JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

出会が遅かった I FALL IN LOVE TOO EASILY / LARRY WILLIS

2023-01-31 20:46:20 | 聞いてますCDおすすめ


棚から古いCDを持ってきて聞いた。



スペインのベーシストで、Miguel Chastangという人のアルバム。この人のアルバムも結構よかったのだけれど、昨年70歳でなくなったようだ。今回聞いているのがこちらのアルバムでこれも良い。聞いていてピアノが良いので誰かと思ったら、Larry Willisという人だった。早速サブスクできいてみたら素敵なのがあったので注文したのが今回のアルバム。

この方も2019年に76歳で亡くなっていた。1枚この人のアルバムを持っていたような気がしたけれど、なかったからきちんと聞くのは今回が初めて。この人、ジャッキー・マクリーンのところからスタートして、ロックバンドのBSTのところでも7年弾いていたらしい。
このアルバムは、この人のラスト・アルバム、亡くなる1か月前2019年9月の録音。

1曲目、ペットとアルトのクインテットで軽快なバップという感じでもちろん難しいジャズにしない。Jeremy Peltのぺっとのソロが良いし、Victor Lewisのドラムスもとてもうまいタイミングで音を入れる。ローレンス・ウィリスのために各プレーヤーの気遣いが伝わる演奏という感じ。
2曲目ウイリスのソロが素晴らしい、ここから1か月でなくなるなんて信じられない、生き生きとした演奏。アルトのJoe Fordという人はウイリスと過去に共演が多かったそうで、やはり力の入ったソロを聞かせる。
3曲目はピアノ・トリオでベースのBlake Meister のソロのあと落ち着いたバラッド、このピアニスト、ゆったりしたバラッド・プレーがとても美しいフレーズになる。
4曲目クインテットは消しって2019年のナウでなないのかもしれないけれどそこはかとないこの時代でも今というような新鮮な雰囲気だ。
5曲目アルトが抜けたカルテットでのバラッド、この達人みたいなピアニストがいう”The Meaning of the Blues”というのがぴったりで、これを聴いてアルバムを注文した。
6曲目はトリオ演奏、この人余韻の残し方もうまいと思う。だから聞いていてうまいのだけれど、たぶんごり押しして前に出るようなタイプではなかったのだろうな。
7曲目は再びすべてが揃って”Climax”でまるでライヴ会場にいる感じもするエンディングの感じ。
そしてアンコールと思われるのが Willisのピアノ・ソロ。
”I Fall in Love Too Easily”でこれは、きっとこのピアニストが最後の残しておきたいような、語りの演奏のようで、ある意味悟りのような伝承の演奏になっている。

ということで素敵なピアノなんだけれど、出会うのが遅かった。良いものにちょっと遅れても出会えりことは素晴らしい。これでいいやじゃなくて、もう一枚げんきな時を聴いても良いなと、もう一つ頼んでみました

I FALL IN LOVE TOO EASILY / LARRY WILLIS

Larry Willis (p),
Jeremy Pelt (tp-tracks 1, 2, 4, 5 & 7),
Joe Ford (as-except tracks 5 & 8)
Blake Meister (b-except track 8)
Victor Lewis (ds-except track 8)
Engineered and mixed by Maureen Sickler
Recorded at Van Gelder Recording Studio, Englewood Cliffs, NJ, on September 5, 2019

1. Today’s Nights
2. Heavy Blue
3. Anna
4. Habiba
5. The Meaning of the Blues
6. Let’s Play
7. Climax
8. I Fall in Love Too Easily
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現代アート展示室 The Embalmer / Matthew Bourne Emil Karsen

