JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

セール2 和食みたいで en blanc et noir / RIK VAN DER LUIJT

2006-09-30 17:29:43 | 聞いてますCDいいと思う
最近ジャケットの絵柄が、アニメチックな家族の車内を描いているものだったり、真っ赤な車が絵柄だったりと、ちょっとJAZZとして引いてしまうアルバムを出ているピアニストです。表に3人のクレジットがあるのでトリオと思って買いましたが、ピアニストにベースが二人で、2曲がダブルベース、3曲がピアノソロです。私最近の2枚のちょっと派手ジャケットを聴いていませんが、そのイメージよりは地味な演奏です。音にあくがなく、フレーズもストレート、素直です。タッチも甘くはありませんがやわらかい感じです。その感じが後半よく伝わってきます。6曲目はソロですが素晴らしい出来ですし、8曲目の“Dolphin Dance"のベースソロと,続くピアノソロなど軽さが軽薄でないところが貴重です。9曲目“My Favorite Things"なども軽やかな(軽薄でない)ピアノソロが聴けます。10曲目のピアノの大変良く感じます。曲を重ねるうちに、素直なおとなしい音が気持ちよくなるのです。最初ドラムが何故ないのと思いますが、最後まで聴いて、この心地よさで納得できました。流れているとすばらしく心地よい音です。しつこい事がなく、ほっとする味がいただける和食のような感じです。JAZZではあまり、ほめ言葉でないか?落ち着く良い音です。

  en blan et noir 7 / ERIK VAN DER LUIJT

Erik van der Luijt piano
Marius Beets bass
Frans van der Hoeven bass

1 My Nan's Gone New
2 Climb every Mountain
3 Black Coffee
4 Wishing upon a Star
5 Amazing Grace
6 Bewitched
7 Black & White
8 Dolphin Dance
9 My Favorite Things
10 Lester Left Town
11 Dear Old Stockholm


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セール1 JAZZの枠じゃなく Jesper Lundgaard Thomas Clausen

2006-09-29 20:45:46 | 聞いたけどCDどちらでも
クリアランスセールということで、一枚550円で買ったアルバムがあります。いいか悪いかわからないのですがそれが楽しいところです。3枚買ったのでまずは1枚目から。
デンマークの著名な作曲家がデューク・エリントンとベースのデュオに触発されて作った作品の演奏です。全20曲がプレデユードかフーガに分かれています。ベースのイエスパー・ルンゴーとピアノのトーマス・クローセンが演奏しています。550円のセール品、一番の期待品です。もちろんこの組み合わせですから、ジャージーな運びを期待したのですが、残念でした。4曲目ぐらいであきらめました。
作曲者はJAZZマンではないのですから、JAZZでは使わないセンテンスや音が結構はいります。JAZZに固執して聴くとつらいものがあります。20曲全てがプレリュードかフーガの形式なので、美しい曲があるのは楽しいです。4曲目、美しいですし、17曲目ベースの弾くメロディーは太く流れて良い曲です
JAZZとしては、楽しみが少ないと思いますが、アルバムの意図はそうではないのでしょう。決して悪いアルバムとは思いません。特に素晴らしいのは録音です。高音域のピアノの音が強く出た時には、ドキッとするような臨場感です。クラシックみたいに聴こえるといえばそれまでですがピアノの音の録音としては驚きます。

Jesper Lundgaard Thomas Clausen
Play the music of Borge Roger Henrichsen

Thomas Clasen piano
Jasper Lundgaard bass

preryude 10
fugue 10
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バロン 次はこの人と思ったが LOVE LETTERS / ROY HAYNES

