JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

副大統領暗殺 リー・チャイルド 著 青木創 訳

2025-01-30 16:59:42 | 
 

ジャック・リチャーをシリーズにした本は2024年までに28作出ているそうだけど、そのうち翻訳されたのが14タイトル、ほとんど読んでいてこの作品は2002年発表のものらしい。作品の発表と翻訳出版の時期がばらけているので、ちょっと戸惑う。今回読んだものとか、一つ前の「消えた戦友」など、リチャーいきがいいと思ったら、執筆的には初期に近いものだった。
話はリーチャーの亡兄ジョーの基恋人のシークレット・サービスから次期副大統領の警護の依頼を受けるはなしで、元部下のニーグリーが助っ人にはいるのが良い。
読み始めて2頁目からちょっと

「いつやればいい?」と尋ねた。
「できるだけ早く」彼女は言った。
リーチャーはうなずいた・ボックス席から立ちあがる。
「十日後に連絡する」という。
「返事を伝えるために?」
リーチャーは首を横に振った。「結果を伝えるためだ」

と2ページ目から事件は始まって、わかりやすい文章でどんどん展開していくのは気持ちが良い。後半シークレット・サービスや警察の組織の健闘場面があって、そこだけちょっとかったるかったけど、リーチャーは強い。
残りが10冊以上あるってどうするんだろう。
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告発者 ジョン・グリシャム 著 白石朗 訳

2025-01-07 16:05:24 | 
 

ジョン・グリシャムはあまり得意な作家ではないけれど、ちょど手元にほんがなかったので、ショップで見つけて買った。
登場人物も多くて、最初手間取ったけれど、下巻100頁こえたあたりからFBIが絡んで規定途端におもしろくなって、そこからはすんなりとゴールへいった。
話の方は判事の不正を調べる「司法審査会」の捜査官トレーシーを中心とする話で。マクドヴァーという情勢判事と、マフィアがフルになって先住民の経営するカジノでの不正と殺人を暴いていくかなし。
捜査権の乏しい「司法審査会」がFB Iを巻き込んで大掛かりな捜査にしていくところが読み応えかな。
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復活の歩み リンカーン弁護士 マイクル・コナリー 著 古沢嘉通 訳

2024-11-18 09:43:45 | 

マイクル・コナリーの一連の作品が大好きだけど、今回はリンカーン弁護士がメインのようだ。
それでもハリー・ボッシュがほとんど準主演だし、初めにはレイネ・バラード刑事も登場し、ここのところのコナリーのいろいろが纏まりつつある作品になっている。
話はリンカーン弁護士が主役で彼の語りの表現になる。冤罪で投獄されている人の弁護をするプロジェクトとして動き出したマイクル・ハラ―とハリー・ボッシュの話になる。この二人、これまでも作品の中でやりとしてきたが、無実なのに投獄されている人を助けるプロジェクトで仕事を始める二人が活動する。
上下2巻はいつもだけれど、なんと下巻後半になったら、ページが止まらなくなった。これは久しぶりのこと、ほとんどが法廷を場面にしているのがさすがだった。
ここのところ本を読み切るのが大変だとおもいだしていたので、この勢いはとても嬉しい。

お話は投獄されているが、無罪の女性を、保安官の闇組織から救い出すという話だけれど大枠わかっても、場面の展開や表現がすばらしくて引き込まれる。久しぶりに(後半)ページがとまらない。いやほんとに久ぶり。

ボッシュも登場するので、ボッシュがジャズを聴くところがある。そこを抜き書きで。
 レコードプレイヤーのそば棚で立ち止まり。レコード・コレクションをぱらぱらとめくっていき、母親が気に入っていた一枚である古いレコードを抜き取った。ははが亡くなる1年前、1960年にリリースさらたそのアルバムは新品同様に維持されていた。ボッシュの長年にわたる扱いは、そのレコードを録音したアーティストだけでなく、母への敬意に裏付けられたものだった。
 ボッシュは『イントロデューシング・ウエイン・ショーター』の2曲目に慎重に針をおとした。~〈カタリナ〉のテオから届いたボッシュ宛のメッセ―ジでは、ショーターが亡くなったと伝えていた。

