JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

いまも仲間  Inner City Blues / Grover Wasington Jr

2008-11-30 21:07:05 | 聞いてますCDおすすめ


大好きだったサックス奏者がいてLPの時代には買っていたものの、CDがないのでなかなか聴けません。ポール・デスモンドは時々拾ってきましたが、この人のアルバムはこれがCD初めてです。
1999年に心臓発作で亡くなってしまったグロヴァー・ワシントン・Jrの1971年のデビュー作です。
1曲目、グロヴァーと出会った1曲目思い出深い曲と演奏、サイレンの音が今でも緊張を与えてくれ懐かしさが出だしから湧き立ちます。これまたいないエリック・ゲールのギターソロにも久しぶりで涙です。
2曲目“Georgia on My Mind”のテーマをストリングスが引き継いだ後、グロヴァーのソロの流れ全部覚えています。
3曲目、今回このアルバムを買う決め手になった曲“Mercy Mercy Me ”悲しい最後をとげたマーヴィン・ゲイのおなじみの曲です。
5曲目のバラッド、このアルトの音とフレーズを聴けば、G・ワシントン・JrがP・デスモンドの後継者だったことを確信します。(今は2人ともいないけど。)
懐かしい音と口調は何時聞いても、ずいぶん時間が経ってしまった今も、すぐ横に寄り添う仲間のようです。

今でも同じ口調と間合いで話をする仲間がいます。
子供サッカーチームのマネージャーをしていたオクサンとそのダンナたち、多くの大会を子供と一緒に戦ってきた親バカたちで、あれから10年以上たってしまいました。
そのうちの一人、一番若かったオクサンが亡くなってからすでに1年半が経っています。そんな思い出の人も連れて1泊の旅行です。
いつも運転手をかってでてくれる人、軽口と飲みを率先する人、いまだに子供の追っかけが終わらない人とオジイチャンやオバアチャンな7人で出発しました。
高速道が事故で走り始めるのに思わぬ時間がかかりましたがどうやらお昼にたどりつきました。
とても美味しいおそばとうどんのお店でした。





宿は一日1組だけを受け入れところで私たちだけが一軒にいる状態にしてくれる素晴らしいところです。
夕食はそれはご夫婦は一生懸命作っていただいたもので満腹という状態で、写真とるのもわすれていました。





とても、とても充実した夜でした、が翌日の充実はそれ以上でした。
今日は書ききれないので又いつか。



Inner City Blues / Grover Wasington Jr

Grover Washington Jr. (sax)
Eric Gale (g)
Bob James (p,el-p)
Richard Tee (org)
Ron Carter (b)
Idris Muhammad (ds)
Airto Moreira (per)
Thad Jones (tp,french horn)
Eugene Young (tp,fh)

1. Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)
2. Georgia on My Mind
3. Mercy Mercy Me (The Ecology)
4. Ain't No Sunshine/Theme from "Man and Boy" (Better Days)
5. Until It's Time for You to Go
6. I Loves You, Porgy
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曇った空模様でも Freedom Fighters / Ronnie Lynn Patterson

2008-11-28 22:17:44 | 聞いてますCDいいと思う



4年ぐらい前に出たロニー・リン・パターソンのアルバム“Mississippi”はイメージのはっきりした、キースの影響が大きなとても好きなアルバムでした。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20060526

名前も覚えやすいので、なかなか新しいアルバムが出ないと思っていたところ、強力なリズムが付いたものがと登場しました。
ドラムスはムタン兄弟のルイ・ムタン、ベースはJ.F・ジョニー・クラークに師事した Stephane Kereckiで、ニコ・モレリのアルバムでも3曲、良い音のベースソロとウォーキングを弾いていますし、PARIS JAZZ BIG BANDではアコベース担当です。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20080721

