JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

逆説 JAZZ TANGO / Pablo Ziegler

2018-09-30 22:30:20 | 聞いてますCDいいと思う


忘れていたパブロ・シーグレルのアルバムを聴いたら久しぶりで新鮮でよかった。一時期かなり好きだったので、最近どんなのだろうと思って調べたら、新作のピアノ・ソロの前のアルバム(2017年作)が「JAZZ TANGO」というど真ん中の弾だったので買ってみた。

楽器編成は昨日聞いた、「DESPERATE DANCE」のキケ・シネシ (g)とウォルター・カストロ (bandoneon)と同じだけれど、ギターはスチール弦だからよりジャズ的なサウンドになっている。
シーグレルの曲は7曲はシーグレルらしく現代クラシックの要素もはいったちょっと硬めの曲だけれど、1,6,10のピアソアの曲、特に最後は「リベルタンゴ」の再演がうれしい。

そして聞始めるとシーグレルと疎遠になった理由がわかるような気がする。自分の曲は、少し壮大でメロディーを複雑にしたり、展開を大きくへんかさせたり、難しく主張するような感じをうける。4曲目などそうだし、7曲目シンプルなテーマで始まって良いとおもうけれど途中からどんどん変わってしまう。
間に入っている、ピア空の曲が、哀愁あったり、曲のテーマにぶれがないからピアソラが出てくるとホッとするというかとても良い。
この3曲だけで「いいと思う」にいれてしまう。

とんでもない言い様だけど、この人ピアソラを良く聴かせるために時分の曲作ってるんじゃないの。



JAZZ TANGO / Pablo Ziegler

Pablo Ziegler : piano, compositions, arrangements
Hector Del Curto : bandoneon
Claudio Ragazzi : guitar

01Michelangelo 70
02La Fundicion
03Milonga del Adios
04Buenos Aires Report
05Blues Porteno
06Fuga Y Misterio
07Elegante Canyenguito
08La Rayuela
09Muchacha de Boedo
10Libertango
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DESPERATE DANCE / PABLO ZIEGLER & QUIQUE SINESI

2018-09-28 16:17:20 | 記憶にございません!


もちろんパブロ・シーグレルを忘れたわけではありません。むしろすごく好きな時期があった。でもこれを買ったのはわすれていた。ピアソラ5重奏団んおピアニストを10年務めたシーグレルはタンゴ会の中でJAZZ的でシャープなフレーズを弾くので好きだった。
忘れていたメンバーとの2002年のアルバム「BAJO CERO」は2005年にラテン・グラミー賞を取っている。そのあとの2005年のアルバム「TANGO MEETS JAZZ」もJAZZに近づいてとてもよかった。それよりも古い1997年のアルバム「ASFALTO」もそのあと見つけて聞いているから、このころ探しても聞いているピアニストだった。

もちろんJAZZピアニストではないので、即興性みたいなところで驚異的ではないから、若干同じようなサウンドに感じてしまうようになったのか、そのご追っかけるのをやめていた。

このアルバム2015年のアルバムでメンバーっはキケ・シネシとゲストのバンドネオン、ウォルター・カストロの3人、2002年とおなじだけれど、今回前作よりもよりシビアに新しいタンゴに挑戦しているように思えた。
頭がマンネリに思いこんでいたけれど、これは失礼、再認識をしました。申し訳ないような気になって、その後のアルバムをみて、いかにもな「JAZZ TANGO」というアルバムをポチリました。

DESPERATE DANCE / PABLO ZIGLER & QUIQUE SINESI


パブロ・シーグレル (p)
キケ・シネシ (g)
ゲスト:
ウォルター・カストロ (bandoneon)
2015年作品



1. ワンス・アゲイン・ミロンガ (Ziegler)
2. デスパレート・ダンス (Ziegler)
3. 夜明けのムルガ (Ziegler)
4. グレラの為のミロンガ (Sinesi)
5. エスクアロ(鮫) (Piazzolla)
6. マハビシュヌ・タンゴ (McLaughlin/Ziegler)
7. コネクション・ポルテナ (Ziegler)
8. ソレダード(孤独) (Gardel/Ziegler)
9. ミロンゲータ (Ziegler)
10. フラカナーパ (Piazzolla)
11. ケ・ロ・パリオ (Ziegler)




