JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

美しいディシュ In Copenhagen / Mathias Algotsson

2007-10-31 21:05:14 | 聞いてますCDいいと思う


Mathias Algotssonの前作『YOUNG AND FOOLISH』は結構評判も良く、私も購入しました。悪いわけではありませんが、評判ほど特徴が強いとは思わなかった覚えがあります。今回のアルバムは1曲目をちょっと試聴して置いていました。
そしたらblog仲間のsugerさんが次のような記事を書きまして、それは聴かねばなりません。
「イエスパー・ボティルセンは、もうN・H・O・ペデルセンが乗り移ったとしか言いようがないほど、ニールス・ペデルセンを感じさせてくれます。とくにソロがフィーチャーされる曲では、もう完全にペデルセンに成り切りという感じなのです。←最中さん、これ必聴ですね。」

http://blog.goo.ne.jp/sugar-s310/d/20070930

前作では良さの確認不足でしたが、今度のアルバムのピアノ良いです。このように良く聴けるのは、ドラムスのEd ThigpenベースのJesper Bodilsenがサポートしているからでしょう。全く出しゃばらないのに、存在感があり、そのうえピアノを一番良いようにもり立てています。
3曲目“Jag Har Bott Vid En Landsvag”ベースソロ(sugerさん良いですよ)がシグペンのブラシワークをバックに気持ちよく、ピアノの音が上品に響きます。このピアニストO・ピーターソンがフェバリットなのでしょうか、それともシグペンの為のタッチでしょうか、どちらにしてもいい感じです。
4曲目の“Bye Bye Blackbrid”素直に弾いているアレンジが抜群、数ある“Bye,
Bye~”の演奏の中でも印象深い演奏に思います。
5曲目の“But Beautiful ”も美しい演奏でオリジナルとスタンダードのバランスも良くスタンダードがとてもおもしろく聴けます。
6曲目のオリジナルはエド・シグペンのブラシワークを聴く方が主になる曲でスティックに持ち替える妙を聴きます。
7曲目の“A列車”もゆったりとはいってラグ調にする当たりピーターソンライクで楽しい。
8曲目オリジナルですが哀愁含んだ曲が良い、ベースがずーんと低くくると、おおペデルセン、9曲目の押さえ気味のベースソロも燻し銀の様です。
最後は静かに美しく。
とてもセンスの良いピアニストに思います。
sugerさんは、「リッツ・カールトン・ホテルの様な高級ホテルのラウンジで聴いているような感じ」と言うのも良く解ります。私はリッツ・カールトン・ホテルのラウンジ行ったことありませんが、そのラウンジで、美しくコーディネートされた、料理のディシュを見るようですと付け加えておきます。


In Copenhagen / MATHIAS ALGOTSSON

Mathias Algotsson piano
Jesper Bodilsen bass
Ed Thigpen drums

1 Mr. Taste
2 Manhattan
3 Jag Har Bott Vid En Landsvag
4 Bye Bye Blackbrid
5 But Beautiful
6 Copenhagen
7 Take The A Train
8 Life
9 The Blues
10 Smoke Gets in Your Eyes
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30年目はPOPのはずですがDON WAS / FOREBER'S A LONG~

2007-10-30 22:29:29 | 聞いてますCDいいと思う


昨日訳もあり早く会社をでて家に向かっていると、今どこ?の連絡です。近くまでいたので帰ると今から食事に行くとの事です。
今日は何なのかといいますと、30年目の記念日なのです。朝出るときにはどこにも行きたくないでしょう、というのに賛同していたのに外に行くことになりました。
色々ばれますが家からすぐ近くに、以前奥さんが勤めていたフランス料理のお店が越してきました。それこそシェフとも仲良しなのでお邪魔しました。お祝いのお酒をサービスいただきました。



