JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

交遊を広げに at home with friends / JOSHUA BELL

2015-02-28 21:00:05 | 聞いてますCDおすすめ


オクサンがバイオリンをやっていて、発表会でシューベルトのセレナードをやろうかしらというので、よさそうなCDを買ってあげました。それが下のアルバム「Romance of the Violin」、ジョシア・ベルというヴァイオリニストの演奏です。とても良い音色の人でイケメンだし、ことのほか気に入ったようで、ほかのアルバムも欲しいというので買ったのがこのアルバムです。



とてもイケメンだけれど1967年生まれだから今48才だからかなり童顔なんですね。映画「レッド・バイオリン」の超絶ヴァイオリンもこの人だった見たいです。
それはいいとして、このアルバム交遊関係のミュージシャンとコラヴォレーションという形で作られていて、ジャズ界からもクリス・ボッティが2曲、ディヴ・グルーシンが1曲参加しています。シャンカールの御嬢さんとシャンカールの曲“シタールとヴァイオリンのためのヴァリアント・ムード”など確かな技量に裏付けされた素晴らしい演奏です。
南下とても気に入ったのでオクサンじゃなくて私のコレクションにすることにしました。

オクサンの方はもう一人のイケメン、デヴィッドに会いに行くと来週はローマに行くのだそうで、無事に帰ってくることが第一です。



at home with friends / JOSHUA BELL


1. I Loves You Porgy featuring Chris Botti
2. Come Again featuring Sting
3. Oblivion featuring Carel Kraayenhof
4. Cinema Paradiso featuring Josh Groban
5. Para Tí featuring Tiempo Libre
6. My Funny Valentine featuring Kristin Chenoweth
7. Maybe So featuring Edgar Meyer, Sam Bush & Mike Marshall
8. Grieg: Violin Sonata No. 3, Movement II featuring Sergei Rachmaninoff
9. Eleanor Rigby featuring Frankie Moreno
10. Rachmaninoff: O, Cease Thy Singing, Maiden Fair featuring Nathan Gunn
11. Il Postino featuring Carel Kraayenhof
12. Left Hand Song featuring Regina Spektor
13. Chovendo Na Roseira featuring Dave Grusin
14. Look Away featuring Edgar Meyer & Chris Thile
15. Variant Moods: Duet for Sitar & Violin (abridged version) featuring Anoushka Shankar
16. I'll Take Manhattan featuring Marvin Hamlisch
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衣食足りて / 山口 瞳

2015-02-27 22:02:04 | 


予約している本の順番が次になっているので確認しようとパソコンの前にたつけど面倒くさい。(パスワードを覚えていない)
窓口でカードを確認すれば番になっているか解るので、なんでもいいから本を選んでカードを渡せばいい。
だからと言って一文も読まないものを借りてもしょうがないのでなんか窓口に持って行こうと選んだのがこれ。

山口 瞳が亡くなったのが1995年、20年も前だからblogに記事にしたことはありません。山口 瞳の読んだ小説の方は、「血族」 文芸春秋 1979年、「居酒屋兆治」 新潮社 1982年と「家族」 文芸春秋 1983年ぐらいだかれど、後年の「還暦老人○○日記」というのは大好きだった。「monakaのお掃除日記」って題もその影響です。
持っていた還暦日記が今手元に亡くなっているのが、とても残念、同じような年になったのでもう一度読んでみよう。

blogの方では、小説「血族」「家族」と自分の身内の秘密をさらけ出す小説につづいて、氏の子息である山口 正介しの本は2冊ともよんですべてつながりのようで記事にした。
ぼくの父はこうして死んだ 男性自身外伝」 新潮社 1996年
江分利満家の崩壊」 新潮社 2012年

そんなん山口 瞳自身の本もこのblogに一つ取り上げたかったというのが、それも急に思いついたこと。

面白いのはこの本、単行本に未収録のエッセイを集めたもので、新潮社じゃなくて、河出書房新社から出ていて、2006年初版だから「衣食足りて」ってタイトルもだれがどうやってつけたのやら。

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この人のおかげもある Dark Wood / David Darling

2015-02-26 21:02:42 | チェロ無難


jazz最中という名前のblogでジャズばかり聞いてきたと書いているけれど、ここのところちょっと様子が変わってきました。
昨年から始めたチェロの為チェロ演奏のCDがどんどん増えています。(クラシックなので、そしてチェリストのことをあまりどうこう書けない)
なぜチェロにしたのか、まあ昔から好きは好きだったけれど、この人の存在もちょこっとあると思います。

