
Quadro Nuevoというグループにめぐり合ったのはJAZZの棚でTangoという文字に常に反応していたからで、とても趣味に合っていました。
リード楽器にアコーディオン(ピアノも弾く)それにギター(パーカションなど)とベースの4人組み、その多彩な楽器群は前の記事をみていただければわかります。
その4人がタンゴ、スパニッシュ、ボッサ、カンツオーネ、ポリガ、などの仕立てで演奏するのですから、私としてはたまりません。ちょっとオレゴンに似ているところもあったので「TANGO no OREGON」という記事にしました。
そのご新しいものにであわなかったのですが、まとめて処分された方がいたのでしょう、一枚500円で4枚あったので、こちらもまとめて拾いました。
これで5枚になりました。もっていたアルバムより前の作品4まいでデヴューから4枚のようです。
その最初のは1997年録音のアルバムです。
Luna Rossa,赤い月というタイトルが1曲目で始まります。ちょって粘るサックスのバックはブンチャカチャチャ・ブチャブチャとなんとも嬉しくなるリズムでポルカになるのでしょうか。
2曲目流れ出すとこれ知っている、気がついて吃驚、“Nature Boy”のタンゴです。ジャンゴとグラッペリもこの曲好きだったそうです。
6曲目はC・ヘイデンの曲、スペイン旅行中にオクサンに捧げた曲でカルテット・ウエストで演奏されてすぐこちらでも演奏したのでしょう。メセニーとの「ミズリーの空高く」でも演奏されていました。
7曲目もなかなか良い、哀愁をベースにフランスにいたりスペインにいたりと身を任せてしまうようにアルバムが進みます。
13曲目、この曲知っているけれど日本でのタイトルはわかりません。
14曲目、“死刑台のエレベーター”みたいな雰囲気のアコーデオンでここはパリです。
15曲目は張りのる生ギターの音でスパニッシュ、ここはマドリッドです。
17曲目も好きな曲です。
哀愁帯びた曲が大好きなので、私はQuadro Nuevoにとてよく反応します。
人様よりも反応が大きいかも知れません。そのことは自覚しています。後3枚もあるのですが、お付き合いいただけますでしょうか。
後3っ、記事の題を考えるのはたいへんなので「あいのじかく」「哀の自覚」で始めることにします。
Luna Rossa / Quadro Nuevo
Robert Wolf (guitar)
Heinz Ludger Jeromin (accordion)
Mulo Franzl (clarinet, saxophone)
D.D. Lowka (double bass)
1 Luna Rossa
2 Nature Boy
3 Kommissar Maigret
4 Te Retro a Ser Mi Amante
5 Fur Pauline
6 Our Spanish Love Song
7 Impressions D'un Reve: Tango
8 Impressions D'un Reve: Valse Lento
9 Impressions D'un Reve: Valse Vivace
10 Bonsoir Juliette
11 Bei Dir War Es Immer So Schon
12 El Pano Moruno
13 Il Sorriso D'amor
14 Flor de la Noche
15 Susannata
16 Gracias A La Vida
17 Allez, Glissez