月曜日の夜はあまりお客もいないのでゆっくりと30年をお祝いすることが出しました。
料理の写真を取ろうと思いましたが、ついわすれ、オードブル盛り合わせ、サワラのポワレリゾット添えの後がこれ和牛のステーキでした。



その後にデザートをいただきました。


字が多くていまいちですが、味は一流です。
その店の名も明かしますが、店名オーヴィユーフランスずいぶん有名店になりました。





今日は軽い感じでPOPで行こうと、このようなものを選びました。

Don Wasという人はベーシストですが、それよりもプロデューサーの仕事が多く、B・デュラン、ローリング・ストーンズ、E・ジョンなどのアルバムに関わってきた有名な人みたいです。無責任で申し訳ありませんがPOPのセンスは素晴らしいと思います。
1曲目はバイオリンとピアノのメロディが絡まる曲はちょっとノスタルジックな感じです。
2曲目になるとリズミックなバックにSweet Pea Atkinsonのソウルフルなヴォーカルで“I ain't got nothin' but Time”と歌います。
Terence Blamchardのトランペット、David McMurrayのテナー、H・ハンコックのピアノにリズムはHevey Mason パーカションのSHILA Eという豪華であるラインアップです。上手いPOPに聴こえます。このリーダーのクレジットとしてはしてはjazzにカウントしているようです。
でも歌の題は”I ain't got nothin' but Time”ってなんて訳すんでしょうか。30年の記念にはあわないような気がします。
3曲目はPortis Gtigginのソウルフルなヴォーカルです。
6曲目ソウルフルな男性ヴォーカルに途中はいるハンコックのピアノがジャッジー^です。
7曲目、ちょっとダーティーにした音で始まりますが、ガトー・バルビエリを知っていれば驚きませんが、決して嫌いではありません。
8曲目BLANCHARDも、テナーのDavkd NacMurrayそしてHancockみんな少し切れるようでカッコがいいです。9曲目、ちょっとグチャグチャしたあと、10曲目はカントリーギターとvocalの曲です。とってもカントリーな雰囲気でいいです。
でもその題ですが“I'm So Tired Of It All”だって。
あらゃ、私の30年の流れはここまで来てしまったの。それはないでしょう。
ということでアルバムの音楽が素晴らしく良いのに題だけ悪い一枚に思います。


注 私ども夫婦は歌詞のようではないのでご心配なく。
  アルバムとしてはPOPでとても実力が練りこまれた作品です。
  センスを感じる作品です。 

FOREVER'S A LONG LONG TIME / ORQUESTRA WAS

SWEET PEA ATKINSON vocal
Terence Blanchard trampet
Sheila E percasioon
Merie Haggard vocal
Herbie Hancock piano
Wayne Kramer guitar
Hstvey Nason drums
Don Was bass

1 Once opon a time in Detroit
2 I ain't got nothing' but time
3 Never Again
4 Excuse Me colonele.
5 Detroit a time upon once
6 Forever's a long,long time
7 You've been having a tough night huh
8 Lost on the river
9 A big poem about hell
10 I'm so tired of It all


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その道は正しい WONDERLAND / LEGATO

2007-10-28 20:35:26 | 聞いてますCDいいと思う


ジャズ批評No.140が発刊されましたが、そこに記事が載りました。うれしいことにblog先輩のオラシオさんや、Suzuc姉と一緒です。気を使って頂いたのか、取り上げたアルバムの写真が表紙で、お二人と一つの箱のデザインされていて、とてもうれしい。