この人と出会ったアルバムは、CYCLESだったかThe Sea (ECM, 1994)だったか忘れてしまいましたがとにかく好きなECMのアーティストのアルバムにさんかしています。
自分のアルバムでは「CYCLES」の後に、「Cello / David Darling」というもろチェロをタイトルにしたアルバムなども出しています。

ECMと絡まなくなっても結構アルバムを出していて2014年も新しいのが出ています。とても気に入っていたので幾つか買ったのですが、これがヒーリング・ミュージックみたいになっていて、あまり好みでなくなってしまいました。



そんなんで新しいアルバムは買わないでいるのですが、「cello」の次に出たアルバムを持っていないことに気が付いたので、今回チェロをするのを後押ししてくれたお礼でこのアルバムを買ってみました。

づいぶん前置きが長くなってしまいましたが、「CELLO」の一年後の1993年のアルバムです。
「CELLO」の中で演奏されている“DAERWOOD”をタイトルとしてそれの4から7となる組曲です。
タイトル「Dark Wood」といい、チェロだけの多重録音といい、ECMといい、抑えた感じのダークさが出ています。
ここのところ多くのクラシックのチェリストを(それも有名クラシック曲)聴いてきている身になるとちょっと地味感を感じるのはしょうがないか。
基本ダーリングって一人だと地味な演奏だけど、これまでの共演がKetil Bjørnstad(The River (ECM, 1996), The Sea II (ECM, 2000) Epigraphs (ECM, 2000))だったり、Terje Rypdal( Eos (ECM, 1984)、 Skywards (ECM, 1995))だったり、 Ralph Towner( Old Friends, New Friends (ECM, 1979))だったりするから、ほとんど全部お世話になって、チェロ好きの維持に貢献してくれたのはまちがいないからこのアルバムはこれでいい。

ECMを聴いて、チェロを弾いて、クラシックの小品も多く聞くようになった身には、Ketil Bjørnstadと演った「The River」が一番聞いていて楽しく思います。

Dark Wood / David Darling

David Darling cello

Darkwood IV: Dawn, In Motion, Journey
Darkwood V: Light, Earth, Passage
Darkwood VI: Beginning, Up Side Down, Searching, Medieval Dance
Darkwood VII: The Picture, Returning, New Morning

Recorded July 1993
ECM 1519








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ファッションの流れ RECITAL / SADAO WATANABE

2015-02-25 22:03:35 | 聞いてますCDいいと思う


昨年暮れにビッグバンドを編成したコンサートの模様がTVでオンエアされたのを見ました。
その38年前のコンサートの模様が、今回かったナベサダの2枚目です。
「I'm Old Fashiond」と同じ年の10月に行われたリサイタルの模様で、芸術祭大賞に選ばれたコンサートのようです。
パストラルで始まって、アフリカ音楽系とオリジナルがブレンドされたコンサートだったみたいです。
そういえば、この前に買ったナベサダのアルバムも1975年スイス・モントルーのコンサートの模様でした。
ナベサダのコンサートでは1980年の武道館録音「How's Everything」のLPは当時買いましたし、2001年の大阪でのL.AのミュージシャンとのライヴはDVDを入手しました。
なんでこんなことを書いているかと言うと、昨日も書いたけれど、ナベサダの音楽って中心に一本筋が通っていると感じること。
アフリカ系あり、ボッサあり、フュージョンにビバップ、癒し系といろんなスタイルがあるけれど、渡辺貞夫の姿がキイッっと中心にあるのです。
でもほんとに言いたかったのは、このアルバムのジャケの渡辺貞夫のファッションのこと。
昨日のフォーマルはまあ、タイトルに書けたのだろうけれど、永く活動しているとファッションのほうはいろいろ変わるんだというのが言いたいことでした。



モントルーに行ったときなんてもこんなカッコです。



最近はライブに行くようにもなって、生お姿も拝見するけどいやファッションも良いしカッコも良い。
スタイリストさんが付いているのかもしれませんが、音楽すじが通っていてもファッションは変わるものだと思ったのが、
これはアルバムの感想ではありません。

かく言う私も、モントルー行のかっこしていました。


RECITAL / SADAO WATANABE

Alto Saxophone, Sopranino Saxophone, Flute– Sadao Watanabe
Alto Saxophone, Soprano Saxophone– Kohsuke Mine
Bass– Tsutomu Okada
Drums– Shinji Mori
Electric Bass– Akira Okazawa
Guitar– Kazumi Watanabe
Percussion– Masahiko Togashi
Piano, Electric Piano– Takehiro Honda
Trombone– Hiroshi Fukumura

