JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

だれが決めたのか play the mucic of DUKE ELLINGTON / Gqary Burton

2024-06-05 15:23:19 | 聞いたけどCDどちらでも


ゲイリー・バートンが引退したのが2017年ですでに7年になる。パット・メセニーと演ったアルバムはが出たようだけれど、それを探しに行って(発売日前だった)これをいつけた。
まるで知らないアルバムだった。ベースのJay Leonhartと名前がならんでいるカルテット。グルーヴ・マーチャントというレーベルが作ったアルバムのようだ。
内容はデューク・エリントン曲集でそれこそエリントンのヒット曲がすべて並んでいる。
これが聴きだすと、どうもおさまりが悪い。1曲目男性がスキャットで歌うのだけれど、どこにもクレジットがない。多分レオンハートがベースに合わせて歌っている感じがする。
エリントンだからしょうがないのかもしれないけれど、なんか1時代、前のスタイルで演奏されている感じ。
録音は1994年だから初期のバートンというわけではないけれど、スタイルはどうも自分らしくない。このレーベルが企画して、メンバーを集め録音したのだろう。
だれがリーダーだか、スタイルを誰がきめたのか、はっきりしないような感じを受ける。
バートンはGRPにうつって、グループが決まらないでいろいろ思考していたような状態だったのではないか、このころのアルバムをあまり持っていない。
同じ年に録音されたのがこちら。


Face to Face」 GARY BURTON & MAKOTO OZONE 1994年

そしてこのころのアルバムを集めたのがこちら


Collection」   1996年

1時代前の演奏みたいだけれど、1曲だけジョー・ベックが気合が入ったソロを撮るキャラバンだけは、こういうカラーを出さなきゃという良い演奏。バートンとの出会いが少なくなったこの頃だからこれで許すか。

play the mucic of DUKE ELLINGTON / Gqary Burton

Jay Leonhart (bass)
Joe Beck (guitar)
Gary Burton (vibraphone)
Terry Clark (drums)
Recorded at Clinton Recording Studios, New York, New York on November 8, 1994.

1 Un A Mellow Tone
2 Rockin' In Rhythm
3 C Jam Blues
4 Love You Madly
5 Azure
6 Cottontail
7 Creole Love Song
8 Take The "A"Train
9 Squeeze Me
10 Caravan
11 Ishfahan
12 Satin Doll

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入れすぎ THAT YOU NOT DARE TO FORGET / MEB

2023-05-08 15:16:25 | 聞いたけどCDどちらでも


マイルスへのトリヴュート作品となるニコラ・フォルメルのアルバムをきいて、そういえばマイルスへの思いを込めたアルバムを並べてみようかと思った。ショップにいったらこんなアルバムが出ていたので買ってみた。
MEBというバンドでマイルスゆかりのロン・カーターを筆頭に、レニー・ホワイト、スタンリー・クラーク、マーカス・ミラー、ジョン・スコフィールド、ヴァーノン・リード故ウォレス・ルーニー(トランペット)とバーナード・ライト(キーボード)が参加している。
1曲目はマイルスの未発表スタジオ録音曲。2曲目もマイルスの音源をいれたBluという人のラップ。3曲目もラップがは入って得意分野じゃない。マイルスが生きていたらこのような音楽をやったかどうかちょっと考えてしまう。4曲目ウォレス・ルーニーがペットをふくメローな曲でロン・カーターがベース。マイルスのように吹くからこれは良い。5曲目は女性の語りがはいるからこれもちょっと苦手、クラークのエレベとジェレミー・ペルトのペットに集中するとなかなかいい。で全部で27分半、いろいろ入っているから何が売りなのかよくわからない。

THAT YOU NOT DARE TO FORGET / MEB

1. Hail To The Real Chief (Long Version)
2. Bitches Are Back
3. Over My Shoulder
4. Mellow Kisses
5. That You Not Dare To Forget
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路線違いの天国 HAVEN / BERARDI FORAN KALEN

