JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

手をつないでいた思い出 VERY PERSONAL / SWEET JAZZ TRIO

2009-01-31 15:45:24 | 聞いてますCDおすすめ


トランペットがゆったりと吹くアルバムを聴いてSWEET JAZZ TRIOをおもいだしました。
とても好きですが新作のストリングスとの共演アルバムは試聴して(ほんのわずかですが)やめています。ちょっと受け狙いすぎでしょうか。
古い大好きなアルバムを引っ張り出して聴いています。
このグループとにかくよい曲を発掘して丁寧に演奏して欲しいと思います。
このアルバムではコルネットのラッセのオリジナルが6曲ありそれがどれもとても良い曲です。
3曲目“Elias ar mitt namn”のなんとやさしい響きでしょう。コルネットを吹いているラッセの初孫に送った曲ですが、このようなやさしさに満ちたところが魅力です。
6曲目とても古い曲ですがリズミカルでありながらしっとりとホーンとギター、ベースが絡むところがこのトリオの魅了です。
7曲目“満月、奈良にて”はとても魅力的なコルネットの曲、しんみりとやさしく誰かと手をつないでいたいそんな気持ちになります。
昔子供と手をつないでいることが当たり前でしたが、今はないのです、それを思わせる演奏です。
しんみりしたの後は、8曲目のラッセのオリジナルは小粋にスウィングする小唄、ベースのまろやかなソロがほんわかとした気分です。
10曲目もとても良い曲、新しいのを買わなかったのはこのアルバムと比較してしまうからかも知れません。
“ベージン・ストリート・ブルース”で閉めることもオリジナルがすばらしいので効いてきます。
孫に送る曲を、それも古いアルバムから聴いていたら、本棚の隅に残った絵本のことを思い出しました。
子供とそっと手をつないだり、絵本を読む思い出、今出来る方はぜひそうして下さい、本は残るのでとても素敵な思い出になりますよ。
私のところも本棚を見てみればいくつか残っていました。
絵本というものは、ハードカバーの本と比較しても処分しずらいものでないでしょうか。
今育児の真只中の方はわからないかも知れませんが、何度も何度も子供と開いた絵本は、巣立ってしまった今残されたとても懐かしい思い出になのです。
そんなことで本棚から絵本を持ってきました。
私には思い出せない本もあります。もっとたくさんの絵本があったと思うのですが、たぶん箱にしまってどこかにあるかもしれません。今度探してみます。(他にも子供に見せられなかった漫画もあるし)
とりあえず本棚にでていた絵本はこんなのです。
ところで図書館で絵本を借りたいとこの年になって私は思うのですが、年齢制限があって借りることが出来ません。
若いママさん、変わりに借りてくれませんか。

VERY PERSONAL / SWEET JAZZ TRIO

Lasse Tomqvist cornet
Mats Lsrsson guitar
Hans Backenroth bass

1.Visa i majregn
2.Pennies From Heaven
3.Elias ar mitt namn
4.Little Train
5.Stars fell on Alabama
6.Lonely Moments
7.Full Moon in Nara
8.Tolvan
9.White Rabbit
10.Why Not
11.Basin Street Blues
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やさしく歌って Rainbow Session / Tore Johansen