記事の題は“その道は正しいか”というもので、まあ長年聞いていて面白いと思ったことを題材にしました。ただその題材を選んだものですから、この本が発売されるまでネタに出来ないで、困りました。blog仲間の“jazzとオーデイオが出会うと・・・”で紹介された、このアルバムなんかも最適なのではと思いましたが、そのときはなにもいえませんでした。明かさないでOzaさんごめんなさい。

http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=8

JAZZ批評の記事を構想している時に中古屋さんで出会ったのがこのアルバムです。この道は正しいかとエイヤと買うとこれ思ったとおりでした。でも本の時期もあるのでblogに書かずにいました。
それこそ何も知らないフュージョングループです。知っている方は、なにいってんだというくらい気持ちのいいサウンドに思います。
1曲目女性ヴォーカルを主体に始まりますが、このヴォーカルがフューチャリングとして記載されているkarew Jonesで張りのある声で気持ちが良い。
2曲目がタイトル曲“Wonderland”という曲、雰囲気があり、ジャジーでとても良い、クラブなどのDJにぴったりな感じです。私は良く知りませんが、とても有名なのかも知れませんね。(ファンの方ごめんなさい。)
3曲目はコンガが効いた曲で女性ヴォーカルがとても気持ちがいい。
フュージョンも色々聴いてきましたが、このグループ凄いレベルだと感じています。
4曲目はアコーステックのギターの音を効かせたとても軽やかの曲です。
5曲目はハモンドを使った曲で打ち込みが少し気になりますが雰囲気はカッコ良い。
JAZZ批評をお読みになっていない方に少し説明を加えますと、私は道の写ったジャケットに反応が激しいという記事で、そのアルバムは普通より出来がよいのでないかと思っているのです。
それで20以上の例を挙げて記事にしたわけですが、そのうちの一枚がこれです。
記事を書こうと思った時にはまだ中古屋さんの棚の中でしたが、覚えていたのでゲットしに行きました。
6曲目、短いですがギターソロもしゃれています。
さてこのグループですが、まるで知りません。ローマでプロデユース、録音されているのでイタリアのアルバムでしょう。JAZZ批評の記事にするときに少し調べましたが、忘れてしましました。
とにかくカッコ良いという印象だけでとても満足です。
切れのあるドラムスとリズム隊をバックに水水しいヴォーカル、キーボードが良いハーモニーを入れながらヴォーカルの基調はソウルですがこれがヨーロッパの香りも少しするバタ臭さのない気持ちのよいものです。
11曲目はしゃれたエレピのソロのあと、エレキギターをソロ。
12曲目は一瞬マイルスのジャック・ジョンソンを思い出しゾクとしますが数十秒で終ってしまうのはなぜ。
道を写したジャケットのアルバムは比較して、程度が一ランク高いということを記事にしましたが、8月以後に出たアルバムを思い浮かべても間違っていないと思っています。皆さんの秘めているアルバムも砂漠の道でしたよね。

ところでギンザJAZZ祭からのお許しのはがき皆さんのところには届きましたか。大本命をはずれて、一つだけ届きました。沢山の人が見るためにはしょうがないか。イーストウッドだけの去年よりましです。
ということで11月3日時事通信ホールのフラビオ・ポルトロへ行ってきます。その後松屋のレニーニに回りますが多分札止めだろうと予想します。

   WONDERLAND / LEGATO

           KAREN JONES fead vocals
CLAUDIO TRIPPA  acoustic & electric guotar
PINO SANTAMARIA  bass
MAURIZIO VASSALLO drums,sample
ANGELO MARTINO keyboards,thodes,hamond,
JAKE TAMA percussion
MARCO SINSCALCO drums
MIKE APPLEBAUM flugelhorn

1 Where Are You
2 Wonderland
3 Till You Take My Love
4 Soft Lights
5 Vertigo
6 There Is A Sign
7 Free Our Children
8 If You Suck My Soul
9 Let's Walk
10 How Long Does it Take
11 Mosquito
12 ...Second Of Madness
13 WhereAre You 


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終幕の光 Live in Italy / Jaco Pastorius