2022-09-05 09:31:53 | 聞いたけどCDどちらでも


オーストラリアの「ミスインタープロテート」というグループで2011年の東京jazzで会ったのがシーン・フォランだった。無料の屋外で弾いていたと記憶している。とても良いピアニストだと思ったらアルバム「TRICHTOMY」を一枚持っていた。その後のお付き合いがはじまったのだけど現役100人にも入っていただき、この人の一枚は「Transmission Point」というアルバムを選んでいる。この人けっこコンスタントにアルバムをリリースしていて、オーストラリアは欧州と違ってかなり環境がいいのかと思う。2019年にも「Conterpart」という素敵なアルバムを出してくれた。今回一回りしたら見つけたのがこのアルバム。
3人の連名アルバムで女性ヴォーカルの出現が多い。多分気が合った3人で作ったのだろう。それなりにリラックスしたアルバム。ただしヴォーカルは会う会わないがありこちらアウトは個人的に思わない。
たぶん多彩なシーン・フォラン、こんな感じのアルバムも作れるということなのだろう。文句はいわないけれど、ちょっと路線が違っていた。

HAVEN / BERARDI FORAN KALEN

Vocals - Kristin Berardi
Piano - Sean Foran
Saxophone - Rafael Karlen

Special Guest: Vibraphone - Pascal Schumacher

1.No Shepherds Live Here 08:47
2.Ripple 05:36
3.Foran Policy 04:18
4.Orbit 07:43
5.Revolving Doors 05:56
6.Bushfire Break 07:36
7.Rambling 07:22
8.Handwritten 03:04
9.Chuhily 03:07
10.Bushfire Two 02:47
11.Begin Again 05:39
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リード・サックス  Louise / Emile Parisien

2022-03-08 09:20:43 | 聞いたけどCDどちらでも


いくつか買ったアルバムがどうもピンとこないとかいたけれど、これがその一枚。大好きなエミール・パリジーンの新譜だから困った。Jan Lundgren とLars Danielssonの演奏がとてもよかったから残念だ。

パリジーンとの出会いは突然だったけれど、最初の1枚でしびれた。



Au revoir porc-epic 「ロックを感じるのは私だけ?
original pimpant 「やるが飛ぶ理論は
Chien Guepe「ポップアートを取り入れて

なぜ今回ピンとこないかというと、理由はわかっている。最初の記事のタイトルにもしたけれど、そこにロックを感じた。オリジナルのカルテットはまるでパリジーンがリード・ギターのように徐々にテンションをあげて行って弾きまくるようなモーダルな演奏だった。



ACTに移ってからは、共演者が増えて幅を広げてきた。それはそれで、決して悪くはない。パリジーンがヨーロッパでファースト・ソプラノサックス奏者となっていく過程だと思う。

ギターのManu CodjiaはChristophe Wallemmeの「Om project」で知り合ったのだろう。その後彼をいれて、クインテットにした。



今回のアルバムでは自分のバンドをSextetに変えている。それ自体もトライとしては良いと思う。



トランペットのTheo Crokerはマイアミ出身の尖鋭のトランぺッターといわれる人だからそれはそれで刺激的だけれど、その人たちを生かすところでサウンドが難しくなってしまったようだ。方法としてオーネット・コールマンのような音作りを選んだ部分があるけど、パリジーンの場合はオーネットではない。シドニー・ベシェのサウンドが魅力のはずだ。
ということで今回はあえて低い評価にして、次回に期待します。

Louise / Emile Parisien

Emile Parisien (ss)
Theo Croker (tp)
Roberto Negro (p)
Manu Codjia (g)
Joe Martin (b)
Nasheet Waits (ds)

1. Louise
2. Madagascar
Memento
3. Part I
4. Part II
5. Part III
6. Il giorno della civetta
7. Jojo
8. Jungle Jig
9. Prayer 4 Peace


 


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久々のどちらでも rewind max ionata

2022-01-26 18:12:49 | 聞いたけどCDどちらでも


ショップで見ていたらマックス・イオナータのアルバムがあった。ひと頃かなりの人気だったけれど、最近は会う機会が減ったような気がします。マックスと会ったのも、もう13年以上前になるのですね。アルボーレの豊田さんに紹介いただいて、初来日から聞いている、どんどんうまくなっていった人。アルボーレからの3枚はどれもすごいアルバムだった。