もう一つ

 道中、ボッシュはお気に入りのジャズ演奏のプレイリストを全部聞いた。キャノン・ボール・アダレイからジョー・ザヴィヌルにいたるまで。最後のザヴィヌルが作曲した代表的なフュージョン曲、ウエザー・リポートの「バートランド」で締めくくったのと同時にボッシュの車は・・・・

今回ハラ―が主役だけれど、ボッシュは主役を食うほどの活躍だし、ハラ―弁護士の法廷はハラハラする展開で、下巻で法廷が始まったあとは、久しぶりにページが止まらなかった。

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死の貝 日本住血吸虫症との闘い 小林照幸 著

2024-10-26 15:03:07 | 


良いノンフィクションとして推薦されていて文庫だったので手に入れた。
腹に水が溜まって、ハラだけ膨れ、やがて動けなくなって死に至る病気があったことをほとんどしらない。
山梨県広島県九州筑後川流域など、地域的にあったビ地方病として名前は違えどあった病気”日本住血吸虫症”。
原因も解らず対応のしようがなかったその地方病の原因から病気の発生過程、駆除の研究、実施、撲滅までを丹念に綴った大変な労作。
この病気が患者は1978年山梨県での感染者が最後で、1996年に撲滅が宣言されるわけだけれど、それこそ私が子供のころには発生していた病気。

日本住血吸虫はミヤイリガイ(宮入貝、別名:カタヤマガイ)という淡水産巻貝を中間宿主とし、河水に入った哺乳類の皮膚より吸虫の幼虫(セルカリア)が寄生、寄生された宿主は皮膚炎を初発症状として高熱や消化器症状といった急性症状を呈した後に、成虫へと成長した吸虫が肝門脈内部に巣食い慢性化、成虫は宿主の血管内部で生殖産卵を行い、多数寄生して重症化すると肝硬変による黄疸や腹水を発症し、最終的に死に至る。(ウィキペディア)

この2行の説明文の全ての過程の発見と、その後の撲滅までの道のりが解る。
生きてきた時代にこのような闘いがなされてきたこと、それにたずさった人々の計り知れない数の努力に感謝の念が生まれる。

それにしても水田や川などのいれた皮膚から感染してしまうのは、知らないことだったけえれど恐ろしさを思う。
たまにはこのような本も読まなければと心しよう。
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俺たちの箱根駅伝 池井戸潤 著

2024-10-07 22:31:20 | 
 

ここ数年、年の初めの2日、3日はほとんど箱根駅伝を観ている。来年はどんな作戦を見せてくれるのか楽しみだ。
その箱根を池井戸潤が小説にした。本選出場を逃した古豪・明誠学院の4年生、青葉隼人を主人公にし、学生選抜のキャプテンとして本選までの物語。小説だからどのようにも書けるけど、そこは池井戸潤、TV中継の準備、本番とを組み合わせて、さすがお上手。
大日TVのアナウサー辛島文三が良い味で、実況のコメントのところでは毎回ウルウルと来てしまった。
箱根駅伝のおなじみ参加チーム青山学院、駒澤、東洋、早稲田、順天堂、筑波、神奈川、国学院、拓殖、法政、中央、山梨学院、帝それと隼人のいる巻頭学生連合、それに強豪校として関東大学、東西大学という大学チームがさんかしている。
本選スタートから面白さが一気にあがって、本物以上のドラマが(あたりまえか)展開、それは読んで下さい。
創造の2チームが絡んで展開するのは良いのだけれど、結果の順位にはちょっとな~。これ読んでいる人、「小説だけどな~」と思う人多いかもしれない。
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日航123便 墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る 青山透子 著

2024-09-14 11:19:20 | 
 

森永卓郎氏が書いた「日航123便なぜ墜落したのか」という本を買おうかと書店にいったら、横に置いてあった本がこれ。
なぜかこれを先に読んだ方が良いと思って買ってきた。それは正解だと思う。
著者は元日本航空客室乗務員、123便の機体にも何度も乗り、事故で亡くなった乗務員からたくさんの指導を受けてた同僚の人。
共に希望を持ってお客の安全を願って業務していたのに、そのお客、同僚をなぜ失ったのか、そのことを明らかにしたいという意思で調査を始めたのだろう。
著書に「日航123便 墜落の波紋」「日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす」「JAL裁判」、以下文庫「日航123便 墜落の真実」「日航123便墜落 疑惑のはじまり」「日航123便墜落 遺物は真相を語る」 がある。