2023-01-29 17:37:36 | 聞いてますCDいいと思う


大分前だけれどジャケ買いをしたら「もしかして」この人大化けするんじゃないかというピアニストと出会った。その人がMatthew Bourneというピアニストで、何枚か追っかけた。大化けはしなくって忘れていたけれど、サブスクで差が咲いたら新しいアルバムがあったので注文した。
Emil Karsenというドラマーとのデュオ作品。久しぶりに「MONTAUK VARIATIONS」から聞いてみた。前衛の分野に入るけれども、記憶以上に静謐な感じを持った。音を実に大切にする人という感じ。このアルバムを買った頃は、私もまだチェロをやってなかったから思わなかったけれど、学校で第二楽器とそてチェロを選んでいたのでないだろうか、チェロもすごく音を大切にする。
と前置きが長くなったけれど、今度の作品が大きく変わったということはない。やはり区分としては前衛に入るだろう。1曲目聞き始めるとこれっ完全インプロでの録音じゃないだろうか。テーマもあまりはっきりとないままドラムスとピアノが反応しあって方向が出来ていく感じ。後半結構感じよく弾けてくれる。
2曲目も途切れなく、1曲目のリズムを引き継いでドラムスがつづけると、ピアノは鍵盤ではないところを叩いての勝負、最後は両方叩いているか。
3曲目でピアノがアルペジオで弾き初めてと、ここはテーマが出来てのインプロ。探っているような感じだから譜面はないだろう。意外と淡々と曲は進行する。
写真から見ると、コロナ状況で自宅で録音したのではないだろうか。



そういえば、前作のピアノ・ソロ・アルバムもヨークシャーの自宅で録音していた。なんというタイトルのアルバムなのか、いまだ謎。



4曲目そのピアノが熱量をあげてのインプロ、リズムが出来てのJAZZ度が上がった曲。ドラム・ソロ状態から5曲目に突入、激流状態から再びドラム・ソロにかえって、最終曲。
昔、フリーっていうと、疲れるところがあったけれど、これはつかれない、なんか現代アート展で美術館を40分ぐらい歩いた感じ。
一番難しいとおもったのは、このアルバム・タイトル「The Embalmer」。「遺体整復師」っていうんだからわからない。

The Embalmer / Matthew Bourne Emil Ksrlsen

Matthew Bourne piano
Emil Karsen drums

Clench (10:39)
Snuff (5:31)
Prick (12:55)
Fool (3:14)
Chalk (7:41)
The Embalmer (4:06)

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珈琲乃酒

2023-01-27 20:26:38 | その他
毎日のように行っているスイミングで会うオバチャンは,うちのオクサンと以前から知り合いで、私にも声をかけてくれる。そのオバチャンを、しばらく見ないとちょっと心配になったりする。オクサンがそのオバチャン(実はオバアチャン)からお酒をいただいた。
娘さんの嫁ぎ先が新潟県の酒造元なのだそうで、そこで作られたお酒だそうです。
普通お酒をいただいても記事にはしないのだけれど、ちょっと変わったお酒なので記事にしてみます。

まずその酒造元は、新発田市にある金升(かねます)酒造というところで、実は昔よくいた、金田という飲み屋(開高健などがきていて、酒学校といった)で出していたのが。ここの初花というお酒だったのを覚えている。
その金升酒造は創業200年だそうで、今回ブラジル大使館からの依頼でコーヒーのお酒を造ったそうで、その出来上がったものをいただきました。



開発の経緯がホームページにあるのでそこのところは拝借。

『創業200年を迎えた新発田市の金升(かねます)酒造が、コーヒー風味の「リキュールBRAZIL 珈琲乃酒」を開発した。南米のブラジルがポルトガルから独立して今年で同じく200年となる縁で、ブラジル大使館から直接依頼を受け、初めて仕込んだ。焙煎(ばいせん)した同国産のコーヒー豆を漬け込んだ香りは豊かで、大使館も「おいしい」と喜んでいるという。』



そしてお味の方ですが、それの報告。
夜の食事のあと、もちろん食事で一杯いただいた、その後にいただきました。
オバチャンが、アイスクリームにかけて食べると聞いていたので、同じことをしました。



