
年間の10枚を選ぶのは好例になっているけれど、その年の最後に聞くアルバムと翌年の最初を飾るアルバムはちょっとは思い入れのあるアルバムにしたいと思うようになってきている。
振り返ってみると2006年の暮れからで
20061230 魔法の秘密 Live at Rocco / Peter Erskine
20071231 来年が良い年でありますように hope / Lars Jansson
20081230 1年間の感謝を込めてDedicate Dedications / Alan Pasqua
20091231 来年 会いましょう FACING YOU / KEITH JARRETT
20101231 静かに暮れる Short Stories For Dreamers/Jesper Bodilsen
20111231 来年も会おう THE KOLN CONCERT / KEITH JARRETT
20121230 ありがとうを誰に Thank You,John! / ARKADIA JAZZ ALL-STARS
こう見るとなんだ毎年同じようなことを言っています。去年は一寸変わっていたけれど、今年はそのJohnにしてみました。
パブロから1977年にリリースされた「AFRO BLUE IMPRESSIONS」というアルバムは1963年11月2日ベルリンでのカルテットの録音でそれに10月22日ストックホルムの3曲をついかして再リリースされたのをみつけて持っていなかったので買ってきた。
これが今年最後のアルバム、皆様1年どうもありがとうございますと書きながら、“マイ・フェバリット”を聞いています。このアルバム追加の3曲はベルリンでも演奏していて、21分をこえるベルリンのほうが凄い。
何度も聞いているフェバリットだから、普通に聞き始めてマッコイのソロに行って、トレーンのソロ、1度
テーマに戻った後の16分過ぎぐっらいからが凄い。
そのあとアフロ・ブルーと続いていくからうれしくなってしまう。このアルバムほかにも“I Want To Talk About You”とか“Impressions”の演奏で久しぶりのコルトレーンだけれど今年最後にきいてなんか1年のJAZZがグッと充実したような気になります。
このアルバム、パブロがスタートして40年の記念でだされたようで、合わせてこのライブ・ツアーから50年なのだそうです。
40年以上はJAZZを聞いているけれど50年まではきいていない、しかし永くおつきあいしてきたものです。
また次の1年が始まるのですが、本日はその一歩手前、40年を振り返ったり50年をかんがえたり、そしてこの一年、皆様には、本当にご愛顧いただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

AFRO BLUE IMPRESSIONS / JOHN COLTRANE
John Coltrane (ts,ss)
McCoy Tyner (p)
Jimmy Garrison (double-b)
Elvin Jones (ds)
01. Lonnie's Lament
02. Naima
03. Chasin' The Trane
04. My Favorite Things
05. Afro Blue
06. Cousin Mary
07. I Want To Talk About You
08. Spiritual
09. Impressions
10. Naima (Stockholm 10/22/63)
11. I Want To Talk About You (Stockholm 10/22/63)
12. My Favorite Things (Stockholm 10/22/63)