男性ボーカルのアルバムは何を持っているかなんて考える必要がないほど持っていない。コルトレーンと演っているジョニー・ハートマンと好きだったジョニー・マティス、後はサミー・デヴィスJrがアルメイダと演ったアルバム、そういえばアメリカでトニー・ベネットのアルバムを買ったのが最新でしょうか。そうこのTOKUがスティービーに捧げたのはお気に入りです。(それで今回も買いました)レイ・チャールズの2枚組とルルイ・アームストロングはゴールデン・アルバムアルバムと銘打たれているやつです。
そしてもう二枚もっているのがフランク・シナトラのLP、ですから私はトニー・ベネットというよりかシナトラ派なのであります。
スティービーの曲を歌ったアルバムが素晴らしかったけれど、今度はどんなアルバムに仕上がったでしょうか。治められた曲はシナトラが歌った本当に有名曲、ですからこれは逆にハードル上げたアルバムです。
さて今度のアルバム、いろいろな人と共演していて、そこのところがバラエティを付けていて、そしてかなり力をいれたアルバムだとわかります。
収録されている曲は有名曲がほとんどで、ですから仕上がりハードルをあげたアルバムなのでしょう。
1曲1曲は止めて気が付いたこと、感じたことを思いつくままに。
3曲目“The Lady Is A Tramp ”は代表曲で乗る曲だけれど、これを俳優の別所哲也しとかけあうところ、カッコイイです。
でも出だし“The Best Is Yet To Come ”で、すこしこぶしが効きすぎて、団しんやを思い出してしまいました。これはやばいと思いましたが、この頭だけでした。
ロン・カーターはそれなりでして、こちらはマクブライトの方が格段に良くなっただろうと誰でも思うでしょう。
知らなかった曲はTOKUのオリジナルをのぞいて1曲、“Five Minutes More”で、そのほかはさすがシナトラ、聞いたことがありました。
“Strangers In The Night”が流れ出すと思わず良いとおもったら、ジャケに自身が「シナトラのレパートリーで最も好きな曲。」と書いてありました。聞きこんで歌いこんで、微妙なところまでシナトラが浮かびます。私もこの歌がヒットしたころ大好きで良く聞いていたから、TOKUと同じ思いなのです。
あとは問題“My Way”ですが、ミステリーと同じ、ネタバレはいけません。TOKUが枯れて良いし、全然問題ありませんでした。
スティービーの時のようにノリノリにはなりませんでしたが、なんだかほんのりうれしく、穏やかで幸せな気持ちになれるアルバムで、シナトラとならんでTOKUも2枚保有になりました。
Dear Mr.SINATRA / TOKU
1. The Best Is Yet To Come
2. I’ve Got You Under My Skin featuring Advanced Music Gallery
3. The Lady Is A Tramp featuring 別所哲也
4. Fly Me To The Moon featuring ロン・カーター
5. I’m A Fool To Want You featuring エンディア・ダヴェンポート,溝口肇
6. Five Minutes More
7. Strangers In The Night
8. My Way featuring Zeebra
9. For Once In My Life featuring Advanced Music Gallery
10. The Good Life
11. One For My Baby
12. Shine On