最初コーンの入ったのにかけて、これはいける、でもバニラだけがもっと良いと感じて、そちらもしました。
なんも高級なデザートなりました。これは驚いた。まず香りが心を包んで、とろけるようなバニラ、そしての苦みがそれを止めるような、何とも頭のうれしさと体のよろこびが一致するような味わいでした。これは凄い、コーヒーを素材にして、アルコールのとろかすような解放感が食後の満足感を増してくれました。
珈琲のお酒で新しい楽しみも感じる、多分感じたことがない喜びをこの歳で味わうというのは感動です。

金升酒造のホームからは購入可能なので、ぜひ寒い夜、温かい部屋で、アイスとコーヒ、そしてほんのりなアルコールを楽しんでみてはいかがでしょうか。
コーヒー好きなかた、こんな楽しみがあるなんて、私は随分と驚きました。


ぜひネットで検索のうえ、お試し下さい。

金升酒造  0254-22-3131





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上げたり下げたり TURNING POINT / GONZALO RUBACABA

2023-01-25 14:59:25 | 聞いてますCDいいと思う


ゴンサロ・ルバルカバがデヴューし、チック・コリアとピアノ・デュオをするのをみて、すごいピアニストの出現に驚いた。だからアルバムをいくつかかったのだけれど、それが今手元にない。
デヴュー後きいていて、ちょっと頭でっかちみたいなところや、癖がいやになったことがあって、さよならしてしまった。だから持っているのはこの三枚。

      

  「fe faith」              「VOLCAN」              「charlie」

どれも5passion Recordsから出すようになってからのアルバムだ。だから初期のころの作品はもういらないとおもっていたけれど、最近聞いてみると良いじゃないで買いだした結果なのか。近作のロン・カーター、ジャック・デジョンエットと演っているアルバムを聴いて、なかなか良いと思っていたら、新作がリリースされた。
それがエリック・ハーランドとマット・ブリュワーとのトリオ・アルバムなので、この強力メンバーどうなるだろう。
タイトルが「TURNING POINT 」、今がそうなのかいとこれは重要作か。録音は2018年とちょっとけど「TURNING POINT」

一曲目始まると、非ビート系でちょっと難しい。2曲目ブリュアーのベース・ソロなんかあるけれど、いまいちのパンチか。
と思っていると3曲目「Turning Ⅰ」、高速ウォーキングにゴンザロのピアノ、何ともかっこが良い。そして4個y久米落ち着いたバラッド「Iku」の後に再び「Turning Ⅱ」でウォーキング・ベースとドラムスが実にうまい煽りで、ゴンザロの速いパッセージが凄い。やはりゴンサロ・ルバルカバ、普通のピアニストとは一つ格が違うと思ってしまう。そうすると続く「Hard One」ベース、ドラムスのうまさがここでも光る。そして最後の「.Joy,Joie」まで、はしりはじめたら、あっという間だった。なんか.ルパルカバを上利たり下げたりしたようだけれど、今はあげてあるから、まっいいか。
でも、このジャケットはいただけないな。



あれっ、下げちゃった。

TURNING POINT / GONZALO RUBACABA

Gonzalo Rubalcaba (p)
Matt Brewer (b)
Eric Harland (ds)
2022年作品

1.Infantil
2.Otra Mirada
3.Turning I
4.Iku
5.Turning II
6.Hard One
7.Joy,Joie
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古いアルバムでも First Step / Ulf Wakenius Group

2023-01-23 09:52:14 | 聞いてますCDおすすめ


amでミュージシャンを選んで聴いているけれど、あちらで選曲されるから知らなかったアルバムに出会う。古いアルバムでも、知らなかったのだからうれしい。ウルフ・ワケニウスを聴いていたら,これいいと思うのがあった。初期のころのアルバムで、「フォーレヴァー・ユー」の一年前、1992年のアルバム。