2007-10-27 21:01:26 | 聞いてますCDいいと思う


Jaco Pastoriusに捧げたアルバムについては、幾つか記事にしたことはありますが、Jacoのアルバムについては書いたのは“Dream of Doom”だけです。エレベを続けて聴いてきましたが、必ずJacoは頭に浮かびますから一つ聴いてみることしました。
1991年にジムコ・ジャパンから出た、なくなる前の1986年イタリアでのライブ録音です。
問題ありの販売のようですが、jacoが亡くなってからしばらくして、新しい音源が続々と出だしたころで、買ってしまいました。(当時は問題も知らないうちに買いましたが問題は“パストアスの肖像”と言う本で知りました。)それとは別に結構好きなアルバムです。
Jacoは1987年暮れに悲劇的な最後を遂げますが、そこに至る破滅の過程で、多くの演奏があり、つまらないものがあるため、最近ずいぶんと評判を落としている感があります。
このアルバムは晩年急激に親しくなったビエリ・ラグレーンとの2度目のヨーロッパツアーでの録音です。
1曲目サッカー場の歓声のような中、ラグレーンのバッハの曲のメロディからで驚かされると、ディープ・パープルを挟んで“Teen Town"でjacoが入ってきて凄い演奏になります。ギターにベースにドラムという単純な組み合わせが、変に難しくならず、演奏に集中出来ている感じです。
2曲目はちょっとギターの音程が変に感じる“I Shot The Sheriff”でLagreneha
はあまり得いでなさそうです。3曲目はおきまりな“Continuum”音にもしくはメロディに張りを感じます。
このアルバムでうれしいのは、ウェザー・リポートで有名な “Black Market”を演奏していることで、それもギターとのトリオで明解なギターとメロディが楽しめることです。Jacoも自分の存在感を示す安定した演奏です。
6曲目は“Satin Doll”自由奔放あっけらかんと弾くラグレーン、エフェクトを使ってウェザー・リポートのサウンドを模したりしますが、逆にメロディアスなベースラインを Jacoらしく弾きたいJacoの思いとの差が少し寂しく感じられます。
そうはいっても、このLiveは良い演奏で、この時期ビエリ・ラグレーンとドラムスにケンウッド・デナードをいれて、80年代のマハビシュヌ・オーケストラみたいなものが出来ないか夢を追っていた演奏なのです。


Jaco Pastorius : electric bass
Bireli Lagrene : guitar
Thomas Böröcz : drums

1. Improvisation No 1 / Teen Town
2. I Shot The Sheriff
3. Continuum
4. Fannie Mae
5. Black Market
6. Satin Doll
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空が飛べる  you know that feeling / BRIAN BROMBERG

2007-10-26 21:20:49 | 聞いてますCDおすすめ


Brian Brombergは最近WOODの使用が多くなっているように思いますが、エレベもwoodもピッコロも多彩な技量は抜群で、このアルバム、1999年に出たときには“このレコーディングには一切ギターは使われていません”が売りでした。
1曲目凄いエレベソロです。この人のエレベの場合はちょっと硬質な音とタッチとなりますが、でも凄い。
2曲目はウッドで始めますが、途中何を使っているのか解らなくなるほどぐいぐいとベースラインを進めます。
3曲目“Through The Window”威勢のいいメロディからエレベ、ソロラインはエレキのピッコロベースか、このアルバムサイドマンは全力でドラムを叩いているのでしょうが、完全にベースに押されてしまいます。当然です。
4曲目はここまで聴いてくると軽い音にに聴きたくなりますが、なんとも不思議なギターとも違うトーンがちょっと変わったフュージョンの感じです。
5曲目はEverette Harpという人のアーシーなテナーサックスが入るこれもギターの音色を狙ったフュージョンで、高い音から低いベース音まで幅広い音をカバーできることを示す演奏です。
7曲目“I Fell Asleep A Child And Woke Up A Man”はエレキなしみたいですが好きなMitch Formanがピアノを弾いていてうれしい。
8曲目のピアノはJoe Sample,ちょっとクルセーダースみたいな雰囲気も入れてこれもフュージョンの曲です。
BROMBERGはこの後ウッドを重視したアルバムが多くなって行くような気がし、また企画色が強くなっているように思います。伸びやかで思い切りの良いこのアルバム、大好きです。
9曲目はボサノバリズムですがここではエレベでないのでパス。
10曲目“ Nananananana ”エレベで何のてらいもなくハイトーンでメロディを弾くところが凄い、それが低い音まで降りてきてもテンションが下がらない、素晴らしい。
子供のころ、両手を広げて走りながら飛行機をまねた覚えがありますが、全くこのアルバム、両手を広げて走れば空に飛び上がるような感じです。
12曲目“Goodbye (For My Father) ”を太くなお且つ弦のハーモニーも効かせて最後の曲として、とても心が洗われます。
このころから驚かされているので、最近おどろかなくなってしまったのがいけないかも知れないのですが、実はカルロス・ジョビン集は聴いていません。



