JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ハクエイ・キム LIVE AT CABIN IN ATUGI

2006-11-30 21:18:14 | サポート中、ライブ
昨日は久しぶりに午前様になってしまいました。それもだいぶ飲んでしまったので、自業自得ですが、体はだるいし、足も痛いのです。少し落ち込んでいます。
我が家からはだいぶ遠い厚木で、仕事とその後忘年会がありました。昨日は私が応援しているピアニスト、ハクエイ・キムが厚木でライブをする日ではありませんか。先日買ったCDにサインをもらいにいけるかもしれない。

http://blog.goo.ne.jp/monakasm/e/42b0090f9b57d850fb2bf01ec651928

昨日はピアノトリオですが、リーダーはドラムの大隈寿男さんです。南里文男賞を受賞した、日本のピアニストを知り尽くした人です。ハクエイにとってもすばらしい機会、応援しなくっちゃ。





なんと案内された忘年会の場所はライブハウスとは30m位なのです。おお神様。
演奏は8時頃開始で、忘年会は飲み放題8時まで。おおお神様。
2次会はご容赦願って、ソッと抜けました。
こじんまりしたお店でピアノ横、ドラムとベースのまん前、特等席が空いていました。女性の方が多かったからか、遠慮があるのでしょうか。どしどし前に行っていいのに。演奏が始まってから行って、一番前に座りまして、イェーって皆様失礼いたしました。忘年会でしっかり飲んでいましたから、曲名も忘れてしまいましたが、鉄壁なリズムに酔いました。決してお酒ではないと思います。ハクエイも緊張するかというと、それが嬉しいようにのびのびした演奏でした。
休憩にハクエイとはテーブルでゆっくり話も出来ました。ブログの話しなどもして、読んでくれているようです。大隈さんにも紹介してもらって少しお話しできました。気さくな方で、大御所と思っていますが、ハクエイのことも丁寧に言っていただき、お人柄に感動しました。共演の記念に合わせてサインもいただいてしまいました。

おおおおお神様ありがとうございました。





ハクエイの新しいアルバムは聴けば聴くほど味の解るアルバムですので、あらためてよろしくお願いします。

ここでも奥さんがいないので、気楽に飲んでしまいました。2ステージ終わって、帰りは2回電車を乗り換えて帰るのですが、気が付くと何でこの駅にいるのだ。となりまして、3回乗り換えてかえってまいりました。
やはり神様だけでなかった。
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部門違いをちょっと Tink Like This / Jason Smith

2006-11-28 20:45:55 | 聞いたけどCDどちらでも
ベースのDave Cerpenterの名を見て買ったアルバムです。アラン・パクスアと一緒のアルバムが好きでした。リーダーの人は知らないくて、ピアニストだと思っていたらドラマーでした。Jason Smithという人のデヴューアルバムのようです。ピアノを弾いているのが、Gary Husbandでこの人はドラマーとしてのほうが有名でないでしょうか。ドラムのことはあまり解らないし、凄いドラム演奏は凄い事がわかるのですが、凄くないドラマーのテクニックなどは門外漢の感じになります。このアルバムドラムが主役ですから、曲を通して、アルバムを通してドラムがしっかりと叩いているのが解ります。4曲目の“The Way You Look Tonight"では、なかなか凄いのではとも思いました。シンバルが鳴りすぎているのと、低い音のほうのリズムが少なく感じました。ピアノはフェンダー・ローズを弾くとC・コリア、生ピアノはH・ハンコックが見え隠れするピアノで、10曲目“Dolphin Dance"なんかが好きな曲でないでしょうか。しっくりとしたアドリブだと思いました。
ところで、ベースのDave Carpenterはというと、幾度かソロもあるのですが、あまり目立ちませんでした。

 Think Like This / Jason Smith

Jason Smith drums
Gary Husband piano,fender rhodes,moog
Dave Carpenter bass

1 Gnu York
2 Taylor Made
3 Halcyon
4 The Way You Look Tonight
5 The Magician in You
6 Smatter
7 Lullabye
8 Three Lies
9 White Nights
10 Dolphin Dance

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風に凛と立つ WORLD PASSION / Tigran Hamasyan

