JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

エステリーな風味 Genrothes 1979   強烈キック Bowmore 17

2008-10-31 23:23:33 | その他
昨日はちょっと記念日で久し振り(じゃないか。)外で食事をしました。
怪我をしていらい、結構控えめに飲んでいますので元気よく出かけました。
ずっと以前からあるお寿司屋はお値段も手ごろでおつまみでとても面白いものを出してくれるので楽しいところです。




サヨリをくし巻いて焼いたものとか、頂きながらサザエの身の取り出し方とかおさわったり、これはサヨリのお刺身ですが、かかっているのは胡椒、ちょっとお寿司屋さんでと思いますが、なかなか楽しいのです。




さあ帰りましょうですが、前にもいった素敵なバーがあるので拠ることにしました。バーなどほとんど行かないし、このごろ焼酎ばかりですがちょっと一杯頂くことにしました。



かなり暗いカウンターに座って何にしますということで、バーテンダーさんにシングルモルトでと言うことで選んでもらいました。
これが素晴らしく美味しい、私としては初めて的感動です。



さて何を頂いたかというともちろんひかえてきました。写真も撮りましたが空瓶に近いので検索写真も載せてみます。






グレンロセス1979というシングルモルトウイスキーでした。
好きなJAZZの表現も上手く出きないのに、ウイスキーの味の表現など不可能です。どんなウイスキーと検索してみたら、多分よくご存知なかたがグレンロセス1979を表現したblog記事があり引用させていただきます。

「その味わいは、「口当たりも柔らかでエステリーな風味が甘みと共に口全体を覆い尽くしてくれる」というような、角の取れた柔らかで木香が心地よいモルトでした、それを評するには「この至福のひと時を失うのを寂しくさえ感じてしまう」と現すのが最も適切であると思える程の素晴らしい完成度のモルトです。」

オーイ、エステリーなる言葉もわかりません。これも調べなければなりません。
これはウイスキー小事典みたいなものにありました。blog仲間のバブさんに聞けばあっという間に解るのでしょうが、ウイスキーの味のポイントのようです。

「ウイスキーを楽しむにあたっては、色、香り、味の3つがポイント。国産とスコッチ・ウイスキーの場合、香りについては、モルティー、エステリー、ウッディーなどが重要なキーワードになる。モルティーとは、麦芽のもろみに由来する旨味に富んだリッチな香りのこと。」「エステリーとは、熟成による甘く華やかな香り。」

とても福与かで心が優しく包まれるような、そしてそれが私自身に伝わって、回りを包んであげたくなるような、ウイスキーをこのようにゆったりと楽しめるのだと驚きました。

ただ一杯で終わるわけがなく、今度はまるで逆の線でもう一杯くださいと言って題していただいたのがこちらの一杯です。
ボウモア 17年だそうです。





こちらは本当に逆、きつく鋭いキックの中に姿正しい男粋があるような感じで、はい襟を正しましたが、私てきには柔らかいほうでした。


2杯頂いたところで締めですが、あまりに1杯目が美味しかったので、ストレートでもう一杯とお願いしたところ、一杯にならない量なのでどうぞと言ってくれました。とてもうれしい、なぜかとれもうれしかった。

さてそれ以外に味見をしたものもあります。



洋梨のカクテルでとても洋梨の香りがまったりとした落ち着いた感じのカクテルでした。
もう1つは私もとても美味しいと思う、“アイリシュ・コーヒー”です。
とても熱く、そして甘く、温まるある意味、冬には最高の飲み物ではないでしょうか。このお店に来る是非のみたくなる、これもゆったりとした気分にさせてくれるものでした。



一杯(いや2杯半)頂いて、ほんのりと暖かい、ちょっと寂しい部屋にかえってきたのです。

また来年アイリシュ・コーヒーいただけるでしょうか。











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室のぬくもり Tenderly / Ronny Johansson