YOU KNOW THAT FEELING / BRIAN BROMBERG

      brian Bromberg bass
Jeff Lorber keyboards
Rick Braun trumpet,flugelhone
Joel Taylor drums


1 Joe Cool
2 Hero (For Zachary Breaux)
3
4 My Love
5 By The Fireplace
6 September
7 I Fell Asleep A Child And Woke Up A Man
8 You Know That Feeling
9 A Love Affair
10 Nananananana
11 Human
12 Goodbye (For My Father)
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リズム職 BOTTOM'S UP / VICTOR BAILEY

2007-10-25 22:06:36 | 聞いてますCDいいと思う


ウエザー・リポートからJ・パストリアス、P・アースキン、B・トーマスが抜けたのが1982年2月、その後オーデションで選ばれたのがビクター・ベイリー、オマー・ハキム、ホセ・ロッシーでした。
ベーシスト、ビクター・ベイリーとジョー・ザビヌルとの長いつき合いが始まります。ウエザーの82年のアルバム『プロセッション』から最後の『ジス・イズ・ジス』ウエザーの解散までずっとエレベを弾いてその後もザビヌル・シンジケートに時々参加して、1998年の『world Tour』にも参加しています。
ウエザーが解散したのが1986年で、このB・ベイリーの1stアルバム『BOTTOM'S UP』を出したのが1989年でした。
これまでの関係してきたミュージシャンが製作に参加していて、曲ごとにメンバーが替わり凄い人数です。名前だけでNYジャズ・マン名鑑です。
1曲目M・ブレッカーのテナーO・ハキムとM・シネルのリズムで、ウエザーをもっと明るくリズミックにして、NYのPOPな雰囲気です。
2曲目はT・ブランチャード、M・ミラーをウッドベースのリズムに使いその上をヴィクターのエレベがラインを作ります。
3曲目はLIVEでMILESをたたえる曲、W・ショーターのがソプラノを吹きます。
4曲目“ROUND MIDNIGHT”では、B・マルサリスが今よりさっぱりした、スムーズなソプラノを吹いて驚きます。
5曲目はチョッパー・ベースでウェザーのサウンドを明るくした感じです。
6曲目CLARENCE ROBINSONの語りとVOCALはスター・ウォーズの映画のようなナレーションで始まって、まじめにやっているのでしょうが、日本にいるわたしは、ちょっと小林克也を思い出してしまいました。
7曲目はJIM BEARDのシンセとBILL EVANSのテナーがエキゾチックな、やはりウエザーびサウンドです。
8居行く目はBASSソロでこれはちょっと違って名詞代わりでしょうか。
結構それぞれの曲にスタープレーヤーがいてそのプレーヤーを損なうことなく、上手い感じで曲をまとめる、ザビヌルが長く重用したことがわかります。
決してどこかに行ってしまうようなプレーでなく80%ぐらいで相手の演奏を守り立てながら個性を見せる、凄いプレーヤーだと感じます。ただ個性という意味でセカンドまで10年掛かりましたし、そのアルバムは、もっとスムースに成っていてとても上手いベースだと思うのですが、リーダーとして個性薄いかも知れません。