2006-11-27 21:52:33 | 聞いてますCDおすすめ
CDショップでブラブラしていたら、このジャケを発見。確か評判が良かったと思ったけれど忘れてました。ピアノTigranが録音時17才。歳自体は驚かないけれど、17才でこのフレーズは、はっきり言ってしんじられない。選曲は自作以外、母国アルメニアの民謡がほとんどで、繊細なタッチのフレーズもスッと弾けるところ、無理がありません。リズムを刻むところは少し乱暴かと思うところもありますが、ソロは滑らかな上モーダルに感じます。アコーステックピアノもよいのですが、エレピの3曲目、9曲目のソロは素晴らしいと思います。昔エレクトリックピアノが使われ始めた頃、使いこなす人と、そうではない人の差が歴然と感じられましたが、このアルバムのエレピは、当時の使いこなしている人の、エレピの音とメロディがぴったりしている感じを覚えました。このアルバム1曲目の聴き始めから、bassのFrancols MoutinとdrumsのArl Hoenigのリズムが素晴らしく、うねるようなbassと、変化しながら、積みあがるリズムがピアノの最大の味方になっています。3曲目の民族楽器Duduk Zumaの音色は乾燥した大地を思い描き遠く広がるようです。8曲目で使われている楽器はオーボエのようなダブルリードとわかるのですが、こちらはリードが有るのでしょうか。なんか尺八のようなところも感じます。この他にテナー、ソプラノをBen Wendelが熱演しています。6曲目でかなりハードな男性的なフレーズを吹きまくりますが、好みを言うのであれば、ここのソロにもう少し色香があって欲しいと感じました。
聴き終わったみれば、やはり若さを感じます。それも風に向って凛と立つ、若者の潔さでした。

  WORLD PASSION / Tigran Hamasyan

Tigran Hamasyan piano erctric piano
Rouben Harutyunyan Duduk Zuma
Ben Wendel soprano tenor sazophone
Francols Moutin bass
Ari Hoenig drums

1 WORLD PASSION
2 WHAT DOLES YOUR HEART WANT
3 THESW HOUSES
4 PERT1:THE FRUIT OF THE TRUTH
5 PERT2:ETERNITY
6 THE RAIN IS COMING
7 MATHER'S IAMENT
8 TROSENFEET
9 WHAT IS THIS THING CALLED LAVE
10 NATIVELAND
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楽しい余韻に誘われて Sonny Stitt Plays

2006-11-26 18:20:43 | 聞いてますCDいいと思う
昨晩は東京JAZZ2006の録画を見て楽しみました。ナベサダさんには失礼な事を書きましたが、ハンク・ジョーンズとの共演は一番楽しめました。楽しくなってLPで“COOL STRUTTIN'”なんかも聴いてみました。その余韻で本日もLPを聴いてみました。ソニー・スティットがハンク・ジョーンズと共演しているものです。1956年、の録音でハンク・ジョーンズも50歳若い演奏です。どちらもそれぞれの良い味があると思います。
チャーリー・パーカーに似すぎていたために損をしたスティットですが、私パーカーよりスティットのほうが聴く機会が断然多いのです。CDに変えてからも、アルバムを購入したりして、この時代のアルトで一番好きです。
このアルバムのタイトルは“Sonny Stitt plays"ですが、アルバム写真と背表紙は“Sonny Stitt Sonny Stitt Sonny Stitt Sonny Stitt Sonny Stitt”です。日本盤は“ソニー・スティット・フューチャリング・ハンク・ジョーンズ”でした。どの名前で呼ぶのでしょうね。
そんなことより、“The Nearness Of You”や“Yesterdays”のソロのほうが大切です。

  Sonny Stitt plays / Sonny Stitt

Sonny Stitt as
Hak Jones piano
Freddie Greene guitar
Wendell marshall bass
"Shadow Wilson" drums

1 THERE'LL NEVER BE ANOTHER YOU
2 THE NEARNESS OF YOU
3 BISCUIT MIX
4 YESTERDAYS

1 AFTERWARDS
2 IF I SHOULD LOSE YOU
3 BLUES FOR BOBBY
4 MY MELANCHOLY BABY

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かってながら Dinner Show at My Home Tokyo Jazz 2006 

