JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

現役ピアニスト名鑑5 リストを見ながら考えます。

2011-02-28 22:15:38 | 現役ピアニスト名鑑

リストにとりあえず100名を並べましたが、並べ替えなんかしてあそんでいます。

10名の方の生まれ年がわからないのですが、その方以外の90名を年齢順に並べ替えました。

そのあと名古屋で素敵なカフェ「Naldis」と「カフェでジャズを聴きながら」というblogで主にピアノ・アルバムを紹介されている方から情報をいただきました。(思った通りですがありがたい。)

2名の生まれ年が解ったので現在92名、年代順に並び替えてみました。

まずは分布ですが、20代6名、30代22名、40代38名、50代12名、60代が8名、70代6名で92名でした。

10代は生意気で入れないなんて思いませんが、いい年のこちらの心に響くのは最低20歳は超えているのです。

で分布を見ると、ウームと声がでるほど現代の働き盛り分布と同じようで、皆さんがばっているのです。

30台がしっかりいるのがとてもうれしい限りです。

この分布を見ているとこれからのJAZZ・ピアノの情報収集戦略としては、30代を中心に押さえながら、20代の新人をチェックすること、40代で渋く残る人をマークする、となりますがそんな聴き方はもちろんしません。

真摯な音楽は素晴らしく、それはお年を関係なく伝わってくるのです。(でも分布の現実味はあります。)

さてリストを眺めれば、もちろん気になるピアニストですから記事にしています。記事にしていない人が6名、

ジェイソン・モラン、ジョン・メデスキー、ラリー・ゴールディングス、マーカス・ロバーツ、マルグリュー・ミラー、ビーター・ビーツの6名のかたでした。

ジェイソン・モランは新しいトリオのアルバム持っていますが記事にしていなしし、ラリー・ゴールディングスさんは良くあうのですがベストに出会ってない感じです。ピーター・ビーツさんも上手いと思うのですが余り聴いていません。他の3人も上手いというので残っていますが、私の気になる度では低くなるのです。

再度検討してジェイソン・モランさん、ジョン・メデスキーさん、マーカス・ロバーツさん、マルグリュー・ミラーさんには外れてもらうことにしました。(サッカー日本代表のカズと北澤を思い出しますが、気を悪くしないように)

おっと大西順子も記事にしていませんでした。最新作を持っていますが、ちょっと私のラインと違って記事に出来ていません。
一度は外れているけれどけれどやはり私的には復活して欲しい人がいるからこうしました。

まずは最新トリオアルバムがいまひとつだった、ジャン・ピエール・コモさん、キラキラ転がるようなフレーズが次で復活するのでしょうか。デビュー作は素晴らしかったのに、その後どうもグッとこないアンドレア・ポッザさん、こちらもコンスタントに新しいアルバムがでるので、いつかまた吃驚するでしょう。山下洋輔さんも今月ストリングス入りのニューヨークトリオが出ます。これ欲しくなったので、やはり気になる現役ピアニストです。最後に異論もあるでしょうが、知り合いにもなっている日本の外安樹子さん、この人の曲はすばらしい、チョット特別枠みたいに入れていただきましょう。

これで再度の100人になりました。

 

 

さあ、そろそろ潮時でしょうか。

選んだピアニストにはこれ一枚とかつけたいのですが、そうすると公開が大変になるし、考えどころです。

 

 

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スミマセン、言い訳ばかりでスミマセン。

2011-02-27 20:54:56 | その他

昨日はこちらの誕生日のお祝いもしていないからと息子1から会いましょうということになりました。
場所は息子が用事のある銀座、その用事も面白そうなのでのぞきに行きました。
そこに行く前に前からお気に入りのこんなお店に行きました。




遊びに出かけるときに着るコートが前からなかなか見つからなかったのです。銀座に着いたら先に出かけたオクサンから良いのがあるということでこのお店に行ったわけです。
このお店の品はスペインのデザイナーの作品でお安い、で尚且つバーゲンでそれが安くなっているのです。