2009-01-30 21:54:20 | 聞いてますCDいいと思う


昨年も幾人かの新しい方と知り合うことができました。本当に詳しい方が多く驚いてしまいます。
“Orenge”というグループの記事を書いたら、これもいいよと教えてくれました。
Inner Earというレーベルが出来たことでこのアルバムが出たことは知っていたのですが、ECMのまねっこみたいで(ECMの曲をピアノトリオでやっているのもあったし)拾わないでいました。
販売店の推薦文はあまり信じないのですが、こちらは信じる、拾ってみました。
ペットとピアノ、ベースの変則トリオです。
1曲目ピアニストのヴィグレイク・ストラースの曲、Orengeでも、またこの人のトリオで「Subsonic」というのも持っていました。
それ繋がりでお教え願ったのですがこのピアノのソロがジャジーでとても良い。
このピアニストの演奏ではこの感じが一番私は好きです。
感じとしてはスウェーデンのweet Jazz Trioに似ていますが、あちらがちょっち受けねらいみたいになジャケと企画になり、このアルバムその意味うれしい。
ペットがゆったりと服静かな曲結構好きです。
3曲目はリーダーのトーレに曲、ちょっとテンポを上げてメロディアス、良い具合に揉まれるようでリラックス出来ます。
4曲目“I Get Along Without You Very Well”も変にきばるでなく、美しいめりディをやさしく歌う感じです。
5曲目はベーシストの曲、ミュートをつけますが音の感じはあまり変わりません。
6曲目ストラースの曲で、メロディアスなペットは流れるようにリズムに乗って良いテンポ、ピアノメロディもはずんで、この人このように弾くと思っていませんでした。
7曲目B・パウエルの曲はよりスローに、やはりやさしく歌ってという感じです。
ロバータ・フラックの曲の題名が思い浮かびます。
8曲目は古いスタンダードのようなスウィンギーな曲、9曲目もトーレの曲でゆったりとしていて、心地よく途中眠くなって寝てしまいました。お昼ねソング。

Rainbow Session / Tore Johansen

Tore Johansen(tp)
Vigleik Storaas(p)
Ole Morten Vagan(b)

1.Three Coins
2.Ballade Impromptu
3.Abbey Is Blue
4.I Get Along Without You Very Well
5.Slow Fox
6.Three Princes
7.I'll Keep Loving You
8.Bounty
9.Easter Waltz
10.Never Ending Secret

2006年8月&2007年2月



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音楽が好きなんですね。 Thanks for All / Serge Forte

2009-01-29 21:22:35 | 聞いてますCDいいと思う


朦朧頭がうろ覚えでジャケットを覚えていて、中古屋さんこれかなと買うことが多くなりました。
このジャケット似たものでもうひとつ違うアルバムがあったようにおもうのですが、こちらも購入して大正解です。セルジュ・フォルテという人のアルバムはじめてですが、いくつかかなり評判のアルバムがあります。お初ですが、今年は別なものも拾うかもしれません、でも感じとしてはこれが一番よさそうです。
クラシックピアノを学んだ後にラテンからスタートしたようで、1曲目からその音の出し方がでています。
1曲目、エレベとラテンタッチなピアノは初期のボブ・ジェームスを思い出しました。エレベのリズムが効いた、感じの良い曲です。
2曲目は美しいピアノメロディから、インリズムで3曲目ラテンになる演奏、このピアニスト結構強力なシングルトーンの右手と柔らかい左手のブロックがとても按配のいい演奏で右手のテクニカルな技も見せる演奏です。
4曲目はスクリャービンのエチュードでピアノの響きとベースのラインがゆったりと絡みつく演奏、このアルバムJean Wellersのベースラインと目立たないけれど常に彩を変えるMine Cineluがメインで進んでいきます。
5曲目もドラムス、パーカションとベースをバックに、ほとんどピアノが弾いている、12曲中7曲がオリジナルでどれもなかなか良い曲です。
6曲目はタブラとベースがエキゾチックなリズムを続けるとそこにキャラバンのメロディが入ってくるあたり、ミノ・シネルの個性が十分で面白いピアノになっているし7曲目バイラークの“ELM”はピアノソロ、真っ向から挑戦して陰影のある演奏で、すごく好感がもてます。この演奏かなり凄い。
その演奏を変化させる感じでテナーが8曲目で入ってきてこれはソフトな音色でいい感じ、9曲目では今度はギターがラテンタッチを強くして入ってアルバム自体をあきさせません。
最後はペトルチアーニが、これはフォロァーなのでしょうか、そういえば彼もラテンタッチは得意なので凄い演奏になるのですが、あくまでSergeがメインを弾ききるところアルバムとしても価値あります。
セルジュ・フォルテという人がとても音楽が好き、先駆者の音楽が好き、いろいろな世界の音楽が好きそんなところが伝わってくる素敵なアルバムです。

