JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

良質な睡眠のあと WITHIN A DREAM / EMIL BRANDQVIST TRIO

2019-01-30 17:08:26 | 聞いてますCDおすすめ


昨年出ているアルバムで気になったものをいくつか頼んだうちの一つ。
スウェーデンのドラマー、 エミル・ブランクヴィストがリーダーだそうだけれどこれまでに出会いはないと思う。
ドラマーがリーダーだけれど、出しゃばるでなくグループでサウンドをつくる感じ。驚くのはほとんどの曲をリーダーがつくっているのだけれど、これってピアニストが作ったのではないのと思うほどメロディが良い。ハーモニーの流れがとにかく美しく、アルペジオがなんとも心地よい。
アップテンポでフレーズを見せる曲も、ちょっと激しい展開をみせるものも織り込まれるけれど基本なんとも心が穏やかになるアルバムです。
朝、通勤に聞き出して、1曲目にまた戻ったら、最初よりももっと良くなった。
思い浮かんだのが、良質の睡眠を取ったあと、心がゆったっりしているような情景。
ジャケも気に入ってかったのだけれど、これを今年一番のおすすめにすることにした。

WITHIN A DREAM / EMIL BRANDQVIST TRIO

Bass – Max Thornberg
Drums, Percussion, Glockenspiel, Synth – Emil Brandqvist
Flute, Clarinet, Bass Clarinet, Percussion – Martin Brandqvist
Piano, Celesta – Tuomas Turunen

1Stay A Little Longer
2Starlings
3View From Above
4Metropol Round
5Frid
6Landscapes
7Dream
8Under The Starry Sky
9I Miss You

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二日続きの霊園神社

2019-01-28 16:41:02 | その他
このお休み二日間は続けざまに霊園、神社に。
まずは両親の墓のある古都でお参り、兄夫婦と食事しました。



この駅のすぐまえのお店。







和食じたてだけれど、この地の葉山牛付。

  



ご飯をいただいて善哉なんてひさしぶり。



結構軽くてよかったというのも翌日がある。
翌日はオクサンは着物を着てちょっと遠出、12月にできた天使のお宮参りは、オヨメサンの実家近く。



由緒あるお宮さんで参拝者も結構いるけれど、かといって境内で写真をとるのには人がいなくてよかった。
天使の方はとてもおとなしく、笑顔もふりまいて、カメラマンがとってくれたからいい写真撮れているのだろう。
そのあと近くで食事。



この日も和食、落ち着いたお店でとても静かでした。

  

  

 





朝でて、夕方の帰りだったけれど、心はとても穏やかです。


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松本俊介没70年企画 読書の時間

2019-01-25 17:14:21 | 大川美術館
応援している大川美術館より日間30周年記念企画のVOL.2「松本俊介 読書の時間」の案内が届いたので告知さ褪せていただきます。



昨年の10月から1年かけて展示する松本俊介の四つのテーマのうちの二つ目です。



保管されていた900冊を超える蔵書は美術ばかりでなく思想、哲学、文学の多岐にわたり、俊介の知性を推し量ることで作品への理解も深まるように思う。



開催される4つのテーマを考えれば、どちらかというとマニアックな(文芸に造詣が深い人向け)気がするけれど、4つを見ることをお勧めするのでこちらもぜひいらしてください。
カタログの転写をしたらおこられるけれど、今回は「イメージとしての女性」というのも一つのテーマで27点の素描が良いかもしれない。
だからその一点を。



期間は1/22 ~ 3/24(日) まで

是非お出かけください。
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久しぶりの贅沢 Caravan / THE ROSENBERG TRIO Featuring Stephane Grappelli

2019-01-23 16:32:54 | 聞いてますCDいいと思う


THE ROSENBERG TRIOのことを定期的に聞きたくなると何度か書いている。久しぶりに会ったらまた聴きたくなった。今回のアルバムはステファン・グラッペリも客演しているので楽しいだろう。(5曲)
1994年のアルバムで前年にはグラッペリとカーネギー・ホールで採ったものがリリースしているからこれが共演2作目だろう。カーネギーでの85才のバースデー・コンサートだから、翌年は86才、晩年の演奏ということになる。この後ペトルチアーニと素敵なアルバムを作っているので、いつまでも元気で演奏してくれたと思う。
結局久しぶりのグラッペリを待ちながらローゼンバーグを楽しむという、これは何とも贅沢なアルバムだったと思う。