2008-10-30 21:25:11 | 聞いてますCDいいと思う


秋も深まってきた朝、ふと室内のぬくもりが気になります。
そんな朝に聴くにはぴったりな感じのアルバムです。
同じメンバーで新作「Elegy」が出ているRonny Johanssonの2004年の録音作品です。
この人のアルバムは今回初めての出会いです。
2曲目“Body And Soul”はぬくもりのあるフレーズでなかなかのセンスを感じる演奏です。
3曲目“Alone Together”出だしの森泰人のベースソロが良くて、それがそのまま曲の勢いが出来た演奏です。
森泰人さんはこのアルバムのプロデューサーも勤める、スカンジナビアン・コネクションの立て役者、先日マイク・デル・フェロー(p)でも弾いていましたが、私的にはあまりぴったりのはまり作がないお方です。
5曲目オリジナル“At Home”が心が和むようなとても良い感じの曲です。
7曲目のオリジナルは、フレーズの繰り返しからイントネーションを付けていくような演奏で、あまり好きでありません。8曲目も同じような感じでこれでこれもと思ってしまいます。
10曲目のピアノのメロディは美しく、流れるようなベースソロも良く、森さんとはこのアルバムがベストになりました。
スタンダードの演奏に上品なセンスがあり、オリジナルもとても良い曲が有りますが凡庸な部分もないとは言えない、秋口のほんのりした室内の暖かさにみたいな感じです。真冬の部家では一寸物足りないかもしれません。

息子2も遠くに赴任してしまったし、息子1もめったに返ってきません。我が家の室内温度もこの程度、それにも慣れなければと思う秋です。
そんなこの日はちょこっと記念日、外でこの食事して、この室に返ってきました。

とても美味しいものを頂いたののは又明日。

Tenderly / Ronny Johansson

Ronny Johansson piano
Yasuhito Mori bass
Raymond Karlsson drums

1 On Vacation
2 Body And Soul
3 Alone Together
4 Tenderly
5 At Home
6 Some Like It Cool
7 Into Somewhere
8 A Tango For The Saints
9 A Mid Summer Waltz
10 Sweet And Lovely
11 See You
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豊饒の濡れた大地 Time In Carouge / MONCEF GENOUD

2008-10-29 23:06:32 | 聞いてますCDおすすめ


中古で見つけると拾うかどうするか必ず考えるピアニストが何人かいます。
このピアニストは今年になって知って、見つけると拾うようになりました。
最初に「Together」と言うアルバムに出会いそのあとすぐに「Strenger Experience」に会いましたがそれも大変良かったと思います。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20080317

今度は録音的にはその中間2002年ニューヨークでの録音のアルバムです。
1曲目、秋の朝、雨にぬれた大地は一抹の憂いを含んだ豊饒を感じる始まりのピアノ、「Together」でも演奏されたおなじみのテーマになると、今回初めて演奏するアメリカのリズムの規範が加わって、しっかりしたラインのモンフェスが現れます。
2曲目も美しい曲ながら、オリジナルのフランスメンバーがモンフェスの抒情を増幅するようなスタンスなのに対し、このアメリカのリズムはモンフェスのフレーズにしっかりと反応するので、それに対応するモンフェスの抒情が、モンフェスとしてより才際だって見えてきます。
初顔合わせ、一発取りのニューヨーク録音の緊張が作る線のしっかりした抒情です。
4曲目、モンクの知った曲になると、和らいだ感じで軽妙さが加わるところがこれも初見の味わいです。
6曲目、“Simple Waltz”も「Together」に有る曲で、Larry Grenadierの重厚なベースが対峙して、曲としての強さがましています。
7曲目、“Giant Steps”は意表をつくピアノのソロから始まりおなじみのテーマに移っていうアレンジ、逆にテーマはゆったり美しく、こんなやり方が有ったのだとさすがモンフェスです。



Time In Carouge / MONCEF GENOUD

Moncef Genoud piano
Larry Grenadier bass
Bill Stewart drums

1 Prelude
2 Waiting For Birth
3 Time In Carouge
4 Reflections
5 Foncef
6 Simple Waltz
7 Giant Steps
8 Lovly Vidj
9 Oppossum
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Tangoの向かい側 La Vuelta del Malon / Tango Negro Trio