1曲目、タイトルの“Freedom Fighters”だけど、夜明け前の思いのような、内省的な曲でスタートです。
2曲目、3曲目と夜が明けていくようにリズムが強くなります。
前作でも、このピアニスト、キースに影響が強いとおもいましたが、このアルバムでは、4曲目の「マイ・ソング」~「“Mandala”7曲目に「メロディ・アット・ナイト」からキースアレンジの“My Wild Irish Rose ”を演奏します。
一時代前のキースの感じで演奏して、そういえば前作ではもう一つ前の感じでした。
5曲目“For Ornette Coleman”はオリジナル、インプロみたいに始まる美しい曲です。
7曲目を美しく、しかしちょっと癖も入れた演奏の後はムタンのラテンタッチなドラムスで少し明るい始まりだけど、カラッとまではいきません。
美しいながら、淡く不透明な感じの曲が続き、最後は1曲目と同じ曲、アレグロとの表示ですが特に早く、元気とまではなりません。
決して青々と澄み切ったものがすべてではなく、少し淀んだ空に目を澄ますと、その淀みのなかに、自分の、もしくはあなたがみえてくるような、そんな気がします。
形のラインのはっきりとしたアルバムから、4年以上たって、ちょっとくすむ中に美しさを認めるのです。


Freedom Fighters / Ronnie Lynn Patterson

Ronnie Lynn Patterson(p)
Louis Moutin(ds)
Stephane Kerecki(b)

1. Freedom Fighters [Adagio]
2. Faith
3. Camarias
4. Mandala
5. For Ornette Coleman
6. Santa Fe
7. My Wild Irish Rose
8. Great Constellations
9. Leslevret
10. Freedom Fighters [Version Allegro
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イタリアン・ミルキー・ウェイ / 9 O'Clock

2008-11-27 22:20:51 | 聞いてますCDいいと思う


このアルバム、2006年イタリアの録音です
まるで知りませんが、ショップの案内にケニー・Gの美しいソプラノをジャズ的に
したみたいな事が書いてあって、大好きなウエザー・リポートの“ブラック・マーケット”を演奏しているので、ついふらふらと拾いました。
1曲目ウエザーサウンドをとても研究した演奏ですが、村祭りのようなあっけらかんとした演奏が、ちょっとありゃです。
2曲目“Black Market”ではウエザーの演奏を充分研究した演奏で、エッセンスがしっかりした演奏です。
3曲目エレピから入り、ソプラノとエレベのからみに生ピアノ音、ウエザーをしっかり踏まえた演奏に、これはいい。
ここで気がつくのですが、このアルバムを聴くならば3曲目から、最初の2曲はlive音源の最後の2曲のようで、MCでも、さよならと言っているので解るようにお祭り色がちょっと強い、この3曲目にこのバンドの良さが解ります。
ウエザーのファーストにも参加しているアイアート・モレーラの参加も5曲目からで、3曲目から聴いて、アイアート参加のライブに入っていって元に戻っていくのを聴くと、このアルバムがしっかりとWRを踏まえた良いアルバムだと解ります。
イタリアのフュージョングループだそうですが、名前は「9 O'CLOCK」、ウエザーの「8:30」の事、しっかり意識して付けたことは明白です。
4曲目もウェザーの雰囲気充分で意気込みがあります。
5曲目パーカッションソロからアイアートの参加でリズムが多彩になると、7曲目がライブの中心でしょうか、エレベの力の入った演奏です。(驚くほどうまいわけではない。)
そして最初の1,2曲目に戻ってのアンコールと考えるのが順当です。
そうするとこのアルバム、ウェザーサウンドをしっかりと捕らえて、といって精鋭するようではなく、明るい感じや、薫ようなところなど「9 O’Clock」というよりか「イタリアン・ミルキー・ウェイ」と呼びたくなってしまいました。 (失礼)
ウェザーのファーストアルバムのファースト・チューン、“ミルキー・ウェイ”から行くぐらい頑張って欲しいと思います。(結構好きな人いると思います。)

9 O'CLOCK / 9 O'CLOCK

GIGI SELLA(ss)
FRANCESCO SIGNORINI(key)
STEFANO OLIVATO(b,vo)
PAOLO PRIZZON(ds)
LEONARDO DI ANGILLA(per)
AIRTO MOREIRA(per:M1,2,5,6,7,8)

1 Sette passi
2 Black Market
3 Luna piena
4 Flex
5 Solo Percussion
6 Waiting for Dinner
7 One Step
8 Hamburger
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Formatの完成 / Format a trois

