JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

気軽に懐かしく ZEUS / MAX BEESLEY'S HIGH VIBES

2023-10-29 16:19:06 | 聞いてますCDいいと思う


ショップで見ていて、たまにはまるで分らないアルバムを買ってみるかと試聴して選んだ一枚。
知っている人はいました、ドラムスにステーヴ・ガットが4曲参加。それ以外はmるで知らない。
リーダーは俳優兼ミュージシャンだそうで、ヴァイヴを叩いている。
録音が2021年というのだから、何で今頃とおもうけど、逆にいいか。

1曲目エレベの音にエレクトロニクス音、グルーヴあるドラムスでホーンがブラスして、そこにヴァイヴがちょっとロイ・エアーズ調のフレーズを入れてくる。
ちょっと懐かしいような気がして、しかし調子いい。このようなのは今時やらないかと、この出だしの試聴で購入決めてしまった。
2曲目、ストリングがバックに、エレベがファンくなメロディ。ストリングス・アレンジもMAXがしているようでセンスがいい。
なぜ古い録音だろうとおもったらどうやら、音楽ライター金澤寿和氏が監修した、AOR系アーティストや隠れた傑作の作品軍の発売のようだ。
一緒についてきたノートに俺以外の8枚の紹介もついてきたけれど、どれ一つ知らない。
3曲目、ヴァイヴ自体のフレーズは斬新というのではなく、なんか聞いたことのあるような、それがうまくバックにのって流れているという感じ。
懐かしいと言えば昨年出会ったグループ「THE COOKERS」というのに度肝をぬかれたけれど、このアルバムはそこまでいかない。もっとノリを軽くして聞きやすくした分、その方面では受けるだろう。
とたまには気軽に、聞き流し気味でもいいやと聞いてもいいんじゃないか。

ZEUS / MAX BEESLEY'S HIGH VIBES

Vibraphone MAX BEESLEY
Drums STEVE GADD Trk's 2,3,4,7. MAX BEESLEY 1, 5, 6, 8.
Bass JERRY MEEHAN
Guitar DEAN PARKS
Keyboards CHRISTIAN SANDS
Flugel and Trumpet solo's WALT FOWLER
Percussion LUIS CONTE Trk's 1, 2, 3, 4, 5, 6, 8. MAX BEESLEY Trk 7
Trumpet TOM WALSH
Trumpet MIKE DAVIS
Trombone NICHOL THOMSON
Horn Arrangements NICHOL THOMSON, MAX BEESLEY
String arrangements MAX BEESLEY

All songs Written and Produced by Max Beesley
Recorded at The Village Recorder Studio Santa Monica Jan 2021

1. ZEUS
2. SNAKE OIL
3. SATURN'S DUST
4. JUICE
5 WE'LL ALWAYS HAVE YESTERDAY
6. FIRE
7. SERGIO'S BAG
8. ICE
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EUROPIAN RHYTHM MACINEを並べる。

2023-10-27 17:33:15 | 聞いてますCDおすすめ
フィル・ウッズとヨーロピアン・リズム・マシーンの白熱のアルバムをきいたら、無性にもっと聞きたくなった。
昔はこんなことは出来なかったけど、今はいいやと出来るだけ集めることにした。(中古で結構お安い)

こちらは記念的1作目、結構名盤の誉が高いみたい、嬉しい。




『アライヴ・アンド・ウェル・イン・パリ』 - Alive And Well In Paris(1968年11月録音)(Pathé) 1968年

1 and when we are younf
2 alive and well
3 freedom jazz dance
4 stolen moments
5 doxy

次が2作目のモントルーのライヴ。こちも勢いとしてつながっていて、ほとんど同じようなテンションで気持ち良い。




『モントルー・ジャズ・フェスティヴァルのフィル・ウッズとヨーロピアン・リズム・マシーン』 - Phil Woods and his European Rhythm Machine at the Montreux Jazz Festival(1969年6月録音)(MGM) 1970年

1 Capricco Cavallerschi
2 I Remember Bird
3 Ad Infinitum
4 Riot

次は1970年になってピアノがゴードン・ベックに変わったライ。基本的には同じだけれどピアノのソロの熱の入れようが微妙に変わる。バップ調からちょっとだけ変化するけどそこも聴きどころいえばいえる。