マックスのアルバムもその後たまって9枚、フレージングが流暢で、かつ熱い。



今回のアルバム、マックス以外のメンバーはまるで知りません。



オルガン・トリオがバックのワンホーン、狙いはわかるような気がします。サウンドとして悪くはない気がします。ただちょっとおとなしいような。ちょっとまいに土岐英史さんのアルバムも、オルガンがはいっていて、とてもよかったから、その差を感じてしまう。
このオルガンがちょっとおとなしい。もう少し濃くてもいいような気がする。ドラムスもサックスを煽るというよりか、合わせに来ている感じ。マックスどうしたのかというような気がしないでもない。
どうしてかなと手持ちのアルバムをみてみると、アルボーレのアルバムではファブリオ・ボッソがゲストだったり、ピアノがLuca Mannutzaだったり、Dado Moroniとのデュオだったりと、共演者が濃くて、グッと押してくるタイプが多い。そうするとマックスも押し返すのだけれど、今回マックスが引っ張ていかなければいけないようなサウンド。っということで、今回はほとんど驚かないアルバムになってしまった。
この頃はいいねと思うアルバムばかあり記事にして、どうなのというようなのは記事にするのが面倒になってきている。アルバム購入も減って、アップも落ちているからアレッ入れていこうかな。

rewind max ionata

Drums – Amedeo Ariano (tracks: 9)
Drums, Vibraphone – Frits Landesbergen (tracks: 1 to 8)
Organ – Alberto Gurrisi
Saxophone – Max Ionata

1. At Vic's
2. Drum
3. Black Hole, The
4. North Sea
5. Sunflower
6. Bob's Mood
7. Chovendo Na Roseira
8. Amsterdam After Dark
9. Mr. G.T.
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久しぶりです。 EQUINOX / PITER DE GRAAF

2021-09-07 09:37:02 | 聞いたけどCDどちらでも


デヴュー作でものすごく気に入って現役ピアニストの100人の中に選んだけれどその後活動がどうしてもわからず、そのデヴュー作だけしかわからないので100人から退いてもらったけど、今年になって新作が出たのがこれ。
エレクトロニクスをいれて一人で作り上げているサウンドなのだろう。
デヴュー作と随分と感じがかわっているけれど、それは永い間があったからで、この人はこのように変わって来たのだから、こちらが本来の、いや現在の彼なわけだ。
それだから実に久しぶりに演奏に触れて、かなり戸惑った。Stefan Aebyもちょっとと戸惑ったけれど、それ以上になる。
それで置いておいたけれどStefan Aebyの次に再び聞いたら、決して悪いわけじゃ似合い。アンビエント的とも言えるか。エレのリズムが刻まれていく中で徐々にメロディを構築していく、エレクトロニクスのミッシェル・ジャールにちょっと似たところがある。
昔だったらこれいいになっていたかもしれないけれど、こちらも傾向が変わるってしまった。だから聞く状況で感じ方が随分と変わるかもしれないけれど、はまる日知にははまるサウンドだと思う。
今回聞きなおして「聞いたけどどちらでも」と思っていたのを「いいと思う」にかえたのは5曲目”Thank You ”なんておとなしくてかわいい曲だ。
配信分野で活動しているのだろうけれど、アルバムも出すようにして欲しい。

EQUINOX / PITER DE GRAAF

Pieter de Graaf

01. In Circles
02. Event Horizon
03. Dew Drops
04. OCD
05. Thank You
06. Silver Lining
07. Supernova
08. Miss Undutchable
09. The Star Shift
10. August Sings
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どうでもいいことよりも AMAZONIA / JEAN-MICHEL JARRE

2021-05-11 10:55:53 | 聞いたけどCDどちらでも


ショップに行って買ったのだけこれ聞いてみて全然響かない。ここのところ、blogのジャンルわけで、CDレベル”どちらでも”とか”わからない”は記事にしていない。昔はふまんも記事にしたけれど、このごろではわざわざ記事にしない。どちらでもと思うものの最期が2020年5月だから1年前、わからないと思うアルバムを記事にしたのは2018年だから3年が経っている。
今回このアルバムを買ってきて聞いたわけだけれど、途中からなんだこれはと思い始めて、丁度アルバムを処理しようとしてるちきなので、その日にさよならとしようと思った。
結果、改めてきき聞き返して処分はやめたけれど、というアルバムです。ちょっとガクッときてそれを記事に使用かとおもったけれど、 JEAN-MICHEL JARRE、大好きなアーティストだったのでそちらを記事にしたくなった。

JEAN-MICHEL JARRE、1976年にシンセの音楽「幻想惑星」を発表して、その後レザー光線をつかったショーなど幻想的なというか、時代の先端をいくショーを繰り広げていた。そのこれ好きだったけれどアルバムは残っていない。印象が強くて何年か前に欲しくなってセレクトアルバムをかったのが、再会となった。



それから2015年に新しいアルバムがあるので購入して、以後毎年1枚ぐらい新作がでているのので、ある意味復権したのだろう。タイムマシーンをテーマにジャールらしサウンドでああ元気なんだとおもった。