なかなか良いと思いながら、息子ともう一方いる場所に合流して衣装選びを見学、私も良いと思うものを選んで一安心です。
食事の前にさっきのお店にもどってコートを買いました。私の後に別の人がやはり見て考えますと出て行ったそうで、セーフで先に手に入れました。スミマセン、品物とお値段は食事のあちで。

歩いてすぐの所にあるイタリアンにいきました。
我が家流レストランでの食事の仕方、いろいろな種類を頼んでお皿をどんどん回していただきます。見た目はよろしくありませんが、あまり格式ばったところにはいかないので許してください、スミマセン。

人数が増えて品数が多くなり、それを写真に撮るのも決め事みたいになって、テーブルでデジカメが一回りします、お店の方スミマセン。



国産牛の赤ワイン漬けカルパッチョ



白アスパラのサラダ、ソースは卵を濃厚にしたもの

 



牡蠣のバター焼きとバーニャカウダ



ツブ貝とマシュルームのガーリック風味



生クリームを使わない“本当のカルボナーラ”



玄挽十割蕎麦のパスタ・ピッゾッケリ、チーズと焦がしガーリックバター風味



活オマールエビのタリェリーニ


三元豚のソテー



和牛ほほ肉と豚足の縮緬キャベツ戸包み



ウサギのチヴェ、野兎料理風



鴨胸肉のロースト、サルミソース



フルーツの自家製シャーベットとカタラーナ



フィオレンツァ風和栗のモンテビアンコ

写真が多くてスミマセン、それもピンボケ、スミマセン。
ちょっと量が多くて、最後ワインが足りなくなってグラスを追加しました、スミマセン。

実は食事の時に息子1からポロシャツのプレゼントをもらって、その前には息子2からはマフラーをもらっていたので、あわせて写真にとって見ました。



でこのコート、丈もしっかりあってとても軽い(皮でありません、自宅で選択できます。)お値段は定価で
¥34,000ぐらいで30%オフ、¥24,000ぐらいでした。(とてもその値段にはみえない。)スミマセン。

新しいCDを結構買っていますが、記事にしていません。スミマセン。
古いものもなかなか素敵なアルバムがあって結構続けざまに聴いています。

なんだかいいものもらって、おいしいもの食べて、ずるいみたいでスミマセン。




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現役ピアニスト名鑑 4 「あした来る人」

2011-02-25 22:31:25 | 現役ピアニスト名鑑

 

この一連の記事を書きながらチェックのためにいくつかの雑誌を見直しています。ジャズ批評の「ピアノ・トリオ・inヨーロッパ」とか「ピアノ・トリオ・vol.4」やSJ誌の「ピアノ・トリオ特集」などです。

データとか、抜けがないかとか見ているわけです。

ジャズ批評の200811月に発売された「ピアノ・トリオ vol.4」という雑誌に私の投稿記事が載っています。

それを改めて省みますが、5人のピアニストのアルバムをこのとき選んでいました。

記事の締め切りが20088月頃だったでから2年半ぐらい前でしょうか。

自慢みたいになってしまいますが、とても気に入っている記事なので、横道にそれますが転記したくなりました。

記事の題は「明日来る人」です。

 

「明日来る人」

 

井上靖の小説に「あした来る人」というものがありました。話の筋はすこし入り組んでいますが、本当の姿勢を、あしたに現していく人々の物語です。

毎年たくさんのJAZZピアニストに出会いますが、ピアノ・スタイルを完成させて、きっと明日には素敵な派にストになるだろうと思う人がいます。ピアノ・トリオの新譜ということで選んでいたら、そのような人が集まりました。

まず①Martin Bejeranoの「evolution/revolution」進化と革命というタイトルです。進化は時間の流れも伴う適応の変化であり、革命は変化の爆発的な圧縮による展開、と説明されます。このアルバム、1曲目の進化、最後の曲の革命をBluesというアイテムで繋いだ太い流れと大きなポイントを感じるアルバムです。

