってきました。

発売1週間で100万部を販売するというもはや社会現象は「蕎麦屋の出前持ちまでが、メッセンジャーズの『モーニン』を口ずさんだ」ということを思い浮かべたけれど、それよりかはもう少し文化に根付いているようにも思う。現象は現象で、面白くないと思った人はもう読まなければいいし、村上春樹の文と世界が好きという人が増えることはうれしいことだと思う。

16日には早々と読売新聞に3名の文化人感想を書かれていてそれを読むとやはり鋭い感性で作品をとらえている。
作家の古川日出男さんは、後半のある場面を「そこには圧倒的な慰撫がある。そのことと、色彩を「寓話」として描ききることが、この小説を豊穣にしていると感じた。」と書かれて受け手の感性も垣間見えて楽しい。
ドイツ文学者の松永美穂さんは女性らしく、登場する女性の役割をとらえつつ、「自己肯定を求めようとする、実在をめぐる内省の物語」と位置付ける。
ノンフィクション作家の高橋秀実さんは、「全体的にクリーンな印象。重苦しいテーマながら登場人物たちもどこかヘルシーで論理的。」と時代性を読み取っている。

この作品、前作「IQ84」のような部類の村上作品ではないので、ハラハラ、ドキドキ感はない。中編と位置付けるものだろうけれど、ある意味一つの結論のようなものを明かしているように思う。

そんなことをきっちり書く能力はないけれど、ネタバレならないように、まずは気に入った一節を拾い出します。
特にこの本で重要になってくる一説は

「記憶をどこかにうまく隠せたとしても、深いところにしっかり沈めたとしても、それがもたらした歴史を消すことはできない」。

また春樹らしい節回しも楽しい。

「あとになってからでは遅すぎることもある」
「遅い遅くないは、論理性とはまた別の問題です」

そしてもう一つネタにかかわる部分を伏せて

「そのとき口にするべきだった言葉に思いあたったのは、・・・・・・  ・・。正しい言葉はなぜかいつも遅れてあとからやってくる。」

さてこの小説を読んで何をおもったかというと

「グレーという羊男に、色彩をもたないで勝利した初めての物語」





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隙間を埋める On the Corner / MILES DAVIS

2013-04-25 21:52:51 | 聞いてますCDいいと思う


マイルスについて幾つかのアルバムのことを書いているけれど、ビッチェス・ブリューまでのマイルス、エレクトリックを始めたころのマイルスが一番刺激を受けたという点で中心でした。
1970年の「ジャック・ジョンソン」のあとフィルモアからはもちろん聞いてはいるけれどアルバムを手に入れなくなってしまった。
アルバムを再び手に入れたのは1980年の「The Man With The Horn」や翌年の「We Want Miles」で新宿浄水場あとに見に行った頃になる。
だから間10年の間マイルスはなんだか穴で、「アガルタ」だけが記憶に残る。
そんなわけで穴というか隙間をうめようとこのアルバムをレンタルショップで借りてきた。

聴けば知っているメロディを吹いているところもあって、違和感はない。
なんだかヨ~ク聞かないとマイルスが聞こえない感はあるけれど、リーブマンのソロはやはり楽しいし、スライの音楽をマイルス流にしてと思えばとても落ち着く。
とにかく作っているリズムがすごいし、スパニッシュの手拍子パルマみたいになっていくあたりは今回フレッシュに聞くことが出来ました。

ということで隙間を埋めました。

On the Corner / MILES DAVIS

#1: Recorded at Columbia Studio, New York, June 1, 1972.
  Miles Davis (tp), Dave Liebman (ss), Teo Macero (sax),
  John McLaughlin (el-g), Chick Corea (el-p), Herbie Hancock (el-p),
  Harold I. Williams (org.synth), Collin Walcott (el-sitar), 
  Michael Henderson (el-b), Billy Hart (ds), Jack DeJohnette (ds), 
  Al Foster (ds), Don Alias (ds), Badal Roy (tabla)

