JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

明るく暮らす ALFIE / SONNY ROLLINS

2014-12-31 08:13:49 | 聞いてますCDおすすめ


blogを始めて9回目の年の暮れになりました。最後はいつも皆様に感謝をこめて書くこととなるので、アルバムも一寸思い入れのあるものとか、心に残っているものを選ぶようになってきました。
年の瀬が一寸古いものになって、新年の最初の1枚は新しいもので最初に聞こうとほぼ新しいものを選びます。
暮れの方は8年のうち、キースが2枚、アラン・パスクァが2枚、コルトレーンとコルトレーン関係で2枚、北欧のアルバム2枚でした。

昔好きだったアルバムだけれど、持っていないものがいくつかあって、それがここのところ廉価版で出るようになっています。
そこでいくつか買って、今年最後はこれにしようと決めたのが、このアルバム。
皆様もそうだと思いますが、良いこと、楽しい事、もありまたし、悲しい事もあった1年になりました。特にその振り具合が大きかった。
だから最後は楽しい方に大きく振ってみようということでこれを選んだ感じです。
ソニーロリンズが担当した映画音楽をオリバー・ネルソン編曲で再録したアルバム、映画の方は年末にあっているかというと言い難いけれど、サウンドの方は楽しく豪快です。

ほぼ1曲目しか記憶にないけれど、1966年に聞いたときには、このようにテナーを吹いてみたいと思ったものでした。
残念ながらテナーは吹かなかったけれど、今年は楽器も始めたのだからなんと50年目ぐらいのチャレンジになりました。この年になって新しい事これからというのは、疑問に思うかもしれませんが、なんと仕事の方も全く新しいことが始まってしまいました。
そんなこんなで前に向かってグイグイと行けますように、皆様に何とかそんな感じになれたことを感謝しつつ来年も朋に歩けたらと思います。

本年はまことにどうもありがとうございました。

ALFIE / SONNY ROLLINS

Oliver Nelson (arr., cond.)
Sonny Rollins (ts)
Jimmy Cleveland (tb)
J.J. Johnson (tb)
Phil Woods (as)
Bob Ashton (ts)
Danny Bank (bs)
Frankie Dunlop (ds)
Walter Booker (b)
Roger Kellaway (p)
Kenny Burrell (g)
1966年1月26日録音。

1. Alfie’s Theme
2. He’s Younger Than You Are
3. Street Runner With Child
4. Transition Theme for Minor Blues or Little Malcom Loves His Dad
5. On Impulse
6. Alfie’s Theme Differently

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当然の所有 NOW HE SINGS,NOW HE SOBS / CHICK COREA

2014-12-30 13:52:39 | 聞いてますCDおすすめ


ここのところ昔出ていたアルバムが廉価盤になって発売されている。お安いので持っていないものを買っても良いかと思います。
まさか持っていないなんて信じられないといわれそうなのがこのアルバム。1968年、こずかいも少ない時代友達が買ったから聴かせてもらえばいいやと買いませんでした。
blogで思い出の強いアルバムの記事を年末最後に書いているのでこれにしようかと買いました。
久しぶりに聞いたけれど、ほとんど全部、メロディ覚えているから、昔よっぽど聞いたのでしょう。今聞いても新鮮なメロディは脅威的です。マトリックスがなんといってもお気に入りとおもっていましたが、1曲目“.Steps - What Was”もまさにその後のコリアを表現していて驚きました。
とにかく説明はいらない名盤中の名盤だと思います。

だから説明はなしに最後のアルバムにしようかと思いましたが、同時に買ったもう一枚にすることにしたので、そちらはまた明日。

マトリックスという曲の思い出を一つ。

ハクエイ・キムがデヴューしてすぐのころは、スタンダードやジャズマンの作品も多く演奏していました。ライブなんか行くと最後名に演奏しようなどと聞いてくることがあって、“ストレート・ノーチェーサー”で行こうよとかこちらもリクエストしていました。
あるとき、“マトリックス”演ってよと頼むと、始めたんだけれど、これがトリオ全員、大興奮、観客もふくめてノリノリの演奏になりました。ハクエイも大好きな曲で、久しぶりの演奏で乗ったというところでしょうか。