1. PASTORAL
2. BURUNG BURUNG
3. HITTING HOME
4. MATAHARI TERBENAM
5. HIRO
6. OLD PHOTOGRAPH
7. WANA TANZANIA
8. MALAIKA
9. THEME FROM “MY DEAR LIFE”
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フォーマルな普段着  I'm Old Fashioned / Watanabe with The Great Jazz Trio

2015-02-24 22:05:56 | 聞いてますCDおすすめ


1976年の渡辺禎夫のこのアルバムは当時凄い評判になったのは覚えているけれど、このころは日本のミュージシャンまでなかなか手がまわらなかったので持っていなかった。古い録音のアルバムが安い値段でまとめて出てくるので、まとめ買いなどという昔はあり得なかったことをしている中年以後の人がいる。慎重な私は厳選して3枚買いました。

そのうちの一枚がこちら、ナベサダは近年機会がれば見ておきたい思っているミュージシャンだし、尊敬しているのでこのような発売は大歓迎でアルバムもづいぶんと増えてきた。

渡辺貞夫が一人NYに乗り込んで、ザ・グレート・ジャズ・トリオと共演したアルバムです。
1曲目から、ワンテークと言われるパーカーの“Confirmation”4者の見事なバップ演奏、ご機嫌な演奏でスタートです。ロン・カーターがベースですが、このウォーキングは問題なし、ドラムスはまさしくT・ウイリアムスです。
しかしながら、このアルバム、当時の傾倒していたアフリカ音楽とか、その後のフュージョンとは雰囲気の違うアルバム販売だったと思います。
それが今聞くと、現在の渡辺貞夫に一番近いようで、聴いていてとてもリラックスできます。
ジャケットはフォーマルを来ていますが、来ているこちらは普段着の渡辺貞夫がいるようです。
2曲目はゲィリー・マクファーランドに捧げた“Gary”は素晴らしいバラッド・プレーで、“レフト・アローン”を思い出させます。
3曲目はカーターのソロもはいり、やっぱりロン・カーターだけど、まっいいか。
7曲目“ I'm Old Fashioned ”今この演奏をきくと、本当にすじの通ったアーティストだと思う。

いつまでも元気でいて欲しい。

I'm Old Fashioned / Watanabe with The Great Jazz Trio

As.渡辺 貞夫
P.Hank Jones
B.Ron Carter
Ds.Tony Williams
1976年作品(1976/5/22ンY録音)

01. Confirmation (Parker)
02. Gary (Watanabe)
03. 3:10 Blues (Strayhorn)
04. Episode (Watanabe)
05. I Concentrate on You (Porter)
06. Chelsea Bridge (Strayhorn)
07. I'm Old Fashioned (Kern-Mercer) )
08. One for C (from the T.V. theme "Juhyo") (Watanabe)
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新規と二つ目 at the " golden circle" stockholm / the ornette coleman trio

2015-02-22 11:37:00 | 聞いてますCDおすすめ
おけいこに行く場所にショップがあるので、ショップによってから稽古に行くのが習慣になってきました。
だから、土日チェロを背負ってショップをうろうろしているのは私です。

新譜を見たのですがかいたいものがほとんどない。それも残念なので、最近はやっている(?)再発のもので当時は買わなかったものを拾ってきました。特にイーストウィンドのアルバムがずらりと出たので、そこから渡辺貞夫を2枚、本田竹廣を1枚拾いました。

近くのかごに、この前から買おうかどうしようかちょっと迷っているアルバムがまだ並んでいます。こちらはLPで持っているのですがCDがないから、なかなか聞かないけどちょっとCDで聞きたい。持っていないvol2と合わせて書く890円なので買いました。

それがこれ



損なんでこれを聞きながら書いているけれど、なんど聞いても新鮮です。
そういえばLPで持っているものでCDに買いなおしたのはどんなのあったけと棚をあさってみました。



まずはゲーリー・バートンが3枚、基本大好きなアルバムをかいなおすわけですから、ここにあるのはすべておすすめ、ご存じのものばかりだろうから名前もかかない。



次がヘイデン、もう一枚りべレーションがあるはずだけれど見つからない。見つからないのにウエザーの「8:30」とマイルスのヴィッチェスがあるはずなのにこれも見つからない。どこかに紛れている、いつかひょっこり出てくるのでしょう。でそのマイルスは他2枚。





ブルー―ベックのこれはジャケが違ている。



これもレーベルが変わっています。

青春そのものだったころの懐かしいのは、やっぱりほしくなった。



少ないみたいだけれどたぶんあと10枚ぐらいはかくれているのと思う。

基本新譜買いだけれど、懐かしいのもたまにいいね、ということで懐かしいけど新しい渡辺貞夫はまたいつか。


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スナイパーの誇り  スティーヴン・ハンター 著 公手成幸 訳

