JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

雰囲気が大事 Basie's at Night / Sadao Watanabe

2022-03-30 08:38:03 | 聞いてますCDおすすめ


見ることができるときはで来る限り渡辺貞夫のライヴは見ておこうとおもっているのだけれど、昨年のクリスマスは会うことができなかった。その前のサントリーは中止になったていたから残念が続いた。今度の4月17日に上野の東京文化会館でコンサートのチケットが当たった。メンバーは渡辺貞夫 (as) / 林正樹 (p) / コモブチ キイチロウ (b) / 竹村一哲(ds)だからかなり期待できるメンバー。
ところが2月の末にもう一人の義兄がなくなった。渡辺貞夫のコンサート当日が弔いの義を行う日にきまった、また行くことができなくなってしまった。
チケットはすでに支払いして手元にあるので、しょうがない、いつも遊んでくれるオクサンの友達に譲っていってもらうことにした。
渡辺貞夫これで3回合わなくなってしまった。
ということで本日はライブに雰囲気が満喫できる、岩手の「ベイシー」での15年前の4月の演奏。
ほとんどそのまま録音したのだろう,、まさにベイシーにいるよう。こちらもメンバーは魅力的。
これで今回は我慢です。

Basie's at Night / Sadao Watanabe

渡辺貞夫(as)
小野塚晃(p)
納 浩一(b)
石川雅春(ds)
ンジャセ・ニャン(per)
2007年4月13,14日 録音

Disc 1
1.ONE FOR YOU
2.PLUM ISLAND
3.I'M OLD FASHIONED
4.ALALKE - LOPIN'
5.TEMBEA
6.DEEP IN A DREAM
7.MAJI

Disc 2
1.BYE BYE BLACKBIRD
2.BASIE'S AT NIGHT
3.LIFE IS ALL LIKE THAT
4.SEE WHAT HAPPENS
5.CALL ME
6.MANHA DE CARNAVAL
7.EPISODE
8.KARIBU
9.HARAMBEE
10.CARINHOSO

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勘違いしたのがいけない。 NEW STANDARDS / KENNY G

2022-03-28 09:07:53 | 聞いてますCDいいと思う


買ったけれど、どうもピンとこないアルバムをもう一つ。私ケニィー・Gを記事にしたことはない。アルバムも今まで一枚も持っていない。流れていていいなと思うことがあり隠れGかもしれないと思ったりした。
今回ショップでみていたら、6年ぶりの新作だそで、その意味久しぶり感もある。帯に「50~60年代のジャズ・バラードに敬意を表して制作された新たなジャズ・スタンダード」とある。
ああ、ケニー・Gにスタンダード吹かせたら面白いかもしれないと買ってみた。
久しぶりだなと聞き始めると1曲目「おお、ケニー・Gだ」ということであの感じ。どうもピンとこないのはこちらの勘違いのせいで、決して演奏が悪いわけではない。好きな人は「超・極上なチョコレートを一つ一つあじわうような」と解説にかいてあるけどその通りだと思う。
聴き始めて2曲目、あれ、ソプラノをテナーにもちかえてるけれどこれ1曲目と同じ曲じゃないか、と思ってしまう。ここで気が付いたニュー・スタンダードはケニーらが(共作が多い)作った新しい曲だったのだ。スタンダードに敬意をこめた挑戦でそれはそれで強い決意でえらいとおもうのだけど、こちらは知ってるスタンダードを聴きたかった。だからピンとこない。3曲目、これも似ているんだよね。ということでこちらの勘違いで調子がくるっているので、ケニーのせいじゃない。これを角煮に改めてきいているけれど、そこら辺を納得すれば、昔いいじゃないかと思った気分も戻ってきた。
この曲たちが新しいスタンダードになるかは疑問だけれどケニーの医師には敬意を持つ。日本盤のボーナス・トラックとして”ナイーマ”を入れているのは私絵のサービスなのかな。

NEW STANDARDS / KENNY G

1. Emeline / エミリーン
2. Only You / オンリー・ユー
3. Paris By Night / パリス・バイ・ナイト
4. Rendevous / ランデヴー
5. Legacy featuring “The Sound” of Stan Getz / レガシー (フィーチャリング・ザ・サウンド・オブ・スタン・ゲッツ)
6. Anthem / アンセム
7. Blue Skies / ブルー・スカイズ
8. Milestones / マイルストーンズ
9. Two Of A Kind / トゥー・オブ・ア・カインド
10. Moonlight / ムーンライト
11. Waltz In Blue / ワルツ・イン・ブルー
12. Naima / ナイーマ ※日本盤ボーナス・トラック
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曲芸弾き TANGO MACONDO / Paolo FRESU

