JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

スナイパー・エリート スコット・マキューエン&トマス・コールネル 著 公手成幸 訳

2015-07-31 22:16:59 | 


本についての記事も179本にもなっているけれど、ジャンルでわけたらばこの関係の小説が一番多いのではと思います。巻末にハヤカワ文庫の冒険小説のいくつかが出ていましたが10さつの内5冊は記事にしたものでした。
このギル・シャノンという主人公もメチャクチャ頭良くてカッコいい。イスラム過激派に捉えられた女性パイロットの救出に無許可で向かうお話。
帯にもあるように「アメリカン・スナイパー」の共著者だそうで、その戦闘シーンは迫力あって、こんなところには絶対行きたくない。



でその迫力は抜き書きできないので、別の面を抜き書きです。

「この国があの女性にしてあげられる最善のことは・・・・ほかでもない、あなたを、わたしの夫をおくりだすこと。海軍がなんと言おうが、あなたが彼女を救出にいくことにしたのがわかって、わたしは誇らしい気持ちになってるし・・・・・」
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これも風が dias de felicidad / RUEGG GODARD SINESI

2015-07-30 22:10:40 | 聞いてますCDいいと思う


中古の棚でキコ・シネシの名前を見つけて、出しているところがenjaだからそれと1曲曾それれたので買ってみました。
封を開けるとシネシも良いお年、2011年録音のアルバムだそうです。
女性のバンドネオンは知りませんが、この写真の楽器セルパンはなかなか忘れることのないカッコ、このオジサンも覚えています。



1曲目がこのセルパンの演奏、音色にちょっと戸惑いもあるけれど、ゆったりしたメロディをバンドネオンとユニゾン主体だから大丈夫。
2曲目はエレべだからこの人ヘ音記号の人なのでしょう。バンドネオンの女性は初めてだけれど、素直なメロディラインで落ち着いている。シネシが哀愁あるメロディが良い。バンドネオンの人の曲でした。
3曲目がチューバ、アドリブも入っているから基本JAZZの奏者でしょう。
4曲目はアルゼンチン、フォルクローレのアントニオ・タラゴ・ロスと言う人の曲でこれも哀愁ある耳に心地よいメロディ。
5曲目はピアソラの“Oblivión”この曲とシネシで買ったのだけれど、思った通りエレベでしっくりと納まる。
6曲目がAbel Fleuryというこれもアルゼンチンの人の哀愁曲、このアルバム、選曲がアルバムのカラーをしっかり決めている気がします。バンドネオンとギターとバス・楽器、哀愁をもって流れる部分と朴訥としたざらつき感がなんだか野に風が吹いているような感じです。
以前のこの人のアルバムも風を感じたからきっとつながりがあるのでしょう。
8曲目は“エル・チョクロ”でこれは結構凝ったアレンジで大きな広がりを作った演奏です。

バンドネオンの女性が癖がない美しい演奏で、バス楽器とうまく調和してそこにシネシのギターが哀愁を加えるという、さすがenjaこの分野でも結構じみだけど良いアルバムを作っています。


dias de felicidad / RUEGG GODARD SINESI

Helena Rüegg - bandoneon
Michel Godard - tuba, serpent, bass guitar
Quique Sinesi - guitar, charango

1. A trace of grace (Michel Godard)
2. Dias de felicidad (Melena Rüegg)
3. Entresuenos (Quique Sinesi )
4. Maria va ( Antonio Tarrango Ros)
5. Oblivión ( Astor Piazzola)
6. Te vas milonga (Abel Fleury)
7. 8:24 PM (Quique Sinesi)
8. El choclo (Angel Villoldo)
9. Le wonnet oublié (Michel Godard)
10. Milonga de mis amores (Pedro Laurenz)
11. Huellas de melanconia (Helena Rüegg)
12. Danzarin (Julian Plaza)
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インプロの知性 COMPOSING / vinding pilc mazur

2015-07-29 22:16:38 | 聞いてますCDおすすめ


ショップで見ていたら、vinding、pilc、mazurの名前がならんでいるアルバムがあった。この組み合わせはなかなかではないかと購入。と言うのも「OPEN MINDS」というアルバムでマッズはピルクを選んだのあろう、そしてそれは成功だったし、そこに大好きなマリリン・マズールが加わったから期待が持てます。
3人の連名名義になっていて、全11曲、2曲のスタンダード以外は3者の共作になっています。