だからたまには演ればいいのに、リハで演りましたなんて言って最近聞いていません。

NOW HE SINGS,NOW HE SOBS / CHICK COREA

Chick Corea piano
Miroslav Vitous bass
Roy Haynes drums

1.Steps - What Was
2.Matrix
3.Now He Sings, Now He Sobs
4.Now He Beats the Drum, Now He Stops
5.The Law of Falling and Catching Up
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2014-12-29 07:54:45 | その他
南の島に来ています。
ホテルにパソコンがあったので書いていますが、写真の処理はできないので絵日記風は帰ってからということで。

今日は行きたかったところで午前中過ごして、別の島に移動します。
そちらはリゾートでBARが24時間開いているそうで、何とも恐ろしい。
パソコン事情がわかりませんので、年末のご挨拶ができるかどうか、もしできなかったら

来年もよろしくね。
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5割の主役 Paganini:after a dream / Regina Carter

2014-12-28 05:50:46 | 聞いてますCDいいと思う


今年のフェバリットを記事にしたから、新しく買った新譜に関しては5枚ぐらいあるけれど来年まで置いておくことにしました。
だから中古化リイシューにします。
オクサンがバイオリンを演っているから、こびうって時々バイオリンのアルバムを買います。レジーナ・カーターはその中でも着実に数を増やしています。
チェロの演奏でも聞いているフォーレの“夢のあとに”も演奏しているので買いましたが、ジェノヴァの博物館に保管されているパガニーニが愛用していたバイオリンの名器「キャノン」をジャズ・バイオリニストとして初めて弾いたアルバムだそうです。



ですからこの楽器が3割がたは主役でしょうか。
1曲目が“亡き王女のためのパヴァーヌ”から、ここの所続いている曲です。2曲目が“黒いオルフェ”、音が良いことが解ります。
3曲目がフォーレの“ Pavane”だけれど、しゃれたアレンジで、ジャズとクラシックが見事に合わさっています。
4曲目が大好きな“Oblivion”、高音も中低音もともに良く出ているというか、のびやかになるのが解ります。
ここらへんかもちろんレジナ・カーターの技も聴いているのですが、バイオリンの音に弾きこまれてしまいました。
カーターのオリジナル2曲を挟んでドビュシーの“夢”とフォーレの“夢のあとで”、ジャケを見るとカーターヴァイオリンを持っていませんが、夢のような出来事が過ぎたあとということでしょうか。
1742年に作られたパガニーニの愛器を弾くという夢のような出来事がまるで夢を見ているよに“夢のあとで”で表現されます。

聞き終わってみたらば、カーターには失礼かもしれませんが、5割がたバイオリンが主役だったような気がします。



after a dream / Regina Carter

Bass– Chris Lightcap, Jeffrey Carney*
Cello– Borislav Strulev, Dorothy Lawson
Drums– Alvester Garnett
Harp– Susan Jolles
Percussion– Mayra Casales
Piano, Producer, Arranged By– Werner "Vana" Gierig
Viola– Debra Shufelt, Maxine Roach, Ralph Farris
Violin– Belinda Whitney-Barratt, Carol Pool, Natalie Cenovia Cummins*, Joyce Hammann, Karen Milne, Katherine Livolsi-Stern, Laura Seaton, Mary Rowell, Mary Whitaker, Robert Chausow, Yuri Vodovoz
Violin, Vocals, Arranged By– Regina Carter

1 Pavane Pour Une Infante Défunte
2 Black Orpheus (Manha De Carnaval)
3 Pavane
4 Oblivion
5 Rêverie
6 Healing In Foreign Lands
7 Après Un Rêve
8 Excerpt From Alexandra
9 Cinema Paradiso


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チェロが一杯

2014-12-26 22:25:40 | チェロ無難
チェロを始めて5か月が過ぎました。音程がひどいから、良い音と音程をたくさん聞こうと中古や新品のアルバムを漁りだしたら結構の量になりました。
どうやら始まると関係の品を漁るのは親譲りのようで、オーディオの凝らないでつくずく良かったと思います。
演奏をどうのとか、曲がどうのとジャズみたいにかけないから、あまり記事にはしないけれど、せっかくだからどんなの買ったか載せてみることにしました。