2006-09-28 21:29:22 | 聞いたけどCDどちらでも
ケニー・バロンとテナーサックスのバラッドプレーの共演が良い感じで好きです。
ベニー・ウォーレスの次に誰と演って欲しいかと思い浮かんだのがこのテナーサックスです。このアルバムで3曲バロンとジョシュア・レッドマンの共演が聴けます。ピアノとテナーのインタープレーは7曲目の“MY SHINNING HOUR"で聴けますが(これはこれで良い)これだけでは満足出来ません。
このアルバム、ヘインズが2つのグループで録音したものです。1つがピアノのバロンにベースがマクブライト、テナーにジョシュアのグループです。もう一つはデヴィット・キコスキのピアノにディヴ・ホランドのベース、ギターのジョン・スコフィールドです。アルバムはR・ヘインズ通してドンシャン叩きます。このドラムにはベースラインのはっきりしたホランドの組み合わせの方が、安定感があります。リズムがより強調されるマクブライトはドラムのドンシャンと相まって低音ラインがどこかに行ってしまう感じになります。そうなるとジョシュアのメロディは生きてきません。落ち着いたバラッドは残念ながらありません。メンバーがすごいだけに残念です。まさかリーダーだけ変えろとはいえませんよね。

Love Letters / Roy Haynes

Roy Haynes    drums
Kenny Barron    piano
Dave Holland    bass
David Kikoski   piano
Chriarian McBride bass
Joshua Redman tenor sax
Jhon Scofield guitar

1 The Best Thing for You
2 That Old Feeling
3 Afro Blue
4 Que Pasa?
5 How Deep Is the Ocean
6 Love Letters
7 My Shinning Hour
8 Stompon'at the Savoy
9 Shader of Senegal 2


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ケニー・バロンの魅力2 THE NEARNESS OF YOU / BENNIE WALLACE

2006-09-27 20:53:36 | 聞いてますCDいいと思う
ケニー・バロンはテナー奏者との競演が大変よいと思います。スタン・ゲッツ、バルネ・ウィランときましたがこのベニー・ウォーレスのアルバムもその線から選らばれたのでしょう。太い音とメロディアスなフレーズを吹くテナー奏者をフォローする力が素晴らしい。丹精な包みこむようなバッキングのハーモニー、ホーンと対等な印象的ソロラインなどで、対するサックスはメロディが浮かびやすいのではないかと思います。
アルバムはドラムレスのウォーレスとバロン、ベースがエディー・ゴメスです。有名な曲が多く、ウォーレスの音を楽しむアルバムになっています。昔、マウント・フジ・ジャズ・フェスティバルでウォーレスがバーチオーソで吹いているのをみて凄いと思いましたが、その線を基本にしています。ベーシストがもっと力強いシングルトーン奏者で合っても良かったかと思います。4曲目“COCKTAILS FOR TWO”ではムラーツとウォーレスとのデュオで、舞台では一番寡黙で動かないベー奏者と、舞台で一番男らしく動けるテナーマンの演奏、カッコよいだろうと目に浮かびます。
ベニー・ウォーレスも個性的ですからたびたび聴きませんが、新しいアルバムがそろそる出るのでしょう。バロンの次の相手のテナーは誰でしょうか。

THE NEARNESS OF YOU / BENNIE WALLACE

BENNIE WALLACE tenor saxophone
KENNY BARRON piano
EDDIE GOMEZ bass

1 COME RAIN OR COME SHINE
2 WILLOW WEEP FOR ME
3 CRAZY HE CALLS ME
4 COCKRALSFOR TWO
5 WHY WAS I BORN
6 THE NEARNESS OF YOU
7 I'M OLD FASHIONED
8 I'VE GROWN ACCUSTMED TO HER FACE
9 SOME OTHER SPRING
10 TIS AUTUMN
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この曲が聴きたい2 WILD DOG OF THE RUWENZORI / Barney Wilen