3人の連名になっていますが、ミックス、マスタリングをしているマッズが仕掛けたのは明白、ノートにショーターの言葉も引用して書いてありますが、すべて即興インプロを曲として完成した形に高めるということのようです。

1曲目、アルコの低音にパーカションとピアノのストラクチャルなフレーズ、でスタートです。
2曲目は陰影のある落ち着いたピアノがテーマがメインになります。
3曲目はベースがテーマを作って、徐々に闘争的な形に移っていく曲。
最初このアルバムを聞いたときにはインプロはつよいけれど、譜面があっての演奏家とも思ってきいていましたら、ノートでは完全否定、この演奏をできるのがこの3人だったのでしょう。
4曲目、楽器の表示はないけれど、マズールは普段に比べて、ドラムスの使用が多いようなドラマー感が強いと感じます。
そうゆうようにインプロとして聞いていたら、リズムからピアノに切り替わるところなど、キースのソロがトリオで演奏されている感じです。
6曲目はタイトルがついていて、Gの音をベースにしたピアノで始めるバラッド、ピルクだかららしいフレーズも入れるけれど、人の心を安定に導くような感じの曲。
7曲のスタンダード“アリス・イン・ワンダーランド”はもちろんピルクだから一筋縄ではいかない。方法論は一緒ということになっています。
組曲2にはいって8曲目、とても高いテンションのインプロ、この曲がベスト、ピルクは私にとってなかなか高いハードルの人ですが、このヴィンディングの設定した枠に逆にはまって、抑制と開放が見事に整って、この人の一枚にしたくなりました。

10曲目の“ My One And Only Love”口笛をふいているのはマッズでしょうか、続いての“Epilogue”がその変奏の形、凄い演奏をした後のアンコールみたいな感じはライブを見に行ったように感じます。
そうパート1のアリスが1st、このマイワンが2ndになります。ライブにあまり行かない方へインプロの雰囲気、面白さが十分伝わるアルバムでお薦めです。



COMPOSING / vinding pilc mazur

Jean-Michel Pilc (p), Mads Vinding (b) & Marilyn Mazur (perc)

Recorded 2015

Suite nr 1
Part 1
Part 2
Part 3
Part 4
Part 5
Ballad in G
Alice In Wonderland
Suite nr 2
Part 1
Part 2
My One And Only Love
Epilogue
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ヴォーカリストとして THE LITTLEST PRISONER / JENNY SCHEINMAN

2015-07-28 22:04:00 | 聞いてますCDいいと思う


ショップで中古をみていたら、この人しっている、豪華メンバーなどとかいてあるけどたぶんと思ったその通り。
ジョン・レノンの曲を演奏したビルフリのアルバムでであってら、その後の“Big Sur”でも参加していた女性バイオリニストで知らずに買ったアルバムもあったけれど今度は解りました。
でも今度はなんとほとんどヴォーカリストとしてのアルバムでした。

1曲目完全なカントリー、ビルフリがカントリーギターでドラムスがブレイドでバック・コーラスもつけます。
3曲目はビルフリのギターとバイオリンのデュオ。
この組み合わせで結構ライヴしているようで、ビルフリはここでカントリー嗜好を満足させているのではと思ってしまいます。
6曲目ゆったりしたバイオリン・トリオのワルツ、カントリーミュージックを楽しむアルバムでしょう。
8曲目、長めのフォーク調の歌、私はマリー・トラヴァースとかメリー・ホプキンスなんかを思い出しました。




THE LITTLEST PRISONER / JENNY SCHEINMAN


Jenny Scheinman: vocals, violin, octave mandolin, octave violin
Bill Frisell: guitar, ukulele (8)
Brian Blade: drums, vocals, vibraphone (8)
Tony Garnier: bass (1, 6)
Bruce Cockburn: guitar (4)
Gary Craig: tambourine (4).