# 3,4: Recorded at Columbia Studio, New York, June 6, 1972.
  Miles Davis (tp), Carlos Garnett (ts.ss), David Creamer (el-g),
  Herbie Hancock (el-p), Harold I. Williams (org.synth), 
  Collin Walcott (el-sitar), Michael Henderson (el-b), Billy Hart (ds),
  Jack DeJohnette (ds), M'tume (perc), Badal Roy (tabla)

#2: Recorded at Columbia Studio, New York, July 7, 1972. 
  Miles Davis (tp), Cedric Lawson (key), Reggie Lucas (el-g),
  Khalil Balakrishna (el-sitar), Michael Henderson (el-b), 
  Al Foster (ds), M'tume (perc), Badal Roy (tabla)

1. On the Corner / New York Girl /
    Thinkin' One Thing and Doin' Another / 
    Vote for Miles 
2. Black Satin 
3. One and One 
4. Helen Butte / Mr. Freedom X

    (All Compositions by Miles Davis)





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至高の日本ジャズ全史 相倉久人 著

2013-04-24 21:58:45 | 


村上春樹の本のことを書いたときに書いた蕎麦屋の出前持ち云々は、この本の「蕎麦屋の出前持ちまでが(これは差別発言ではないかと思うが)<モーニン>を口ずさむほど、ジャズ・メッセンジャーズはよく知られたグループであり、世は「ファンキー。ファンキー」で盛り上がっていた。」という一節でした。
1931年生まれで東大大学文学部美術史学科の学生のころからジャズの真横にいて、評論家という立場になっていった著者がつづる日本のJAZZ史、これは一度ちゃんと読んでおくほうが良いだろう。

「1950(昭和25)年当時学生だったものにとって、ジャズを耳にする機会はラジオかレコードしかなかった。と始まる1章から著者が身を以て体験していく日本のジャズの息遣いが書かれます。
参考までに章立ては、第1章が「カルチャーショック - 史上最大のブーム到来」以下
第2章 「椅子取りゲーム - 本家アメリカのお墨付きは?」
第3章 「ファンキーブーム - それはフランス経由でやってきた」
第4章 「“モード”の時代 - アイデンティティ追求にむけて」
第5章 「発想の転換 - やっと答えがみえた」
第6章 「テイクオフ - 異種格闘技の密林をぬけて」
第7章 「目下飛行中の日本ジャズ - 菊池成孔との対談」
となっていて、頭の文は4章の枕になっています。
ニュー・ジャズ傾向の強い著者ですから、ジャズ評論の軋轢もはさみながら、ジャズの現場がすぐ横にあるようなエピソードがかなりうれしい。
第1章のジョージ川口とビック・フォーのエピソードや2章の秋吉敏子の苛立ち、3章での白木秀雄の行動とか4章での来日したコルトレーンやモンク、エルヴィン・ジョーンズのエピソードはまさにそれを体験しない者の、しかし彼らを知っている者の溝を埋めてくれる。
本は若干話題のために時代が前後してしまいますが、私の実際とかかわって売るのは6章の178ページ、「山下の復活と70年安保の影」だからほとんど終盤、その後16ページでその章は終わって、あとは菊池成孔とのたいだんだから、そちらはパス。っていうことで私の聞いてきた40年以上はほとんどなしなわけだけれど、著者自体が、もはや興味なしというのだからしょうがない。

問うことで全史とあるけれど、20年ぐらいJAZZを聴いている人でも、至高の日本JAZZ前史っていうほうが正確かもしれません。

そう思えばとても楽しい本です。
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オジサン白髪化計画 JAZZIN' R&B THE BEST