2008-10-28 21:58:12 | 聞いてますCDいいと思う


中古屋さんで見かけたときには、1年ぐらい前に新譜で買うかどうか考えた事を思いだしました。ヨーロッパからタンゴのアフリカン・ルーツを再構築とあって、vocalパートなどあるので見合わせましたが、中古で再開であればと拾いました。
1曲目タンゴと言うよりかカリプソのリズムでしっかり始まります。リーダーのvocalになるとかなり枯れた声、ジョー・コッカーを思い浮かべました。
2曲目はバリトンサックスらしい音が一寸カッコ良い、このリズムに負けないためにはこれぐらいの歌声が良いのかもしれません。
4曲目アコーデオンが入っての哀愁曲、やはりこういうのが好きです。
5曲目もソプラノサックスのソロとトロンボーンのソロは哀愁がたっぷりです。
6曲目バリトンの音がラテンタッチに合うのは気がつきませんでした。
12曲目はいわゆるタンゴのピアノの響き、15曲目は3曲目のリミックスで、ウッドベースの音が響き、ソプラノサックスとアコーデオンが絡む演奏でこのアルバムでは一番モダンな演奏、これはこれでい感じです。
タンゴというくくりでは一寸取っつきづらいアルバムですが、ワールドという視点から聴けば、JAZZも見えてる面白いアルバムです。


La Vuelta del Malon / Tango Negro Trio

Juan Carlos caccres piano,voice
Marcelo Russillo drums,percussion
Carlos el tero Nuschini bass,parcassion
Javier Girotto saxes
David Pecctto bandneon accordeon

1. 何があったんだ?
2. 夕暮れのムルガ
3. 灰色(グリス)
4. マロンの帰還
5. 死なないでくれ(ディエゴに捧ぐ)
6. ただ夢だけ
7. アルヘンティーナ
8. ラ・ヌエバ
9. アレハンドラ
10. もしかしたら明日君が帰ってくる
11. 我々は真実が知りたい
12. 死なないでくれ(ピアノ・ソロ・バージョン)
13. 両親の家
14. そこにいろ、ピオーラ
15. 灰色(グリス)(Doctor Jazz’s Universal Remedyによるリックス・バージョン)

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当たりましたか?

2008-10-27 22:10:17 | サポート中、ライブ
最初はなくて、次が4本足そして3本足になって、そのあとに2本足になるものなんでしょう?

答え  monakaの足であります。

当たりましたか?

車椅子を経験して、松葉杖が普通の杖になり、それも使わなくて少しは大丈夫になたmonakaです。ご心配をおかけしました。







さて今日は幸運から第2回お茶の水JAZZ祭’08のチケットをゲットできたので出かけます。
昨日見逃していた東京JAZZの模様を再放送で採れたので見ていると寺井尚子さんがR・ガリアーノと共演していましたが、本日は現物とご対面です。
ハクエイ君と何処まで絡んでくれるかたのしみです。
もう1つゲットしたのが、寺井尚子の銀座JAZZフェスティバルのチケットです。F・ボッソの日は用事があり、オクサンの好きなこれだけを狙っていました。

皆さん銀座のチケットは当たりましたか。

私の家にはチケットは届きませんでしたが、中央区の息子1のところに届きました。なかなか一通の応募では当たらないので勝手に幾つかの住所で応募した1つでした。
お茶の水の前にチケットを受け取りがてら今日も仕事だという息子と大手町でお昼をしました。
ガリアーノの東京JAZZを見ていると、バックのベースをジャン・フェリップ・ヴィレが弾いています。なんと銀座バーバリー店で寺井尚子さんを見た後は、オーチャードに移動してヴィレの演奏です。なんとも派手な一日になりそうですが、その前にお茶の水です。



明治大学アカデミーホールで行なわれたジャズフェスは1部が大隅寿男&スーパーカルテットにゲストで寺井尚子&宇崎竜童です。
大田剣アルト、井上陽介ベース、ハクエイのピアノでスタンダード2曲、その後に“横須賀ブルース”のテーマに乗って司会の竜童が登場、明大の校歌を織り込んだ歌を歌ったあとお待ちかねの寺井尚子とハクエイのコラボです。
夢がかないました。わずかではありまあすがハクエイのピアノを聞入りながらテンションが上がっていく寺井尚子を見ることができました。
盛り上がりは“ナイト・イン チュニジア”でした。
その後又このコンサートの総合プロデューサー宇崎氏が登場新曲の“ブルースで死にな”“お前のためのブルースシンガー”など歌って再び寺井尚子が登場して“横浜ホンキー・トンクブルース”を全員で、お茶の水ガールズなんてコーラスも加わってハクエイも歌謡曲(失礼)のバックをちょっと臭く弾いてくれました。
これならハクエイ、“東京砂漠”のバックも弾けそうです。
一風変わった一部の後は近藤和彦のビック・バンドと鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団の華やかなコラボレーションでした。
終了後ハクエイとちょっとだけ話をして(JAZZ批評のことなど)10時半に戻りました。