Brother
Run Run Run
Thirteen Days
The Littlest Prisoner
My Old Man
Houston Debra's Waltz
Just A Child
Bent Nail
Sacrifice.
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夏休み前

2015-07-27 21:49:59 | その他
今年の夏休み今までで一番長いお休みになります。息子が帰ってくるかもしれないと何も予定を入れなかったら、何とこちらには帰らず北海道に旅行をのだそうです。
1週間以上のお休みに予定なしではただですみそうもないから、いろいろかんがえるけれどなかなか思い浮かばない。
映画とライブと美術館はまず思い浮かぶわけで、その美術館でよさそうなのが新国立近代美術館、「NO MUSEUM,NO LIFE」に行こうかと思う。
それ決めたけれどこのお休みもすることがない、ということで予定したのを前倒し行ってしまいました。
いつもは早い時間にいくけれど、閉館時間にかむ4時に入りました。3つの企画展をやっていて、「NO MUSEUM,NO LIFE」はその一つこれからの美術館辞典というのが副題でアルファベット順にキーワードがあってちなんだ作品が展示されているという感じ、こちらのインテリジェンスが不足していて、良くわからない。展示品と作者、品名の表示が離れていて、解りずらく、凝ったようでもこれは減点だと思います。4時半で入場ストップになるのはわかっていたけれど、ほか二つの企画展に入れなくなるので、急ぎ足、その後は「MOMAT」所蔵作品展へ移動、“誰がために戦うか”という副題でこちらはもう少し解り易かった。
展示物の写真のとって良いみたいで幾つかとりました。

最初の展示と合わせて藤田嗣二がいくつかあったのがまずは収穫。



こっちはクレー



岡本太郎の絵の前では腕を組んでしばしたたずみましたが、いまだこの域に届かない。



これ気に入ったけれど作者の名前を憶えてくるの忘れました。



今まで会っていない松本俊介にであったのが一番の収穫でした。



5時閉館で、こうゆう風に土曜日にでかけたら、夕食はどこかでとなるのですが、まだ日差しが強いし暑くてお店を探す気になりません。そのまま自宅に帰ってきて家で質素にいただきました。
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1年記念 

2015-07-25 22:02:13 | チェロ無難
先日のチェロのお稽古は始めて24回目、無事鈴木練習帳の1巻を終了しました。

昨年チェロを買ったのが7月26日、体験レッスンと言うのやってみて、そこで使った楽器をそのまま購入(一目ぼれ)その先生(一目ぼれじゃないけれど女性)には弓の選択もお付き合いいただいて、翌週からレッスン開始しました。
そして先週1巻が終了したわけです。



1年で1巻が終わるというのはまあいいペースだそうで、2巻からはおもしろい曲も増えてくるそうです。1巻最後のバッハも音程、滑らかさもOKで一寸達成感があります。
この一年365日の練習時間は428時間、日割りにすると1時間10分、このうちチェロを触らなかった日が47日、一応弾けるようになると言われる1,000時間の43%をこなしたことになります。そこまで練習したらもっと進んでいて良いんじゃないと思うかもしれないけれど、半分酔っぱらって弾いていることが多いし、はじめたのもそんな年からと言われるまさに人が引退する歳なんだから良しとしなければいけません。

鈴木の練習曲13番目のリドゴードンが済んだあたりから基本ポジションの音階が安定してきたように思います。時間で350時間がすぎたあたり、400時間になってちょっと音も出るかなと思うことがありますがまだまだです。

練習曲もだんだん難しくなってきたので、ここのところはメトロノーム鳴らしながらの練習です。

まあ弦楽器だから音はでるけれど、音階なしの音色なしからのスタートだから良くきましたねと本日はお祝いにします。

(追記)

1年を過ぎた朝です。

お祝いで酔っぱらって(いつもだけど)チェロを出しっぱなしで寝てしまったようです。早く目覚めてみるとチェロが出ているので弾いてみました。
これが大発見。朝の7時ですから大きな音は出せない。練習曲をピアニシモで弾いてみました。ピアニシモだって音は出なければいけないし、音程もきちんとしないと気になる。
バッハのメヌエット2をこの方法(ピアニシモだけ、速度はゆっくりになる)で弾いてみたら、これが音程の間違い、弓の当たり方などがありゃ、違っているとわかって、これ練習中の人一度演ってみることおすすめです。




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ホープの右手 Facing The Wall / Lars Jansson

2015-07-24 22:39:14 | 聞いてますCDおすすめ


新しいアルバムが発売されることは知っていたけれど、ショップで出会ってかったら発売日だったようで、久しぶりに皆さんに先駆けて記事にしてみようと思う。
新しいグループになって何作目となったのだろうとおもったら、このメンバーをベースに6作目になるのだろう。

