ECMでのTERJE RAPIDALはリーダーよりかKetil bkornstad などのアルバムに参加している方が奔放で頭でっかちでなくて好きです。でもこのアルバムはそのメンバー,ミロスラフ・ヴィトウスとジャック・デジョネットとのトリオで魅力的です。1981年の録音ですからウエザーの後かなりの時間を経たアルバムです。
2曲目のヴィトウスのアコ、こんなに上手かったっけと思うほど、デジョネットも若々しさがあふれています。
ヴィトウスに焦点を合わせて聴いているのですが、私にとっては“限りなき探求”のフリーダム・ジャズ・ダンスがあまりに衝撃的だったので、ウェザーにしろ、それ以後の諸作品にしろおまり馴染めませんでした。最近 アントニオ・ファラオのアルバムで再会しましたが、新しい素晴らしいアルバムが出るようなので、遡っています。
3曲目、このギタリストの個性がでた曲ですが、アコーステックベースをベースらしく(変な表現か)弾いてくれているところが良いと思います。
4曲目はデジョネットが軽くフュージョンタッチのリズムを刻んで、ヴィトウスはエレベを弾いています。26年前ならではと思います。このころの、このサウンド好みです。
5曲目はアルコのソロから、これがまた上手い、高い音でのプレー凄いと思います。
6曲目のリピダルのたうとうようなギターが心を癒しますし、そこでのヴィトウスのベース音もこの時代のものだったのでしょうか。今でも欲しいサウンドです。
7曲目、驚いたことにラース・ダニエルソンと、そのトリオのようにフレーズが。デジョネットのヴォイスが効いています。
久しぶりに古いアルバムを中古屋さんで拾いました。基本的には新しいものを拾うことを目指していますが、買い忘れたという感じで、一つ時代を遡りました。
TO BE CONTINUED / TERJE RYPDAL
TERJE RYPDAL erectric guitars,flute
MIROSLAV VITOUS acbass,elbass,piano
JACK DEJOHNETTE drums,voice
1 Maya
2 Mountain in The Coluds
3 Morning Lake
4 To Be Continued
5 This Morning
6 Topplue,Votter & Skjerf
7 Uncomposed Appendix