2006-09-26 21:02:45 | この曲が聴きたい
バルネを聴いていて、ぞっこんになっている曲があります。結構多くの人が同じような事を言っていますから、一般的にもすばらしいと認められる曲でしょう。
このアルバムの1曲目でトラディショナル“ポート・オブ・スペイン・シャッフル”です。ベースのリズムに始まってテナーで口ずさみたくなる旋律をバルネが吹きます。効果的なパーカションにのって、とうとうと吹くメロディーが、聴く心をマッサージします。哀愁を帯びたジャン・マリーのピアノとテナー、テンションが下がらない演奏です。ナイトクラブで歌うスターに女の子がうっとりする感じです。何故か私は、サザン・オールスターズが歌う、エロチックな歌詞が浮かんでくるのです。バルネのサックスの色気がそのまま熱を帯びて、現実とつながってくる(実は非現実でも)感じです。

WILD DOGS OF THE RUWENZORI BARNEY WILEN

Barney Wilen tenor & soprano sax
Alain-Jean Marie piano
Ricard Del-Fra bass
Sangoma Everett drums
Henri Guedon percussion

1 PORT OF SPAIN SHUFFLE
2 OH JOHNNY # 1
3 BY THE LAKE
4 WILD DOGS OF THE RUWENZORI
5 LITTLE LU
6 AUBURN PRIVE
7 POINCIANA
8 PAULINE EXTENDED
9 MAMA INES
10 GRIXY AND SCURT
11 LA DANSE DE MARIES
12 I NEED A MAN
13 OH JOHNNY # 2
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ケニー・バロンの魅力 New York Romance / Barney Wilen

2006-09-25 21:07:17 | 聞いてますCDおすすめ
マイルスのアルバム“死刑台のエレベーター”の“ハイウェーのスリス”でグルービーに流れるテナーサックスがかっこいいと、ずっと思っています。試写を見ながら録音したなどど言われていましたから、なお一層すごいと思っていました。その人が、このバルネ・ウィランです。バルネはMPSから「auto jazz」というアルバムをだしましたが、レーシングカーのエンジン音が入るこれもかっこいいアルバムでした。残念ながら持っていませんが、当時を思い出して今も聴きたいアルバムです。ウィランはその後ずっと忘れていたところ、日本企画で多くのアルバムが出ました。最初から買ったわけでありませんが、一度いいと思って、遡っていったら、ヴィーナスレコードの保有の一番多いプレーヤーになりました。
このアルバムはバルネが27年ぶりにNYへいってアメリカン・リズムと競演したものです。ピアノがケニー・バロン、ベースがアイラ・コールマン、ドラムがルイス・ナシュという強力なリズムです。思う事は、ケニーバロンがSゲッツの“pepletime"でゲッツのパートナーを勤めた事です。バルネもゲッツににてメロディメイクの才人ですので、これ以上ない人選だと聴く前から思えました。そして、それを実証してすばらしいピアノのサポートで、半分はケニー・バロンにお礼を言いたいと思います。

New York Romance / Barney Wilen

Barney Wilen soprano,tener,variton sax
Kenny Barron piano
Ira Colman bass
Lewis Nash drums

1 No Problem
2 Cry Me A River
3 Blues Walk
4 You've Changed
5 You'd Be So Nice To Come Home To
6 Mack The Knife
7 Don't Fence Me In
8 Old Devil Moon
9 I will Say Goodbye
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悪夢の状況 死刑台のエレベーター / MILES DAVIS

2006-09-24 15:42:25 | 聞いてますCDおすすめ




昔LPを買って持ってはいるのだけれど、新しくCDを買いなおしたというものはわずかしか有りません。どうしても、新しいアルバムを重視してしまいます。私が買いなおしたのは、G・バートン2枚、C・ヘイデン1枚、C・ロイド1枚、W・リポート1枚M・デイヴィス2枚、H・シルバー1枚、L・コニッツ1枚の9枚しかありません。
その中の1枚がこのアルバムです。マイルスが1957年パリでルイ・マルの映画“死刑台のエレベーター”のために録音したアルバムです。時々とても聞きたくなるのでCDにしました。もちろんLPが出た時分は生まれてはいましたが、JAZZを聞いてはいませんでしたから、後から買ったものです。昔買ったジャケットはこちらです。