Thanks for All / Serge Forte (Ella)

Serge Forte (Piano)
Jean Wellers (Bass)
Darren Beckett (Drums)
Ofer Ganor (Guitar)
Jerome Sabbagh (Sax)
Mino Cinelu (Percussion)
Michel Petrucciani (Piano)

Recorded Oct. 11 & 12, 1997

1 Funky Oscar (Forte) 6:35
2 Intro Bébé Ella (Forte) 0:56
3 Bébé Ella (Forte) 8:55
4 Etude No. 1 (Scriabine, Forte) 5:18
5 Candian Market Place (Forte) 7:21
6 Caravan (Tyzol, Ellington) 10:05
7 Elm (Beirach) 6:28
8 Biscaros (Forte) 7:11
9 Mambo Blues (Forte) 7:24
10 Intro Take 2:41
11 Take the "A" Train (Ellington) 4:59
12 O Nana Oyé (Petrucciani) 6:31
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上げたり下げたり私ガラティのファンです Brumantica / Ducoli

2009-01-27 21:44:02 | 聞いてますCDいいと思う




私blogを始めるときにアレクサンドロ・ガラティのファンですと宣言したようなことを書きました。
初来日の寒い六本木に会いにいったり、モーション・ブルーでも会うことができました。
そのモーション・ブルーにもいかれた方から、こんなアルバムがあると教えていただいて、ファンですから勿論購入しました。
だれのアルバムかさえよくわからない、ただFabrizio Bossoもペットを吹いているし期待かかります。
出だしベースのリズムからピアノの音、よーしと思えばイタリア語でしょうか、怪しい語りが始まりました。
その後すぐにガラティのピアノ切れが凄い、そしてボッソが得意なストレートなl高速フレーズ、ベースはブルースです。
で怪しいおじさんの語りにもどります。喜んだり怪しんだり上がったり下がったりです。
2曲目は珍しいフェンダーの音でブルージーな感じですが、このおじさんささやくよう歌うなので、指パッチンしてる感です。バックではボッソが吹いていますし、ガラティも聴こえているのです。
3曲目はガラティがクラシカルな始まり、そこに美しいTino tracannaのソプラノとおじさんがからみます。でもイタリア語が解らないので困ります。
そのおじさんはこんな感じでしょうか、ちょっとこわい。



4曲目は早いパッセージのおじさんの語りがガラティの低い音の循環
ラインにのって(これってなんだ)よく解らない曲ですが題は“Tutta colpa sua"まるで解りませんがこの後ボッソのミュートの高速ソロカッコ良い。
5曲目はギターのブルースから始まる、良い雰囲気“Blou”ですからBlueなのでしょがおじさんの歌はクサーイを一回りして上回り気にならない、松崎しげるとか、ロッド・マッキャンを思い浮かべてしまいます。
6曲目はボッソのかっこいいミュートのバラットからと思いますと、おじさんが金曜ミステリーの出だしを語りだした感じです。ミュートとフェンダーの雰囲気はすばらしいソロのついた上質の映画音楽です。
7曲目もボッソのトランペットがバラッドをきかしてくれます、おじさんはボッサを気持ちよく歌い、まあ語りみたいですが歌ってくれれば聞き流せるのです。
ここでもボッソのソロが、すばらしいフレーズを聞かせる証明でしょうか、歌の方はちょっとカッコつけすぎでいまいちです。
8曲目もラテン調、このおじさんがたぶんクレジットされているAlessandro Ducoliという人でしょう、ガラティの親戚の人ではないでしょうね、個性的な方で好きな人は好きなのかも知れません。
9曲目Ares Tavolazziのベースが美しくはじまり、ボッソのバラッドプレーが、ピアノとベースに絡まりながら続く美しい曲です。
ガラティのピアノはつぶだつような高音とやわらかい和音、ボッソの高音から流れるような音と哀愁あるフレーズ、すばらしいと思うとあのおじさんがいないのに気がつきました。