『フランクフルトのフィル・ウッズとヨーロピアン・リズム・マシーン』 - Phil Woods and his European Rhythm Machine at the Frankfurt Jazz Festival(1970年3月録音)(Embryo) 1970年

1 FREEDOM JAZZ DANCE
2 ODE A JEAN-LOUIS
3 JOSUA
4 THE MEETING

ここからは知らなかったアルバムで、ピエール・カルダンがアルバムを出した一枚。72年のモントルーでこれは、力の入った演奏で結構いいアルバム、ピアノがニュー・ジャズ・フレーバーを入れだしているのが特徴。



『カルダン・アット・モントルー』 - Live At Montreux 72(1972年6月録音)(Verve) 1972年

1 CHROMATIC BANANA
2 ULTIMATE CHOICE
3 THE LAST PAGE
4 SANS MELODIE
5 A LOOK BACK
THE DAY WHEN THE WORLD

次は手に入らなかったけれど、サブスクで聞ける一枚。1曲として続けざまに演奏する一枚でかなり前作のニュー・ジャズを前面にしてきている一枚。



『Live at LaSpezia jazz festival Itly The Executiv Suite 』   1972年

1 The Executive Suite 40分36秒

そしてヨーロッパでのというか、残っている、ヨーロピアン・リズム・マシーンのアルバムとしては最後なのだろう。
残念ながら、このアルバムの音源はいつからず、どんな演奏化はわからない。




『Live at Montreux 72』  1972年6月19日 録音

1 The Executive Suite
2 Falling
3  It Does Not Really Matter Who You Are

振り返れば、最初のアルバムの衝撃が一番強いく、それを追う形の演奏になった感はあるけれれど一覧のマシーン、素晴らしい足跡であったと思う。
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消えた戦友 リー・チャイルド 著 青木創 訳

2023-10-25 17:12:39 | 
  

マイクル・コナリーに続いてリー・チャイルドのジャック・リーチャー・シリーズの新しい文庫を読み始めた。いつもならハリー・ボッシュ・シリーズに軍配をあげるのだけれど、今回は完全にチャイルド。
話の内容、スピード感、文章の巧みさどれをとっても素晴らしく脱帽した。
話は昔ともに戦った戦友が次々に殺害され、当時の仲間と事件を解明していく話だけれど、何か「必殺仕置人」みたいにそれ煽れがかっこいい。
ということで、ここのところではかなりのスピードで読み切った。
シリーズ初期のに出た「前夜」「キリング・フィールド」は別としても、ここのところでは出色の出来だった。これなら次もと訳者のあとがきをみたら2023年までに23作が出ているのに、なんとこの作品2007年に発表されたものだった。
発表の順番がバラバラだけど今回は良しとするか。マイクル・コナリーの方はナウ・タイムでとしとっているのでできたr順番に。
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白熱証拠 ALIVE AND WELL IN PARIS / PHILL WOODS AND HIS EUROPIAN RHITHM MACHINE

2023-10-23 09:11:37 | 聞いてますCDおすすめ


たまたま棚から無作為に選んだ一枚、久しぶりに聞いて嵌った。フィル・ウッズのこのアルバムは記事にしたのが、ヴィーナスからのアルバムで、これは同じような演奏で面白くないと悪い評価を書いただけだった。バッパーとしてのフィル・ウッズをあまり聞いていなかったからアルバムも実はこの一枚ともう一つアナログのこちらのレコードだけ。



「LIVE FRPM THE SHOWBOAT」 1976年11月

フィル・ウッズが1968年にフランスに渡って結成したヨーロピアン・リズム・マシーン、当時凄い評判だったけれど、CDは1枚しかもっていなかった。
1曲目”若かりし日”は友人であったロバート・ケネディが凶弾に倒れたことに捧げられた曲、友への悲痛なおもいが曲とほとばしる激情が演奏にストレートに出て、心を揺さぶられる。(アルバムの演奏を貼っておくので、1曲目だけでも聞いてくだい)
このアルバムの当時グランツが36才、テキシェが23才、ユメールが30才、その後のヨーロッパのジャズをけん引するメンバーが実に白熱のグループとなっての演奏になっている。
2曲目もウッズのオリジナルのバップ、そして3曲目からは”フリーダム・ジャズ・ダンス””ストールン・モーメンツ””ドキシー”と熱いソロ回しが続いて、これってヨーロッパに渡ったミュージシャンがつくった白熱の証拠品だと思う。
久しぶりに熱くなって、これもうちょっとヨーロッパ・リズム・マシーンを聴きたくなった。