ずっと君といたい

持っているワケニウスのアルバムで一番古い録音のものになった。



1曲目、最近のご存じウルフとはちょっと違って、何ンかマイク・スターンかいという感じで、これが気持ちよい。サックスもブレッカーみたい、ピアノはラース・ヤンセンでベースはラース・ダニエルソン、この二人このころはトリオ組んでいたからラースのトリオにウルフ参戦のライヴだったのかもしれない。この後ワケニウスとダニエルソンは長い付き合いになる。
2曲目Blame” It On My Youth”はナイロン弦で、こちらはすでにウルフ節でこえはこれでもちろん良い。ヤンセンは当時使っていたシンセを使っている。
3曲目は再びテナーのOve Ingemarssonがはって、この人もヤンセンのアルバムでも吹いていたな。4曲目はクラブでのライブ録音、ヤンセンのシンセとデユオでしっとりと”.I Want To TalkAbout You”。
今回ワケニウスをかったのだけれど、うれしかったのは実らラース・やン円とダニエルソンの両ラース。このころはトリオを組んでいたから、懐かしくなって
古いのを並べてみた。

ヤンセンで一番古いのがこちらで1984年と87年の二つのアルバムをカップリングしたもので、シンセも使っていた。



長~いお付き合い

このウルフ・ワケニウスのアルバムと時期を同じくするのがこの「A WINDOW TOWARDS BEING」で1991年2月の録音。



A WINDOW TOWARDS BEING

そして1995年1月の録音が「INBISIBLE FRIENDS」でこの二つの間の録音ということになる。



INBISIBLE FRIENDS

ということワケニウスのとっても楽しく聞いた後に、ひきつぢうて両ラースのアルバムを聴くこととなってしまった。
なんか今年もまずまず、じゃないかという気がしてきた。

First Step / Ulf Wakenius Group

Ulf Wakenius(g)
Lars Jansson(p,or,syn)
Lars Danielsson(b)
Ove Ingemarsson(ts)
Raymond Karlsson(ds)

First Step
2.Blame It On My Youth
3.Don't Be Shy
4.I Want To TalkAbout You(live)
5.When Inspiration Starts Rational Thinking Stops
6.Fatima
7.B♭ City
8.So What
9.This Is My Time

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ジャケへの思い入れ

2023-01-21 11:20:27 | その他
ジャケ買いの本を少しづつ読んでいる。ショップに行って棚をあさるということをしなくなったし、ジャケ買いというものをしないけれど、実はジャケ買いをしていた時期がある。そのことを書いたことを思い出したので、再びそのことについて書いてみる。
ジャズ誌「ジャズ批評」2007年11月号No.140の特集は「私のこだわりジャズ」という特集だった。。



この特集に対して、「その道は正しいか」というタイトルで記事を書いた。社主の故、松坂ゆう子氏に褒められてうれしかった。内容は道が写っているジャケのアルバムはなぜか良いという思いこみがあるということ。
データをとってないので、本を撮って乗せてみるけれど読めるかどうか。





記事はどうでも良いのですが、そこでにあげたアルバムは記録なのでこちらに移しておきます。


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希望の置き土産 HOME.S. / ESBJORN SVENSSON

2023-01-19 09:11:45 | 聞いてますCDおすすめ


新春一番のアルバムはこれにしようとおもっていたけれど、なかなか手に入らずやっとショップで買ってきた。
スキューバダイビング中の不慮の事故で亡くなるわずか数週間前に、自宅で録音されハード・ドライブに保存されていたものが、10年後に発見されリリースされた
た。
タイトル名も決まっていなかった、公開を目的としていなかっただろう9曲のピアノ・ソロ。
1曲目、語りかけるように始まるピアノは音源を発見したオクサン、エヴァ・スヴェンソンが「まるでエスビョルンの声が部屋の中に聞こえるようです。」と語っていることがとても理解できます。
2曲目、3曲目とオクサンが続けて語った「彼はまだ言いたいこと、伝えたいことがあるのです。」という通りの 何か大切なものを伝えるような曲。
突然の訃報に衝撃をうけ、思い出せばいまだに喪失感は感じます。そんな感じでこのアルバムを聞き出しました。
この録音の存在は誰も知らなかったわけで、録音の目的も定かではありませんが、病に侵されていたわけでもない彼は、何らかの目的のために録音したのでしょう。それは惜別の歌ではないはず。3曲目を聴きながらそう思った。メランコリックに聞く必要はない。4曲目、非常にアグレッシブな主張だと思う。それを返すと5曲目の平静さに変わる。
7曲目、何とも力強く彼は語りかける。とても前向きな音が構成される。10年間置かれていたものかもしれないけど、まさに、今のための希望の置き土産のように感じる。