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オウム真理教事件とは何だったのか?  一橋文哉 著

2018-09-26 17:11:14 | 


平成ガ終わろうとしている今年7月、オウム真理教の麻原彰晃およびその幹部たち7名の死刑が執行された。残る6名の死刑確定者も年内には執行されるだろうと思われている。
これを機に緊急発刊と打って出されたのがこの本。
店頭でみて読んでみる気になった。「何だったのか?」とあるように結局何だったのか理解していないし、ここは機といえば機だ。
著者は「三億円」や「グリコ」や「世田谷」で結構センセーショナルなテーマを打ち出した一橋文哉氏だから、今回は何を書いてあるのだろう

抜き書き
 彼(麻原彰晃)は2008年6月、向かいの独房で収容されていた連続幼女誘拐犯人の宮崎勤が死刑をを執行される日の朝食後「あっ」と声をあげるところをたまたま聞いていた。
 精神障害を装っていたとされる宮崎が運命を悟った瞬間、思わず発した心の叫びだったのだろうが、それ以来、気が落ちつかなくなってきたらしい。

こんなことをどこで取材できたのか、真意はわからないけれど一橋文哉氏らしい。


そして、まあ、前もそうだったけれど、最後に書いてあるとうり「相変わらず、ことの真相は藪の中」だ。
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はじまりのボーイミーツガール

2018-09-25 22:06:27 | チェロ無難
オクサンとDVDを見ようと借りてきたらなんと前に見た映画だった。オクサンは初めてだし、チェロを弾く部分を覚えてないのでもう一度みた。



小さな恋のメロディーを思い出させる邦題そのもののお話。

プロのチェリストをなりたくて、音楽学校を目指しているマリー、しかし先天性の目の疾患で視力が極度に劣る。
両親は心配して入院をさせようとするが、それでは音楽学校の試験はうけられない。というので落ち込んでいる彼女。



視力が弱いのを悟られないようにするために、マリーにあこがれるヴィクトールに急接近、自宅で勉強をおしえチェロも聞かせる。



ヴィクトールが仲間とやるキーボードの騒音音楽にに合わせてチェロを弾きマリー、この場面がいい。



この黒いチェロ・ケースがかっこいい。すごく高そう。



ケンカをしたり、親が入院を強行しようとしたりでいろいろあっての最後。



結末がわかってしまうかもしれないけれど、チェロを弾く終わりはそれ以外ないからバレても良いでしょう。



画面で見ていて確かにチェロは鳴らしている女の子。最初にチェロを弾く場面は確かに鳴らしているようにおもうけれど、右手の重みはこれではのらないだろうから乗ってないので最後の音は違う人が弾いているのだろう。




この女の子音楽学校にいっているらしいけれど、楽器はバイオリンだそう。2週間の特訓でこの演奏姿だから、そして音もだしていたから凄い。3か月以上練習してこの前の舞台の演奏をした自分を思うと、いやこれは映画と思うことにする。
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暗殺者の潜入 マーク・グリーニー 著 伏見威蕃 訳

2018-09-24 22:34:48 | 


翻訳本のタイトルが「暗殺者の〇〇」となっているコートランド・ジェントリーが主人公の作品もこれで7作目になる。グレイマンと呼ばれる主人公は、人に記憶されない幻のような存在でスタートしたけれど、CIAとの軋轢の決着がついてから、ずいぶんと人に顔を見せるようになったのではないか。
スタート時点から、冷徹な割に正義感がある変わったところが特徴だとおもうけれど、今回はシリアの戦闘の終結を願う戦士に成っていた。
実はスタート時の展開が読めない状況が好きだったけど、今回現実の世界があるからある程度想定できてしまい、終わってみれば意外と展開は単純だったという感は否めない。
一年に1作(といっても翻訳は4年で6作読んだ)だそうで、次はCIAのミッションが絡むことがわかっているから、前作で魅力的だったCIAに保護されたロシアの精鋭部隊員ゾーヤが登場して、ジェントリーとこんがらがってくれるのを期待したい。
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商売人  UPTOWN CONVERSATION / RON CARTER INFINITE SEARCH / MIROSLAV VITOUS