パソコンで確認すれば息子2のいた大学サッカーチームも良いことがきまりましたし、寺井尚子もいけることになって、それ以外も含め結構当たっています。

みなさんも当たりましたか。
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横浜ジャズ・プロムナードのしるし Made in Brazil / Mike del Ferro

2008-10-26 22:51:58 | 聞いてますCDいいと思う


Mike del Ferroはイタリアの歌劇をとても素敵に演奏したアルバムが好きで、その後中古屋さんで若いときの演奏も拾ったりしましたが、ご無沙汰していました。
ところが今年、スカンジナビアン・コネクションのツアーで横浜JAZZプロムナードに出演したのが先日、実物を見ることができました。
その開場で販売さていたのがこのアルバム、2008年のデル・フェローのブラジルで録音した新作の様です。
1曲目横浜でも演奏された曲で、こちらはブラジルなのでリズムが強調さてた演奏、ベースはエレベになります。横浜でもドラムスの人がラテン楽器を使っておもしろい感じをだしていました。
2曲目は最近別の演奏でも聴いたモリコーネの曲、横浜でも演奏されましたが、この演奏が一番叙情的で美しい。
4曲目はキーボードとアコピアノを同時に弾いている曲でベースはアコを使用しているのでしょうか、ただアンプ音が強くてこれではエレベとあまりかわりません。
リズムの2人はブラジルの有名ミュージシャンと言うことで、平均以上ですが飛び抜けて驚くという事はなく、デル・フェローを良くバックアップしています。
5曲目ブラジルのメロディ・メーカー、イヴァン・リンスのハーモニーが取れもきれいな曲、フェローのピアノの巧さを感じます。
横浜でみていたのですが、鍵盤の上にまず指を置いてから、その次に鍵盤を押して音を出すような、とても柔らかなタッチを使っていました。
6曲目も横浜ジャズ・プロムナードでも演奏しましたが、ゆったりと演奏されるチェロキーに驚きました。ここではテンポはにていますが、ブラジルのリズムとエレベなので違って聞こえます。
私は横浜のスカンジナビアン・ララバイの様なゆったりしっとりした方が好みです。(実際ねてしまいました。)
7曲目はイタリアのバロック作曲家アルビノーニのアダージョでデル・フェローの最も得意とする曲、フェンダーを使ってエピローグ的演奏です。
デル・フェローのステージは無理をして言ったことと、このアルバムをアル役得で端っこから飛び越えていただいたことなど(解らないと思うけどちょとずるい)思い出になりましたので、記憶に残るもの2008年度のしるしとなるかもしれません。


Made in Brazil / Mike del Ferro

Mike del Ferro piano,keyboards,Fender Rhodes
Andre Vasconcellos acoustic,electric bass
Marcio Bahia drums

1 Phola Mambo
2 Once upon a Time in the West
3 Upa Neguinho
4 Ccovendo na Roseira
5 Bilhete
6 Cherokee
7 Adagio
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11 大腿骨頭壊死ではないといわれて

2008-10-25 11:26:35 | 大腿骨頭壊死
「以下の記事の内容は全て正しい診断によるものか疑問が生じました。お読みになる方は2008年10月25日の記事を一度参照されるようお願い致します。」

2006年3月に膝のMRI診断をうけ、医師から大腿骨頭壊死症ですと言われました。
このblogでもこのカテゴリーで10ヶの記事を書いて来ましたし、普段の記載でも足の事結構ふれてきました。
私のブログには、この疾患をキーワードとして、いらっしゃる方が有ります。
同じ不安を抱えている方が沢山いらっしゃるし、そのような方は正確な記載を求めておられるでしょう。
これまで書いた10ヶの記事にすべてに冒頭の記述を追記する事にしました。
顛末は下記の通りです。