2013-04-23 22:19:42 | 聞いてますCDいいと思う


結構おしゃれなジャケットでR&Bを演奏しているのかとレンタルショップで借りてきたけれど、まるで知らない人々がおしゃれに音楽しているのでびっくりした。
全部で26曲、知らない曲ばかりを知らない11人が歌っていてどうやらクラブ系というのだろうとおもうのだけれど、それにしても知らない人ばかりだから、浦島太郎じゃないけれど、JAZZとついていながら????というこれは、実はショック、決して悪いわけでもない、おサレというところでまたショックです。
急髪の毛が白くなった(ほんとはとっくになっている)気分です。
知っている曲もあるのかもしれないけれど、アレンジされて続けてながれるからまるで解らない。
なぜこの記事を書いているかというと、世のオジイサンJAZZファンやオバアサン、もしくはオジサンでもオバサンでも髪の毛、白くなってもらおうという目論見です。
歌っている人も日本人とはおもえない表示で、yuka,ayano,kanako Takagi,Misa Sugiyama,Ria,JosefineNygen,Maya Toyama,Yurie,SatoruKirihara,Alexander Engstrom Jhanssonっていうのだから、それでもってSilent Jazz CaseとかStockholm Jazz Setとかわからん名前がつづくのですから、頭に追い打ちがかかります。

ということで、なーんもきにしないで、一回通してきいて、おサレだな~と思って終わり、決して悪くはない。

JAZZIN' R&B THE BEST

1 Empire State of Mind
2 Umbrella
3 Rude Boy
4 Crazy In Love
5 No Scrubs
6 Leaving (Always On Time, Pt. II)
7 Come On
8 Bleeding Love
9 Miracles
10 The Sweet Escape
11 Spotlight
12 Got To Be Real
13 Bad Romance
14 TiK ToK
15 California Gurls
16 Together Again
17 Space Cowboy
18 Don't Stop the Music
19 Beautiful Monster
20 Closer
21 Knock You Down
22 Touch My Body
23 Green Light
24 Reach Out I'll Be There
25 No One
26 I'm Not a Girl, Not Yet a Woman


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湿地 / アーナルデュル・インドリダソン著 柳沢由実子訳

2013-04-22 22:28:34 | 


評判も良いし面白そうなのでよやくして、半年ぐらいたって回ってきたアイスランド、レイクキャビック舞台のミステリー、ある家で殺人事件が起き、その被害者は実はというお話で、出だしの雰囲気は私はアメリカのTVドラマ、「ツインピークス」を思い出していました。
北欧なので名前にとっつきづらいのですが、とてもオーソドックスな運びでわかりやすく読みやすく上手いという賛辞が適切かとおもいます。

それでは効果的な節ふたつ。

「そこが湿地だということだ」

29ページ後

「その話はすべてが広大な北の湿地のようなものだ」

感想 「湿地」だ。
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雨を見て歩く

2013-04-21 18:15:41 | その他
朝から雨でこんな日は一日、家にいて本を読んだりするかと思うっているとそうじゃない。
もうすぐGWでそこでは遠くにいくので、その手前雨を見て歩くのです。



雨の日は人の出も少なくて、だから街中で葉っぱに向けてカメラを向けていて見咎める人はいないのです。



東京近郊にもまだこんな光景があること自体うれしくてここに来るたびに写真を撮ります。



雨にぬれた緑は今の季節一番美しいかもしれません。(写真はへただけれど)



って、実はもうすぎ旅行にいくので、その前に大好きなところでお寿司を食べておこうとしているだけでした。



なんとお店に待合室ができていて、開店40分前にいたのですがここで待たせてもらいました。ということで春樹を1章読みました。すしの前の村上春樹。



最初に出たしまあじが最高の味でしたがつい手が先にでて写真なし。これもすばらしいトロ。



ウニ



赤いか



星鰈



のど黒

このお店光の具合で絵が赤っぽくなってしまうのですが、味はもう何も言うことがない、3ヶ月ぶりぐらいですが、やっぱりここが一番、次は7月ごろかな。

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