2022-03-25 13:54:15 | 聞いてますCDいいと思う


大好きなミュージシャンなのにピンとこない新譜がいくつかあるとかいたけれど、その一つだったのがこれ。パオロ・フレスがバンドネオンとアコーデオンと共演したアルバム。
つまらないわけではないからとなんどか聞き直してみて原因がわかった。もちろんただの好みのもんだいなのでアルバムが悪いわけではない。
1曲目ヴォーカルが入るけれど、これがいい。最初聴いたときはこれかなりの好みになると思ったくらい。でも最後まで続かない。続かない理由は4曲目と8曲目、スラブ風のトラディショナルの2曲。ここでのアコーデオンが合わない。バンドネオンのDaniele di Bonaventuraは大好きなMichele Di Toroとの共演「VOLA VOLA」で穏やかな弾き方をしていて悪くない。となるともう一人のPierpaolo Vaccaという人の弾き方が合わないのだろう。とネットでこの人が弾いているのをみたら、なんか曲芸弾きみたいでこれは会わないのではないだろうか。
といっても2曲以外はほとんど気にならないから、これは私の好みでしかない。ということで評価としてはいいと思う。

ダニエーレ・ディ・ボナヴェントゥラ

TANGO MACONDO / Paolo FRESU

Paolo Fresu (tp, flh, effects, p #Skamoiada)
Daniele di Bonaventura (bandoneon, effects, p)
Pierpaolo Vacca (acc, effects)

Malika Ayane (vo) #1
Tosca (vo) #6
Elisa (vo) #10

1. Alguien Le Dice al Tango
2. Il venditore di metafore
3. Movimento andino
4. Dumburudù / Dillu
5. Macondo
6. El Día Que Me Quieras
7. Lenta preghiera
8. Ballu Tzoppu / Skamoiada
9. Il sogno delle case di specchio
10. Volver
11. Tema di matoforu e anzelina
12. Stagioni (Bonus track)




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見直しドーハム  quiet kenny / Kenny Doham

2022-03-22 20:05:51 | 聞いてますCDおすすめ


リー・モーガンもなかなか良かったけれど、今回新た、改めてすごいと思ったアルバムがあった。それがこちら。ジャズ喫茶の定番だったから何度も聞いているのだけれど、今回聞いてみていいフレーズなのに驚いている。素晴らしくインテリジェンスのあるメロディだと思う。そしてタイトル「静かなケニー」がいけないのだけれど、まろやかな音を思い込んでしまうけれど、結構ハードに吹いてくれているのがとてもいい。変に思い込んでしまったのか、今回何度も聞き直して楽しい。
サイドで言うならばトミー・フラナガンがこの人にとてもあっているような、マイルスに比較してよりリラックスしているのがありありと聞くことができる。
ということでドーハムのアルバムもこれだけあつまって、「TROMPET TOCCATA」も編曲もなかなか、面白くていいかなとおもったけれど、一枚はやっぱりこれになってしまう。見直しましたドーハム。




quiet kenny / Kenny Doham

KENNY DORHAM(tp)
TOMMY FLANAGAN(p)
PAUL CHAMBERS(b)
ART TAYLOR(ds)
1959年 11月13日 Rec

1. Lotus Blossom
2. My Ideal
3. Blue Friday
4. Alone Together
5. Blue Spring Shuffle
6. I Had The Craziest Dream
7. Old Folks
8. Mack The Knife
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LEE MORGAN もありか LEE MORGAN vol.3

2022-03-20 12:49:19 | 聞いてますCDいいと思う


義兄の持っていたCDから残したいものを選んだ。どうやら義兄はトランペットが好きだったみたいだ。リー・モーガンがかなりあって今まで持っていなかったので順に聞いている。



その中から1枚選ぶとすると、こちらかな。りー・モーガンを聴くのだけれど、同じぐらいに聞くのがベニー・ゴルソン。全曲をゴルソンが作曲、アレンジしていて、ちらのサウンドがなんとも心地よい。ウィントン・ケリー、ポール・チェンバースもうれしい。説明いらないか。

LEE MORGAN vol.3

Alto Saxophone, Flute – Gigi Gryce
Bass – Paul Chambers (3)
Drums – Charlie Persip
Piano – Wynton Kelly
Tenor Saxophone, Composed By, Arranged By – Benny Golson
Trumpet – Lee Morgan

Hasan's Dream
Domingo
I Remember Clifford
Mesabi Chant
Tip-Toeing



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驚異的 ADAGIO Ensemble of loneliness Yuki Ito

2022-03-17 17:35:23 | チェロ無難


パブロ・フェルナンデスというスペインのチェロに出会ってとてもよかったけれど、日本でも一人であった。ショップで見ていたら面白そうなので買ってみた。フェルナンデスと同じようにラフマニノフを取り上げていて、これも同じようにカタルーニャ民謡の「鳥の歌」を演奏している。それに嬉しいことに、モリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス・メロディー」とピアソラの「リベル・タンゴ」も演奏している。
演奏しているのは伊藤悠貴という人で現在33歳、英国王立音楽大学を首席で卒業した人。