2008-11-26 21:40:14 | 聞いてますCDいいと思う




今年の1月に初めて出会ってとても気に入ったピアノ・トリオがありました。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20080124
それ以来出会うたびに拾う様にしていたら全てのアルバムが揃ってformatが完成しました。
最初の出会いがセカンドで続いて8/16にサード、9/10には新譜を手にいれ今回最後のファーストを入手しました。
1年間で揃うものなのですね。
1曲目トロアのエッセンスが最初からありました。一寸自信なげなところを感じますが初々しい演奏です。
3曲目ベースの柔らかいメロディから遠くを望むようなピアノの曲は今年のテーマ曲とまでは言わないまでも、今月のテーマ曲位にはしてもよいと思います。
5曲目アルコの美しい響きから、内省的なピアノの強いラインは静かな原野を広がっているようです。
6曲目はめずらしくブルージーな曲。
8曲目処女航海のフレーズをパクッて曲名は“HI JACK”
10曲目はサマータイム、1音をずらしたアレンジが良いかは、たまのスタンダードなのだから、ストレートに弾いてもきっといい感じだったと思います。
1作目から最新の4作目まで聴いて、エレピや電気処理が加わっていく変化も解ります。
e.s.tがなくなった今、再度注目されて欲しいグループです。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20080910


FORMAT A TROIS / FORMAT A TROIS

Alexis Gfeller piano
Fabien Sevilla bass
Patrick Dufresne drums

1 MATIN TOT
2 ANATOLCK
3 THAT I WOULD BE GOOD
4 TULIPE
5 CE N'EST PAS QUE LEF HISTORES
D'AMOUR FINISSENT MAL, C'EST
QU'ELLES NE FINNISSENT PAS
6 I LOVE YOU FALBALA
7 LE PETIT PRINCE
8 HI JACK
9 A L'EAU
10 SUMMERTIME
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元気の元 Road Shows Vol.1 Sonny Rollons

2008-11-25 21:42:43 | 聞いてますCDいいと思う



JAZZのアルバムを随分長い間買ってきましたが、ロリンズのアルバムを買った記憶は随分昔にしかありません。それこそサキコロ、とかアルフィーとかインパルスの頃で終わっていました。
日本にもいらっしゃるロリンズはもういいお年で、聴きにいこうとは思いませんでしたが、ライブの演奏を集めたものが発売され、たまにはというか、お年も考えて今かと購入してみました。
1980年から2007年までのロリンズ、ライブの吹きまくり状況という感じです。
昔から感じるのですが、ロリンズってサイドマンにあまり気を配らないというか、一人吹きまくればいいとって感じで、チープなベースとかピアノがなぜ収録されているのかと思います。
ただロリンズのソロが凄い、というかそれに尽きるアルバムです。ロリンズが時代にいたと残すには素晴らしいアルバムかもしれません。
いつも聴いている音楽の雰囲気とは少し違いますが、食事の準備などしていると、これぐらいの元気音楽がとても気持ちがよくなって、アリャ、このアルバムに救われている自分を発見しました。
でもロリンズだからかなと思うし、今だからかなとも思うし、CDの棚にロリンズの場所が出来てそれもいいかなと思うのでした。
サイドマンを厳選したら凄い演奏だったと思うのでした。

Road Shows Vol.1 Sonny Rollons

Sonny Rollins (ts)
Clifton Anderson (tb)
Mark Soskin、Stephen Scott (p)
Bobby Broom (g)
Jerome Harris、Bob Cranshaw、Christian McBride (b)
Al Foster、Victor Lewis、Perry Wilson、Steve Jordan、Roy Haynes (ds)
Victor See-Yuen、Kimati Dinizulu (perc)

1. Best Wishes
2. More Than You Know
3. Blossom
4. Easy Living
5. Tenor Madness
6. Nice Lady
7. Some Enchanted Evening

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あと片付けも楽しく Slow Night / Richard Whiteman