話は飛んでしまうのだけれど巻頭のジャケ写真はネット上から借りてきた。ショップで買ったものはこれなんだけれど、なぜなのでしょう。



HOME.S. / ESBJORN SVENSSON

Esbjörn Svensson (p)
Music composed, recorded, mixed and produced by Esbjörn Svensson at his home, spring 2008
2022年作品

1. Alpha
2. Beta
3. Gamma
4. Delta
5. Epsilon
6. Zeta
7. Eta
8. Theta
9. Iota

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ジャケ買いしてしまった!!  中野俊成 著

2023-01-17 09:05:57 | 
 

本屋さんの棚で見つけた、去年の初めにリリースされていた本。普通買わないかもしれないけれど、開けられない世になってどんなかわからないから買ってみた。
まあ、中が見れたら買わなかったような気もする。
タイトル通りジャケ買いしたものを、「大成功、やや成功、やや失敗、大失敗」に分けて紹介した本。ジャケ買いだから、テーマに分かれて選んだアルバムになっている。
ジャケ買する方ならご存じだあろうが、人それぞれにテーマをきめてレコードをあさっている。例えばジャケで有名なのが「クール・ストラッティン」は足ジャケで有名で、これに侵されると足を強調したジャケを買わずにいられなくなる。そんなんが「着物女性」だったり「飛行機」だったり「たばこの煙」だったりする。
中古ショップでオジサンが熱心に棚をあさっているあれである。
こちら、アナログをほとんで聞かないし、3年前から中古屋さんめぐりという遊びもやっていないので、ジャケ買いはおとんどないのだけれどテーマとしてはわからないことはない。(実はジャケ買いについて書いたことがあるけれど、ながくなってしまうので、次回にちょっと)
で、中を見ることが出来なかった本を、よみはじめたのだけれど、まあこのびょうきの重傷者にならないでよかった。
レコードは大体500枚ちょっと紹介されている。かなりの量の紹介なのでゆっくりと暇の時に読んでいこう。ただ読み始めると知らないレコードばかりで、まあ偏狭アルバムだからしょゆがないか。全部のアルバムのジャケだけみたみたら、こちらが知っていたのは45枚だった。だから1割に満たない。ジャズファンと反省すべきか、まあしょうがないか。こんなアルバムもあるしね。



日本のラテン・ミュージック界をけん引してきた鈴木庸一とラテン・カンパニオンの演奏そうです。ちなみに”やや失敗”だそうです。

日本のアルバムも紹介していてこんなのや、演歌、ポップスもあるから、これはまるで知らない。ジャケ買いだからしょうがない。



でもこのページでは2枚は知ってて、1枚は持っている。



ここでのテーマは「肩で担ぐ」でバートンのアルバムは”大成功”になっていて、私もそう思う。

病に侵されている方の、闘病記を読むような気持でゆっくり読みます。






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久しぶりのガラティ Portrait in Black White / ALESSANDRO GALATI TRIO