2006-11-25 20:43:30 | その他
今日は奥さんが夕方から出かけていきました。一人の夕食で、どう楽しもうと思いました。おかずは鳥肉と魚とイカをトマトソースで煮込んだものを作ってくれましたので、ワインとパンとサラダで充分です。以前東京JAZZ2006を見たという記事をバブさんのところで見て、見逃していたので残念におもっていたところ、昨日放映されていました。(それも第4夜で最後の一つ)それを昨日DVDに落としておいたので、それを見ながら一杯飲みました。豪華なショーになりました。



散らかったところも映ってしまいました。デジカメが上手くないのはご存知なので失礼。
東京JAZZ2006の最後の部分なのでしょう。豪華なところが見れて幸せです。上原が見たくて見たわけですが、チック・コリアが上原に対して表す優しさ、上原のチックからの影響の感じ、上原の演奏にチックが真剣になるリアルな様など楽しめました。

番組プログラムを書いておきます

1マーカス・ミラー  POWER OF SOUL
JEAN PIERRE

2 コリア&上原    SUMMERTIME
ALL BLUES

3 ハンク・ジョーンズ I'M OLD FASHIOND
 & 渡辺 貞夫 Moose The Mooche

4 スペヤル・セッション Someday My Prince Will Come
Blue Monk

上原ねらいでしたが、それにも増してよかったのは、ハンク・ジョーンズと渡辺貞夫とのジョイントでした。渡辺貞夫はずっと聞いていませんでしたが、へんなあくが取れて、いいバップに感じました。ドラムのオマー・ハキムにひっくり返りました。
ラストのスペシャルセットでの上原の左手でのソロは凄い。12月11日東京国際フォーラムでの初生が楽しみです。
東京JAZZの何とも幸せそうなミュージシャンの顔を見ていると、その思いが伝わってきて今夜は幸せな気分です。
でも、チックはやせないといかん。
クリスマスも近くなって、この時期を大切にしている人もいるようで、写真を撮ってみたら棚の中にサンタが二人映っていましたので、あわせてUPさせて頂きます。
メリー・クリスマス。








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最初の1分10秒。 EVERY TIME THINK OF YOU / ALAN BRODBENT

2006-11-24 21:07:46 | 聞いたけどCDどちらでも
ショップで少しの時間しかなくて、良く見ないで買ったアルバムです。ALAN BROADBENTは思い入れはないのですが、Bran Brombergと一緒なので買った“YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC”は良いと思っていました。その後のKINGのアルバムはちょっと不安でやめていましたが外国レーベルで、Brombergと同じくやっているので、すんなり購入しました。で良くみるとKINGのアルバムの外国レーベル販売の逆輸入のようです。持ってはいないのでいいかと思って聴くと、これがストリングス、オーケストラとの共演です。新作でも買わないジャンルです。この録音の方法は解りませんが、一緒に録音したのでしょうか。聴き進んでいくと、しっかりアレンジされたオケにピアノが合わせているように聴こえて誰が主役がわかりません。ピアノよりストリングスが勝っています。これはアウトと思いました。ピアノのトリオアルバムとして、聴こうとうしたわけですが、よくよく見てみるとアレンジは全てBRODBENTで、ピアノ演奏というよりもストリングス・オーケストラとピアノのための音楽というのがねらいのようでした。勘違いした私がいけないのでした。
1曲目“枯葉”をイメージした“AUTUMU VARIATIONS"は、出だしから1分10秒、ストリングが入るまでのピアノ・トリオの何とも美しい演奏が聴けるのでした。残念。

EVERY TIME I THINK OF YOU / ALAN BROADBENT

Alan Broadbent piano
Brian Bromberg bass
Kendall Kay drums
The Tokyo Strings

1 AUTUMN VARIATIONS
2 BESS,OH WHERE'SMY BESS
3 BLUE IN GREEN
4 E.32ND ELEGY
5 LAST NIGHT WHIT EHEN WE WERE YOUNG
6 EVER TIME I THINK OF YOU
7 LOVER MAN
8 NIRVANA BLUES
9 SPRING IS HERE
10 WOODY 'N'ME
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A列車が到着 GETTING CLOSER / PATRICK TOMPERT