2008-11-24 16:42:01 | 聞いてますCDいいと思う


とても安いということと、内容も良いと思ったのでTapas RecordsのTRIO ACOUSTICの「GIANT STEPS」について好意的な記事を書いたことで結構色々ありました。
私としては内容第一でお値段は流通の運みたいに考えていますし、大好きなトリオなので購入しました。
今度Taoasより又お安いアルバムがでて、blog仲間のよくJAZZを知っているcrissさんから小さな声で絶賛されたので、もちろん購入です。
このピアノの方初めてです。お値段は新譜なのに1,200円で申し訳ないように思いますが、出せることがすばらしい。
値段と同じで演奏は安いかとと言うとまるで違います。廉価版の再発売のものは沢山ありますが、著作権の終わった古い演奏です、この演奏はしっかりとハーモニーがモダンで今の演奏です。
確かにこの人のアルバムを待って買うわけでもないし、高いお金のJAZZクラブに聴きにいくわけでもありませんが、普段いけるライブ・ハウスでこの演奏がされていることを想像したらちょっと鳥肌たちます。
ベーシストのソロのポイント、づっと続くドラムスのフォロー、これを聞きながら過ごすことってとてもありがたいと思います。
実は最初に聞いたとき、ピアノのテクなどにアレッと思うポイントがありましたが、食事のあと片付けのときに又かけたら、これが凄い。(失礼)
とても気持ちの良いピアノが流れるのです。多分アレッと思ったのは、拾う音がちょっと少ない感じだからで、でも遠くで聞いているとなんと落ち着いたいい流れでしょう。
ベースのBrandi Disterheftの女性とは思えない天然な音の録音も好感が持てます。
一曲一曲を現すことが必要ないほど標準以上の演奏で、10曲目椎名林檎の“Kabuki Queen”など元歌を知りませんが、意表と付く面白い雰囲気で驚きました。
11曲収録されていますが、演奏のランクが上質に均一でどの曲が好き(良かったでなく)って話ができる感じです。それであなたの好みが解るようなとても安定したアルバムでした。
ちなみに私は3曲目“The Night has a Thousand Eyes”のこの曲をロマンチックにしているのと続く4曲目切れのよい“Drifting on a Reed”美しのに力のある“Night Mist Blues”が好きです。10曲目の歌舞伎も面白い。

Slow Night / Richard Whiteman

Richard Whiteman (piano)
Brandi Disterheft (bass)
Sly Juhas (drums)

1 Slow Night
2 Mambo Inn
3 The Night has a Thousand Eyes
4 Drifting on a Reed
5 Stars Fell on Alabama
6 Love for Sale
7 Moon River
8 Night Mist Blues
9 Lush Jays
10 Kabuki Queen
11 In The Blue of Evening
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monakaのお暇な映画感想 

2008-11-23 09:33:12 | 映画
なぜか暇な休日になっています。少し暇な時間があるのでDVDを続けざまにみています。
blog仲間の中年音楽狂さんが出張のときみたDVDで映画のレヴューをされていますが、ここのところの映画は、オクサンがいないときに私が見る映画のたぐいです。
オクサンが帰ると面白かったと聞くのですが、あまりいい答えが出来ません。
Xファイルの劇場版(古いの)を見たのですが、なんかとっても無理な状況が積重なってなんだろう、何故こんなに人気になったのかと思います。
新しく見た物まず2つはこれ、でこれがいけません。



2分先を知ることができる男が、テロ組織とFBIに翻弄されながら、恋人を獲得する話です。
800万人を死滅させる核爆弾を配置されながら、FBIの対応が予言者に頼ることじたいありえない、アメリカというのは本当にアホかと思います。
このFBIのアホさ加減と、それに対するテロ組織が何のためなのかわかりませんがFBIよりかしっかり組織されていてこれはお笑いでした。
ニコラス・ケージって時々わけのわからない映画に出るように思います。
さてつまらない時間を過ごしていますが、これも自己責任、もう一つのDVDに期待をかけますし、中古と新品のCDも結構在るので絶望はありません。
CDのほうはゆくゆくですが、DVDはこのしばらくをまとめてみることにしました。

そして次がこの作品です。


ちょっと歳をとってしまったダイアン・レイン主演の映画です。
捕らえた人を死に至る装置に縛りフェッブ上に公開し、そのアクセス数が多くなると死が早まるという異常者との犯罪ドラマです。
閲覧数を少なからず気にする見にとっては、ちょっとどきどきするテーマです。
映像もTV的なところもありますが、なかなか良い、犯罪方向がヒロインに向いていきますが、あくまでウェッブにこだわってくれたのが良かった。
殺人のための装置を公開するのに、ビデオカメラのセッテイングとかメカニカルな時間がかなりかかるのに結構簡単に出来てしまうのがおかしいですが、閲覧数の撮り方でこんな酷い方法がありましありました。口コミの凄さです。
これはなかなか面白かった。