9月末に不注意で腰を打ち足が付けなくなりました。
痛いのは大腿骨頭の部分ですので、大腿骨頭の圧潰が起きたのかと大変心配をしました。
これまでは膝は依然痛いものの、股間の方は痛くありませんでしたので、おそれていたことが来たかと暗澹たる気持ちになりました。
遂に手術かと思い、大腿骨頭壊死に関して経験の深い大学病院を受診いたしました。
そこで医師より受ける説明はそれまで私が認識していた内容とはかなり違っているものでした。認識の違っている事はだいたい次の通りです。

1 大腿骨頭壊死症は大腿骨頭部分の事を言うので膝の部分は関係ない。
2 それは大腿骨下部壊死と言うのであって、2つの部分の関係は少ない。
3 二つの部分で起こる壊死の原因は全く別のものであって、膝の場合は膝にかかる
  機械的ストレスが原因の事が多い。

ここのところ、付けなかった足も付けるようになり松葉杖も必要なくなってきました。
その医師の言うように打ち身で4週間ぐらいかかる場合があるといわれたことが現実となってきました。
大腿骨頭の圧潰もないようなので、そうなると、二つの部分はまるで違う疾患と思えてきました。
それで冒頭の文書となったわけです。

なぜ私が大腿骨頭壊死症だと思っていたかを説明したいと思います。

1 大腿骨頭壊死症などまるで知らない状態でMRI診断をうけ、医師からはその 病名をいわれました。それまでまるで知らないのですから、勘違いでなくそこでインプットされた情報です。
  ただカルテには膝関節症みたいな記載があった様に思います。
2 webで開示されている難病情報センターの突発性大腿骨頭壊死症についての 記事でも膝との関係があり、罹患を思いこんでしまいました。(下記がその写しです。)

「 この病気ではどのような症状がおきますか」

「発生しただけの時点では自覚症状はありません。自覚症状は大腿骨頭の圧潰が生じたときに出現します。大腿骨頭壊死症の発生から自覚症状が出現するまでの間には数ヵ月から数年の時間差があります。自覚症状としては、比較的急に生じる股関節部痛が特徴的ですが、腰痛、膝痛、殿部痛などで初発する場合もあります。」

3 大腿骨頭壊死の発生にはステロイドの使用、アルコールの愛飲が関係すること が言われており、アルコールに関してはやましい部分がありそれが原因と思ってしまいました。

大腿骨頭部分のMRI検査も受けていませんし、確定的なことを言うことは出来ません。
ただ、今までの記述が間違えた判断による可能性が強くなった事を報告します。

膝の骨の壊死がなくなるわけでは有りませんが、個人的には2年半に渡る不安と、原因の呪縛から解放(完全にしたわけではありませんが、薄まった)されつつあり喜ばしい状態です。
このご病気でご苦労されている方々には、私の誤認識とはいえ、不正確な記述をしてきた事をお詫びいたします。
ただ、この疾患に関してはちまたに情報や記述も少ないことと(特に個人的情報)もあり、又間違っていたことに関する訂正も出来たことなので、従来UPしている記事も引き続いて掲載していくことにしました。

今後この項目についての記載は以下にしていくかまだ未定ですが、今度のことで関係の出来た病院でもう少し膝の壊死についてお聞きしていこうと思います。
そのことについて、又記述する機会があるかとも思っています。

この疾患をお持ちの方々の、日々の生活の安定と質が保証されることを心よりお祈り申し上げます。

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ピアノ主義  DOMINGO'S TUNES / Wojciech Niedziela