同僚と顧客をその事故でなくした著者が、どうしても明らかにしなけらならないという使命感が存在するのではないでしょうか。
1985年8月12日、羽田発大阪行きの日航ジャンボ機が群馬県、御巣鷹山に墜落したことは、もちろん覚えている。
記憶としては4名の(特に女の子が救出された)ということの記憶が大きい。そして記憶にある事故原因については以下に説明された報告だと思っていた。(当時の新聞記事資料)

ボーイング社の修理ミスが原因で後部圧力隔壁に疲労亀裂が生じて破損、それに伴う急減圧が生じたことで垂直尾翼のなかを突風が吹いて吹き飛ばされたことが墜落の原因と推定される。と事故調査委員会が結論づけた。

著者の基本はこのことに尽きる。(著書からの引用)

 遺族の方のみならず、あの飛行機に偶然乗って人生を強制的に終わらせられた乗客にとって最も知りたいことは、どうして自分たちが死ななけらばならなかったということではないだろうか。

再び記述から

 この32年間、墜落に関する新聞記事等の膨大な資料を、現在から墜落時まで時系列にさかのぼって読み込んでいくと、そこに見えてきたものは、これはこれは未解決事件であるということだ。後から次々と重要なことが判明しても再調査はしない、無視をする、という方針を持ち続ける運輸省安全委員会の姿勢もさることながら、日本人の特質なのか、何かを隠し通すことが美徳であるという勘違いによって、嘘を突きとおすことに慣れてしまっている狡さが関係者に蔓延しているのでないだろうか。

出た!、運輸省安全委員会、この記述はちょっと前に記事にした「黒い海」の記述ではありません。でもまるで一緒。

著者は多くの証言んを積み重ねることによって、この本で疑問を示している。ちょっと長いけれど私も知らなかった疑問が提示されているので、そこを引用しておこう。

○ 完全炭化した遺体から推測できることとして、ガソリンとタールを混ぜたゲル化液体を付着させる武器(火炎放射器《筆者注》)を使用した可能性  
  があるのでないだろうか。
○ 非発表のファンム二機による墜落前の日航123便追尾が明確になっている。
○ 墜落直前に赤い飛行機と思われただ円や円筒状に見える物体を目撃した人がいる。
  
 この3点が物語ることは、武器を持つ自衛隊や米軍が関与していると思わざる得ない、ということを明記しておきたい。

以上の疑問点を本書では証言をもとに順に記述されているわけだが、そちらはお読みになっていただけたらと思う。

運輸省安全委員会、もしくは世の中を統制しようとする人は、どうしてこうなのかとと思う。

森永卓郎氏の本も、読んでいて買おうと思い買ってきた。一緒にしようかと思ったけれど次にします。
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黒い海 船は突然、深海に消えた  井澤理江 著

2024-09-02 15:51:23 | 


2022年に講談社から出版されたドキュメンタリーだが、紹介を読んで、図書館に予約した。半年ぐらいなって順番が回ってきた。
まず第一に著書にするには難しい題材にたいして、臆することなく進む姿に著者、井澤理江氏に敬服をする。
内容は2008年に起きた、漁船の沈没事故についての話になる。



別の取材で著者が、この事故(事件)の当事者の酢屋商店社長の野崎哲氏(沈没した漁船の船主)に出会うことから始まる。
著者は、まるで知らなかった事故について不審に思う野崎氏の話に興味をもち、調べ始める。その調査の過程と著者の考えが、このドキュメンタリーに記される。

沈んだのがこの漁船、就航間もない見た目には立派な漁船だと思う。



 銚子沖の洋上で”パラ泊”という航法で停泊していた第58寿和丸が突然姿を消す。ちょっと品からの引用。

 幾度となく海の事故を観てきた古参の漁協職員たちも解せなかった。あの程度の気象状況で、なぜ突然135トンもの船がひくり返ったのか。それに沈むまでの時間が短すぎる。
 事故直後に僚船が現場海域に到着した際、風は10メートル、波の高さは2メートル程度だった。漁師にとって、遭難を懸念するような天候ではない。気象庁の基準によれば、会場では畔の強さが13.9メートル以上とよそkされた場合に、最も下のランクの「海上風警報」がでる。17.2メートル以上で「海上強風警報」。24.5メートル以上が予想されると、「海上暴風警報」だ。
 大道(3人の生存者の1人)は「漁を控えるのはかぜが13メートルを超えたとき」と言う。だからこそ、そんな強い風でもないのに、パラ泊にはいったのがうれしかった。