Brumantica / Ducoli

Alessandro Galati(p,rhodes,key)
Ellade Bandini(ds)
Ares Tavolazzi(b)
Fabrizio Bosso(tp)
Mario Sivada(g)
Alessandro Ducoli(vo)
Sandro Gibellini(g)
Tino Tracanna(sax)
Paolo Filippi(b)
Teo Marchese(ds)

1.Brumantica
2.Un Piede Nella Fossa,Quell'altro Sulla Vanga 3.Lettera
4.Tutta Colpa Sua
5.Blou
6.Nebbia Sabbia
7.Perdula
8.Maddaluna
9.La Canzone Di Marinella
Recorded at Cavo Studio on August 2005



















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海もプレーも輝いて BREATH / JEFF GARDNER

2009-01-26 22:06:57 | 聞いてますCDおすすめ


久しぶりにショップに行って欲しかったアルバムだけでなく中古のものもいくつか拾いました。
これはジャケにひかれて手にすると、ピアニストはまるで知らないのに手から離れない。これが大正解、欲しかったアルバムより良いくらいです。
ベースのDREW GRASSは知っているけど後の2人は解らない。
2006年9月にブルックリンで録音されたものですが、最初はヨーロッパのアルバムかとおもいました。
すべてピアニストのJEFF GARDNERの曲です。
1曲目リズミックに始まり、ピアノがキラキラとモダンなフレーズです。
まず聴き始めて驚いたのはドラムス、ANTHONY PINCIOTTI 多彩な細かいリズムをくりだしてきます。
NYの人で、ロックもジャズもたたけるようで、K・ワーナーやR・ブレッカー
K・バロンとも演奏していて、調べたら“givanni tommaso Jazzialiano live 2007”でも叩いていました。
2曲目は陰影のある抒情的な曲、ヨーロッパのコンポーザータイプのアルバムかと思いました。
1曲目で結構強力なピアノタッチでしたがこの曲では繊細なタッチです。
3曲目もヨーロッパ調でアルコとのユニゾンはピエラヌンツィを思い浮かべます。
4曲目はリズミカルに始まってその後のピアノは変化に富んでうきうきするし、ドリュウー・グラスのベースも太くて確りしています。
5曲目、繊細なピアノが美しい澄んだ空気の中を流れるようなフレーズです。
6曲目も同じく繊細、Terje Geweltの「Oslo」エンリコ・ピエレヌンツィのピアノを聴いた翌日に凄く美しいと思うのですから本物です。
7曲目はスウインギーなスタンダードの様な曲、軽く上品にこのような曲をひいてしまうピアニスト、最初リズムが凄いと思いましたが、こちらも凄い。
この2人を知らなかったのがちょっと恥ずかしい。
美しい曲が7割、スウインギーが1割、モーダルな曲が2割でそのどれもが良い曲と演奏です。
11目はモーダルな曲で粒だった音が溢れて、マッコイ・タイナーの演奏が思い浮かびます。
ジャケで買ってこれほどまでにすばらしいアルバムに行き当たったのはずいぶんと得をした気分です。

BREATH / JEFF GARDNER

JEFF GARDNER : PIANO
DREW GRESS : BASS
ANTHONY PINCIOTTI : DRUMS

1. JAZZ PRELUDE 9
2. BREATH
3. ROSA
4. TALK ABOUT IT
5. VALS CRIOLLO
6. LEMBRANCE
7. A STROLL ON 52ND STREET
8. LIEB'S MOOD
9. SONG FOR JASON
10. PEACE SONG
11. PLANET SHANYTTOWN
12. FOREVER AND A DAY