次はMichele Cacallaeが率いる“Chat Noir”黒猫というグループのアルバム。哀愁を持った美旋律は、安定した実力を感じます。

3枚目はW・ショーター“Footprints”のテーマを大胆に使ったロシア出身のピアニスト、Evgeny Lebedevのアルバムです。

驚異的なテクニックはミステリアスまで感じます。

そして最後は日本のピアニスト、ハクエイ・キムの3枚目のアルバムです。オーストラリアでJAZZを学んだ朋友を従えての演奏はとても潔く、高く飛翔します。30才の半ばに満たないピアニストが才能を素直に開花して、あいたはJAZZの真ん中(最中)にいうように思います。

 

というの、恥ずかしながら再度掲載させていただいたのは、ここの揚げた5人を、今も現役ピアニストの一番気になる人々だとおもったからなのです。

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現役ピアニスト名鑑 3 解らないところがある

2011-02-24 22:50:40 | 現役ピアニスト名鑑

せっかくリストにしたのだから、お国とかお年とかわかるようにしておきましょうというので、エスセルの表に出身国とか、生まれ年とかの欄を作りました。

 

名前をどのように読んだら良いのか解らない人や、生まれた年が解らない人が出てきました。

呼び方が解らないのは3名の方、Artur Dutkiewiczさんはポーランドのピアニストで最近ではジミヘンのカヴァーをした人で3枚アルバムを持っています。

もう1人はCavallari MicheleさんでChat Noirのピアニストこちらも3枚持ってます。

あと1人はLaurent Assoulenさんでフランスの方1枚しか聴いたことないけれど、そのアルバムに驚きました。

生まれた年がわからないので現在年齢がはっきりしない人、こちらは10名いるので箇条書きにします。

Cavallari MicheleDave PeckHelge LienLaurent AssoulenMartin BejeranoMartin TingvallPeter RosendalPiter de GraafPiotr WylezolZoltan Olah、の10名でした。

ご親切な方が結構いるもので、完成時には誰かが教えてくれると思っています。

リストはエクセルにしているので、項目と他に“アルバムこの一枚”とか、“記事にした日付”とか“記事の題”なんかも入れたくなりましたが、そうするとかなり大変かな。

公開も出来なくなるかも知れませんね。

そんな思考錯誤を続けます。

 

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現役ピアニスト名鑑 2 残り1枠だけど決めません

2011-02-23 22:27:54 | 現役ピアニスト名鑑

続きです。

もう一度考えてB・チャーラップやC・ダール、佐藤允彦を加えたら81名になりました。

あと19名を選ぶのですが、まずは一般的なピアニストを眺めておこうというわけでウイキペディアでジャズ・ピアニストを検索すれば、全部で572名載っています。
私の選んでいるのはまずは現役のピアニスト、ですからリストの572名から亡くなっている人160名は除外します。
そしてそれ以外、驚くようなアルバムの出会いが予想される人を選びたいので、ご尊名でもD・ブルーベックやB・ハリスは失礼します。それでも今も若々しい71歳のM・ノックは入っています。 

うっかり忘れていたけどこれは絶対のJ・テラソンや、どうしようか悩んだC・コリアはここで加えて現在96名たぶん私のCDの棚を一通りみたら4名ぐらい加わりそうです。 

再度検討してEdouard Ferletartur dutkiewiczNajponkIvan PaduartChano dominguesPeter NordahlJason MoranAlan Broubentの8名をくわえたので、K・ドリューJrやD・フリードマンや山下洋輔さんに降りてもらいました。

一名の枠が残りましたかのでそこに誰を入れたらいいか、このお休みの課題でしたが結論が出ません。
ミリアム・アルターは作曲者とすればいいけれど、アンドレ・ポッザを入れていないし、ジャン・
ピエール・コモも最近の感じで選んでなく、もう1人マッコイ・タイナーも選んでいません。
マッコイをどうするかとなると強力圧力がかかりそうです。(強力な推薦人を知っています。)

現在73歳でどうかなと思いますが、私にとっても重要度が高いピアニストです。
えらべば最高齢になりますが、同じ歳のステーブ・キューンを選んでいるし、いっそそちらの方も降りていただいて、コモとポッザを選んだほうが良い間も知れません。

