何日か前のイタリアのモードジャズ集でも1曲、モーダルな演奏を聴かせているコクランのアルバムです。ウェイン・ショーターの曲をピアノ・トリオで演奏するという、なかなか気の利いた企画です。
Night Dreamerからの一曲“BLACK NILE”で始まりますが、良い雰囲気です。2曲目はジャズ・メッセンジャーズ時代の曲で、ブレーキーの雰囲気も感じます。
このアルバム、企画も良いのですが、ベースのロン・マックルーアもいるので惹かれました。ジャズベースを好きになったのはこの人のせいかもしれません。チャールズ・ロイドのグループ、マイク・ノックのフォース・ウェイでまだやせていたマックルーアのファンでした。
ずいぶん、ずいぶん見た目は変わりましたが、このアルバムでは芯のある音で、多くのソロを聴かせてくれています。
4曲目“VIRGO”は静かなバラッド、5曲目“ESP”では、技術は充分感じられるのに押さえていたYORON ISRAELのドラムスのソロ、良いアクセントです。
6曲目は“FOOTPRINTS”この曲結構いろいろな奏者を集めましたが、オリジナルの雰囲気に近い感じす。
コクランのピアノは音数を少なくし、メロディーラインをはっきり聴かせていてホーンの雰囲気を意識しているのでしょう。オリジナルの演奏を素直に取り入れた感じで、ここら辺まで聴いているとウェイン・ショーターの顔がちらちら浮かびます。
7曲目“PINOCCHIO”などもうれしい曲で、マイルスが絡んだ曲では、ベースがロン・カーターに聞こえてしまうのは、同じロンがラインを知っているからでしょう。
なんだかウェイン・ショーターが立ち会っているような感じになってきました。実際にはいないのに、曲にも強い存在感があり、このアルバムの強い味方です。
Footprints / Michael Cochrane
MICHAEL COCHRANE piano
RON McCLURE bass
YORON ISRAEL drums
1 BLACK NILE
2 ONE BY ONE
3 FEE-FI FO-FUM
4 VIRGO
5 ESP
6 FOOTPRINTS
7 ANA MARIA
8 PINOCCIO
9 FALL
10 INFANT EYES
11 SPEAK NO EVIL
Night Dreamerからの一曲“BLACK NILE”で始まりますが、良い雰囲気です。2曲目はジャズ・メッセンジャーズ時代の曲で、ブレーキーの雰囲気も感じます。
このアルバム、企画も良いのですが、ベースのロン・マックルーアもいるので惹かれました。ジャズベースを好きになったのはこの人のせいかもしれません。チャールズ・ロイドのグループ、マイク・ノックのフォース・ウェイでまだやせていたマックルーアのファンでした。
ずいぶん、ずいぶん見た目は変わりましたが、このアルバムでは芯のある音で、多くのソロを聴かせてくれています。
4曲目“VIRGO”は静かなバラッド、5曲目“ESP”では、技術は充分感じられるのに押さえていたYORON ISRAELのドラムスのソロ、良いアクセントです。
6曲目は“FOOTPRINTS”この曲結構いろいろな奏者を集めましたが、オリジナルの雰囲気に近い感じす。
コクランのピアノは音数を少なくし、メロディーラインをはっきり聴かせていてホーンの雰囲気を意識しているのでしょう。オリジナルの演奏を素直に取り入れた感じで、ここら辺まで聴いているとウェイン・ショーターの顔がちらちら浮かびます。
7曲目“PINOCCHIO”などもうれしい曲で、マイルスが絡んだ曲では、ベースがロン・カーターに聞こえてしまうのは、同じロンがラインを知っているからでしょう。
なんだかウェイン・ショーターが立ち会っているような感じになってきました。実際にはいないのに、曲にも強い存在感があり、このアルバムの強い味方です。
Footprints / Michael Cochrane
MICHAEL COCHRANE piano
RON McCLURE bass
YORON ISRAEL drums
1 BLACK NILE
2 ONE BY ONE
3 FEE-FI FO-FUM
4 VIRGO
5 ESP
6 FOOTPRINTS
7 ANA MARIA
8 PINOCCIO
9 FALL
10 INFANT EYES
11 SPEAK NO EVIL