1stはウェザーの勢いを残してそちらのほうが好きです。
同じ年にサイドマンをしたザビヌルのワールドツアーの方が思い切っていて、良いと思ういます。

Branford Marsalis Sax (Soprano)
Marcus Miller Bass
Richie Morales Drums
Mike Reiter Assistant Engineer
Arty Skye Engineer, Mixing
Richard Tee Organ (Hammond)
Steve Thornton Percussion
Dennis King Mastering
Clyde Cainer Synthesizer, Piano
Jon Herrington Guitar
Clarence Robinson Vocals, Voices
Bob Defrin Art Direction
Robert Manella Photography
Michael "Dino" Campbell Guitar
Alex Foster Sax (Tenor)
Clyde Criner Synthesizer, Piano, Sampling
Mike Campbell Guitar
Bill Evans Sax (Tenor)
Dennis Chambers Drums
Jeff "Tain" Watts Cymbals, Drums (Snare), Hi Hat, Drums
Poogie Bell Percussion, Mixing, Cymbals, Programming, Producer, Drum Programming
Terence Blanchard Trumpet
Mino Cinelu Percussion
Dave Darlington Engineer
Kevin Eubanks Guitar (Acoustic), Guitar
Donald Harrison Sax (Alto)
Jon Herington Guitar
Rodney Holmes Drums
Mark Ledford Vocals, Piccolo Trumpet, Vocals (Background)
Victor Bailey Synthesizer, Mixing, Arranger, Vocals (Background), Producer, Drum Programming, Main Performer, Vocals, Guitar (Bass)
Jim Beard Synthesizer, Mixing, Programming, Arranger, Piano
Michael Brecker Sax (Tenor)
Omar Hakim Drums
Rodney Jones Guitar
Wayne Krantz Guitar
Najee Sax (Tenor)
Lonnie Plaxico Bass, Bass (Acoustic)
Wayne Shorter Sax (Soprano)

1 Kid Logic
2 Joyce's Favorite
3 Miles Wows [Live]
4 'Round Midnight
5 Bottom's Up
6 Hear the Design
7 In the Hat
8 For Wendell and Brenda




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応援します MATTEW GARRISON

2007-10-24 21:47:23 | 聞いてますCDいいと思う


J・コルトレーンの最強のカルテットのベーシストジミー・ギャリソンの息子さんがエレベを弾いていてかなり売れてきました。このアルバムは1999年,2000年録音、自主制作の初リーダー作、全てオリジナルの作品です。
1曲目ファンタジステックな曲調の中エレベとギターの駆け引きは細かいパッセージが凄い超技巧ありといわれることがわかります。2曲目、亡くなったジョー・ザビヌルのサウンドを模していて、凄く好きだったことが解ります。
3曲目生ギターが美しく、それに続くベースのソロも幻想的です。
4曲目、ヴォイシングを入れてエレベのテクが冴える、これもザビヌルのワールドミュージックの幻想的な世界。
7曲目、ソプラノサックスのサウンドはウェザー・リポートにオレゴンが少し入った感じでとても気持ちよい曲です。
8曲目ウッドのウォーキングにかぶせた揺らぐようなベースソロは、Jacoの存在をとおり越したから出きるのですが、巧いと思います。
9曲目、エキゾチックな曲は、エレキギターのソロとドラムスが光る演奏です。
10曲目は再びザビヌルの影響大のサウンド。
マシューのエレベのテクを聴いていても凄いと思いますが、作ろうとしているサウンドも形が決まっているように感じます。色々なところで活躍しながら、いい感じで進んでいきそうなベーシストですね。


Matthew Garrison-bass

Adam Rogers -guitars
Scott Kinsey-keyboards
Ben Perowsky -drums
Gene Lake -drums
David Binney -saxophone
David Gilmore -guitars
Pete Rende -accordion
Alto Tuncboyacian -percussion
and more...