2015-02-20 14:06:12 | 


ボブ・リー・スワガーの活躍する「極大射程」はスナイパーものの傑作で、当時は凄く興奮した覚えがある。翻訳された順番が書かれた順でなかったことで混乱もしたけれど、ほとんどその当時出た者は読んでいた。



ところが、一寸翻訳に間ができたか、評判もいまいちの作品など混じってきて、ずっと読まなくなっていた。
今度買った小説のまえ8作か9作は読んでいないのは良いのかどうか。
ベトナムでの戦闘が20台だったスワガーが68才になっているのはこれは大いにとまどうけれど、あの「極大射程」からも16年たっているから、まあしょうがないか。

久しぶりも、久しぶりで、スワガーがどんな年寄りになっているかもわからないし、というので上巻はプロットだてになれないので戸惑っています。

「動機がすべてを台なしにすることはあるわ」とキャシー。「これは映画とわけがちがうんじゃない? 映画は三十年前から、動機を描くことを忘れちゃってるけど!」

文春でかなりほめていたから楽しみにしたけれど、やっぱり歳をとってしまって厳しいのと、スリルも薄い感じでやっと読み切ったという感じでした。

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クラシック棚のチェロ odusia / mario brunello

2015-02-19 23:18:47 | 聞いてますCDいいと思う


タワレコのクラシックのチェロの棚を見ていたら、おなじみのEGEAレーベルのものがあった。それもなんと500円ちょっとこれは迷わず拾いました。
これが始めと終わりがパーカッションのインプロヴィゼーションでチェロの音の出し方なんかもジャズみたいで、とても良い。
内容もEGEAの、地中海文化を表現したものなのでしょう。



演奏している人はマリオ・ブルネロという人でしらべてたら昨年も来日もしている有名な方でした。ってなんとこの人のアルバム持っていました。(こちらは格調高い現代チェロ曲集)





オデッセィと名付けられたアルバムはジョバンニ・ソリーマという人の“Spasimo”という連作がメインの演奏です。(これがジャズみたい)

この北イタリアに住むブルネロが現在最も興味をそそられている事は、音楽と自然を融合させる「チェロ・トレッキング」。富士山頂でも演奏したそうで、このアルバムもサハラ砂漠で演奏したものが含まれていて4曲目では風の音とか波の音が聞こえます。

これまで結構オーソドックスなチェロ作品を多く聞いてきたので、これは新鮮、また新しい発見が出来ました。
また来日して欲しいミュージシャンでこれは名前を覚えました。



odusia / mario brunello

マリオ・ブルネロ (Vc)
オーケストラ・ダルキ・イタリアーナ

1.Odusia
2.Spasimo I: de harmonia
3.Spasimo II: peste
4.Spasimo III: Raffaello: il naufragio
5.Spasimo IV: porta dei greci
6.Spasimo V: de harmonia
7.Spasimo VI: via dolorosa
8.El Mole Rahamim
9.El Mida
10.Nana
11.11’Li
12.Vez
13.Odusia


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アヴィシャイを待っている  FROM DARKNESS / AVISHAI COHEN

2015-02-17 23:21:51 | 聞いてますCDおすすめ


アヴィシャイのこのトリオの演奏は昨年のコットンクラブで、何と2セットを続けてみたけれど、それを思いだすようなアルバムが今回のトリオアルバムです。
ライヴのほうが、このアルバムよりかもう少し長いソロ・パフォーマンスが会って、それはそれでライブらしさがあって楽しかったけれど、こちらはこちらでより凝縮された曲になっているということだろう。

ライブでは後半アヴィシャイがニタイとダニエルにあおられているようなところがありましたが、まさにこのアルバムの解説の杉田宏樹しがインタヴューしてくれたように、アヴィシャイの作曲した音楽を別の場所に運び未知なる光景を作り上げるようなトリオなのでしょう。
ニタイはアヴィシャイの思い通りにピアノ表現していたように感じましたし、今度のアルバムではダニエルが昨年以上にしっかりとした立場でドラムスを叩いているのを感じます。
ユニゾン、アルコ、ピッキングとアヴィシャイのベースは凄いし、昨年2曲演奏してくれたエレベの使用も曲にうまくマッチしています。

アヴィシャイの場合、作曲した曲をいかに表現するかが重要視されて(アルバムリリースとして)それにマッチした編成をとってきています。ライブではインプロヴィゼーションに重きを置いて、アルバムでは完成度を目指すという感じです。
そして今回、その完成度にトリオが達したということでしょう。
簡単に演奏されているような調和は、実は見事な演奏として気づくべトリオ演奏でした。
同じトリオで5月に来日するそうで、前回の人柄に触れたのを思うと、次がとても楽しみです。