Caravan / THE ROSENBERG TRIO Featuring Stephane Grappelli

Acoustic Bass – Nonnie Rosenberg
Acoustic Guitar – Jan Akkerman (tracks: 7, 16)
Lead Guitar – Stochelo Rosenberg (tracks: 9)
Rhythm Guitar – Nous'che Rosenberg
Vibraphone – Frits Landesbergen (tracks: 4, 12)
Violin – Stéphane Grappelli (tracks: 3, 5, 6, 13, 14)

1. Viajeiro (L. Chavez/Zimbo)
2. Mélodie au crépuscule (D. Reinhardt)
3. Pent-up house (S. Rollins)
4. La promenade (S. Rosenberg)
5. Embraceable you (G. & I. Gershwin)
6. Tears (D. Reinhardt/S. Grappelli)
7. The zebra (J. Akkerman/S. Rosenberg)
8. Chez moi (P. MisrakiJ. Feline)
9. Stéphanesque (S. Rosenberg)
10. Caravan (J. Tizol/D. Ellington)
11. I surrender dear (H. Barris/C. Gordon)
12. Donna lee (C. Parker)
13. Night and day (C. Porter)
14. Manoir de mes rêves (D. Reinhardt)
15. Batida diferente (P. Leila/M. Einhorn)
16. Manha de carnaval (L. Bonfa)
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Ed Emberley's Complete Funplate Drawing Book

2019-01-21 14:24:16 | 
新年会の幹事をすることになって、ここで是非したいといいう中華屋さんに前打ち合わせで行こうとしたら、オクサンといつもの友達も一緒に行くという。紹介してくれたのはそっちだからもちろん同行。
今回はランチでタンメン、チャーハン、エビチリとオーソドックスだけど、タンメンは前回もいただいていた。



ちょっと一杯もいただいて、近くのケーキ屋さんでケーキもいただいた。



この町は子供のころから変わらない古い街だから、いろいろなお店が出来たり生き残ったりしている。
ケーキ屋さんの前が古本屋さん、古本屋さんは今住んでいる地域にはないので、懐かしくなって入ってみた。



店内も思った通りの品ぞろえ、というよりそれ以上なので驚いた。



大人向けのデザイン本や子供向けの絵本が充実している。



昨年天使が二人できたのでまだ早いけどいいものがないか探してみた。

そしてどうしても欲しくなって買ったのがこの本。



エド・エンバーリーという人は87才の米国の作家でかなり有名なのでしょうが正式には初めての対面です。

ちょっと内容を見るとこんな感じです。



指紋の色付けを使った絵が並びます。



買ってきてみているんだけれど、隠しながら端から見ていって「さあ、なんだろう?」なんてお話する使い方ができそうで、だいぶ先だけど楽しみが出来ました。



値段がわからないでレジで聞くとなんと700円でした。とても得した気持ちで、これもお引き合わせ、本の神様もいるみたい。






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花は3

2019-01-19 15:38:10 | 


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久しぶりで失礼  A LIGHT IN DARKNESS / ERIC REED

2019-01-17 20:47:31 | 聞いてますCDいいと思う


新年の挨拶じゃないけれど、ちょっとご無沙汰のピアニストのところを回ってみたら、こりゃ見逃していたアルバムがあった。2017年にリリースされているから2年ぐらい見逃していたわけだ。ERIC REEDは昔から追っかけていて記事も10タイトル書いているからかなりの出場率になる。
今回はここのところ一緒してきたSEAMUS BLAKEに代わってTIM GREEN,ドラムスがGREGORY HUTCHINSONに代わってJAMISON ROSSとなっていて、ずっといっしょおなのはベースのBEN WILLIAMSでここでも良いベースを弾いている。
ERIC REEDの音楽は2009年の「STANDS!」あたりから基本的にはゴスペルを基本にした教会での音楽がベースになっている。(以外もう一つの路線がモンク曲集)
今回はサックスが変わってよりシンプルなストレートメロディになっているし、ドラムスもジャジーになって、聴きやすいアルバム感が増している。
一曲目から女性かと最初聞き違えたJAMISON ROSSのヴォーカルも柔らかな生地みたいで良い。
途中エレピなんかも懐かしい音で楽しい(フェード・アウトはいただけない)。
2年ぐらい前でベスト10に入るものではないけれど、ERIC REED大変礼儀正しい良い人のようで、いつもきちんとお会いしておきたい人です。
久しぶりで失礼しました、でもお変わりなくて安心しました。

A LIGHT IN DARKNESS / ERIC REED

ERIC REED (p)
McCLENTY HUNTER (ds)
TIM GREEN (ss)
BEN WILLIAMS (b)
JAMISON ROSS (vo)
New York, January 9, 2017