そしてこのアルバム、ただうまいということだけではない。帯に書いてあるけれど、「もはや多重録音ではない!?多重録音の域を超えた見事なアンサンブル!」というように全曲、一人で多重録音している。1曲目の「アダージョ」4チェロのアンサンブルが何とも美しい。アンサンブルに聞きほれるとはこういうことだ。
使用楽器がマッテオ・ゴフリーラ(1974年製、日本バイオリンより貸与)とあるから1本のチェロの音の多重なのだろう。2曲目ヘンデルの「サラバンド」同じ人が同じ楽器を弾けば同じ音色なのだろうが、1弦2弦3弦4弦それぞれの音が見事に絡み合って、3人で弾いたのとは別の纏まりになっているのだろう。
最初の2曲で感動してしまったわけだけど、チェロを弾く身としては開いた口がふさがらないわけで、チェロ・アンサンブルをあまりお聞きにならない人も是非驚いてほしいと思う。

ADAGIO Ensemble of loneliness Yuki Ito

演奏:伊藤悠貴(チェロ)
録音:2021年7月 キング関口台スタジオ 第2スタジオ

1.ラフマニノフ:交響曲第2番より「アダージョ」 (4チェロ、伊藤悠貴編)
2.ヘンデル:サラバンド (3チェロ、伊藤悠貴編)
3.モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス・メドレー (6チェロ、小林幸太郎編)
4.ピアソラ:リベルタンゴ (6チェロ、小林幸太郎編)
5.カタルーニャ民謡/カザルス:鳥の歌 (1チェロ、伊藤悠貴編)
6.ワグナー:エルサの大聖堂への行進 (4チェロ、グリュッツマッハー編)
7.ラフマニノフ:ヴォカリーズ (6チェロ、伊藤悠貴編)

録音:2021年7月 キング関口台スタジオ 第2スタジオ

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REFLECTONS / PABLO FERRANDEZ

2022-03-15 08:06:04 | チェロ無難


最近チェロのアルバムの購入も減ってきたけれど、ちょっと気になって買った。塩素王は聞いたことないけれど勘が働いた。、スペイン、マドリード生まれのチェリストで1991年生まれだから31歳。1曲目のラフマニノフから2曲目ファリアに移っていくところなどスペイン人らしい雰囲気。
「21世紀のカザルス」と目される人だそうで、音色もつややかで、情熱的なところもある。
ラフマニノフをベースにファリヤ、グラナドス、それにカタロニア民謡の「鳥の歌」だからアルバム自体に統一感があって楽しめる。
注目のチェリストが登場したと思う。

REFLECTONS / PABLO FERRANDEZ

パブロ・フェランデス(チェロ)
デニス・コジュヒン(ピアノ)
録音時期:2020年8月24-28日
録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ

1. ラフマニノフ:12のロマンス Op.21より第7曲:ここは素晴らしい場所
2. ファリャ:スペイン民謡組曲より第2曲:子守歌(7つのスペイン民謡~第5曲、マレシャル編)
3. ラフマニノフ:幻想小曲集 Op.3より第1曲:エレジー(ヴラソフ編)
4. ラフマニノフ:チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.19
5. ラフマニノフ:12のロマンス Op.21より第9曲:メロディ
6. ファリャ:スペイン民謡組曲より第5曲:アストゥリアーナ(7つのスペイン民謡~第3曲、マレシャル編)
7. ラフマニノフ:14のロマンス Op.34より第14曲:ヴォカリーズ(横山真一郎編)
8. グラナドス:スペイン舞曲集より第2曲:オリエンタル(マレシャル編)
9. カタロニア民謡:鳥の歌(カザルス編)

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残った女性 I'M A WOMAN / PEGGY LEE

2022-03-13 07:37:14 | 聞いてますCDいいと思う


ヴェヴァリー・ケイという女性ヴォーカリストの「シングス・フォー・プレーボーイ」というレコードが結構いい値段で、聴いておけばよかったと思っても後の祭りだ。義兄のレコードの中に女性ヴォーカリストのアルバムがいくつかあったが、猫に小判でわからない。



ただ一枚ぐらいはと、残したのがこのレコード。ペギー・リーはもちろん知っているし、昔からこのレコードは知っていた。
これを新しいカートリッジで聞いている。聞くのははじめてだけど、5曲目”Come Rain Or Come Shine”がいい。この記事を書きながら聞いていると片面6曲あっという間に終わってあわててしまった。B面想い出のサンフランシスコ、 A Taste Of Honey、 One Note Sambaを軽やかに歌ってくれて、これはこれで女性ヴォーカルも久しぶりにいい。
おかしいのはこのレコードのタイトル「I'M A WOMAN 」はいいんだけれど、邦題。 「女のよりこび」って軽やかに歌ってくれてるのにちょっと重たくない。