2006-11-23 17:14:38 | 聞いてますCDいいと思う
ピアノとベースのデュオアルバムです。ジャケットがカッコよくて、曲を見ると“ESTAATE”とか、“Angel Eyes"とか演奏しているので購入しました。ミュージシャンはまるで知りませんでした。購入したアルバムジャケットを開くと、2人の写真が載っていて、それを見るとこりゃ失敗したとおもいました。黒スーツの巨漢のアル・ハート(古い?)みたいなピアニストがイスに座り、その横に宮沢ミチェル(知らないか?)似のちょっと細いベーシストが立っています。この感じだと深く心に響くっていうのは期待できないよなー。
1曲目スティービー・ワンダーの“Isn't she lovely"を派手に弾き始めますが、音選び違っているように思う部分があります。2曲目期待の“Estate"もまあまあで、期待しすぎたのがいけない。3曲目がオリジナルでここまで聴いて気が付きました。この人オスカー・ピーターソンびいきでベースがレイ・ブラウンなんですね。派手な部分がピーターソンににているし、早引きもしています。これは最後までこの感じとちょっとあきらめぎみです。4曲目“Take the A-train"が始まっておやっと思いました。ピーターソンへ頭がいっているので、思い浮かぶのは“Night train”の疾走する列車。そうくるかと思って構えると、これが数百マイルを走ってきて、その旅が終わる時のような感じです。一仕事終えた、達成感を感じられる、ゆったりとしたテンポでとてもしゃれたアレンジです。ピアノソロのメロディーも小粋です。次の“Angel Eyes"とは切れ目無く、うまい感じでつながって、A-trainにちょっと帰ってみたりおもしろいと感じはじめました。そうなってくるとおもしろさが加速します。6曲目“YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC”はピアノ曲だと思っていると、まるまるベースソロで驚きます。プッチーニのラボエームの曲もしゃれています。美しい曲の途中には、ワルツ・フォ・デビーがスゥと入りニヤリとさせられます。ここまで聴くと、ピーターソンの“Mirage”を演奏しても、ピーターソンのまねではないと思っていました。
いやはや最初は、どうなるかと思いましたが、JAZZの楽しさが伝わる良いアルバムでした。

GETTING CLOSER / PATRICK TOMPERT

PATRICK TOMPERT piano
DEVIDE PETROCCA bass

1 Isn't she lively
2 Estate
3 Getting closer
4 Take the A-train
5 Angel eyes
6 You and the night and the music
7 If there's someone lovelier than you
8 Mirage
9 Quando m'en vo
10 Dein ist mein ganzes Herz
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結晶 Let Yourself Go / Fred Hersch

2006-11-22 21:08:34 | 聞いてますCDいいと思う
ここのところ、ソロピアノのアルバムを聴く機会が多かったと思います。特に好みというわけではないのですが、縁は大切にしないと。ということでもう一つ聴いてみました。ソロピアノというのは、全てを自分の責任で演奏するので、大変なことと多くのピアニストが語っています。ましてや、コンサートのソロを録音することは、普通の集中力では難しいと思います。その集中が結晶となっているのが、このソロコンサートのアルバムです。ピアノはオーソドックスな基本に正しいテクニックです。ここで曲も演奏している、セロニアス・モンクの影響が感じるピアノです。ハーモニーをしっかり選んだ上にメロディを作っていく真摯な感じです。1曲目“Blacks Color"というTRADではじまるハーモニーは、美しいことをそのままに“spartacus”のテーマに続きます。コンサートなのでミスがゼロとはいえませんが、それを超える精神の表現と集中が感じられます。4曲目の“I Love You Porgy”は見事にそのハーモニーが空間を漂い、コンサート会場に天使が舞い降りた気がします。
ちょっと孤高みたいなところがあるHerschですが、元気で頑張ってもらいたいと思います。

  LET YOURSELF GO / FRED HERSCH

FRED HERSCH piano

1 Black Is Color / Love Theme from “Spartacus”
2 Speake Low
3 My Old Man
4 I LOve You,Pogy
5 Moon& Sand
6 ...departed
7 Let Yourself Go
8 Blue Monk
9 The Nearness ofYou
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天使のハミング Live At Open Theater East'93/KeithJarrett

