このBOXの内容はライブの模様がが多く、ポルタルとのライブ盤はもっていませんでした。
ポルタルと言うとバスクラのイメージが強いのですが、1曲目はソプラノで始まります。
デュオとは思えない重厚な音が連なって、コンサートって1部、2部とストーリーが出来ているようでいいですね。
2曲目はクラリネット、この感じすきですが、ポルタル結構フリーのときがあり、そちらは神経質さを感じて、あまりいただけません。
3曲目は、この前のピアソラ集はピアソラ真っ向勝負でしたが、こちらは二人のデュオがメイン、それぞれの特徴が面白みです。
5曲目はソプラノ、、私的にはずっとソプラノを吹いて欲しい、実力を感じるフレーズです。
6曲目はクラリネット、、ヨーロッパ・ヨーデルみたいな曲で、これは私、解りません。
でも7曲目、クラリネットはとても聴きやすいポルタルでコンサートの方が面白いのかも知れません。
そして9曲目はここでもおなじみ“Libertango”で、コンサートの一つの呼び物かも知れませんが、こちらはいろいろな人と共演してくれて、その違いがとても楽しい。
このリベルはポルタルのソプラノがタンゴというより、フランスの街中を疾走するようなしゃれと哀愁が溶け合った軽さが心地よいのです。
10曲目は二人の発止の掛け合い、こんな感じ、実は肌の温度を感じあって、いいのですがいまはちょっとあつくるしいか。
こうやって聴いてくるとどんどん秋に入っていく音が流れているのに、実際はまだまだ足踏みで、後一つちょっと時間を空けたほうがしっくりくるかも知れません。
ちょっと間をあけましょうか。
Michel Portal Richard Galliano Concerts
Michel Portal
Richard Galliano
1. Tango Pour Claude (Galliano)
2. Taraf (Galliano)
3. Giselle (Galliano)
4. Little Tango (Portal)
5. Oblivion (Piazzolla)
6. Chorinho Pra Ele (Pascoal)
7. Ivan Ivanovitch Kossiakof (Portal)
8. Viaggio (Galliano)
9. Libertango (Piazzolla)
10. Indifference (Murena/Colombo)
11. Mozambique (Portal)
12. Face To Face (Galliano/Portal)
13. J.F. (Galliano)
14. Beija Flor (Cavaquinho/Silva/Tomas)