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オスロのぬくもり OSLO / TERJE GEWELT

2009-01-25 21:12:23 | 聞いてますCDおすすめ


Terje Geweltのクリスチャン・ジェイコブとのデュエット3部作はとても評判がよく2人を凄い人気ものにした感がありますが、内容も伴っていますから不思議ではありません。
エンリコ・ピエラヌンツェとはずいぶんと凄いパートナーを選んでいるので、このアルバムが出ることを知ってときはかなり驚きました。RESONANT MUCICのDag Arnesenトリオとかで儲けたものをつぎ込んで、望むトリオ・ユニットを作った感じです。
共演暦もあり、きっとアルバム作りたかったのでしょう、とても心のこもったアルバムです。
ショップにはあることがわかっていながら、いけない日が続いていて感想も聞くととても聴きたくなりました。
今年2回目のショップでやっと手に入れました。
1曲目、意外とおとなしくはじまるテーマ、すぐにベースのソロになるあたり、Terjeのアルバムなのです。しかしその中から湧き上がるようなピエラヌンツェのソロがすばらしい。この曲、ピエラヌンツェの作曲で、Geweltにすばらしプレゼントのように思います。
次の曲がタイトル曲の“Oslo”で落ち着いたトラデショナアルな響き、これがピエラヌンツェのピアノと演りたいGeweltじゃないでしょうか。
ひとつひとつ、今日したことをたどる余裕があるような、ひとつひとつが大切な人のためになっているかを確かめるような演奏で、Geweltになってきました。
3曲目、Geweletが熱演していてピエラヌンツィの懐を借りるところはありますが、普段以上のがんばり、ドラムスのKjellbergが的を得たようなタイムキープです。
4曲目ゆったりしたテーマで一気に夜のイメージ、とてもいい感じの出だしです。
シングルトーンを強調したピエラヌンツィのソロは落ち着いた雰囲気を作ります。
6曲目、ピエラヌンツィのクラシカルなテーマ、ひとつのテーマに聴く人はどう反応しますかと問いかけるような展開、このようなことがプロのミュージシャンの思いでしょか、このごろ特に思いますが、演奏しているJAZZメンはこちらがどのように感じているかを気にしていること、そして感想はとてもいいアドバイスだということです。
この曲とは離れてしまいましたが、そんなことを考えさせる演奏です。
7曲目ラース・ヤンソンに通じるようなハーモニー、曲としては小品の感じが続きますが、そこが人肌のようなぬくもりを感じます。
8曲目ベースのソロで始り、ピエラヌンツィのピアノが鳴った途端にその違いというかピエラヌンツィの凄さが浮き彫りになります。
3曲続く組曲小品は真ん中の10曲目がとても美しい。

オスロで録音された、Terje Geweltらしい優しさと、ピエエラヌンツェのGeweltに寄り添いながらも彼らしい品格、シュベリの驚くほどの心配り、3人の音楽がまとまったぬくもりが心地よいアルバムでした。

OSLO / TERJE GEWELT

Terje Gewelt(b)
Enrico Pieranunzi(p)
Anders Kjellberg(ds)

1.Blue Waltz
2.Oslo
3.Playtime
4.North Prospect
5.World of Wonders
6.Suspension Points
7.Small Country
8.Snowlake
9.Trio Suite Part 1
10.Trio Suite Part 2
11.Trio Suite Part 3
12.Homecomig






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おもろい名前

2009-01-24 18:29:19 | その他
なぜか大阪に来ています。
それも午後から出てきて、今日中に帰るのです。
約束の時間まで少し間があるので、まるで知らないところを歩いてみました。



