JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

40年を50年を超えて AFRO BLUE IMPRESSIONS / JOHN COLTRANE

2013-12-31 16:20:55 | 聞いてますCDおすすめ


年間の10枚を選ぶのは好例になっているけれど、その年の最後に聞くアルバムと翌年の最初を飾るアルバムはちょっとは思い入れのあるアルバムにしたいと思うようになってきている。
振り返ってみると2006年の暮れからで

20061230 魔法の秘密 Live at Rocco / Peter Erskine
20071231 来年が良い年でありますように hope / Lars Jansson
20081230 1年間の感謝を込めてDedicate Dedications / Alan Pasqua
20091231 来年 会いましょう FACING YOU / KEITH JARRETT
20101231 静かに暮れる Short Stories For Dreamers/Jesper Bodilsen
20111231 来年も会おう THE KOLN CONCERT / KEITH JARRETT
20121230 ありがとうを誰に Thank You,John! / ARKADIA JAZZ ALL-STARS

こう見るとなんだ毎年同じようなことを言っています。去年は一寸変わっていたけれど、今年はそのJohnにしてみました。

パブロから1977年にリリースされた「AFRO BLUE IMPRESSIONS」というアルバムは1963年11月2日ベルリンでのカルテットの録音でそれに10月22日ストックホルムの3曲をついかして再リリースされたのをみつけて持っていなかったので買ってきた。

これが今年最後のアルバム、皆様1年どうもありがとうございますと書きながら、“マイ・フェバリット”を聞いています。このアルバム追加の3曲はベルリンでも演奏していて、21分をこえるベルリンのほうが凄い。
何度も聞いているフェバリットだから、普通に聞き始めてマッコイのソロに行って、トレーンのソロ、1度
テーマに戻った後の16分過ぎぐっらいからが凄い。
そのあとアフロ・ブルーと続いていくからうれしくなってしまう。このアルバムほかにも“I Want To Talk About You”とか“Impressions”の演奏で久しぶりのコルトレーンだけれど今年最後にきいてなんか1年のJAZZがグッと充実したような気になります。

このアルバム、パブロがスタートして40年の記念でだされたようで、合わせてこのライブ・ツアーから50年なのだそうです。

40年以上はJAZZを聞いているけれど50年まではきいていない、しかし永くおつきあいしてきたものです。
また次の1年が始まるのですが、本日はその一歩手前、40年を振り返ったり50年をかんがえたり、そしてこの一年、皆様には、本当にご愛顧いただきありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。




AFRO BLUE IMPRESSIONS / JOHN COLTRANE

John Coltrane (ts,ss)
McCoy Tyner (p)
Jimmy Garrison (double-b)
Elvin Jones (ds)

01. Lonnie's Lament 
02. Naima 
03. Chasin' The Trane 
04. My Favorite Things 
05. Afro Blue 
06. Cousin Mary 
07. I Want To Talk About You 
08. Spiritual 
09. Impressions 
10. Naima (Stockholm 10/22/63)
11. I Want To Talk About You (Stockholm 10/22/63)
12. My Favorite Things (Stockholm 10/22/63)
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楽しいグループの凄い名前 INTERNATIONALLY RECOGNISED ALIENS / THE IMPOSSIBLE GENTLEMEN

2013-12-30 17:32:42 | 聞いてますCDいいと思う


このグループの1作目もよかったのでかおうとしたけれどショップにはない、ネットでたのんだら結構時間がかかりました。

キャッチーなエレキギターのリズムに始まって、ソプラノが鳴りそうな曲、このグループこんなにギターが活躍したっけという1曲目です。
2曲目スワローのベース・ソロから、このアルバムシムコック買いだけれどグループ・サウンドを楽しむのも面白い。シムコックのピアノ・ソロ、プレーヤーとして貫禄が付きました。
3曲目はベース、ピアノ、ギターにドラムス一体となったサウンドでかっこ良い。カントリー・ロック風のギターそろが好みです。
スワローの1曲をのぞいてウォーカーとシムコックの曲、3曲は共作で翌サウンドを吟味した曲がつづきます。ギターとピアノの良いところが溶け合っています。
6曲目アコーステック・ギターとピアノのデュオ、ララバイのような感じの曲です。
7曲目はSteve Rodbyのアコベのソロが入り、シムコックのピアノ・ソロ、ドラムスのソロ廻しなどあってジャジーな曲です。
最後がスワローの曲、シムコックの長いプロローグから清々とした曲で終わります。