まずは最初に買った水谷川さんはいまだにお気に入りです。その他日本の女性チェリストたち。



続けてマイスキーのアルバム。



ヨーヨー・マも自然と増えてしまいます。



引退したジュリアン・ロイド・フェバーの2つ目が今年最後のチェロアルバムになりました。



バッハの無伴奏チェロの一群。



その他気になると買ってしまった一群、3枚が新品、2枚がレンタル、3枚が中古で入手です。



そして日本の男性チェリストたち。



後はいろいろ、全部中古だから、安いのをまいいやで買いました。
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今年記事にしたフェバリット10枚

2014-12-25 22:11:22 | 聞いてますCDおすすめ
今年も気にいった10枚を選ぶ時期にきました。毎年クリスマスの日かイブにこの記事をアップしています。
今年意外とすんなり決まった感じです。最後の二枚が別のものでもよかったわけで、でもこれは例年です。

第一位は次の二つとの差あるのかと悩みましたが、一寸差をつけてこれ。



10/9 三つの三つ Three Times Three / Antonio Sanchez

2位3位はこれはどちらが上でも構わない。



5/15 現在進行形 STORIES / ENRICO PIERANUNZI

10/23 ECMのセンター Spark Of Life / Marcin Wasilewski

次が同じく5枚の集団、ここらへんに来ると趣味、好みの色が強くなりますか。



6/24 呼吸とピアノが singularity / michel bisceglia

5/17 同じ方向を見る HASSLIEBE / TIM ALLHOFF

10/30 私の喜び THE GOOD LIFE / George Robert & Kenny Barron  

11/4 一度は IN MY SOLITUDE / BRANFORD MARSALIS

12/10 ナルシストかどうかは知らない ONE / Jef Neve

残りの枠が大変なのはいつも通り、8枚の中から残り枠2、選んでみたら日本の方、(一人は日本とはいいずらいか)になりました。



6/21 感想の変遷 ALIVE / Hiromi THE TRIO PROJECT

6/2 往復書簡のようにして  El retratador / 林 正樹 西嶋 徹

残念ながらここに載らない6枚は、もう一つ好みが入っていて、全部で16枚が今年の特にのお気に入りでした。
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イブの夜はBARで BEST OF BAR JAZZ

2014-12-24 23:23:07 | 聞いてますCDいいと思う


イヴの夜はオクサンは友達とワイン・バーに行くそうで、こちらはいけないから、気分だけでもバーで過ごします。
このアルバムドイツのEMで企画して出しているもので、日本企画の定番でないところがいい。
前にボサノバの企画を買ってとても面白かった。

1曲1杯飲んでたら完全につぶれてしまうから4曲で1敗ぐらいのペースで飲めればいい。
出だしで雰囲気が出来上がって2曲目Viktoria Tolstoyの歌声も良いし、E・スヴェンソンがピアノも弾いているのも良い。トランペットのPeter Asplundなかなかです。
3曲目もヴォーカル入りで、そうかBarだとヴォーカルがおおくなるのか。ここら辺でう調子良くなってきます。
4曲目のベニー・グリーンでもう一杯頼む。この日知日本よりか海外のほうが人気ある特徴の人だと思う。
次はS・タレンタインのテンテット、ボッサのリズムで大きなクラブの片隅で聞いているような感じでこれも楽しい。ってBarの雰囲気はいつも楽しいのです。
6曲目で、イリアーヌのボッサ、ちょっとワインも飲みたくなって、チーズの一辺を頼んでこの曲はこれで楽しみたい。
次のKurt Elling のヴォーカルもワインでいい。知らなかたけれどこれもとてもいい心持ち、ていうか大分いい気持になってきました。
8曲目は知らない人なんだけれど Everette Harp 、ムーディーなテナー、やわらかくてとても気持ちいい、この気持ち良さにはちょっと反対なジンのロックが合ってくるのです。
ここからはちょっと古いバージョンからからでしょうかハンク・モーブレー、いや横に彼女もいませんが、なんだか一人落ち着いた気分になってきまた。ドナルド・バードのペットなんか一人でないとちょっと恥ずかしいなんて思います。
10曲目はダイアン・リーヴス、この人は貫禄Barで一曲歌うわけがないので、これその気になって気持ちいいのでもう一杯頼みます、シングル・モルトをロックで頂きましょう。M・ミィラーのピアノがこれはいい味なのですが、これを楽しみたいですね。
11曲目がJ・ヘンダーソンだけど落ち着いた曲、最後のもう一杯飲みたくなって頼みます。
12曲目がマイルス、それで最後がゲッツなのであれもう一杯。
いったい何杯のんだのでしょうかね。