1. The Way to Love
2. Calvary
3. The Promised Land
4. Beauty for Ashes
5. Hope in View
6. Shine
7. Garden of Sorrow
8. Yesterday - Yesterdays
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ボーイング矯正器具体験

2019-01-15 10:34:13 | チェロ無難
チェロ弓ボーイング練習ガイド矯正器具というものがある。ボーイングの運弓を正しい位置に矯正するのを目的の器具です。調べたらこんなのがあります。

  

小さい子が使っている写真を持たことはありましたが、大の音がはどうもと思っていました。しかしながらとんでもない(指板の上の方)を弾いたりして弦についた松脂をみてがっかりすることが多いので買ってみようかと昨年秋に購入。

3千円台前半でお安いのでこちらを購入。



去年の秋に買ってちょっと試してみました。確かに角度がわるくなるとプラに引っかかって変な音になる。まあこの程度かと置いてありましたが、今回思わぬ発見でこれが良い。



横から見るとこの透明プラの間で弓を運ぶ。なぜ今回使ってみたかというと、今のエチュード。



1ポジだけの運指だけれど、師匠が結構速く弾く。ただ弾くのはこなせるけれど、ここからがこの曲の練習。3連譜や6連譜のスラーやスラーとスラーなしの組合せ、テヌートやスラー部分の組合せ、これをある程度の速度で弾こうと思うと、右手に対しての脳の指令が多くなって、次が左手でそこでいっぱい。終わってみると飛んでもないところに松脂がついている。ウーンと唸っているとこの器具を思い出した。
それを使って音階練習とこのエチュードを弾いてみました。それなりに効果はあるのだろうけれど、これであることにきずいた。



この気づきで少し運弓がよくなったような気がします。さて皆さんにもお教えします。私ぐらいのまだまだのチェロ弾きには良いかもしれません。
さて何に気付いたかというと下の写真。



器具を外した後の写真です。今までの運弓はづいぶんばらけていましたから松脂の弦への付き方も広範囲、ところが器具をつかっていたから、松脂もわずかなところにしかついていない。こんな付き方をしてくれたら、これはいいと器具を取った後も、その部分を弾くようにすればとしるし代わりになりました。

そこを弾いているとなんだか正しい運弓に近づいたみたいで、3,200円の投資みなさんどうですか。
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花は2つ目から

2019-01-11 16:21:22 | 
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ジャズ・ジャイアンツ・インタヴューズ  小川隆夫 著

2019-01-09 17:19:46 | 


小川隆夫さんの本はつい最近読んだ気がするけえれど、図書館でまた見つけてので借りてみた。年末、年始ゆっくりとジャズ・ジャイアンツの言葉を噛みしめたい。

初めにの書き出しで

 一般にぼくは「ジャズ評論家」と思われている。しかし本人にはその気がサラサラない。理由は簡単で、評論がかけないからだ。  ~  だから「レポーター」が正しい肩書かもしれない。

このようなところが氏に好感を感じる理由だと判った。わたしもジャズの評論は好きではない。
ところでこの本、ガレスピーで始まって、多くのビックの名前が連なっている。マイルスはそのまま別な本になっているからそれ以外だけどやはりマイルスは出てくる。マイルスがバードの思い出を語っている一節、こういうのがレポートとして目からうろこなんです。

 バードはいつもワーキング・バンドにこだわっていた。 ~ 
 バンドはツアーすることでサウンドがタイトになっていく。クリエイティヴティも増してくる。そのことはバードのバンドにいたときからわかっていた。だからツアーは積極的にやるようにした。いまにいたるまで同じだ。

もう一つ ドン・チェリーとのインタヴュー、オーネット・コールマンと「ファイヴ・スポット」に出ていた時の話

 セロニアス・モンクやマイルスもよく聞きに来た。「ファイヴ・スポット」にはビリー・ヒギンズとベースのリロイ・ヴィネガーと出ていたんだが、演奏中に誰かが私の肩を叩くじゃないか。誰だろう?と思って振り返るとマイルスだった。そのときからわたしはポケット・トランペットを吹くようになった。彼がくれたのさ。その夜は、そのポケット・トランペットをふたりで代わりばんこに吹いたんだ。

こんな話が出てきて、ある意味謎が解けたような楽しさだ。多くのジャイアントが語るジャズ・ライフは彼らがリリースした結果を知っているだけに何とも興味深い。
まだまだエピソードはあるけれど、これ以上抜き書きすると営業妨害になるだろうから、後はご自分で。
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