道路の傍に地図があったのでお寺にむかってみようと道をあたるとお初天神通りというところで、入り口にその天神様がありましたので、お参りしました。



たくさんの人が次から次えと手を合わせていきます。私も商売のことを願かけました。
曽根崎にある、曽根崎心中て有名なところだそうです。



もう一箇所ぐらいと思って歩き出すと、何の案内かわかりませんが、無料案内書というのがたくさんあって、道を曲がれなくなりました。
どこのご案内もお願いせずに大きな道をこの字に返ってきました。
途中ちょっと気になったのはこの看板、「揚子江ラーメン」どんなものなんでしょうね。





大阪には面白い、いやおもろいですか、名前づけがたくさんありますね。




戻る途中はごて地蔵通り、もちろんお地蔵様にもおまいりしてきました。



その後はご利益でとてもおいしいものをいただきました。
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ありがとう ボッサ NOVAS BOSSAS / MILTON NASCIMENTO

2009-01-23 23:55:58 | 聞いてますCDいいと思う


ブラジルに関係の深い甥っ子が年末にブラジルに行ってきました。
それぞれの好みでアルバムの交換をしてきた仲で、彼からもブラジルのお土産をかなりいただきました。
今年新年に会うことはできませんでしたが、一枚のアルバムがとどきました。
超有名なアルバムなのでしょう、でもこれが選ばれることがすばらしい、とてもその甥っ子の雰囲気あったすばらしいアルバムです。
1曲目、結構緊張した楽曲でとてもJAZZ的で面白い。
2曲目は反対にゆったりとした土曜の午前中みたいな、うれしくなる時間です。
このアルバム、まるで知らない私が適当なことをいえませんが、ナシメントがJOBIMトリオというカルロス・ジョビンの子息と孫のトリオにRODRIGO VILLAのベースが入ったアルバムです。
アルバムの調子は変にこらずにシンプル、そこに逆に力強さが感じられる演奏です。
ブラジル、ボッサの今のヴォーカルと呼ぶのがいいのでしょうか、それても本質と呼ぶのがいいのでしょうか、洗練されていながら、力強い男たちの掛け合いが聞えます。
アントニオ・カルロス・ジョビンが昔大好きだった時があります。それは彼がアメリカメジャー、ヴァーヴで出したアルバムのころでした。とてもしゃれた、こんな音楽があるのかと思いましたが、その後CTIの素敵なアルバム以後、本当のジョビンに戻っていったのでしょうか、よく分かりません、そしてTOM・ジョビンという呼び名も知らないうちに長い時間がたちました。
8曲目“Inutil Paisagem”ジョビンの曲ですが、これを聴いていると、だんだんと力が抜けて何か分かるような気がしてきます。
そうすると9曲目なつかしい“Chega De Saudade”新たに認識しなおすような確りした感じのbossaです。
カルロス・ジョビンの曲が大変多いところはうれしい、最後の4曲もジョビンの曲、11曲目、素敵なメロでディーを厚みのあるナシメントの歌声、日本の現実から離れられるような素敵なひと時で12曲目はもっとゆったりします。
そしてなんと最後は“ジェットのサンバ”このリズム、このハーモニーを確りと覚えています。
今聞いても、そのしなやかな感覚は生き返ります。しなやかな肉体は生き返りませんが、それを許す柔らかいハーモニーが取り巻いてくれます。

このアルバムはお正月にもらった新しいアルバムでボッサノバ、50周年を記念するようなすばらしいアルバムでした。ありがとうボッサ、ありがとうトムとナシメントという感じでした。

NOVAS BOSSAS / MILTON NASCIMENTO

ミルトン・ナシメント
ダニエル・ジョビン
パウロ・ブラガ
パウロ・ジョビン

01.Tudo Que Voce Podia Ser
02.Dias Azuis
03.Cais
04.O Vento
05.Tarde
06.Brigas Nunca Mais
07.Caminhos Cruzados
08.Inutil Paisagem
09.Chega De Saudade
10.Medo De Amar
11.Velho Riacho
12.Esperanca Perdida
13.Trem De Ferro
14.Samba Do Aviao

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ここまできたか ある地平 horizons / fred hersch

