ジャズ・ピアニストの活動を見ていったら結構新しいアルバムがあった。見落としていたのもあったけれどいくつか紹介していきたい。エリック・レニー二が最初だったけれど二人身はElder Djangirov、2020年2月にリリースされているから新しいとは言えないか。
エルダー・ジャンギロフは2001年神童といわれてデヴューしたと思う。話題になったのだけれどそのアルバムは手元にないし、4作目のアルバムも手元にない。どうやら、中古屋さんに行ったのだろう。それでもすごいピアニストだとはおもうから、ずっと聞いている。4枚手元にあって古い順からいうと
「VIRTUE」
「THREE STORIES」
「BREAKTHROUCH
「WORLD TOUR VOL.1」
と確実に評価が高くなってきている。
1曲目「チュニジアの夜」引き出したらばガンガンになってくることもあるけれど、ジャンギロフここで引き倒さない。抑えたフレーズでさすがのフレージングでよい印象。といってもジャンギロフ、普通のピアニストよりもちろん弾いている。
ベースの Raviv Markovitzがかなり弾けるし、曲によってプログラミングが入ったりで、ピアノピアノしていない。そこが成長ということだろう。
4曲目”Willow Weep For Me”など渋さもく加わってきて、8曲目の”In July”もアーシーでいい雰囲気だ。
タイトル曲”Rhapsodize”も抑制されたフレージングで、テクでない成長がはっきりしたアルバムになった。
「BREAKTHROUCH」を上回っていると思うので、今回この一枚として変更かな。
話が飛ぶけれど今回このアルバムはストリーミングで入手した。いつもはCDを探してなければ諦めるけれど、CD形式で入手できないものが多くなった。こえまでは手に取ってテキストなどを見ながらメンバーや録音日を確認しながらきくのだけれど、それができない。私的にはかなりマイナスなかんじだけれどしょうがない。ネットでアルバムが掲示されているけれど、それがいつの録音なのか、新しいのか、メンバーが誰なのかわからないものがある。こんかいもどうしてもメンバーがわからないものがあるけれど、まだ聞いていない。
どちらンしても音源の入手方が少し変わりそうだ。選択の幅はひろがるけれど、しっくりは来ない。
ということで、
RHAPSODIZE / Elder Djangirov
1 A Night In Tunisia
2 Airport
3 Anthemic
4 Willow Weep For Me
5 Burn
6 Black Hole Sun
7 Variations On A Bach Prelude
8 In July
9 Rhapsodize
10 Devotion
11 Blackjack
Bass – Raviv Markovitz
Drums – Jimmy Macbride
Piano – Eldar Djangirov