1 Family
2 Groove Tune
3 Shapeless
4 Dark Matter
5 Manifest Destiny
6 Duet
7 Lullaby
8 Say What ?
9 Time
10 Solitude
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コリアの向こうに touch / Bunny Brunel

2007-10-23 21:27:32 | 聞いてますCDいいと思う


チック・コリアのサウンドの中で、ベースを弾いているBunny Brunelがコリアをゲストに迎えながら、すこし自分の色を出した1979年のアルバムです。1曲目はコリア色が強いですが、2曲目ベース音が美しいバラッド、3曲目フットレス・ベースの演奏はとても丹精な音の拾い方で、このベースもなかなか凄いと思います。
4曲目、エレピの音とフルートを組み合わせて、底に女性コーラス、この当時の70年代の曲調ですが、流れるベースラインは大好きです。Ceccarelliが確りとしたリズムをキープして、エレベのとてもよいところを聴けますがフェードアウト。5曲目、ストリングスも入る中、ゆったりとエレベのラインは楽器の持つ音の魅力を出していますし、高速の弾きも楽しく思います。ジャケットの字が小さくてミュージシャンの名前を確認するのが大変ですが、とてもタイトにドラムスを叩いているのはAndre Ceccarelliだったり、チック・コリアがかなりモーグを弾いたりでとても程度が高いアルバムです。
1970年台のエレベとして聴けばかなり凄いことをしているし、9曲目の“Lidten Now”のフレットレスの演奏などはこの時代に先駆的で凄い演奏です。
10曲目の“Touch2”エレベ、素晴らしいラインでソロをとります。
当時このようなエレベを聴いていたので、エレベがJAZZの主流になるのではと思ったこともあります。
このアルバム、特出とまではいえませんが、エレベの良さがわかるアルバムです。

BUNNY BRUNEL / TOUCH

Bunny Brunel fretless bass
Daniel Goyone fender rhodes
Chick Corea moog
Andre Cecarelli drums
Paul Nicola sax,flute
Nicol Blunel vocal
Berrnard Torrelli guitar



1 You
2 Everywhere
3 Sandy Lake
4 Little Green Girl
5 Touch 1
6 Nova
7 Little Wife
8 Surprise
9 Listen Now
10 Touch 2


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普通じゃはじめない Look / JONAS HELLBORG

2007-10-22 21:24:44 | 聞いたけどCDどちらでも


新しいスタンリー・クラークのアルバムを聴いていたら、古いエレベが聴きたくなりました。誰を聴こうか考えましたが、思い切って変わったところからはじめます。
1曲目からベースはどうするのかと思うロックテイストです。この人ベースを弾いているというよりか、ロックギターを鳴らしているようですからこちらもそのような気持ちで聴いていきます。
このアルバムはHELLBORGのベースにドラムスのJAIME SALAZARとサブベースの形でAnders Nordのベースが入っています。
2曲目もロック演奏みたい、ドラムスジェイム・サラザールという人はロック畑でしょうが凄い演奏です。曲はJAZZ的なところもあり面白い演奏です。
4曲目“DEAD”にしても5曲目にしてもロックリズムで統一していてる演奏です。
6曲目“DOG BBQ”のベースソロからメロディアスな流れになって少し音が細く感じます。8曲目はエレベのテク披露みたい、9曲目、メロディからとても斬新な曲でここに来て凄い迫力の演奏です。
10曲目もロックかJAZZか分ければロックのほうですが、そう思って聴いていた方が落ち着くアルバムです。超絶テクと言うことで前に拾ったものですが、前にいつ聴いたか忘れている位聴かない、スタンリー・クラークの後はこのようなところからが別ラインで入りやすい。エレベもう少し聴いてみます。

JONAS HELLBORG GROUP

Jonas Hellborg - Bass guitar
Anders Nord - bass guitar
Jaime Salazar - Drums, Zildjian