 



FROM DARKNESS / AVISHAI COHEN

Avishai Cohen (b,el-b)
Nitai Hershkovits (p)
Daniel Dor (ds)

1.Beyond
2.Abie
3.Halelyah
4.C# -
5.Ballad for an Unborn
6.From Darkness
7.Lost Tribe
8.Almah Sleeping
9.Signature
10.Amethyst
11.Smile
12.Crazeology

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まれにみる Animessi ~Le Chateau dans le Ciel~ / Givanni Mirabassi

2015-02-16 22:05:08 | 聞いてますCDおすすめ


先週は一寸時間をとってレンタルショップに行ってみた。
品揃えならば日本一だろうから、年に何回かいって幾つか選らぶのですが、映画などは数が多すぎて決めておかないと選べない。
今回は2つえらんだけれど、どちらもちょっと間延びをした感じで、オクサンなどは二つ目はギブアップ、TVドラマに行ってしまいました。
で音楽の方は、聞きたかったチェロと2つとバイオリン、それにジャズを2枚借りてきました。
それで、そのうちの1枚がこれ、もう一枚は好みでなかったので(有名なベーシスト)没。
こちらもふつうは買うピアニストだけれど、見合わせていた一枚です。

そしたらば、新潟のSUZUCKさんが記事にアップしましたので,感想は同じなので詳しくはそちらをよんでください。
そこで分ったのがこのアルバム、日本だけの発売のようです。
日本版だけれど詳しい解説もないし、ミュージシャンのクレジットもCD盤の下の部分にちょびっと、一寸不思議な感じです。
新作だから1日聞いて返してしまったので、(焼いてはある)いまさら良くはわからないおけれど、プロデューサーはミラバッシになっていて、ナウシカ姫への賛辞がかいてあるから45才になるミラバッシにしても宮崎作品が好きなのでしょう。
宮崎作品の音楽はチェロでの演奏など結構あって効いているけれど、今回の選曲一寸マニアックだから、もしかしたらミラバッシがきちんと選択したのかもしれません。
ただ日本のコロンビアが噛んでいるので、まあ個人で煮詰めたアルバムとはちょっと言い難い。この時期にもう一枚“No Way Out”が出るのでどう考えてもそちらがオリジナル中心で本命感があります。(まだ買ってないけれどこちらは必ず買うと思う)
リズム隊もすべての曲をしっかり把握しているかというと、それも言い難い。
じゃ、悪いかと言うと、それがそうじゃない。まずはミラバッシだからできたワザだと思う演奏です。
映画音楽だからこその映像性とジブリの持つ統一感が見事に伝わるアルバムに仕上がっているのです。

何とかをジャズ・ピアノでという良くあるパターンではまず満足はできない、そして舌を巻くようなピアニストはまず作らないだろう企画が組み合わさって、考えてみれば切れはまれにみるアルバムになっていると言えないことはありません。

最後の写真の説明し忘れました。
バレンタイン・デーをどのようにすごしたかの話ですが、オクサンが友達と合うという前に、その友達(いつもの人)と三人で久しぶりになじみのお蕎麦屋さんに行きました。
これで1,300円、大好きな銘柄の日本酒があるのでそれを頂きながらのお昼、バレンタインってこう過ごしたい。





Animessi ~Le Chateau dans le Ciel~ / Givanni Mirabassi

Giovanni Mirabassi (p)
Laurent Vernerey (b)
Pierre-Francois Dufour (ds)

1.君をのせて(『天空の城ラピュタ』より)作曲:久石 譲
2.人生のメリーゴーランド(『ハウルの動く城』より)作曲:久石 譲
3.クラッチ(『カウボーイ・ビバップ』より) 作曲:菅野よう子
4.炎のたからもの(『ルパン三世 カリオストロの城』より)作曲:大野雄二
5.旅路(夢中飛行)(『風立ちぬ』より)作曲:久石 譲
6.愉快な音楽Ⅰ~Ⅴ(『ホーホケキョとなりの山田くん』より)作曲:矢野顕子
7.風の伝説(『風の谷のナウシカ』より)作曲:久石 譲
8.グラヴィティ(『ウルフズ・レイン』より)作曲:菅野よう子
9.銀色の髪のアギトBGM(『銀色の髪のアギト』より)作曲:岩崎 琢
10.さくらんぼの実る頃(『紅の豚』より)作曲:Antoine Aime Renard)

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