そしてちょっと見たいDVDもかりましたが、それは今度のお休みで見れますでしょうか。

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いつまでもMiles  Saloua / ERIK TRUFFAZ

2008-11-22 08:20:44 | 聞いてますCDいいと思う



ジャケを見ると良さそうだし、EUのブルノートはなかなか凄いアルバムを作るから、そしてBenitaがベースを弾いているならと買ったアルバムです。
リーダーのErik Truffazは結構アルバムをだしているようで、ファンには有名かも知れませんが、知りませんでした。クラブ系に人気があるのでしょうか、1曲目からスラブ系のvocalとモルヴィルににたサウンドです。
2曲目は完全なレゲェ、でもそれは決して嫌ではなく、Manu Codjiaの突き刺さるようなギターが陰影をつけます。
3曲目はベニータの曲で、フォークを思わせる曲、リーダーのペットは生音がマイルスに似ていて驚きます。ミュートのフレーズもとても似ています。
中近東の歌声で始まる4曲目、サウンドはオリエントですがホーンはマイルスで狙いがわかった感じです。ラップの語りとオリエントの歌とマイルス調メロディー嫌いではあるませんがフェードアウトさせました。
M・アイシャムのTPのアルバムに完全にマイルスのエレクトニックを模倣するアルバムがあります。それは同じ曲を演奏して、意図充分ですが、こちらは段々とワールドミュージックを入れながらもマイルスの再表現になってきています。
6曲目など完全のマイルスのメロディです。それがいけないかと言うと、これして欲しいのです。あのサウンドの模倣から、かならず新しいサウンドができるとおもいます。その意味でこのちょっと不思議なアルバムもいいと思うのです。
8曲目は完全なマイルス、アガルタあたりですが、ギターManu Codjiaのこの曲は凄い。
9曲目はもっとハードに、ここまでくると、とことんやって欲しくなります。ペットとギターの演奏どうだ感が出ています。
10曲目生ギターにペットが絡みますが、このトランペターマイルスと同じ場を作ろうとします。
マイルスに似たサウンドがメインになっていますが、真似みたいな音よりか独自に
出すメロディのほうが面白いと思い始めると最後の曲になってしましました。
この曲がとてもカッコイイ、マイルスが吹こうが、別の人がテーマとってもかなり気持ちよい終わりだと思います。

Saloua / ERIK TRUFFAZ

Erik Truffaz ( Trumpet )
Manu Codjia ( Guitar )
Michel Benita ( Bass )
Mounir Troudi ( Vocals )
Erik Truffaz ( Melodica )

1. Saloua
2. Big Wheel
3. Whispering
4. Yabous
5. Gedech
6. Dubophone
7. Ines
8. Tantrik
9. Ghost Drummer
10. Soleil d'Eline
11. Spirale
12. Et la Vie Continue


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一人でも Alone at Last / Gery Berton

2008-11-21 18:09:36 | 聞いてますCDいいと思う


中古にしろ、新しいものにしろ、聴いたことのないアルバムを聴き続けて、感想をblogに書いていると、すこし疲れている様な気になることがあります。まして続けざまにライブを見てしまうとやはり影響は大きくて、少し疲れが出てしまいました。
そのような時は、なつかしいアルバムで良いことを知っているものを聴いています。
1972年にG・バートンがグラミー賞を取ったアルバムで、バートンのソロだけで71年にモントルーでのライブ3曲とNYでのスタジオ録音4曲です。
1曲目“Moonchild/In Your Quiet Place ”は71年に出したキースとのコラボアルバムでも演奏しているキースの曲、心にやさしいテーマをここではバートンが再演した形です。
2曲目はバートンの「カントリーロード」からの曲で、あまりヒットはしなかったけど懐かしい小品でなぜかこったような頭が柔らかくなりました。
3曲目はカーネギーの「イン・コンサート」や「ダスター」で演奏されている“Sunset Bell ”でこの曲はインプロの度合いが強くて、場所場所でまるで違ったように感じる曲で、でもバートンでは重要な曲です。
4曲目からはスタジオ録音でピアノやオルガンを多重で取っていて、ピアノはキースのようで、これはこの年のアルバムが凄く影響しているんでしょう。
“Handbags and Gladrags”はイギリスのロックグループ、マンフレッド・マンの曲だそうですが、ここからは記憶にない演奏で、でもこれがとても良い。
キースの“マイ・バック・ページ”にバートンが参加しているようで、良い明日はかならず来るよと言われているような、心が柔らかくなる演奏です。
明日からは連休で、時間もあるので今晩からはDVDでも見ることにしました。
Alone at Last 最後まで一人、でも上手く過ごします。