2009-01-22 21:13:32 | 聞いてますCDいいと思う


エンリコ・ピエラヌンツェのモリコーネ集を聴きましたが、おなじみM・ジョンソンとJ・バロンとのトリオで、B・エバンスの流れを受け継ぐトリオ形態でした。
中古で買ったアルバムの中にこのリズム陣にピアノがフレッド・ハーシュというのがあるので聴いています。
そしてとてもこれは若い、1984年録音のハーシュのメジャー・デヴュー作です。
だから普段ハーシュから感じる深く沈んでいくような、もしくは透明になるような瞬間や、または音が漂っているような不思議な音世界はちょっと気がつきません。
丹精にピアノトリオの音楽をつむいでいる青年がいるようです。
よく聴くと4曲目“One Finger Snap”の研ぎ澄まされたフレーズ感覚、ハンコックを完全に吸収した演奏です。
その後にリチャード・ロジャースの“飾りのついた四輪馬車”ですから、ハーシュもデヴューがんばっていたわけです。
つづくw・ショーターの“Miyako”ではその後のハーシュの魅力すでに芽吹いています。
最後がハーシュのオリジナル、とても若々しい、このようなところからスタートしたのですね。
ぜひ今年も元気にがんばって欲しいものです。
新しいもの仕入れないので古いのあさりがここまできたのか感です。

horizons / fred hersch

FRED HERSCH (P)
MARC JOHNSON (B)
JOEY BARON (DR)

1 My Heart Stood Still
2 Moon and Sand
3 Star-Crossed Lovers
4 One Finger Snap
5 Surrey With the Fringe on Top
6 Miyako
7 Cloudless Sky


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ミッシェルの前の春  Michel Petrucciani  at The シャンゼリゼ

2009-01-20 21:27:25 | 聞いてますCDおすすめ


ネットでアルバムを買っていないので、ショップに行かない日が続くとネタが尽きてしまいます。
ただ欲しいアルバムは決まっているので、それを聴く準備をしています。
昨日のピエラヌンツィの「Oslo」の次はペトルチアーニがペデルセンとデュオしている未発表アルバムが発売されます。
1994年コペンハーゲンのライブで、この年ペトルチアーニはBlue NoteからDREYFUSに移籍してとても充実したアルバム製作年で、準備としては、この年10月に録音したシャンゼリゼ劇場でのソロ・パーフォーマンスを聴いています。
CD2枚にそれこそ充実がつめこまれたアルバム、1曲目“処女航海”から始まるフェバリットは40分以上に及ぶメロディです。
鍵盤すべてに感情を注ぎ込むプレーが40分、激烈と静謐、剛と柔、怜悧と簡明、強靭と華麗、ペトルチアーニに不可能がないような展開です。
熱烈な印象のこの1曲目が凄すぎます。
CD-2に移るとこれもおなじみの曲になりますが、少し落ちついて聴かせる展開。
2曲目の“Caravan”では信じられないような展開とあふれ出るフレーズを聴かせてくれます。
そして絶大なる賞賛の後、アンコールが“Besame Mucho”ちょっと静かに、でも感情は抑えようもなく激しい演奏に変わるすばらしいアンコールです。
大好きな曲がアンコールでとてもうれしい、久しぶりですがペトルチアーニの天分を聴いてその凄さを認識したのです。
ペデルセンとの一枚は(2枚か)若干不安がありますが(2人とも天才肌なのに音にずいぶん違いがあったりするので)でも今年始まりで一番気になるアルバムですので楽しみです。


Au Theatre Des Champs-Elysees / Michel Petrucciani

Michel Petrucciani piano

Recorded live at Theatre des Champs-Elysees, Paris, November 14, 1994

1. Medley of My Favorite Songs
2. Night Sun in Blois
3. Radio Dial/These Foolish Things
4. I Mean You/Round About Midnight
5. Even Mice Dance/Caravan
6. Love Letter
7. Besame Mucho
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