これが2015年のアルバムで、ただ革新というものがあるかというとちょっと不満で、歳をとってきたかなと思いその後はスルーしていた。
今回、棚に新しいのがあるので買ったわけだけれど、これが面白くない。「AMAZONIA」とあるからアマゾンがテーマのシンセ曲になっているけれど、アマゾンが基本シンセとマッチしているかというと問題がある。



買ったばかりだど、これは処分決定と思った。それでも、もう一度ききなおして思いとどまった。結果ジャールの良さがわからないで、アマゾンのたとえばブードーがあるような音とか、自然の音を表現しているのだけれど、それをあえてシンセ、異空間ならばわかるけれどちょっとアマゾンには合わなかったのかなと思った。
それでこの感想はおわりだけれど、JEAN-MICHEL JARRE、基本は大好きだし、知らない人のためにその好きを書いておきたくなった。

書いたようにJEAN-MICHEL JARRE、シンセで凄いショーを1970年代にしていたわけど、その映像にすごくびっくりした分けです。
そして1986年ヒューストン市政150年の記念として、当地でショーを行った模様が「ランデヴュー ヒューストン」でその中で感動的な音楽があった。

いまでもその場面はネットで見ることができるので、ぜひ検索してもらいたいというのが、アマゾンの組曲の不満中にあらためたおもったことです。
それは”Last Rendez-Vous(Ron's Piece"という曲です。ヒューストンのコンサートのために、共演しようと友人であるロナルド・マクネィアのために書いた曲の演奏です。しかしロナルドとは共演をかなわなかった。なぜならばこの曲を書いた1か月後、ロナルドは有名なチャレンジャー号の爆発事故dえなくなったからです。
ショーでは代わりにカーク・ウエラムがソプラノを吹いていますが、多感なわたし、当時その映像に大きなメッセージを感じたものでした。
という事でアマゾン組曲はどうでもいいのですが、こちらを知らない人は是非ヒューストンのコンサートは経験してもらえたらと思います。


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Home Play 2 好みの枠外 / BLUE SPIRITS Blue spirits The 65th anniversary of Blue Note

2020-05-27 13:33:57 | 聞いたけどCDどちらでも


中古屋さんの一番安い290円の棚から必ず1枚を買ってきて聞いてみようという暇つぶし企画は、まるで知らないスウェーデンのPOPグループだったけれど、聞きやすくて結構面白かった。
290円の棚って結構無責任で、なんでこんなのがあるのってのが入り込んでいて、これもある意味面白い。だまされようがなにしようが、290円で笑ってられるのがいい。
というので2日目は歩いて25分かかる別の店で1枚えらんできた。「THE 65th ANNIVERSARY OF BLUE NOTE」ってあって、ニカの夢とかサイドワインダーとあるからオムニバスだとおもったけれど、日本人の名前もみえるから買ってみた。

聞き出して、あんりゃとおもうのだけれどこれラップで始まった。ミュージシャンも,小林径,瘋癲,吾妻光良,DJ JIN,GAGLE,井出靖、Fantastic Plastic Machine, Jazztronik, Kei Kobayashi with B-Band, Muro, Gagle, & moreなんて知らない名前ばっかりでこれは困った。昨日のポップは英語で(スウェーデン語かも)流れていてききながせたけれど、このアルバム日本語でラップしている曲もあってこれは枠外だった。
曲の方はブルーノート有名曲が並んでいるから、こっちは枠なんだけれど演奏は枠外。



オリジナルをならべて聞いた方おちつくけれど、それじゃ買わない。日本語でアアダ、コウダ言われてもこまってします。救いだったのは9曲目” ブルー・ボッサ ”と10曲目"リカード・ボサ・ノヴ”は好きなきょくだけれど、ヴォーカルとバイオリンのカヴァーでここだけはほっとしていい。
290円であんりゃと驚けたんだからいいけど、それにしてもブルー・ノートのファンにもいろいろいるもんだという1枚でした。

BLUE SPIRITS Blue spirits The 65th anniversary of Blue Note

01. ブルー・スピリッツ・スキット(Rarte Prima)
02. ニカの夢 / 小林径&ビーバンジー・イン・ダーク・シャドウ
03. プア・バタフライ / 瘋癲
04. ザ・サイドワインダー / 吾妻光良とザ・スインギン・バッパーズ
05. ブルー・スピリッツ・スキット(Rarte Seconda&Terza)
06. ウインド・パレード / DJ Jinフィート・マーク・ド・クライヴ・ロー
07. ミスティック・ブリュー (ナチュラル・ミスティック) / ガグル
08. ブルー・スピリッツ・スキット(Rarte Quarto)
09. ブルー・ボッサ / 井出靖 feat.黄金井修
10. リカード・ボサ・ノヴ(ザ・ギフト) / 金原千恵子feat.EME
11. メスティゾ・アイズ / ジャズトロニック
12. ブラジリアン・スイート / ペトルチアーニ
13. ブルー・スピリット
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何が起きたかわからない MERCJ / LUIGI MARTINALE