1 Look
2 Moving
3 Dread
4 Dead
5 Nord
6 Dog B B Q
7 Dos Tempos
8 JB
9 Hey Yo
10 Ed










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上等なコーヒーの銘柄を THE TOY S of MEN / STANLEY CLAKE

2007-10-21 20:22:53 | 聞いてますCDいいと思う


blog仲間のnaryさんが絶賛しているアルバムは、大好きなベーシストと言う項目を作ればほとんど最上位部に入るSTANLEY CLARKEの新作です。ショップで見たものの新しいものはずっとご無沙汰している状態でした。naryさんの記事を読み、こりゃ聴かなければと思っていたら特価1,750で出会ったので即購入です。
1曲目出だしの曲からマハビシュヌを思わせるリズムです。出だしから驚くことはドラムスのロナウド・ブルーナーJrの重厚ドラミングが特出していること。
最初の6ヶのパートに分かれる組曲はスタンの回想のような演奏でとても楽しめます。アコのベース“Chaos”のまろやかな面とエレベの凄さが発揮される“the Opening Of The Gates”にスタンの2面の凄さを感じます。
2曲目はスタンのとてもオーソドックスなエレベプレーに感じます。
3曲目は、アルバムで好きな曲です。ギターのアルペジオに乗ったソフトなベースライン、バックの効果音が良い雰囲気を出します。スタンの凄いのは、哀愁的なこの曲の後半のエレベラインが美しく、このように弾ける人いない。この部分私にとって一番好きなところです。
この後アコベースとエレキベースの演奏が組み合わされます。追っかけだったわけではないので追憶的な特にジョージ・デュークとのセットのなどに近いものは、省いてもらっても良いと思います。(個人的か)
4曲目から幾つかあるベースソロはなぜかひとつらなりの長尺演奏を分けた感じがします。長尺でもまとめたほうが解りやすいような気がします。
7曲目の“Bad Asses”はドラムスRonald Bruner,Jrとのデュオ、凄いとしか言いようのないドラムラインにスタンのベースがあわせるように感じてしまいます。
9曲目アルコのベースは以前からスタンのアルコは素晴らしいと思っていることを再認識する曲です。ふくよかな音とメロディが楽しめますし、ピアノが結構いいのが解ります、ところがヴァイオリンはいまいちなのも判明してしまいます。
10曲目チューニングを変えたアコベースのソロはスタンのアコに感じるヨーロッパ的センスが発揮されたスパニシュなメロディです。今でもこのようにアコベースを引き続けてくれるのであればずっと応援したくなります。
12曲目、懐かしい雰囲気の演奏があるなか、この曲は特に新鮮に感じ、新しい方向を示しているように感じます。
久しぶりにすっきりしたスタンリーを聴いているように思います。ドラムスの素晴らしさも味わいましたが、ほかのメンバーの個性はほとんど解りません。ベースのソロもしくはドラムスとのデュオアルバムを聴いたような感じで幅が広いとはいえないアルバムです。
コーヒーの銘柄を選んで飲むようなことがありますが、色々あるけどスタンリー・クラーク印のコーヒーを満喫できましたという感じです。
Stanley Clarkeの演奏を聴いてきたら古いエレベ聴いてみたくなりました。
ちょっと探ってみて見ます。


THE TOYS of MEN / STANLEY CLARKE

Stanley Clarke electric bass,acoustic bassspoken word
Ruslan Sirota keyboards,piano
Mads Tollong violin
Esperanza Spalding vocal
Jef Lee Johnson guitar
Ronald Bruner,Jr drums
Tomer Shtein acoustic guiter

1 Toys Of Men, The
2 Cosmic Intervention
3 Jerusalem
4 Back In The Woods
5 All Over Again
6 Hmm Hmm
7 Bad Asses
8 Game
9 La Cancion De Sofia
10 El Bajo Negro
11 Broski
12 Chateauvallon 1972 (Dedicated To Tony Williams)
13 Bass Folk Song No. 6

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