GIOVANNI GUIDOの新しいアルバム「A NEW DAY」で”鳥の歌”を素晴らしく吹いていたジェムス・ブランドン・スミスを調べたら新しいアルバムがインパルスからでていた。
1983年NYの生まれだそうで、まるで知らなかった。ゴスペル音楽からジャズに入ってきたようで、ベースは聴きやすいオタを持っているようだ。
2023年に「EYE OF I」というアルバムを出しているようだけど、そちらはサブスクで済ませた。ゴスペルと弾けたところが合わさったようなサックスだ。
今年3月にでたアルバムはまるで知らないけど、伝説的DCパンクバンド「Fugazi」のベーシスト“ジョー・ラリー”とドラマー“ブレンダン・キャンティ”、そしてギタリスト“アンソニー・ピログ”によるグループ「The Messthetics」に、ベストで参加したものになっている。
ジェームス・ブランドン・ルイスとアンソニー・ピログは、約10年前にドラマーのウィリアム・フッカーが率いるセッションで意気投合していたらしい。このギターはパンクバンド出だからそちら系の刺激的なギターで面白い。
1曲目、最初からギターとサックスの掛け合いで始まる曲はリズムがロック系だし、もちろんギターのフレーズもブルース・ロックのようで何ともかっこがいい。昔「カウント・ロック・バンド」を聴いた時のような気分になる。
2曲目はちょっとテクノが入っているような感じではじまって、ストレートなルイスのごスペル節から弾けていくところが気持ちよい。ECMではそちらの風味だったけど、本来はこちらなのだろう。(ECMの方もいいけど)
3曲目もロック調のノリ、というかロック音楽なのだろう。5曲目はバラッドなどもあって変化も付いていていい。
1曲目のライヴ映像があった。ぜひ見てください。
THE MESSTHETICS AND JAMES BRANDON LEWIS
James Brandon Lewis (Saxophne)
Brendan Canty (drums)
Joe Lally (bass)
Anthony Pirog (guitar).
1. L’Orso
2. Emergence
3. That Thang
4. Three Sisters
5. Boatly
6. The Time Is The Place
7. Railroad Tracks Home
8. Aesthenia
9. Fourth Wall