とても仲の好さそうな写真がたくさんジャケにありますから、年長のマイク・ウォーカーが若いシムコックと気が合うのでアダム・ナスバウムかスワローのどちらかに相談してリズムが出来たという感じのグループです。

ところでグループ名「THE IMPOSSIBLE GENTLEMEN」はひねくれなのか本気なのか、どう訳すかなど考える必要はないのか。

INTERNATIONALLY RECOGNISED ALIENS / THE IMPOSSIBLE GENTLEMEN

Mike Walker guitar
Gwilym Simcock piano
Steve Swallow electric bass
Adam Nussbaum drums
Steve Rodby acoustic bass on 2,7

1 Heite Loiter
2 Just To See You
3 Modern Day Heroes
4 The Sliver of Other Lovers
5 Crank of Cam Bay
6 Love In Unlikely Places
7 Barber Blues
8 Ever After

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男子工業高校ラグビー部みたいな Koreni / Bojan Zulfikarpasic

2013-12-29 16:27:48 | 聞いてますCDおすすめ


中古のラベル・ブリューの買い方に従って買った中古品はボヤン・Zがまだボヤン・ズルフィカルバシッチと名乗っていたころのアルバムでこれが大正解1999年リリースのアルバムです。
ボヤンのバルカンに根差した音楽性とJAZZが見事に融合していて、最近イスラエルの地域性に根差したアルバムも多いけれど、これがあったのを思い出した。
1曲目ボヤンのピアノは切れが良く輝いて若々しい。若いけれど格調も高い。驚いたのが最後のギター、フリーもロックもすべて飲み込んだソロでカッコ良い。
曲はフリー系のものも入りますが基本、バルカン地方の重い歴史に勇気を与えるような歌という感じです。
多くのミュージシャンが参加していて、もちろんこの地方の人だけではないけれど、なんだか強いベースがつながっているような感じです。
私、幼稚園のころより男女共学で何時もクラス・メートに女子がいたから女子の意見も常に反映する決め事をしてきました。男子校へ行きたかったとは決して思いませんが、このアルバム、なんだか男子工業高校のそれもラグビー部の卒業生たちが集まったら、あっという間にまとまった音楽ができましたみたいな、一体感があります。



こうゆうのに当たるからラベル・ブリュは見つけたら検討しなければなりません。ギターのほかにはテナーがなかなか豪快なソロをするなとおもったら、ジュリアン・ルロはボヤンの朋友でルロの方のアルバムでもボヤンがピアノを弾いていました。

Koreni / Bojan Zulfikarpasic

Vojin Draskoci – double bass
Kudsi Erguner – ney
Julien Lourau – saxophones
Vincent Mascart – saxophone
Tony Rabeson – drums
Predrag Revisin – double bass
Vlatko Stefanovski – guitar
Karim Ziad – percussion
Bojan Zulfikarpasic – piano


1 La Petite Gitane (Cigancica)
2 Radio Bo
3 Koreni
4 Cecen Kizi
5 Grandino Kolo
6 Sveti Boze (Dear Lord)
7 The Joker
8 Zulfikar-Pacha
9 CD-Rom
10 Satcha (On Ferme)



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暗殺者の正義 / マーク・グリーニー 著 伏見威蕃 訳

2013-12-28 21:25:58 | 


グレイマンと呼ばれる暗殺者コートランド・ジェントリーのシリーズ1作目「暗殺者グレイマン」がとても面白かった。この暗殺者、世の中で殺されても良い人しか殺さない考えもあって、ヒーローが誕生したという感じで、1作目絶対的危機を乗り越えたのでした。
2作目、3作目を図書館に予約したのですが12人の待ち人、5か月ぐらい先になりそうなのでこれは待ちきれないでしょう。
それでも別の本の番が廻ってきたので読み始めました。(こちらも大変評判良い)
英国の女性作家が書いた犯罪小説だそうで、この人テーマがマイノリティに対する軽視と偏見、弱者に対する支配、そして家族の在り方だそうで、強さと弱さを併せ持つ人間くさい登場人物たちが織り成す犯罪ドラマということです。
で読み始めたが心理的な駆け引きみたいな不安な状態の描写が続きます。
グレイマンの小説がそうゆう捉え方で言うと、絶対的な組織力の横暴と強者にたいする対決、そして一人戦うものの孤独ってかんじなのでこれはいくら次が良い小説だといって続かない。こうゆうときはただの図書館の本の強み、あっさりあきらめて、こちらはきちんとお金をだして購入しました。