中学の頃毎日曜日、TV番組で“日曜洋画劇場”という番組を楽しんでいましたが(今でも有るのでしょうが、全然見ない)この“死刑台のエレベーター”もそこで見ました。という事は、ジャンヌ・モローも日本語でしゃべっていたのでしょうね。悪い事をして(それも殺人)逃げる途中エレベーターに閉じ込められてしまう状況がメインの映画でした。このような考えられないような状況は、少年の私に、悪い事をしてはいけない、悪い事をすると、後でとんでもない事がおきると教えたのでありました。そこまでではないか。この映画ということではありませんが悪夢を見る事があります。悪夢の状況っていうのは、恐ろしく奇怪な事あいますよね。
マイルスのこのアルバムは皆さん充分ご存知でしょうから、内容はともかく、私にとって、深く心に刻まれた、心にしみるサウンドであります。

死刑台のエレベーター / MILES DAVIS

MILES DAVIS tp
Barnrey Wilen ts
Rene Urtreger p
Pierre Michhelot b
Kenny Clarke ds

曲目 コンプリート 26曲なので略


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2色のゆくえ METHENY MEHLDAU

2006-09-23 15:51:32 | 聞いてますCDおすすめ
メルドーのアルバムを買わなくなってからしばらくたちました。最後が“LZRGO"
でした。これは良いアルバムでしたが、それまでに微妙に感受性がずれていました。しかし今度のアルバムは聴かないわけにはいかないですね。メセニーとメルドーが6:4ぐらいの強さに感じますが、耳はメルドーのピアノを追っかけてしまいます。3曲目、8曲目のメルドーのソロがすばらしいですね。10曲目の静かな雰囲気も好きです。少し時間を置いて聴くと6曲目メセニーのなんと美しいことか。奥が深いアルバムです。アルバムを聴きながらケースを見ています。メセニーの白い文字とメルドーの青文字。外カバーをはずせば白と青が融合してブルー一つになります。グラデーションがかかって、ただの一色でなく混ざり合っている事が解ります。ケースを裏返せば2色がはっきり分かれ、それぞれの曲が解ります。という順番にケースを見ましょう。内容はもう2人の個性、2色の変化(へんげ)そのものがただすばらしいと言うしか有りません。内容について多くは必要なく、ただ浸るだけです。
これを買うのに、ちょうど渋谷HMVがセールで輸入盤3枚以上20%オフでしたので、いつものタワーレコードより先に行きました。ちょうどいい機会なので、良いのは解かり切っているのに、そのせいで後回しになっていたアルバムをあわせてゲットしました。

THE CHRISTIAN JACOB TRIO / Contradictions
BILL Mays Trio / going home
ANDREA POZZA Trio / INTRODUCING

4枚で20%得をしたのでJAZZ批評9月号のピアノトリオ特集で欲しいものを求めてタワーレコードへ行き、欲しいものを1枚見つけました。渋谷HMVを真中にデスクユニオン渋谷とタワーレコードが50mぐらいで左右にあるのです。たまっているポイントを使うのには3,000円以上なのでもう一枚と思って探していると、クリアランスセールと言うのがありました。なんと1枚550円。鷲掴みにして帰ろうかと思いましたが(うそ)3枚選びましてレジへ。ポイント使って支払は800円でした。さて今日8枚ゲットしたアルバムに支払ったのはいくらでしょうか。一枚550円のアルバムはこれです。いいか悪いかはこれからです。
 
Jesper Lundgaard Thomas Clausen / Play The music of Borge Roger Henrichsen
確かベースは解るしピアノも聴いた事がある

Erik Van Der Luijt / En Blance Et Noir
聴いた名だけどと思って買ったけど最近、一家族が車で出かけるイラストとか、真っ赤な車のイラストとかがジャケットのアルバムを出している人でした。

Christoph Dangelmaier Trio / TIME REMEMBERED
少し前まで並んでいたのを覚えています。ドイツのベースがリーダーですがピアノは韓国の女性です。