2008-10-23 21:01:37 | 聞いてますCDいいと思う



新譜を探し歩くわけではありませんが、中古で名前を見つけると買うことにしているベーシストがいます。凄いテクニックと歌心でビックリしたポーランドのベーシストJacek Niedzielaで、このアルバムは兄弟のピアニストWojcechのアルバムです。2004年ライブの録音です。同じ時期にカルテットで録音した「To Kiss The Ivories」が有りますからそれをベースにトリオでのライブ録音だとおもいますす。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20070626
私としてはヤチェクのベース期待で購入ですが、そこはポーランドのピアノリーダー作、そう簡単には行ってくれません。
期待のベースも2曲目と5曲目にとても普通以上の素晴らしいソロがあります。
ドラムスのマルチン・ヤールがまた凄い、1曲目からこんなに叩くの、ドラムスがガンガンと来てしっかりしたベース、溶岩が出てくるようなリズムを上回るピアノが始まります。何コーラス弾ききるの、というくらい弾きます。
3曲目は、4曲目はピアノソロ、“ Room Of Greens ”の美しいこと、ピアノの持つ力をヴォイチェフが代弁するかのような美しい曲での力強さ、これはピアノの歴史を経た実力でしょう。
4曲目はその意味でまさに歴史、クラシカルなテクと強さがあいまって短いけれど素晴らしい演奏です。
5曲目“BLLVNS”はエバンスからIとEをぬいた、ベースとのデュオで、これもピアノの幅広く鳴る強さ、強弱がメロディの裏表をくるくると裏返して見せるような艶美を感じさせる演奏です。
6曲目は思い切りの良いバップ曲、全8曲はすべてWojciechのオリジナル、ピアノの力で押し切るような演奏のあとは、7曲目“Long Days, Lonely Nights”という曲名にあわしたような、気分を下げる雰囲気のあとは、昔のコリアみたいなところのあるモダンなピアノ鳴らしでこれでもかとピアノをきかせます。最後でドラムスのソロも凄いです。本当によく鳴らしているアルバムです。
好きなベーシストを聴こうとか、このドラムスしっかりしているとか、よく聞けばきちんとして聴こえてきますが、このアルバム、ポーランドのピアニストが作ったピアノトリオのアルバム、ほとんどピアノが全部、何処までもピアノって凄いだろうという、ピアノが主義となっているアルバムです。
俺はピアノが好きなんだという人は、まず聴いていただきたいアルバムです。
俺はベースも好きなんで、圧倒されながらも、兄弟、ベースをもう少し聴きたかった。

DOMINGO'S TUNES / Wojciech Niedziela

          WOJCIECH NIEDZIELA(Pf)
          JACEK NIEDZIELA(WB)
          MARCIN JAHR(DS)

1 To Kiss The Ivories
2 Blues z o. o.
3 Room Of Greens
4 Bloody Study
5 BLLVNS
6 Sunday at Sundays
7 Long Days, Lonely Nights
8 Water Walker Dog

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赤いスペインの主流 Johnny Forever / MIGUEL A.HASTANG

2008-10-22 21:53:53 | 聞いてますCDいいと思う


足をけがしても、生活環境は維持したいという気が強くて、階段のある中古屋さんにも松葉杖をついて行ってしまいました。
松葉杖はどうやらつかないで良くなりましたので、このような無理な行動もこの前の1回限りになりました。
そのときは、これからは来る機会が減るかもしれないと結構多く仕入れました。恰好当たりが多く、これは新作の一枚です。
2007年録音でスペイン人のベーシストがリーダーで、サックスとピアノがスペイン人、そこにAL FOSTER(ds)とEDDIE HENDERSON(tp)が参加するライブ演奏です。
1曲目主流をしっかり演奏する雰囲気で、はっきりしたベースパターンの上にMarti SerraのストレートなテナーとEddie Hendersonの安定したペットのフレーズで、ピアノのAlbert Boverのバッキングは言われているようにM・タイナーを感じます。
“FOOTPRINTS”とヘンダーソンの“DREAMS”をのぞいて7曲はすべてベーシストの曲、このような事は一概にいえませんが、イタリアがハードバッをモダンにカッコよくプレーするスタイルで人気を博しているとすると、こちらスペインは主流モダンをしっかりと目指しているような、この感じ続くとスペインもおもしろくなると思います。
2曲目そんな感じのAlbert Bover のピアノソロ、この人も伸びますね。
このアルバム、Jazz en ESPANAというシリーズの一枚です。
3曲目はショーターの“FOOTPRINTS”これをヘンダーソンとセラの2管で吹くのは、昔の感じでとても素直に彼らの演奏に対峙できます。
4曲目の曲名が“THE WAY OF WAYNE”と前の曲を引き取った感じの曲で、セラのソプラノにキシッとしたフォスターのシンバルが気持ちよくさせてくれる演奏です。
5曲目、ヘンダーソンのミュートと落ち着いたピアノの掛け合いはゆったりしたJAZZの良い時を思いださせます。
6曲目はヘンダーソンの曲ですが、ヘンダーソンもこのグループのしっくりきていますし、アル・フォスターなどは、沢山の新人と演奏しているP・アースキンのおもむきです。
ベースの目立ったプレーは有りませんが、7曲目などしっかりしたウォーキングを取っていて、かなめとなっていることは確かです。
とてもJAZZらしいというか、ストレートなライブの録音は、派手では有りませんが、とても良さが身にしみる演奏です。