それでは一寸長いけれどお気に入り

ザックが説明した計画をカーマイケルがかいつまんで話した。ただし、表現はずっと遠まわしだった。ジェントリーは、ザックがいったように“アブブートを“拉致する”のでなく、“強制的に身柄を拘束する”。サックのいったように“ボディガードの鼻にホローポイント弾を一発か二発打ち込む”のではなく、“アブブートの警護班の脅威をすべて無力化する”
 この産業の労働者と経営陣の日常的な表現がことなっているのは、しごくありふれた現象だった。ジェントリーはカーマイケルのような人間の話よりも、ザックの同類の話を聞くほうに慣れていたが、遠慮会釈のないいいかたをしようが、感じのいい言葉で表現しようが、作戦そのものは同じだ。

そして読み終わりました。ストーリーも1作目とはつながるけれど、独自の展開を作っていてこちらも面白かった。ドキドキ感は1作目の方が多い気もしたけれど、でもたいしたものです。
で3作目でていて図書館は当分先だし、別のもまだ2名待ちだから続けざまに行くことにしました。

その前にちょっともう一つ抜粋を

「ベネズエラのスパイだといっているんだ。これを体からはずした」濡れたスパゲティがらいの太さのアンテナのついた小さな盗聴器を、ゲンナジーの目の前でぶらぶらさせ、コーヒーテーブルごしにほうった。
ゲナンジーはそれを受けとめて、眺め、テーブルに置いた。「嘘だ」
「いや・・・・・・ひとは殺すが、嘘はつかない」

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短い間の録音を長~い間をおいて UP&DOWN / MILCHO LEVIEV DAVE HOLLAND

2013-12-27 20:56:44 | 聞いてますCDいいと思う


中古のアルバムの買いの法則はカンを信じろです。どこかのネットで良いと見た記憶を頼りに、メンバーを知っていたりジャケを見たことあるような気がしたら後はカンを信じて決めるだけです。マァ3っ続けて外れることもあります。それは自己責任、納得しましょう。

ということでこのアルバム、ホランドはご存じの通りですが、ピアノは誰だっけと思いますが忘れています。ビリー・コブハムやアート・ペッパーのところでピアノを弾いていた1937年ブルガリア生まれのピアニストです。

そしてこのアルバム、1987年、9月サントリー・ホールで録音されたデュオです。

出だしの1曲目、ピアノとベースのデュオですからピアノがストレートにパーカーの曲を弾きだすのが気持ちが良い。ホランドの4ビートのソロもかっこいい。
3曲目もホランドの4ビートがカッコ良い。ピアノもかなりモーダルでシャープでこの演奏良いです。
4曲目は一転4ビートのブルース、こう聞いていると4ビートの曲が増えているみたいです。
って何と比較しているかというとこのコンビ、9ヶ月前に同じくサントリーホールで「Oracle」という素晴らしいアルバムを録音していたのです。ある筋から数年前プレゼントをいただいた内の1枚を聞き直したわけです。



6曲目はディア・ハンターのテーマ曲だそうで優しくメロディアスな良い曲です。
最後の宣伝のための別の人の演奏(これも良い)をのぞいた最後の曲はキースのソロコンサートで最後に弾くスタンダード曲みたいな雰囲気です。