せっかくのメセニー、メルドーの美しい色が,けち臭くなってしまいました。申し訳ありません。もう一度聞き直してくださいね。

METHNY MEHLDAU

Pat Metheny guitar
Brad Mehldau piano

1 Unrequited
2 Ahmid-6
3 Summer Day
4 Ring of Life
5 Legend
6 Fnd Me in You Dreams
7 Say the Brother's Name
8 Bachelors Ⅲ
9 Annie's bBittersweet Cake
10 Make Peace
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今は片面付き合います STEVE LACY / THE FOREST AND THE ZOO

2006-09-22 21:48:36 | 聞いてますCDいいと思う
古いLPで軽いアルバムを聴いていますが、こんなものも昔はきいていました。今聴いても演奏の感じは色あせていません。当時ソプラノ・サックスといえばこの人しかいませんでした。コルトレーンといえばテナーでした。ESPといえばアバンギャルドということでしたが、このアルバムは前衛の形態をとりながら、ジャケットにあるように象徴画のようなアルバムでした。tpのENRICO RAVAは最近ヴィーナスでアルバムを出していますが、私はこのアルバムの印象が強くて以後全然聴いていません。FORESUTとTHE ZOOをA,B2面で演っていますが、今の私両面はつらいです。この演奏今ライブで見たらすごいと思いますが、今では片面付き合います。

STEVE LACY / THE FOREST AND THE ZOO

STEVE LACY ss
ENRICO RAVA tp
JOHNNY DYANI bass
LOUIS T MOHOLO drumS

1 FORESUT
2 ZOO

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バルカン・チック  XENOPHONA / BOJAN Z

2006-09-21 22:02:08 | 聞いてますCDいいと思う
知らないピアニストですが、評判がよさそうなので買いました。最初に聞いたときは、戸惑わされたアルバムです。小冊子が付いていますが、読むのはちょっと面倒になるほどで、実際ほとんど読みません。フランス在のピアニストでアンリ・テキシエのところにいたという事は解りました。最初は攻撃的な音づくりだと、戸惑いましたが、何度か挑戦しているのです。1曲目抑制されたベースとドラムに対し考え抜かれたピアノソロです。リズムの抑制はアルバムを通して続きます。2曲目、チック・コリアの出現を思い出されるような、よく構成されたピアノソロですが、構成されすぎの感がありました。3曲目変調させたシンセ、XENOPHONEをどのように感じるかになりますが、バルカン調のメロディにはマッチしているように感じます。というよりか、プログレッシブ・ロックとして(私は素人ですが)ギター弦で大きく調子をいじるのと同じだと思えば、あわてることなく、しっくりきます。4曲目、5曲目とフェンダー・ローズやピアノの使い方がチック・コリアの影響を強く感じます。構成をしっかりして、欲しい音色が考えこまれています。メロディがバルカン調というところは、チックにはないので、これはバルカン・チックであります。7曲目は一変ミシシッピー・ブルースですが、そのものとして聴けば楽しい曲になりました。
一生懸命作られた感じのする、それなりに楽しめるアルバムと思うようになりましたが、ジャージーな部分では、ベース、ドラムの主張がもっとあってもよいと思いました。音をいじくる事が好きな人は良いかも知れません。私は結構好きです。

  XENOPHONIA / BOJAN Z

BOJAN ZULFIKARPASIC PIANO,FENDER RHODES,XENOPHONE
REMI VIGNOLO BASS
ARI HOENIG DRUMS 2,3,4,8,10
BEN PEROWSKY DRUMS 1,5,6,7,9

1 ULAZ
2 ZEVEN
3 WHEELS
4 BIGGUS D
5 ASHES TO AHHES
6 PENDANT CE TEMPS,CHEZ LE GENERAL...
7 XENOS BLUES
8 THE MOHICAN AND THE GREAT SPIRIT
9 CD-ROM
10 IZLAZ
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