ここら辺が最終選考の辛いところですか、マラソンの代表選ぶ方の大変さがわかりました。

ということで、マッコイをとりあえず選んでおいて、決めないでおきましょう。

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現役ピアニスト名鑑 1

2011-02-22 23:08:44 | 現役ピアニスト名鑑

このピアノは凄いなと気になるピアニストが何人かいますが、時々フォローを忘れていて、たとえばショップで出あったり、blog仲間の記事をみて吃驚することがあります。

先日もTigran Hamasyan(p)のアルバムをノーマークにしていましたので慌ててしまいました。

別に大きな損害があるわけでも、お叱りを受けるわけでもありませんが、自分としてはチョットまずい、そんなのでフォローするピアニストを書き出して忘れないよう整理しようかと,フォローすべきピアニストのリストを作ることにしました。

Hakuei Kim から書き始めて二十数名かと思っていたら、すぐに三十人は超えてしまいました。
気になるピアニストでリストしたら、こんなに多くなるとは驚いてしまいましたが、一度その人たちはしっかりリストアップしておいたほうが良いかと感じます。

そんなことでリストアップ始めて、現役の気になる100人を選んでみたいと思います。
選考の過程を含めて良いリストが出来たら良いかとおもいますので、何回かに分けて書いていきます。

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人生に残せるもの ONLY A MEMORY / MITCHEL FORMAN

2011-02-20 18:00:23 | 聞いてますCDおすすめ

 

もっと人気が出てほしいピアニストがいます。ずっと好きですが新しいアルバムがなかなか出ません。
このアルバムは1982年の録音で、デビュー後数年のピアノソロ、すべてフォアマンのオリジナルです。
1曲目、長い曲名を聴き始めると、数音からフォアマンが語りかけてくるような、とてもやさしい気持ちになるのです。

天気の悪い日曜日、オクサンと二人でDVDを見ました。日本タイトルが「新しい人生のはじめかた」というもので、ダスティ・ホフマン主演、話はたわいないもので、人生にぶきっちょな二人が新しい人生を見つけるという話。

内容は調べてもらうとして、落ち目のCM音楽作曲家が本当になりたかったのはジャズ・ピアニスト、冒頭のシーンは作曲途中のピアノのソロ場面です。とてもきれいなジャズ風の曲ですが(一瞬身構えます)、数小節まで行くとうまく先が続きません。
この曲が後半の場面で完成するのですが(そこが見せ場です)、なかなか美しい曲です。

でその後このフォアマンを聴いているのです。ですから、そんな気持ちをひっぱって、自分の人生を考えてしまいます。
アルバムの方はとにかく素晴らしいソロ、5曲がすべてつなっがっているようで、ひとつひとつ感想を書く必要はありません。とにかくこころにしっとりとした余韻を作っていく演奏が続きます。
映画の主人公、ジャズ・ピアニストにはなれなくて、作る曲も時代とそぐわなくなって来た音楽家、でも映画の後半で最後まで曲がつながります。
この1曲がきっとこの人の人生に残っていくのでしょう。最近のフォアマンにはなかなか出会えませんが若い時ののみずみずしい感性といぶきが伝わってきます。23年たっても演奏にはありありとその感じがあること、ミュージシャンってうらやましいと思います。

映画の英語のタイトルは「Last chance Harvey」でそちらのほうがぴったり合っています。

このアルバムのフォアマンのピアノソロは素晴らしいですので、探してみて下さい。
ちなみに同じような雰囲気のソロが2曲、Mitchel Formanのサイトで、フリーで聴くことが出来ます。(サイト貼り付けたいのですが、gooのデザインがかわってどうしたらよいか解りません。)
曲名は“A Deeper Dream”“gorgeous”で聴いてみてください。
このアルバムの雰囲気が解ります。 

ONLY A MEMORY  /  MITCHEL FORMAN

MITCHEL FORMAN  piano

1 ANYWAY? WHAT DID YOU THINK IT WAS THAT NEEDED TO BE LOVED    
2 KNOW THE POLICE NOW YOU SEE IT    
3 YOU DON'T    
4 RAMONA'S FANTASY    
5 REPLEASE    
6 ONLY A MEMORY
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女性に惑った訳ではありません Covers / Steve Dobrogosz