ALIVE AND WELL IN PARIS / PHILL WOODS AND HIS EUROPIAN RHITHM MACHINE

PHIL WOODS フィル・ウッズ (ALTO SAXOPHONE)
GEORGE GRUNTZ ジョルジュ・グルンツ(PIANO)
HENRI TEXIER アンリ・テキシェ(BASS)
DANIEL HUMAIR ダニエル・ユメール(DRUMS)
1968年11月14日,15日 PARIS 録音

1.若かりし日
2.アライヴ・アンド・ウェル
3.フリーダム・ジャズ・ダンス
4.ストールン・モーメンツ
5.ドキシー

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新名所

2023-10-21 11:54:10 | その他
息子2の住む街にいった。



去年から念願だった場所に連れてってもらうことになった。行ったのがここ。



入ってまずいただいたのがこちら。



笠間の栗のモンブラン

しばらく歩くと蕎麦の花が咲いていた。



でも目的はこちらではない。(これはこれで大好きな蕎麦)

目的はこちら。最近この時期に必ずニュースになる場所。帰って来た翌日もニュースでも、天気予報もここからだった。



丘一面に植えたコキアが色づいたのだ。(今年はおくれていて1週間延ばした)

 

丘の上まで歩くと海も見える



昔は無かった光景を観ることが出来ました。

 

ほかにも花は咲いていました。



その後は大抵の人がここの後に行く海の市場に行って、そこでかったワタリガニが夕食のパスタになりました。


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追悼 カーラ・ブレー

2023-10-19 22:38:45 | 聞いてますCDおすすめ
 

10月17日カーラ・ブレーが亡くなった。脳腫瘍の合併症だったそうだけれど、87才であった。彼女を偲んで、今朝はカーラから始めた。(昨日まで出かけていた)
何にしようかと考えると、マイク・マントラ―とのオーケストラがの『エスカレーター・オーヴァー・ザ・ヒル』が代表作とおもうけれど、考えてみれば大好きな2枚を聴きくことにした。

一枚はゲーリ-・バートンのアルバム『葬送』、今回にはぴったりか。バートンのアルバムになっているけれど、半分以上はカーラの作品と言っていい。CDへ買いなおしていないので、久しぶりにターンテーブルに乗せた。
荘厳なオープニングが大好きだった。まだスワローもウッドを弾いていていい。

もう一枚はこれはヘイデンのアルバムだけれど、こちらも半分はカーラ。こちらはCDにしてある。定期的に聞くアルバムでヘイデン二人の意識のかかわりが面白い。
声ほどの才女、きっと天国にいって、亡くなったミュージシャンをあつめて、素晴らしい音楽を作ってくれるだろう。

合掌。
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正解の選択  Asgard & MOOG PROJECT / THIERRY MAILLARD

2023-10-18 19:43:18 | 聞いてますCDおすすめ


ティエリー・マイヤールあ実力のあるフランスのピアニストで、多彩な活動なのでアルバムが次から次とでる。ひと頃全部買いをきめてかっていたけど追いつかなくなった。
2022年にフランスで設立された新たなレーベルParadis Improvise(即興の楽園)はピアノソロに焦点をあてたアルバムを出しているけれど、今回ティエリー・マイヤールなのでどうしようかと思った。
ネットで見たらその前にムーグを使ったアルバムがあったのでそっちから聞いてみることにした。ムーグが出たころは面白くてよく聞いた。最近再びムーグに目をつけるミュージシャンが増えたようなきがする。それをマイヤーるが取り上げるのだからこれは聴きたい。
便利なサブスクで聞くことは聴いたけれど、ムーグはムーグという感じで買うほどではないか。



MOOG PROJECT

Thierry Maillard : keyboards and xurlitzer
Yoann Schmidt : drums anf PAD Roland SPD
Amaury Faye : piano, Fender Rhodes et keyboards
2022年作品

1.It's Raining Again
2.Breakfast in America
3.Cannonball
4.Kristelle
5.Towards The Moon
6.Free As An Eagle
7.Dreamer
8.The Logical Song
9.All The Things You Are
10.Private Joke
11.Goodbye Stranger
12.Le Bagne
13.Do Not Disturb
14.Take The Long Way Home
15.Moog To The Moon (edit radio)