でこのアルバム、ベース、ピアノの技量はピンで、度量もひろい演奏ですから素晴らしさが伝わること間違いないのですが、それよりか9ヶ月で2枚の変化の方も面白い。

1枚目のアルバムで、制作側からミルチョ・レヴィエフの相手として指名された形のホランドはその後に、このピアニストがクラシックよりであまり面白くなかったと言っているのが興味の元での聴き比べです。
いやならやらなければいいけれど、ギャラの具合でプロだから2枚目が出来たのでしょうか。
2作目を聴いていると、5曲目とか7曲目でたぶんホランドがいっているのだろうことがピアノ、プレーに出てきます。わたしもこのあたりはスクエアなピアノでちょっとと思うところがあって、それは1作目にもありました。
そこで聞きだして4ビートが増えた演奏になっていると感じたのでした。ですから2枚目の方が治めるところにうまく収めた演奏という感じがします。
1枚目は夏顔合わせの手探りと音を綴る緊張が、ある意味ECM的な硬質感をつくって、これはこれでいい演奏です。
2枚目がここら辺を度量で超えた演奏となるわけですが、この2枚どちらが好きと好みを分けることができるかもしれません。そこらへんが聞き返して面白い、私はどちらかというと1枚目、ジャズってミュージシャンが面白くないとおもっていても凄い録音ができる好例です。


UP&DOWN / MILCHO LEVIEV DAVE HOLLAND

Milcho Leviev piano
Dave Holland bass

1. Billy's Bounce
2. Quiet Fire
3. Cosmosis
4. Up and Down
5. Jumpin' In
6. Cavatina
7. Letter to Yana
8. Once upon a Time
9. Con Mucho Gusto
10. What Is hisThing Called ove?
11. First Flight

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One Man Christmas Wonderland / Ted Rosenthal

2013-12-26 06:05:16 | 聞いてますCDいいと思う


クリスマス・イブに特にどうするわけではありませんが、オクサンが実家にいっているので一人のイブになりました。
結婚して何年たつか忘れましたが、その前からですから何十年イブが一人だったことはないななどとおもいながら仕事を終えて家にかえりました。



どうやらサンタが来たようでプレゼントが置いてありました。私はサンタになりそこなってプレゼントえらべませんでしたが、こちらはサンタにずっと近いようで素敵なものが届きました。
ワンマンなクリスマス、一人だとおもっていたけれどうれしくなった一人イブです。
料理はオクサンが作っておいてくれているしプレゼントの横には、今夜いただくものも用意されていました。



ということで撮っておいたHDのドクターXをみながらOne Man Chrustmasを過ごしました。

でアルバムの方の内容はサンタさんにまかして、私テッド・ローゼンダールって聞いていませんでした。
1曲目女性の植田さんというベーシスト驚きました、女性とは思えない芯のあるベース・ソロでした。
3曲目小気味よく弾くピアニストですね。
7曲目楽しいアレンジの演奏、オスカー・ピーターソン系なのでしょうか。
8曲目この曲好きでした。

サンタへのお礼の言い方は知りませんが、きっと感謝は通じるでしょう。




Wonderland / Ted Rosenthal

Ted Rosenthal (p)
Noriko Ueda (b)
Tim Horner (ds)


1. Winter Wonderland
2. Silent Night
3. Angels We Have Heard On High
4. The Christmas Song
5. Dance of the Reed Flutes
6. Greensleeves
7. Santa Claus Is Coming to Town
8. Have Yourself a Merry Little Christmas
9. Sleigh Ride
10. Let It Snow
11. Snowscape

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今年記事にしたフェバリット10枚

2013-12-24 23:54:23 | 聞いてますCDおすすめ
今年のフェバリットの記事は毎年12月25日としようと思い始めていてそうしていましたが、とてもうれしいサンタさんがイブの夜に来てくれたので、明日の記事はどうなるかわかりませんが一日早く、フェバリットをアップすることにします。

毎年この時期になるとJAZZ聞きは1年を振り返ることとなる。2006年から始めたblogでベストとかフェバリットとか言って10枚のアルバムを選んできて8回目になります。
その年に出たアルバムを基本えらんでいますから、これを後2年続けると10回「この10年この10枚」とか「この10年この30枚」とかができるねと考えています。
同じような人が何人かいますから、みなさん元気で長生きしましょう。
ということで今年のフェバリットまずは2枚。



7/11 JAZZの神様   「TRILOGY」 CHICK CORIA
2/14 高僧のおもむき 「WITHOUT A NET」 WAYNE SHOTER



次が三枚

12/4 ウイークエンドじゃないけれど 「VAGUEMENT GODARO」 STEFHAN OLIVA
6/4  5枚の1枚          「GUIDED TOUR」 GARY BURTON
10/5 能楽堂で           「Trios」 Carla Bley 