2011-02-19 21:04:24 | 聞いてますCDいいと思う

 

Steve dobrogoszというピアニストがビートルズの曲をソロで演奏したものがとても良かった。

疲れた心にやさしく音を響かせてくれたアルバムだったけど、その後でたエルトン・ジョンのカバーアルバムは、私が曲をよく知らないのと、エルトンとビートルズの曲風の差がでてあまり面白い出来ではありませんでした。
そこでこの人とは終わりになるはずでしたが、ショップで女性ヴォーカルのバックをしながら、そのシンガーを押しているのをみて、試聴しました。

1曲目だけ聴いていいかもと拾いました。ピアノのアルペジオににせたシューベルトの“アヴェ・マリア”で、これをラテン語で歌うので、とてもやわらかく清楚に聞えて、これにいかれてしまいました。
レインボーでコングスハウスというのも惹かれました。
2曲目がジョン・レノンの曲、このピアニスト、ビートルズ関係は本当にうましい。
この女性、決して悪くはないのでしょうが、うまいともいえません。気に入らないところを探したら、ピッチのあまい所とか、声の出したかたの品とか、気になりますが、大きなスピーカーで聞きなおすと、決して悪いシンガーでない、後は好みの域、息ずかいが伝わるこの歌い方、好きな方はきっと多くいると思います。
4曲目がその声の出し方、ピッチが気になるニール・ヤングの曲です。でもまあいいか。
10曲目の“A song for you”もなかなか懐かしくていいかも知れません。
続く2曲が歌手のアンナ・クルストッフェションの曲で12曲目はなかなか聞かせていいのだけれど、最後の日本語の曲はどうかなと思う。なんだか日本市場を意識しすぎていただけない。
そのような誘惑はいけません。

女性に声をかけられて、付いて行っちゃう年ではありませんが、年に1度買うか買わない女性ヴォーカルものなんか買うと、それだけで惑わされたのかと、惑ったわけではありませんが、なぜかやましい、思い切って記事にしました。 

Covers / Steve Dobrogosz  Anna Christtofferssoon 

Steve Dobrogosz  piano

Anna Christtofferssoon  vocal

1. アヴェ・マリア
2. ジェラス・ガイ
3. ウー・チャイルド
4. ライク・ア・ハリケーン
5. 素顔のままで
6 . アイ・ハヴ・ナッシング
7. スルー・ザ・モーニング、スルー・ザ・ナイト
8. サムウェア
9. 悲しいうわさ
10. ア・ソング・フォー・ユー
11. ディグ・ミー・ア・グレイヴ
12. オール・アラウンド
13. 秋風に

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コメダの飛翔 NBS Trio plays KOMEDA

2011-02-17 22:00:04 | 聞いてますCDおすすめ


試聴できるピアノ・トリオの新しいアルバムで知らない人だと思いながら2枚聴いてこちらに即決しました。
このピアニストを検索すると、なんと私のblog記事が出てきました。随分前にこの人の作品を記事にしていたのです。(このようなこと既に何回かあります。)前作「soul station」はナッシング・バット・スィングというバンド名そのままの軽快な演奏で、その軽やかさから「トンボの飛翔」という題を付けて記事にしていました。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20070126

このグループ、リトアニアのピアノトリオですが、今作ではお隣ポーランドのクシュトフ・コメダの作品集で、前作のイメージと随分変わっています。

1曲目、ドラムスのフリーなリズムがらスタートするのでまず驚きます。ピアノが入って僅かにテーマがわかる程度でフプロローグでしょうか。
2曲目が短いピアノソロ。
3曲目、ここでようやくイン・リズム、ピアノのモダンなフレーズが織られていくとべーすそろ、チョット高音域の伸びが無いけど、でも悪くない、曲自体はシンプル・アコーステック・トリオなどで聴いたものがおおいのですが、良く覚えていません。インプロヴィゼーションを追求している感じです。
4曲目、憂いを含んだピアノのテーマからベースソロ、こちらは低音が効いて凄く良い。このピアニストも昨日のドイツのTim Allhoffに似て、アドリブの流れをしっかり追って、ピアノの音とタッチが良い、最近の流行なのでしょうか。
5曲目が短いベースソロ、6曲目しっとりしたピアノのメロディはダークにはならず軽やかさが漂います。
7曲目もコメダの有名曲、軽やかにスウィングはコメダの感じより(私の感じだけれども)ずっと透明でシャープにした演奏、トリオの個性が現れます。
9曲目、探るようなハーモニーからフレーズが見つかると、追って自由に飛ン出いるようで、コメダのメロディが飛翔するのです。
10曲目、ベースのこれも低くメロディアスなソロが曲を引き締めて、その後のピアノがミステリアスなメロディに聞こえます。