そこで新しい方のピアノ・ソロを聞いてみた。曲順はサブスクなので1曲目からではなくて、”Danny Boy"かっらだった。さすがのマイヤール、これがいい。ピアノ・ソロの並んだレーベルでのソロ、気合を入れて選んだのではないだろうか。もう一曲” Someday my prince will come”を演奏している。
美しいピアノ・タッチとなんともやさしい気分になる感覚は、たぶん今フランス1のピアニストだろう。
これは手元に合ってもいいかとCDを注文して手元に届いた。
再び聞き出したのだけれど、これが素晴らしいピアノの音。パソコンで聞く音とはまるで違った。このレーベルさすがピアノ・ソロにしぼっているから、ピアノの音を十二分にとってくれている。そしてオリジナルもどの曲も、クラシックの小品のような充実。
CDで手にして大正解とうれしくなった。

Asgard

Thierry Maillard (p)
2023年作品

1 Le gendarme de St Tropez
2 La bataille de Trans
3 Marion ne m’aimait pas
4 Danny Boy
5 Forêt Norvégienne
6 Les elfes
7 Valse n° 2
8 Ne me quitte pas
9 Someday my prince will come
10 Au fil du Danube
11 Les rivages du monde
12 Le dernier des Vikings
13 Les feuilles mortes
14 La fin du monde
15 Le Vahalla
16 Asgard
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ちょっと驚かせて METEORA / MAKIKO HIRABAYASHI

2023-10-15 13:27:47 | 聞いてますCDいいと思う


平林牧子を知ったのは今年のことだけれど、いろいろ聞いて一番気に入ったのを買った。
そうしたら6年ぶりの新作だそうで、即購入した。
メンバーは変わらずマリリン・マズールとパートナーのクラウス・ホウマンのベース。



ベースの音も好きだし、マズールのリズム感覚も変わらなくて良い。平林牧子だってもちろん良いのであろう。しかし、今年春に買ったアルバムの印象が結構強烈だったので、今回はちょっと地味かな。6年ぶりでアッと驚くまでにはいかない。曲調も似た感じで、ピアノのアタック感ももう少し聞きたい。
まあ、こちらが期待しすぎたのがベースになっているから、いつもの平林でいいねということもあるのだろう。
このようにメンバーがある意味、固定されているのであれば、次はちょっと驚きを入れて欲しい。
でもいいですよ。

METEORA / MAKIKO HIRABAYASHI

平林牧子(p)
クラウス・ホウマン(b)
マリリン・マズール(ds,per)
2022年録音

1.ワープ
2.バーズ・アセンディング
3.ザ・ドア
4.チェスナット・アレイ
5.ミーニングフル・エンカウンター
6.スコーピオ・リサイタル
7.メテオ
8.インフィニティ
9.デザート・ローズ
10.キルデン
11.スリップ
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買った理由はそうじゃない。 cinema / ESTHER ABRAMI

2023-10-13 14:34:41 | 聞いてますCDいいと思う


ショップでステファン・グラッペリ、リスペクト・アルバムを買ったときに、何気に買った一枚。この日はなぜかバイオリンが聞きたかった。

TikTokで295,000人以上、Instagramで24万人、YouTubeで16万人のフォロワーを獲得し、SNSを通じて、まったく新しい聴衆をヴァイオリンの世界に迎え入れているといわれるエスター・アブラミというイギリスのバイオリニスト。
英国のクラシック専門のラジオ局「クラシックFM」で元チェリストで作曲家ジュリアン・ロイド・ウェバーが選定した「30歳未満の30人のクラシックアーティスト」の1人に選ばれたそうだ。まるで知らないで買った。

「cinema」というタイトルだけど有名映画音楽ではなく(有名か?)映画「ナルト」の曲で始まり、「毀滅の刃」や「ハンガー・ゲーム」などがならんで、こちらは知らないメロディが多くて楽しい。
バイオリンの音色も良いし、もちろん技量がきちんとしているからゆったりと映画音楽を楽しめる。
ジャズのアルバムではないので特に何を書いたら良いのかわからないけれど、たまにはこういうアルバムもいいのでないか。
これは書いて良いことか判らないけれど、美しい問うことも売れ行きにちょっと関係しているかもしれない。