そして5枚の一軍です。

7/21 拡幅の工程          「A Borderless Hour」 HAKUEI KIM
4/18 全貌             「TIGVALL TRIO CONCERT」 TIGVALL TRIO
7/8 同じ帽子           「STRENGE DAYS」 Luige Martinala 
8/22 ふたりの息子         「EVAN」 ANTONIO FARAO
8/9 ブラジリアンな日       「OUTRA VEN」 SADAO WATANABE

5枚選ぶのに悩んだ2枚は次点組でした。

5/17 比較は意味がない       「somewhere」 Keith Jarrett



3/9 やっぱり買った        「Tango live forever」 RICHARD GALLIANO



今年は以上、みなさん長生きしてください。
 
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ふたたびほほをなぜる風 Mari Pintau / Bebo Ferra

2013-12-23 21:12:21 | 聞いてますCDいいと思う


中古アルバムの買い方法則2はEGEA、こちらはメンバーをみたり組み合わせを観れば、だいたいどのような音楽を演っているかがわかるのでメンバーで選びます。
このアルバム、リーダーがベボ・フェッラでつきあってりベースがパオリーノ・ダッラ・ポルタでこの二人はデュオの「ARIA」(このアルバムの3年後)を出すことになるし、パオロ・フレスのデヴィル・カルテットのメンバーです。そこに一寸曲者ハビエル・ジロットおじさんがくわわるのですから爽やかを一寸アクを強くしたアルバムだと想像つきます。
ドラムの人はしりませんが、一番若い人みたいです。

1曲目ナイロン弦のベボさんにやさしい音色のベース、ジロットのフルートは一寸変わった音色でリズムはゆったりとしたサンバもちろん地中海色です。
2曲目はソプラノで淡い感じ、私ジロットさんはソプラノを吹いてくれると一番落ち着く。
3曲目はバスクラでジロットさんしっかり自分もだして哀愁曲です。
4曲目、ジロットさんがアクというか癖の強い部分は引き受けて、ベボとポルタはやわらかくアフリカからくる風です。
このアルバムタイトルは「Mari Pintau」はこの間同じレーベルで聴いた 「ITACA」のギタリスト、Peo Alfonsiの生まれたしまサルデーニャ島にあるビーチの名前です。ですから同じ風がふいているのです。




Mari Pintau / Bebo Ferra

Baritone Saxophone, Soprano Saxophone, Bass Clarinet, Flute [Flutes]– Javier Girotto
Double Bass– Paolino Dalla Porta
Drums, Percussion– Roberto Dani
Guitar– Bebo Ferra


1. Luna di Mezzogiorno
2. Toral
3. Il problema
4. Ehia
5. Andando
6. El diablo
7. Mari pintau
8. Fable
9. Mistico melico
10. No potho reposare
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monakaのお掃除日記 朝から全開 途中で破壊

2013-12-22 17:00:53 | その他
なんだかとっても早く起きたのは、何のことはない昨日早く寝たにすぎまい。お休みで寝床のなかで、でも今日が勝負でしょうなどと思っている。いや有馬記念ではありません、年末の掃除、お正月は久しぶりに息子も揃うし、うれしいお客様も来るからやっぱりきれいに迎えたいというので、今年の年末は張り切っているのです。

ということで、中古買いのセオリーは先のばしいしました。

8時前から家じゅうのカーテンを外して次行程に、それでまどなどを洗い出したけれど、たぶん去年はごまかしているからかなり汚れがたまっています。
でも構わずとにかくきれいにしておこうと続けます。
昔から大掃除を結構大胆にしていて、実家に行って外せる窓はすべてはずしえ水洗いなどしていました。その感覚はつづいていて、外からホースで窓はあらいます。

大胆にやるのはいいのですが、乱暴なので物がこわれる、夏にはオクサンの実家で同じく窓を洗ってあげようとしたら水巻ホースのホースを爆発させた。今日も床をふくあの足踏み水切りモップをつかって外から窓をこすっていたらモップの途中から折ってしまいました。床をふくとは違った力のかかり方でしたが、折れることはない。一生懸命掃除するのでつなぎのプラが疲労破壊を起こしたのでしょう。
まだ掃除がつづくのに問題発生してしまいました。