I'M A WOMAN / PEGGY LEE
A面
1 The Alley Cat Song
2 Mama's Gone, Goodbye
3 I'm Walkin'
4 Come Rain Or Come Shine
5 There Ain't No Sweet Man That's Worth The Salt Of My Tears
6 I'm A Woman
B面
1 Mack The Knife
2 You're Nobody'Til Somebody Loves You
3 I'll Get By (Remastered)
4 想い出のサンフランシスコ
5 A Taste Of Honey
6 One Note Samba
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残った盤といった盤

2022-03-10 08:40:08 | 聞いてますCDおすすめ
義兄の残したCDやレコードを整理した。欲しいのがあればあげるといわれていたので選んでいったら結構な沢山残った。もちろん一度は聞いたことがある盤ばかりだけれど、買っていなかったもので、名盤といわれるものが多く残った。これで棚のレベルがかなり上がったことは間違いない。



これを今まで持っていないとはもぐりだ、と言われるだろうけれど、レベルがあがるのだから良い。
ただ棚がだいぶきつくなっているので、これを入れるのに場所を開けなければいけない。どうせだからとわが手持ちもだいぶ加えてDに引き取り依頼。CDが4箱、レコードが1箱だった。

いってもらったCDたちはかわいそうだから写真はない。査定の連絡があって、CDが326点、レコードが28枚、SDCDが1枚、Blu-ray が1だった。
高く査定が1位はモンティ・アレキサンダー・トリオのこれ。



どうやら廃盤のようで2,880円と断トツの値段だった。2位はキースのブルー・ノートでのライブで1,860円だけれどこれは5枚ぐみだからな。その次は960円のこちら。



まあ、これも2枚組は2枚組。

1枚ではARI HOENIGのこれで960円、これは私の棚からで場所のため残念ながらというところ。



レコードの方は義兄のものだけだけれど、1位はこちら。ヴェヴァリー・ケイの「シングス・フォー・プレーボーイ」で1,980円。聞いておけばよかったな。



ちなみにレコードの2位はなんとこれ。この手の見本盤が何枚かあって喜多嶋舞の「ウイスパー」で1,100だった。



ということで、CDが58,896円、レコードが11,066円、SACDが180円、ブルーレイが2,400円だった。締めて72,542円。
残したCDとレコードはこちらのものになったのだから、本来もらえないけれど、時間と駐車場代をかけて396円なんてことがあったから、姉と仲良く分配ということで話しよう。これでいつものすし屋というのは約束だけどね。


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リード・サックス  Louise / Emile Parisien

2022-03-08 09:20:43 | 聞いたけどCDどちらでも


いくつか買ったアルバムがどうもピンとこないとかいたけれど、これがその一枚。大好きなエミール・パリジーンの新譜だから困った。Jan Lundgren とLars Danielssonの演奏がとてもよかったから残念だ。

パリジーンとの出会いは突然だったけれど、最初の1枚でしびれた。



Au revoir porc-epic 「ロックを感じるのは私だけ?
original pimpant 「やるが飛ぶ理論は
Chien Guepe「ポップアートを取り入れて

なぜ今回ピンとこないかというと、理由はわかっている。最初の記事のタイトルにもしたけれど、そこにロックを感じた。オリジナルのカルテットはまるでパリジーンがリード・ギターのように徐々にテンションをあげて行って弾きまくるようなモーダルな演奏だった。



ACTに移ってからは、共演者が増えて幅を広げてきた。それはそれで、決して悪くはない。パリジーンがヨーロッパでファースト・ソプラノサックス奏者となっていく過程だと思う。

ギターのManu CodjiaはChristophe Wallemmeの「Om project」で知り合ったのだろう。その後彼をいれて、クインテットにした。



今回のアルバムでは自分のバンドをSextetに変えている。それ自体もトライとしては良いと思う。



トランペットのTheo Crokerはマイアミ出身の尖鋭のトランぺッターといわれる人だからそれはそれで刺激的だけれど、その人たちを生かすところでサウンドが難しくなってしまったようだ。方法としてオーネット・コールマンのような音作りを選んだ部分があるけど、パリジーンの場合はオーネットではない。シドニー・ベシェのサウンドが魅力のはずだ。
ということで今回はあえて低い評価にして、次回に期待します。

Louise / Emile Parisien

Emile Parisien (ss)
Theo Croker (tp)
Roberto Negro (p)
Manu Codjia (g)
Joe Martin (b)
Nasheet Waits (ds)

1. Louise
2. Madagascar
Memento
3. Part I
4. Part II
5. Part III
6. Il giorno della civetta
7. Jojo
8. Jungle Jig
9. Prayer 4 Peace


 


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