Alone at Last / Gery Berton

Gery Berton vib,p org

1 Moonchild/In Your Quiet Place [Live]
2 Green Mountains/Arise, Her Eyes [Live]
3 Sunset Bell [Live]
4
5 Hullo Bolinas
6 General Mojo's Well Laid Plan
7 Chega de Saudade (No More Blues)
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HIGH FIVE at Blue Note 2008 11 18

2008-11-19 20:25:56 | サポート中、ライブ


High Five Live at Blue Note 2008 11 18

ファブリッツィオ・ボッソ(トランペット)
ダニエル・スカナピエコ(サックス)
ルカ・マンヌッツァ(ピアノ)
ピエトロ・チャンカリーニ(ベース)
ロレンツォ・トゥッチ(ドラムス)

夏にとても熱いアルバムをだしたHigh Fiveがブルーノートで公演をしています。
生ボッソをぜひ聴きたいとおもっていましたが、恥かしながらブルーノートって行ったことがありません。
躊躇していたら、名古屋の麗人が背中をおしてくれました。
その方とお友達の席にご一緒させて頂きました。
曲目のリストはどなたかが掲載してくれるのを待つとして(改めて修正したいと思いますがrhodiaさんよろしく)、5名が舞台に現れただけでドキドキしだして1曲目“パッション・ダンス”からとりこのような感じです。
2曲目は“Psndaguru”でしょうか。(4曲目だった。)
3曲目スカナピエコのテナーのソロの横で、同じようにソロみたいに叩くトゥッチのドラムスが凄い、このようなことをしている事の驚きがなんともうれしくなります。
5曲目“フットプリンツ”色々感想を記録したいのですが、なんと席はBossoに一番近い真ん前、JAZZをよくご存知な凄いリスナーも同席していて、こんなところで紙を出して何か書くわけにいきません。ライトも当たっていますので、記者に間違われても困ります。
すぐ目の前のボッソのペットの音、テナーの音は生音、ほんのわずかな息使いも聞こえて、感動を深めます。素晴らしい席に座れた事をカノンさんに感謝です。
ベースの音も自然な音で聴こえ、ブルーノート素晴らしいと思いました。
(これは、全部説明できませんが、ちょっとしたトラブルにスタッフ一同で大変親身な対応ありがとうございました。大好きになりました。)
5曲目“love for Sale”でないでしょうね、(ごめんなさい、Body and Soulの思い違い、翌日に変わってしまった。)幾つかの曲が合わさった感じで面白い流れです。
6曲目“Five For Fan”そろそろ終わりが近い感じがして、もうそんな時かと思ってしまいます。
1mも離れていない舞台に置いてある、シルバーのフリューゲルホーンが黄色いライトをあびて、金色に輝いているのを眺めます。
音の奔流と静かに輝く光が絡み合って、ここにいる現実がしっかりと身を包みこんできました。
アンコールではピアノのマンヌッツァがとても良いプレー、ちょっとお気楽と思うプレーと、うなるような素晴らしいプレーを両方する人、これもおもしろいか。
とても納得のいく、ライブでした、サイン会では、たくさんサインももらえました。

ライブ中、目をキラキラとさせて演奏を見入るお嬢さんが2つ隣の席にいらっしゃいました。
こんなに嬉しそうな目をしている方はBlogでイタリア大ファンを表明している「rhodia DIARY」のrhodiaさんに間違いないと思い、声をかけました。
やはり当たりで、素敵な人と挨拶することができました。
素晴らしい勢いでイタリア勢をバックアップされています、頑張ってくださいね。

帰りは日を超えていましたが、充分過ぎるほど満足が身を包んでいます。
ブルーノートの良さ知りました、イタリアの若い人のスカッとした演奏、それを真剣に応援する眼差し、素敵なJAZZに集まろうとしたお仲間、心の器が満たされました。
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