 

cinema / ESTHER ABRAMI

エスター・アブラミ(ヴァイオリン)
シティ・オブ・プラハ・フィルハーモニー管弦楽団
ベン・パーマー(指揮)
マーシン(ギター:9)
2023年1月17-19日、2月8-10日、
プラハ、Smecky Studios / ドイツ、オスナブリュック、Fattoria Musica
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A1. 増田俊郎:『NARUTO-ナルト』~アローンのテーマ
A2. ショスタコーヴィチ:映画音楽『馬あぶ』Op.97 ~ロマンス
A3. マイケル・ナイマン:アニメーション映画『アンネの日記』~ イフ
A4. アン・ダドリー:チェイシング・レインボー
A5. 椎名豪:『鬼滅の刃』~竈門炭治郎のうた
A6. ソーニャ・ベロウソーヴァ & ジョーナ・オスティネッリ:映画『ウィッチャー』
~トス・ア・コイン・トゥ・ユア・ウィッチャー
A7. ブリュノ・クーレ:映画『コーラス』~途中でみてごらん
A8. ジェームズ・ニュートン・ハワード:映画『ハンガー・ゲーム Mockingjay Pt. 1』
~ハンギング・ツリー
B1. アストル・ピアソラ:リベルタンゴ
B2. 梅林茂:映画『花様年華』~ 夢二のテーマ
B3. レイチェル・ポートマン:『リトルプリンス』管弦楽組曲
B4. ハーレド・ムザンナル:映画『存在のない子供たち』~Zeyn
B5. ヤン・ティルセン:映画『アメリ』~ある午後のかぞえ詩
B6. ニコラ・ピオヴァーニ:ドラマ『ライフ・イズ・ビューティフル』~ボンジョルノ、姫さま
B7. チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51-6
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最期にはポルトガル。 Fado Jazz / Julio Resendo

2023-10-11 08:21:30 | 聞いてますCDいいと思う


スパニシュ・ジャズという範疇がすきで並べたり、コンピを作ったりした。そうしたら隣のポルトガルの音楽、ファドをつけたファド・ジャズというタイトルのアルバムをみつけたので、これは手に入れてみた。
まずはファドというと、旅番組などで、リスボンの酒場で黒いショールを羽織った女性とか、男性がうたっている映像を思いだす。ファドを構成するのは、歌い手のファディスタ(Fadista)と、演奏者のギターラ(Guitarra)、ビオラ(Viora)の計3名。ポルトガルの繁栄からの衰退、航海へと旅立つ大切な人との別離から生まれた感情「サウダーデ」が表現された音楽だそうだ。
リーダーはジュリオ・レゼンデというピアノの人だそうで、1曲目は明るめの、こちらとしてはポルトガル音楽というのはどうかというのは和Qからずに聞き始める。



2曲目はポルトガルギターとピアノがやさしく歌う曲。ピルとがるギターというのはちなみにちょっとチターににた音色のこんな楽器。
 
   

ファドは基本ポルトガルの歌謡だから、そういうことでただ、意識しないで歌謡として聞いているのが良いのかもしれない。
3曲目トラディショナルをベースにした曲は、スペインじゃないけれど、手拍子が入ってきそうな心もち。
4曲目は哀愁あるピアノ曲。ピアノは軽やかな音色でのメロディをきちんと弾く聞きやすいタイプ。
ファド・ジャズだけれど、別に難しくなく、5曲目ベース・ソロを入れたりとジャズになっている。
7曲目、ポルトガル・ギターの響きとゆったりしたふしまわしで、異国情緒が増してきた。
8曲目は明るい南の感じの音楽。
そして最後、素朴な感じの女性ヴォーカルが歌って、オオ、ポルトガルにいるじゃないか。

Fado Jazz / Julio Resendo

Júlio Resende piano
Bruno Chaveiro portuguese guitar
André Rosinha double bass
Alexandre Frazão drums
Lina vocals (on Profecia)
Recorded by André Tavares at Atlantico Blue Studios, July 2020. Mixed by André Tavares and Júlio Rese

1 Vira Mais Cinco (Para o Zeca)
2 Lira
3 Fado Das 7 Cotovias
4 Este Piano Não Te Esquece
5 Fado Blues (for Deolinda)
6 All The Things – Alfama – Are
7 Tiro No Escuro
8 Fado Maior Improvisado
9 Profecia
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