2019-11-23 08:16:29 | 聞いたけどCDどちらでも


出るのを心待ちにしているピアニストが何人かいるけれど、ルイージ・マルチナーレもその一人、来日したときにもたくさんのアルバムにサインしていただいて「カルーソ大好き」「私も!」と心を通わしたのが懐かしい。
新しいアルバムが出たので喜び勇んで買ってきた。

ピアノトリオでドラムスは前作と同じ、ベースは新しい人のようだ。



聴き始めてアレ~、ちょっとかわっているな~と一瞬思う。ピアノタッチとハーモニーもいつもと違うような気がするのは気の迷ういかなと途中でやめた。
改めて聞き直しました。そのアレ~が最後まで行っちゃう、ベースの人しらないけれどある程度ベテランらしい。でもこのベースが合わない。このフレージングじゃ世界にはついていけないじゃないと思うのは私の偏りでしょうか。
楚々てアレ~の原因はピアノのフレーズ、これまで、安定したハーモニーによく歌うラインを弾いていたのがマルチナーレだと思っていたけれど、最後までジャカジャカと弾いている感じ。だんだん残念度があがって、激しい表現になるけれど、そううつ病の躁状態の患者が、主張しているのだろうけれど、何言っているかわからないという感じ。
マルチナーレに一体なにがおきたのかわからない。あの楽しく歌わせて、それがまるで一緒に歌うような心楽しさが残念ながら今回はなかった。
次はきっと変わるだろうと確信はしているけれど。

MERCJ / LUIGI MARTINALE

Luigi Martinale (p)
Michel Molines (b)
Zaza Desiderio (ds)
2019年作品


1. Pop Imagination
2. It Ain’t Necessarily So (G & I Gershwin)
3. Puccini
4. Sundial Time
5. Strange Days
6. St. Joseph Blues
7. How Deep Is The Ocean
8. So Long, Frank Lloyd Wright(P. Simon)
9. My Keys, Again
10. Vrdz Birthday
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欲求処理を間違えた。  POLKA / WOJTEK MAZOLEWSKI

2018-08-06 17:04:35 | 聞いたけどCDどちらでも


ショップで見ていたらこれはベーシストのアルバムだろうというのが新譜棚に並んでいた。ちょっと試聴して(試聴はした)、意外とベース色が強くて、スタイリシュなので、まあいいかと買ってみた。

ポーランドのジャズロックバンドPink Freudのリーダーとしても活躍しているベーシストWojtek Mazolewskiの2014年にリリースした3rdアルバムだそうです。ちょっと想像とはちがっていて、これは勝手に夢想した、こっちがわるいのだけれどほとんど聞かなくなるだろうというのが結論です。
いやこういうのがかっこいいとおもう人は多いとおもうから悪いとはいわない。ジャケで築くべきだったのかもしれないけれど、ノートにはこのような写真があって、これも一つのイメージでしょう。



でもこの人ロックよりかはJAZZ志向かもしれないと思わせる手。



でも私アンチ・ボディー・アート派なのでどうもしっくりきません。

勝手な思夢想とは、ポーランド・・・ベーシスト・・・久しぶり・・・リーダー・・・欲しい、で買ってしまいました。
随分まえにADAM KOWALWQAKIという人のアルバムが結構人気がありました。いまだに覚えているけれどその人の最近のアルバムがあって、探しても見つからない。   ・・・欲しい・・・というのが頭を支配して、代わりにこれを拾ったというのが欲求処理方法の間違えでした。

このアアルバム2014年に出たときはこういうジャケだったようで、こっちだったら買わなかったなぁというのは納得には結びつかない。



まあ落ち着いたのは、記事を書いているときにもう一度探して1枚あったので、それを注文。これで心もおさまりました。


POLKA / WOJTEK MAZOLEWSKI

Double Bass – Wojtek Mazolewski*
Drums – Michał Bryndal, Qba Janicki
Piano – Joanna Duda
Saxophone – Marek Pospieszalski
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