2006-11-21 20:40:22 | 聞いてますCDおすすめ
このような事を書くとすこし引かれてしまうかもしれませんが、説明がつかない感覚を味わいます。めったにないこと(5~6回だと思う)ですが、コンサートやライブで音楽に没頭し、また昇華したような演奏者の音が空間を漂っていると、ブーンという中音の,人の声みたいな音で、演奏されているメロディーをハミングするような旋律が、頭の後ろの上あたりから聴こえ出すのです。私自信は何とも温かい気持になります。それはすぐ消えてしまう事もありますし、しばらく続く事もあります。他の人には聴こえるのか確かめた事はありませんが、最初のころは振り返ってしまいました。最初は不思議に思いましたが、このごろはそのハミングを心待ちします。感じると消えないようにコントロールするようにもなりました。コントロールといっても、そのハミングに身を任せ、それを聴くようにするのです。それは実際流れている演奏の音よりも、心休まるもので、天上の声の様に感じるのです。たぶん脳波の何か変化だと思いますが、わたしは自分で“天使のハミング”と名づけて大切にしています。そしてこれが聴こえた演奏は、誰がなんと言おうと素晴らしいものと決めています。
CDのアルバムを聴く事だけでは、その状態までに成ったことはないと思います。しかし一度経験した状態は追体験できるようで、このキースのアルバムは、実際そこにいて、天使が漂うような感じを体験しているので、再度見ても幸福感に包まれます。そういう意味でこの演奏は大切な思い出です。1993年、7月25日、日曜日の雨が降る中、映像ではカッパを羽織った私もが映っている映像です。演奏自体も雨にぬれながら声援を送る聴衆に、キースがしっかり反応して、素晴らしく集中した演奏でした。素晴らしい幸福感に包まれて帰った記憶があります。
monakaは、脳神経科に行ったほうが、いや精神科のほうがといわれてしまうのでしょうか。

LIVE AT OPEN THEATER EAST 1993 / KEITH JARRETT

Keith Jarrett piano
Gary Peacock bass
Jack Dejohnette drms

1 In Your Own Sweet Way
2 Butch And Butch
3 Basin Street Blues
4 Solar-Extension
5 If Were A Bell
6 I Fall In Love Too Easily
7 Oleo
8 Bye Bye Blackbird
9 The Cure
10 I Thought About You


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叶姉妹ではありません spleen / THE SOUND OF FEELING

2006-11-20 20:42:41 | 聞いたけどCDどちらでも
高校生が隠して写真集を持っていても、それは普通の事でしょう。それを忘れていて30年経ってから見つけたら、それは羞恥と驚きと、歓びと複雑なものになりますね。残念ながら、そのようなものは発見されませんでしたが、このアルバム、何十年と聴いていません。叶姉妹?、ちがいますよ。双子のヴォーカルにダブルベース、ドラムの変わったグループでした。今夜、何を血迷ったか、ジャケットも読みながら聴いて見ました。高校生の時期フラワームーブメントの時代といわれました。1曲目のドノヴァンの曲“ハーディー・ガーディーマン”は覚えています。ベースラインと揺れる女性2人のコーラスは高校生の心には、未知な世界で凄い感じに思いました。
ところで、アルバムノートが凄いのです。今でもご活躍の悠 雅彦さんの記述です。当時悠さんはJAZZの批評に記述を始めたころと記憶しますが、気鋭という表現が当てはまる、評論家で、私も好きでした。で記述ですが「ザ・サウンド・オブ・フィーリングこの名は永劫に記憶さるべきモニュメントである。」「試みた事は過去の客観的アプロートに追従するヴォーカルを再検討し、その結果を楽器と同等の位置まで引きずりあげた事だ。」レナード・フェザーも言うのです。「彼らの実質は悠に5世紀を凌駕する」と。
純真な高校生はそれだけで宝物を得たようにこのアルバムを抱くのでありました。
確かにランバート・ヘンドリックス・ロスというグループがありますが、何を超えたのか解りません。
繰り返しますが、叶姉妹ではありません。
今振り返って何とでもいえますので、この私の記述自体は、批判でも何でもありません。
でもね「ヴォーカルレコードの最も新しい成果であり、来る日の聖典となるだろう」って凄いですよね。これも30年たった後の見直しとして、時代の流れを感じていただければと思っただけです。
ただのブロガーが“叶姉妹でありません”ってフレーズを言いたかっただけでした。それが本当です。

SPLEEN /THE SOUND OF FEELING

1 Herdy Gurdy Man
2 Hex
3 Up Into Silence
4 The Time Has Come For Silence

5 Alone Came Sam
6 The Sound Of Silence
7 Spleen
8 Mixolydian Mode



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