これでこのBar,しめて600円ちょっと、イブを思い描きました。

BEST OF BAR JAZZ

1. Chitlins Con Carne (Rudy Van Gelder Edition) (1999 Digital Remaster) / Kenny Burrell
2. High-Heels / Viktoria Tolstoy
3. My Favorite Things / Denise Jannah
4. Soon / Benny Green
5. She's A Carioca / Stanley Turrentine
6. How Insensitive / Eliane Elias
7. Never Say Goodbye (For Jodi) / Kurt Elling
8. Love You To The Letter / Everette Harp
9. The Good Life (Rudy Van Gelder 24Bit Mastering) (2000 Digital Remaster) / Hank Mobley
10. You Taught My Heart to Sing / Dianne Reeves
11. Lazy Afternoon / Joe Henderson
12. I Waited For You / Miles Davis
13. These Foolish Things / Stan Getz

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サンタの選択 JAZZY CHRISTMAS / PAOLO FRESU

2014-12-23 22:02:04 | 聞いてますCDおすすめ


クリスマスといってもオクサンと二人きりだし、イブななんと出張をして帰りが遅くなる。いつものオクサンの友達が誘ってっくれたけれど、どうやら二人でワイン・バー行くようです。
クリスマスの時期に1日休日は、プレゼントみたいですね。
部屋の片づけなどして、今年最後のレッスンに行ってきました。なんでレッスンになると2割がた下手になるのだろう。
まあとにかく10回通いました。これは私の愛器です。



家にか帰ったらサンタが来てくれたようで、プレゼントみたいな午後に、プレゼントが届いていました。
このアルバムはよさそうと思っていたから、これhを選ぶとは、サンタもなかなか読みが深いようです。

このアルバムを話題にできるのもあと何日かなので、今夜イブイブに。

1曲目、こうやってストレートに、まさにクリスマスって感じで始まって、出身地であるサルデーニャ島サッサリでのライヴのようで、イタリアらしいクリスマスです。
フレス自身のクインテットだそうで、メンバーはあまりあったことはないけれど、とても息の合った、心安らぐメンバーです。ゲストのバンドネオンの人のアルバムは持っていたな。
2曲目、リラックスしたフリューゲルとバンドネオン、サンタはゆったりした心を配って歩いているのでしょう。
よく知っている曲は、メロディーが自然と浮かんでくるから楽しくなって来る4曲目。
5曲目“Have Yourself a Merry Little Christmas”フレスのミュート・バラッド、のびやかに、夜空見上げています。
同じくミュートの8曲目も気に入りました。

サンタはここ数日で仕事を終えて、そのあとしばらくはお休みがあるのでしょうか。
ことしも多くの人々に喜びを運び、そして必ず来年も来てくれるだろうと、ありがとう、年末はゆっくりしてください。

明日はワイン・バーに行けないから、これからちょっとバーにってホントは行かないけれど、それはまた明日。


JAZZY CHRISTMAS / PAOLO FRESU

Paolo Fresu (tp,flh,electronics)
Arranger, Director, Electronics, Flugelhorn, Primary Artist, Producer, Trumpet
Tino Tracanna (ts,ss)
Roberto Cipelli (p)
Attilio Zanchi (b)
Ettore Fioravanti (ds)
Daniele Di Bonaventura (Bandoneon)