2018-09-22 19:42:11 | 聞いてますCDいいと思う


LP聴きが続いている。ロン・カーターのアルバムなんてめったに聞かないけれど、もしかして面白いかもと期待して買ったアルバム。期待したのはenbryo recordsからの発売だったから。このレーベルのジャケのいくつかは見開きに窓があいていて、下の写真がのぞいているというしゃれたものだった。(覚えている人も少なくなっただろうな。



で久しぶりに聞いたけど、大喜びのミンガスと違って、ロン・カーターはロン・カーターだった。この人お仕事でアルバム作る。(エッ 当たり前じゃないの)
全部は聞かずにこっちにしよう。やっぱりenbryo recordsのミロスラフ・ヴィトウス。こっちは「この曲が聴きたい」と記事にしたこともあるお墨付き。



見開けば若々しいヴィトウスいる。



久しぶりに聞いたけれど、マクラフリンって変わらないね。(変わらずいいって意味なんだけど)これいいドラムと思うとディジョネットだったり。まあ解説は不要な良いアルバムということで楽しめた。

でこの思いついた記事のタイトルが商売人。
実はロン・カーターでもヴィトウスでもない。enbryo recordsを作ったハービー・マン。メンフィス・アンダー・グラウンドで設けたのかenbryo recordsを1969年に立ち上げて21タイトル出している。自分のレコード会社から出した方がもうかるからか、そのうち5枚はマンのアルバム。まじめにプロデューサーをやりたかったのかもしれないけれど、アフロキューバンからボッサ、ソウル・ミュージック、インドなんかもあったハービー・マン。売れ筋をみるという意味ではこの人商売人だったと思う。
ばかにした筋もいたけれどいくつかのアルバムをの作ってくれたんだから、わたしは決してばかにしない。



UPTOWN CONVERSATION / RON CARTER

Bass, Bass [Fender], Composed By – Ron Carter
Drums – Billy Cobham, Grady Tate
Flute – Hubert Laws
Guitar – Sam Brown (2)
Piano, Electric Piano – Herbie Hancock

Uptown Conversation 6:08
Ten Strings 4:19
Half A Row 9:05
R. J. 2:52
Little Waltz 7:25
Einbahnstrasse 7:23
Doom

INFINITE SEARCH / MIROSLAV VITOUS

Bass – Miroslav Vitous
Drums – Jack DeJohnette (tracks: 1 To 5, 7), Joe Chambers (tracks: 6)
Electric Piano – Herbie Hancock
Guitar – John McLaughlin
Tenor Saxophone – Joe Henderson

Freedom Jazz Dance 10:54
Mountain In The Clouds 1:51
When Face Gets Pale 7:38
Infinite Search 6:49
I Will Tell Him On You 11:00
Epilogue



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齢を重ねたから THE BEST OF CHARLIE MINGUS

2018-09-21 21:29:31 | 聞いてますCDおすすめ


レコード・プレーヤーの上に物をのせてしまうので、LPを聞くのが億劫、年に1度くらいしか聞かない。ネットで調べたら前にびっくりして何枚か拾ったマシュー・ボーンのアルバムがあったのでポチった。



CDだとおっもって注文したけれど大きな包みが届いた。CDだと思っていたらポチリ間違いでLPだった。
演奏の方は驚いたアルバムより静謐さが増したような感じで記事にしようか悩んでいる。というのも御覧の通りアルバムタイトルもそして曲名もどう書いたらいいかわからない。

でそちらは置いといて、LPを聴こうとセットしたのでそのまま先日も古いLPを聞いていた。LPの魅力があって、いつも聞き出すとしばらく続いてしまう。
ということで50年も前に買ったアルバムを聴いている。誰もがご存じチャーリー・ミンガス。実は50年も昔だとジャズは聞き始めのころ、MJQもマイルスもロリンズも最初は編集されたベスト・アルバムから始めた。そしてこのミンガスもベストアルバム。




裏にジャケにあるようにアランテックの演奏のベスト集、聴き始めのころだから岩波洋三さんなんかの解説がすごく参考になTっていた。



このミンガス、当時は難しい顔して聴いていたような、そしてわかった様な気になっていたように思う。
今回きいてみると、なんて楽しい音楽、いろいろなエッセンスが面白く表現されたビック・バンド、今でも色褪せない素晴らしいさ。
これは今回楽しかった。久しぶりにみなさん聞いてみるのもいいかも。