2023-01-14 08:41:54 | 聞いてますCDおすすめ


寺島さんがガラティのことをづいぶんかってくれて今回8枚目のアルバムだろうか、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲集だそうだ。
寺島さんのところのアルバムも特徴みたいなものがあるから、もろ手を挙げて喜んでいるわけでもないのだけれど、まあいいか。
今回のアルバム、ジョビンしゅうということで、どうなるかと思ったけれど、これが驚いた。
とにかく1曲目の出だしがいい。イングル・トーンの流れが美しい。ジョビンのメロディがいいのだろうけれど、ピアノやベース、ドラムスがしっとりとおちついて、録音がAmerioであたりになった。このアルバム、寺島での前作「EUROPEAN WALKABOUT」と同じ日の録音でメンバーも同じだった。
だから今回ジョビンでまとめてアルバムの特徴としたのだろうけれど、これが正解だった。
ジョビンを想定して聞くとアレッと思うだろうが、ガラティがジョビンのメロディを取り込んで自分の世界にしてくれた。
それは3曲目の出だしメロディを聴くと理解できる。ジョビンで統一されているのだろうけれど、がラティでも統一されている。7曲目の”ジンジ”や8曲目”Vivo Sonhando”の表現などでもまさにガラティだと思う。
最後の” Luiza”もガラティらしく間、とても美しい。
寺島・レコードでのガラティでは本作が一番気に入った作品のように感じる。それが一番新しいということはいいこで、久しぶりのガラティの記事になった。

Portrait in Black White / ALESSANDRO GALATI TRIO

Alessandro Galati (p)
Guido Zorn (b)
Andrea Beninati (ds)
Artesuono Recording Studios (Italy) by Stefano Amerio 2022

1. O Que Tinha de Ser
2. Modinha
3. Samba de Uma Nota Só
4. Inútil Paisagem
5. Só Tinha de Ser Com Você
6. Fotografia
7. Dindi
8. Vivo Sonhando
9. Eu Sei Que Vou Te Amar
10. Retrato Em Branco e Preto
11. Por Toda a Minha Vida
12. Luiza
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またも美人チェリスト登場 ELLIPSES / Anastasia Kobekina

2023-01-12 10:18:51 | チェロ無難


チェロを弾く人は美男美女が多いとかいたけれど、また一人美女が登場した。というよりかこのチェリストを知って記事を思いついたのです。
ロシア生まれのまだ20代、きれいだからアルバムを買ったわけではなく、良さそうなので買ったのです。



1曲目、シチリア島が生んだカリスマ・チェリスト、ジョバンニ・ソッリマの曲、カスタネットが入ってかっこよい。(ソッリマ、実は来年に来日するこのになっている。(実はチケットを手にいれているのだけれど、5が厚なので公園のことを記事にするかも。)
2曲目がドヴュッシーの曲。オーフラ・ハーノイの音がだいすきだけれど、この人も実にいい音をもっている。ふくよかでで優しい。
3曲目。ヴィラ=ロオスの”ブラジル風バッハ第5番”の音もいい、ギターのアルペジオバックに、この曲が実に魅力的だ。
ゆるやかな舞曲シシリエンヌが4曲つづくが、フォーレに続いたマリア・テレジアの”シシリエンヌ”が魅力的だ。

チェロを弾く人に美人が多いというのは間違えだとはおもわないけれど、その人のアルバムを選ぶのはもちろんその音楽的な魅了くからだとは書いておこう。

ELLIPSES / Anastasia Kobekina

Anastasia Kobekina (cello)
Vincent Boccadoro (piano)
Emmanuel Arakelian (harpsichord)
Thibault Cauvin (guitar)
Tristan Pereira (percussion)

1 Fandango Per Violoncello Solo
Composed By – Giovanni Sollima
2 Sonata For Cello And Piano
Composed By – Claude Debussy
3 Bachianas Brasileiras No5
Composed By – Heitor Villa-Lobos
4 Sicilienne Pour Violoncelle Baroque Et Clavecin
Composed By – Willem de Fesch
5 Sicilienne, Op. 78 For Cello And Piano
Composed By – Gabriel Fauré
6 Sicilienne (Transcr. For Cello & Piano)
Composed By – Maria Theresia von Paradis
7 Sicilienne For Bassoon Or Violoncello
Composed By – Johann Ernst Galliard
8 Les Folies D'Espagne (Transcr. For Cello & Harpsichord)
Composed By – Marin Marais
9 La Follia Pour Violoncelle Solo
Composed By – Thierry Escaich
10 Détail Pour Violoncelle Baroque Et Clavecin
Composed By – Jules Matton
11 Gallardo Pour Violoncelle Et Tambourin
Composed By – Владимир Кобекин
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