特別コメダを追っかけているわけではないので良く解りませんが、コメダのテーマを使って、アドリブ・フレーズを追い求めるピアノですから、聴く方もわくわくするピアノ・アルバムなのでした。



NBS TRIO plays KOMEDA

Klaudius Kovac(p)
Roberrt Ragan(b)
Peter Solarik(ds)

1. Kattorona
2. Interlude I
3. Typish Jazz
4. Kolysanka - Lullaby
5. Interlude II
6. Ballad For Bernt
7. My Ballad
8. Rosemary's Baby
9. Moment Musical
10. Szara Koleda/ Grey Carol


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群青で線を引く Prelude / Tim Allhoff

2011-02-16 22:58:09 | 聞いてますCDおすすめ




昨年出た時には仕入れなかったアルバムが、そろそろ中古屋さんで会うようになって、気になるので仕入れると、それが正解なので気を良くしています。
このTim Allhoffさんはドイツのピアニストだそうですが、まるで知りません。
Blog仲間のクリスさんが褒めているので、これは間違いない、聴きたくなって拾いました。
このトリオのコンセプト、聴いているとトライソニークをチョット思わせるピアノとリズムが一体となって、アドリブをぐいぐいと推し進めていく感じです。

1曲目ドラムスのリズムとピアノのリズムが協調してこれとても今風な始まりなのです。ドラムスとベースの安定したビートにピアノがラインを作るのですが、とてもモダンなメロディとリズムが組み合わされるところ、まさに今JAZZを演奏しているという感じです。

結構ここのところ驚くピアニストに出会っていますが、どのピアニストもインプロに研ぎ澄まされえたようなフレーズを演って、これがこれからのJAZZの勢いだと思います。

2曲目、ビートの変化がとて気持ちよい、4ビートが今のJAZZではこのようになる、このように4ビートをストレートに演奏できること、これは気持ちがよいことで、ですからドラムスのソロが用意されるのでしょう。

3曲目、ベースのソロを挟んだテーマは歌心あるフレーズで、曲の流れもその歌心が続いていて、このピアニストの個性はここら辺だと思います。ピアノとベースが並んで語りかけるフレーズはインプロの本質ですから、ここが楽しいと思うところでしょう。

4曲目のテーマのでだし、とてもセンシィヴ、このようなうまさを持った人少ないと思います。

5曲目もフレーズが流れるように続いて、同じく6曲目でもそれを感じるので、この人も注目の人となりそうです。

ハクエイのアルバムから、ここのところぐいぐいとフレーズを引っ張る力強いピアノが続いているようです。しかし同じようにその中に繊細な部分があって、色がとても美しく映えるのです。

8曲目の陰影ある色合いも素晴らしい。濃い色でしっかりと線が引かれあているようで、深い群青の色で線を描いているような、気持くはっきりとしたピアノです。

最後が“Don’t explain”べたになりそうな曲をモダンにしっとりと、さっぱりした青い線もなかなかいいのではないでしょうか。

Prelude  /  Tim Allhoff

Tim Allhoff(p)
Andreas Kurz(b)
Bastian Jutte(ds)

2008年11月17&18日ドイツ-ミュンヘンのRealistic Sound Studios録音

1. Winzigwinzigklein
2. Long Ago And Far Away
3. Don't Speak
4. Ikkakuju
5. Heimweh
6. Serenade For A Weeping Willow
7. Ohne Titel
8. Waltz For Kate Austen
9. Song For Mrs. Jonathan Brisby
10. Don't Explain

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