ってこれほど楽しいのは齢をとったからなのかも。

THE BEST OF CHARLIE MINGUS

A1 Pethecanthropus Erectus 10:32
A2 Haitian Fight Song 11:57
B1 Wednesday Night Prayer Meeting 5:39
B2 Oh Lord Don't Let Them Drop That Atomic Bomb On Me 5:38
B3 Profile Of Jackie 3:07
B4 Tonight At Noon 5:58


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花も秋色 26番

2018-09-20 17:08:17 | 


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真逆の人へ Liberte Cherie / Perre Nicolaieff

2018-09-19 17:08:40 | 聞いたけどCDわからない


通勤の行き返りに忘れてしまっているCDを聞いている。それでこのアルバムも「記憶にございません!」にしようかと思ったけれど、若干覚えているので言い切れない。覚えているところは、このアルバムかなり期待と違っていたなぁという思いで。
それでも腰が痛くて気弱になっているから、オケとピアノもいいかと持って出た。聴いてみて、はっきりしたから普通の記事に昇格だ。

いかにもピアノと弦の美しい出会い、期待した。



発売しているところの売り文句が「ただひたすらロマンチック」っていうけれど気弱だからそれでもいい。帰り道にききはじめたけれど、確かにフランスの映画音楽って感じか。ピアノを弾いているのがフランスのピエール・ニコライエフという人で、クラシックを学んだ後にジャズへと傾倒し自身の作風を確立したという人。

クラシック・ベースの人だからジャズを期待しちゃいけないかもしれないけれど、傾倒したのだからもう少しジャズってもいいんじゃないか。
シンプルなメロディの繰り返しがおおくいのもこの人の特徴か。
まるで女子供の練習曲じゃないか。(おお性差別になってしまった)あれ、7曲目どっかのテーマで聞いたことがある。ってだんだん腹がたってきてこの7曲目で終了。

それにしても好き嫌い、好みはいろいろだから、このblogで「聴いてますCDおすすめ」のアルバムをなんでこんなのと思う人。
あなたには、絶対推薦です。

Liberte Cherie / Perre Nicolaieff

Perre Nicolaieff piano
プラハ・フィルハーモニック・オーケストラ

01. Liberte cherie (Dear freedom) 
02. Tendre princesse (Sweet princess) 
03. Petite sonate (Little sonata) 
04. L’innocence des fleurs (Innocent flowers) 
05. Parfums d’hier (Perfumes of yesterday) 
06. Te souviens tu (Do you remember) 
07. Le baladin amoureux (Troubadour in love)
08. Couleur d’espoir (Color of hopes)  
09. Rikitikitavi (Rikitikitavi) 
10. Une nuit, un reve (A night, a dream…) 
11. Varsovia (Varsovia) 
12. Nocturne (Nocturne)
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終わってしまった。

2018-09-18 17:18:34 | チェロ無難
いよいよ発表会の日、3連休の初日だから車で行くのは危険と久しぶりにチェロを背負っていきました。
午後開演だけれど、午前中にアンサンブルの合わせをしましょうということで10時半に到着。



控室ではもう奏者がガンガン弾いている、チェロを出したら、ほかの人からmonakaさんも弾きたいだろうと少し一人にしてくれました。
(後輩に優しい先輩たちです。)



しかしこの控室、クーラーがない、舞台衣装も汗でぬれて、これはいかんとちょっとで休憩。



音調室から見ると、師匠とたのグループがアンサンブル中、私はこの後お昼まで。



ドラマーの悪友が今回は観にきてくれて、オクサンとその友達と一緒にお昼。前回はまずいかとアルコールを取らなかったけど、緊張で結局失敗したから、今年はいっぱいいただくと決めていた。
生ビールを一つ、うまい、緊張もほぐれる。



そば味噌で、こちらは周りが飲んでいるお酒をちょっとだけ味見して、緊張がもうすこしほぐれる。



でも結局は早い方の演奏で何か所かついていけずに全然違う音で3小節ぐらいアドリブしてしまった。
録画もしたけれど、翌日は観る気も起きず、ひっくり返って何十年もまえにかったLPレコードなどを聴いて癒しました。



今日になって録画を見たけれど、去年よりかはずっとうまくなっているとトモダチが言っていたのは正解としておこう。
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