1曲目穏やかな日々を持っているかなどまず考えてしまうから、この始まりはスタートから別のところに運ばれます。
だかR2曲目ですでにラースの世界に没頭できます。
今回はすべてオリジナル曲だそうで、ヤンソンが詰め込まれた感じがしてうれしい。
トリオの完成度も目をみはるものがあって、3曲目切れのよいドラムスが小気味よい。
それは4曲目のベースとのユニゾンでも解ります。
5曲目、バップ・フィーリングがたっぷりだけど、そのフレーズにラースがいるのが実に楽しい。
この曲10月の来日で演奏するだろうけれど、実に楽しみになる。



アルバム発売初日に買ったら、ライブ・スケジュールが入っていて、おなじみのところで良い日があったのでそこに行くことになるでしょう。
次の“Quito”もラースらしいバラードで、たぶんこの、2曲つながりで演るって解ってしまう、メロディアスなベース・ソロも良いです。
ラースの一面をみた後は“Three Times Three”はそのソロを反映したような新しいトリオの雰囲気が入っている感じです。
新しいトリオになってラースがとても若返った感じているけれど、それはお孫さんが出来て暖かい心が増長したのではと、この曲のタイトル“Wise Heart”で思います。
10曲目“Ornette Work”のハーモニーにはニヤリとしてしまう。録音された日が2015年3月11日だから、オーネットの死を予感したのだろうか。
11曲目“Autumn Sun”をマイルスの“ソー・ホワット”を下敷きにしたアレンジとノートに杉田宏樹しが書かれているけれど、そこまで聞き取れなかった。次のショーターも同じです。
最後が亡きおとうさんに捧げた美しい曲。

気が付く人が何人かいると思うけれど、このCDの手、「HOPE」の右手の反対面になっています。というのは勝手に思っていることです。
ごまかしせずに、久しぶりに全曲、書いてみました。



Facing The Wall / Lars Jansson

Lars Jansson (p)
Thomas Fonnesbaek (b)
Paul Svanberg (ds)
2015年作品

1. Prelude To A Restless Mind
2. Facing The Wall
3. Forts de Latour
4. Nobility And Beauty
5. Configuration
6. Quito
7. Catching The Ox
8. Three Times Three
9. Wise Heart
10. Ornette Work
11. Autumn Sun
12. Shorter And Shorter
13. To A Sweet Dad

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船上でチェロを弾く 藤谷 治 著

2015-07-23 22:16:16 | 


文庫の「船に乗れ」藤谷 治著 を読んだのは4年前のいまごろだけれど、その当時はチェロを弾くことなどおもってもいなかった。
この3巻からなる小説は、音楽一族の中学生がチェリストを目指した芸大高等部への受験に失敗し、○○学園の音楽に入ってオーケストラ活動の高校生活を送っていく話で、中学でブラバンを演ったこともあったので、楽しく読んだ記憶がある。

チェロを始めてもうすぐ1年、今だったら数倍面白く読めるだろけれど、もう一度は面倒とおもっていたら、氏が書いたエッセイがあったので借りて読んだ。

氏の好きな音楽、特にチェロに関してとか、後日談とか回想が書かれていて、チェロを習うことに関してもいろいろ記述があるからこれは面白い。西ドイツのマンハイムまで一夏チェロの指導を受けにいったくらいの血統なので、こちらのチェロ訓練とはまるで桁がちがうけれど、本筋はというか持っている惑いなんてにているところがあることに気づきます。(そちらに関してはこのエッセイよりか本編「船に乗れ」を読むことをお勧めします。)

その部分3章“チェロに関する乱雑な回想”は面白かったけれど、後日談7章“チェロを盗まれた話”は小説そのもので面白い。

氏自身はチェロリストの道はもちろん小説の中でも書かれている様にあきらめて、結果作家になっているわけで、ある部分私にとって気安い。チェロは近くにあるけれど、重い重い演奏に対する責任とかない立ち位置で、多くのチェロ演奏家の書いたものより解り易いチェロ本に思います。