1.White Christmas
2.I'll Be Home for Christmas
3.Is sa notte profundha
4.Joy to the World
5.Have Yourself a Merry Little Christmas
6.The Christmas Song (Chestnuts Roasting on an Open Fire)
7.Notte de Chelu
8.Till Bethlehem
9.O Little Town of Bethlehem
10.Naschid'est in sa cabanna
11.Adeste fideles


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プラスマイナス

2014-12-22 22:03:43 | その他
電子書籍を読むための専用機を購入した。それをもって出張にいったので、途中そのことが良かったのか、必要なかったかかんがえてみた。
最初にかったのは、マイク・ノックの義弟の高野秀行氏の古い本、まずは練習みたいに試しで軽い(内容)のにしてみました。



本当はオクサンの友達からこっちを読んで感想を書くようにという指令で機器をかったんのでした。



こちらは熱帯書店の無料書籍、こうゆうのはとても良い。でも無料のところ見たけれどこれはと言うのはすこししかなさそう。



何十円ぐらいのセールをさがすのが良いのかもしれません。

とうのでプラスとマイナスどちらがおおくなるでしょう。

初期投資2万円ちょっと -2
WH設定  -1
文字の大きさ変更 +2
寝転んでの操作 +2
電車の中の使用 +2
本を買った感覚 -2
表紙色なし -2
本体軽い +2
ケースつけると重い -2
パソコン上の本選び -1
本屋に在庫ないもの選び +2
ページボタン操作の安定 -1

思いつきで書いたけれど、現在-1、大喜びじゃないってところか。
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願来日 Spezial Snack / Emile Parisien

2014-12-21 14:47:36 | 聞いてますCDいいと思う


Emile Parisienと衝撃的に出会ってすでに8年になる。デヴュー盤がから次のアルバム、そうやってリーダー作が4作目、デュオ1の参加作2で7枚のアルバムを持っている。
この人結構真面目に探して追っかけているのです。
新しいアルバムが出たのですが、すぐに記事にしていない、でもだれも記事にしないだろから、やっぱろ記事にしておこう。

鈴のようなものを回転で鳴らすような音から始めて、ソプラノのメロディに、低い音はテナーダヴかアルコ、ベースとドラムスがリズムを刻み始めて徐々ヒートアップしていくパリシェンのソプラノは大好きなパターンです。
ロックを感じた1作目槍の飛ぶ理論みたいに感じた2作目時代をとり入れた3作目ときて、今回は速攻では反応できませんでした。

改めて聞きながら記事にすることになりました。

なぜ即反応しなかったかというと、この1曲以外はメンバーの作品で、それぞれの特徴が出ていてパリシェン色が弱い感じ、これまでのパリシャン作との差を感じたからでしょう。
ドラムスが2曲、ピアノとベースが1曲づつの全5曲。
2曲目はドラムスの作品で、アヴァンなピアノがカッコいい、他のところで名前を聞かないけど、Julian Toueryはいいのです。
続く3曲目がピアニストの曲、アルコとピアノの沈んだハーモニーからドラムスがすこし離れて進行していくような、そういえばこの人たちの演奏風景はネットでみたけれど、演劇を見ているようだった。
4曲目はドラムスの作品で、アヴァン度の高い、無調の高い音の組み合わせからピアノのインプロヴィゼーション・パフォーマンス、それに反応するリズムとうねるソプラノ、まるで舞台上でダンス・パフォーマンスが演じられているようです。
最後がベースの人の曲、なんかカナヅチで仕事をしているようなばらばらの工房の音が、徐々に調和しだして、そのリズムに東欧調のメロディはパリシャンです、パリシャンの独自色が少し弱い感があったので、記事に書きづらかったけれど、落ち着いて聞けばパリシェンはパリシェン。

日本に来てほしいサックス奏者一番には変わりありません。







Spezial Snack / Emile Parisien

Emile Parisien soprano & tener sax
Julien Touery piano & prepared piano
Lvan Felugne bass
Sylvain Darrifourcq drums percasion zither

01 Potofen
02 HSpezial Snack
03 Mazout Damnation
04 Les Flics de la Police
05 François
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