Johnny Forever / MIGUEL A.CHASTANG

Miguel Angel Chastang(b)
Al Foster (drums)
Eddie Henderson (trumpet)
Albert Bover (piano)
Marti Serra(saxes)

1. JEAN LUC'S MOOD
2. JOHNNY FOREVER
3. FOOTPRINTS
4. THE WAY OF WAYNE
5. ONE FOR AL
6. DREAMS
7. SIERRA CABRERA
8. FUNKING AROUND YOU ALL
9. FOUR GENERATIONS
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聴いた事ないから jens thomas plays ennio morricone

2008-10-21 20:39:32 | 聞いてますCDいいと思う


中古品でennio morriconeの名前があってpaolo fresuの名前もあったので拾って見ました。イタリアJAZZを聞いているとモリコーネは必修みたいなところがあり、これは聴いておこうという気になりました。
ただしピアニストのアルバムで12曲中フレスが4曲、そのうち3曲にアコーデオンが参加する形でピアノ主体のアルバムです。
フレスを聴くようになたのはこの2年ぐらいですが、とても演奏形態の巾が大きな色々なフォームで演奏する人なので、どうなるか解らないところがあります。
1曲目はよく解らない、例えば金属のフィルムケースをガチャガチャやるような音から巾の広いピアノのフリー調のインプロが始まります。
morriconeと言うことで哀愁調を期待したのがこれは困った始まりとおもいました。
2曲目同じようなFresuの思惟的トランペットとピアノのデュオで始まり、フリー系のラインかとおもいましたが、そこに入ってきたアコーデオンは哀愁調、ピアノの動きも無調というよりか、とてもセンシティブです。
3曲目、とても映像的な変化に富んだピアノの演奏です。このピアニスト初めてですが、とても広いレンジでピアノを鳴らして、乱れないクラシックをやっていた人ではないかとおもいます。
ソロの曲が続いても曲による風情をかえて冴え際だった色をつけていて聴き後多恵があります。
このアルバムplays ennio morriconeとなっていますが、選らばれている映画がと“once upon a time on america”からの曲が多く、それ以外は知らない映画名とオリジナルが続きます。5曲目の“once upon a time on america”のテーマは知っているという程度でそれ以外をまるで知りません。
8曲目は“ Once Upon A Time In The West ”ピアノソロになりますが、映画は『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』、『続・夕陽のガンマン』を作ったセルジオ・レオーネ監督のチャーリー・ブロンサムやヘンリー・フォンダが出演した映画ですから、このキースみたいな演奏とは思えませんが、それを別にすれば面白い演奏です。後日この曲とは思わぬ対面です。
「荒野の用心棒」とは言わないまでも、「ニュー・シネマ・パラダイス」とかパゾリーニの映画音楽だともう少しわかったかも知れませんが、聴いたことがない曲が多く残念です。
ピアニストとして結構面白いとおもいますので、もっと聴く機会が増すと親しみが増すのでないでしょうか。

Jens Thomas plays ennio morricone

jens thomas piano
paolo fresu trumpet,fligelhorn 2,4,9,11
antnello salis accordion 2,4,8

1. Overture To You Can't Keep A Good Cowboy Down
2. The Man With The Harmonica
3. The Good,The Bad And The Ugly
4. Cockeye's Song
5. Once Upon A Time In America
6. Deborah's Theme
7. The Battle Of Laatzen
8. Once Upon A Time In The West
9. For Maestro Morricone
10. Poverty
11. Pioggia
12. Here's To You


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