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Medusa アット B&S 2015/7/19

2015-07-22 22:22:06 | サポート中、ライブ
3連休の中日で、バイオリンとチェロの組み合わせなので、知らないグループだけれど行くことにした。
この頃夜が遅くなるのがしんどいので、お休みの日のちょっと早く始まるライブを選ぶようになってきました。
7時開演だから、そして席は決まっているのでまずはゆっくり食事ができる。
5時過ぎには表参道についてお店を選びます。この前の渡辺貞夫の時のお店は6時からだから無理、でハッピー・アワーにつられて地下のおみせに入りました。これ大正解でさすがレベルが高くてお値段お安く済みました。



モッツァレッラ・チーズの味もしっかりしていたしこのパスタも高いレベルです。



このチキンのガーリック・フリットも家では絶対揚がらない味でした。
グラスワインが300円だから4杯いただいて一人3,000円ちょっと、これは次もここかな。10月のお休み。



外にでたらまだあかるい。



行ったお店がここ。



里見紀子さんバイオリンと伊藤ハルトシさんチェロは知らない方たいですが、この組み合わせはうれしい。ドラムス大阪さんと辺エースの生沼さんのコンビは強力です。



せきの希望は弦の真ん前と書いておいたら、まさに真ん前の席でした。



重たいブラックなリズムにのせてカッコイイ始まりです。強力リズムがしっかっりバックをとって、1曲目からのる体制になっています。
チェロのジャズ・ソロも始めてだからおもしろい。
2曲目、マンシーニの小象のダンス、懐かしい曲だけれど、これバイオリンにあっています。ピアノ・ソロもフレージングがĒキックです。
3曲目はベックの曲をチェロでスタート。
4曲目はドン・セベスキーのバラード、“ビター・スウィート”バイオリンのソロがとても良かった。
5曲目はナシメントの曲、聴いていてこのグループで記録を残すべきだと思います。

ここで1st終わって休みにチェロの伊藤さんとちょっとお話、クラシックも演奏するそうで、現代音楽のコンサートの案内もいただきました。里見さんには撮影のOKいただきましたが、他のメンバーの確認はできませんでした。

2ndはサンバ”ブラジル”で始まり。2曲目がロック、3曲目がダルファーの曲でこの演奏も良かった。
4曲目は弦3人での演奏、これも良い、チェロの音たまりません。
5曲目はS・ワンダーの“アイ・ウィッシュ”
アンコールはどうやらお決まりのようで"Some Skunk Funk"、とてもたのしく終われました。



里見さんのOKは頂いてたけれど、伊藤さんは聴かなかったけれど、チェロ仲間だからマッ良いか。
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突然の訃報 BREVE / HAYDEN CHISHOLM 

2015-07-21 19:38:29 | 聞いてますCDおすすめ


書こうと思ったこのアルバムの記事の題は「音色を聴く」だった。
だけど急遽変更して記事もアップ、と言うのも John Taylor氏が7月18日に急逝されたからです。
フランス西部 Segré で開催されていた Saveurs Jazz Festival で演奏中に心臓発作になり、その場の措置で蘇生したが、後に病院で亡くなったそうです。
これはかなりのショックです。

ネットで知ったHAYDEN CHISHOLMと言う人のアルバムが良いので購入したばかり。その中で素晴らしいフレーズを紡いでいるのがテイラーです。
このアルバムの録音の模様なども公開されていてJohn Taylorの瑞々しい演奏に衰えがないな、などと思った矢先だし今年の2月にもおなじ感覚を記事にしたばかりでした。
心よりご冥福をおいのりします。

最初の題は「音色を聴く」でこの音色はリーダーのアルト・サックスの音。最近では珍しい音色、ウエットをふくんだこの感じは、一番おもいだすのがポール・デスモンド、ただし演奏されている曲はすべてオリジナルで、そこに個性があるから似ていると言ってそれを楽しむのとはちょっと違う。

このアルバム録音は日は2013年12月18日だけど「IN TWO MINDS」は2011年だから持っているアルバムではテイラーの最新録音、こんなに凄い演奏(Federico Casagrandeとデュオするピエラヌンツェと通じると感じます。)をしていたのですから本当に残念って追悼記事になってしまいました。

渋いけど良いアルバムです。


BREVE / HAYDEN CHISHOLM

Hayden Chisholm (as)
John Taylor (p)
Matt Penman (b)
2015年作品

1. Patche
2. Barely a Moon
3. Tinkerbell Swing
4. The Elf of Plants
5. Augmented Waltz
6. Pass a Cage, Lea
7. So It Goes
8. Inebriate Waltz
9. Fly



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