まあ家を破壊したわけではない、めげずに折れたモップをもって窓洗いは完了しました。

ついでに玄関と玄関前を洗って、これは腰にくるから午前中終了です。
お昼は元気をつけて、洗われたカーテンが前工程からくるのでそれを付け直したら3時、そろそろ寒くなるので車洗いは先延ばしでこれを書いてます。

というでこれからはお休み、体力回復時間です。
先日持っている1970年と1971年のLPを並べたけれど、好きな時代だからほとんど記事にしています。
していないと思うのが2枚、2枚ともアトランテック関連のEMBRYOレコードのアルバムです。
このレーベルハービーマンがプロデュースしていたレーベルなのですね。この間のステーヴ・マーカスのアルバムを買ったときに知りました。
ハービーマンには失礼しました。
とにかくこのヴィトウスのアルバムの1曲目、“フリーダム・ジャズ・ダンス”は元気になります。ギターはシャーロックではなくてマクラフリンでよかった、ハンコックは昔のハンコックの音出し、ヘンダーソンもかっこいい。デジョネットも若々しいしというのでこれがヴィトウスの初リーダー・アルバムでした。



ジャケもしゃれていて開くとこの写真でした。



裏はこれでわかいですね。



でおなじレーベルのロン・カーターのアルバム、私としてはただ一枚もっているロン・カーターのリーダー・アルバムです。



ヒューバート・ローズがフルートでピアノがハンコック、ドラムスがグラディ・テイト、うれしいのはサム・ブラウンがギターを引いているのですね、忘れていました。
このレーベル新主流を重たくならずにでもCTIのような線でもなく、EMBRYOもっと買っとけばよかった。



ニュージャズポイのも演って、やっぱりロン・カーターのソロは解らないのとサム・ブラウンがほとんど弾いていなくってこれじゃ覚えていないはず。



まあ、一生懸命掃除した後は、LPの回転速度が癒される。



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一人黙考 maree bass...e / Michel Donato

2013-12-21 20:37:19 | 聞いてますCDいいと思う


関内のショップにいったけれど、結構よさそうなのがならんでいるけれどゆっくりみている暇がない。
そこでいくつか決めている法則を適用して買った何枚かのうちの一枚。
法則その1はラベル・ブルーのレーベルで、この人のアルバムは買わないと決めている人以外で知らないアルバムは取り合えず買っておくこと。これがその一枚、ミッチェル・ドナートってどこかで聞いたことがあったような気もするけれど、あとは解らない。まあジャケも安全そうです。

1曲目低い音のピッキング・ベースが流れ始め、オーと思ったけれど1942年モントリオール生まれのベース・ソロのアルバムだった。(2曲ピアノが入っている。)
2曲目タイム感のしっかりした上でのウォーキングでないけれどオーソドックスなベースという感じです。
3曲目、メロディアスなベースラインを作る人でギターみたいに感じの演奏はソロだからでしょう。
4曲目はB・エバンスの曲でジョルジュ・アルヴァニタスがピアノを演奏していて、デュオになる後落ち着いた変な癖のない、ピアノを上手く聞かせるベースです。
6曲目4ビートがしっかりしているから不安感がおこらない演奏です。
7曲目はジャンゴの曲、8曲目がストレーホーンの“Lush Life”で再びアルヴァニタス、ここでは明るさをましたバップスタイルです。
8曲目、ベースの響きが良い音です。

ベーシストっていうのは好みが分かれるでしょうが先ず第一に音程、それに音色が基本になりますからこの人とてもいいところに入りました。O・ピーターソンとツアーしたのですから間違いないでしょう。
それにしても誰のところであっていたのでしょうか。

アルバムを聴いていると一人静かにかんがえるような、そして一寸意見が入るような感じです。年末をどう過ごそうとか来年はどうしようとか、これぐらい落ち着いた曲で一人黙考するというのも必要です。

いろいろ考えることが多くって、ウームなどといっています。最後には7億円の使い道を考えなければいけません。

maree bass...e / Michel Donato

Double Bass– Michel Benita
Piano– Georges Arvanitas on 4,8

1 Bleu Sur Le Vif
2 Not Yet
3 Good Morning
4 Very Early
5 ATA
6 R.B.
7 Nuages
8 Lush Life
9 Berceuse

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