3人が救助され、4名が死亡確認、13人が行方不明になった。生存者の3名の証言から、助かるまでの状況は、そのすさまじさは本を読んで欲しい。
2回の衝撃と衝撃音から海に投げ出されるまで、2分ぐらいだったと3人は言う。

事故の報告が運輸省運輸安全委員会から報告されたのは3年後の東日本大震災から1か月の時、事故の原因は”波”とされた。事故の後に流れ出ている油のりょうから、何らかの衝突事故が起きたのではと推測もされたが、それを完全に否定するものだった。そして調査項目までが非開示、油の量推定も方法の間違えが指摘される。何らかの衝突、それを著者は潜水艦が相手だったと推測していく。多くの潜水艦による事故もあらいだされる。しかし検証のできる船は5800メートルの海の底、地元議員や多くの署名をあつめて、海中捜査を嘆願するも却下された。

今後の安全を確保するために真摯な調査がなされたのだろうか。17人の命が失われたこの事故に新たな展開はあるのだろうか。
証明する証拠を持つことが出来ないこの事故に対して、著者はこの本の上梓後も諦めてはいない。この本の才魚の1行。

 取材の道のりは長いが、望みは捨てていない。



 
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これで死ぬ 羽根田 治 著

2024-08-23 21:27:16 | 


副題に”アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集”とあって山と渓谷社からでているので、ある意味まじめに読む本と思って借りてみた。
山や海や川アで起こる事故の事例と、予防策がならんでいる。確かに一つ一つおこったら大変なことだから、きちんと読むべきだ。
ほんの方はどこから読んでも良いと書いてあるので目次で読むところを捜していく。

 

1章「山で死ぬ」の最初”転倒して死ぬ”はありそうだなと思って読むけれど、順盤に見ていくと、どうも遭遇しないだろうとおもうことがほとんど。”毒ヘビに咬まれて死ぬ”とか“ため池に落ちて死ぬ”とか何とも勘弁願いたいけど、どうもそのような目に遭遇しそうにない。
この本の装丁活動は、登山、はいイング、キャンプ、山菜・キノコ採り、スキー、スノボ、マリン・スポーツ、磯遊び、釣り、海水浴などだから、この年のこちらにはあまり関係なかったか。

”もちをのどに詰まらせて死ぬ”とか”階段から落ちて死ぬ”とか”風呂で寝込んで死ぬ”とかそうゆうのがこちらには必要で、主婦の友社ぐらいで出してくれないか。
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ラブカは静かに弓を持つ 安壇美緒 著

2024-08-10 14:11:03 | 


本の外表紙を見てもわかるようにチェロを弾くこのものがたっりだろうと借りてみた。今年の本屋大賞の候補作だった。
全日本音楽著作権連名に努める橘樹という25歳の男が主人公でこの子は5歳から13歳までチェロを弾いていた。あることでチェロをやめていたけれど、大手音楽教室を運営するミカサの教室にスパイとして通うことを支持される。音楽教室での著作権料の支払い問題での教室の授業内容の調査目的だった。
教室に通うようになって、やがてチェロの魅力にひかれだし、という話。
この本もちろんチェロということでかりただけど、あまりこの主人公には思い入れが持てなかった。子供のころの体験(誘拐されかけた)がトラウマになっていて、性格もストレートということがなく、不眠症、引っ込み思案でどうも暗い。そしてしていることは教室での行使の盗聴と素直なチェリストとは言えない。
この作家が実際にチェロを弾くかどうかもちょっと疑問で、もし引くとなればもうすこし、演奏のことが表現されたような気がする。
でもチェロの小説なんてすくないからまあ、楽しめた。

一か所チェロのことの記述で心に残った個所。

 「 そして運指に気をやり過ぎない、と浅葉(チェロ講師)が手本でチェロを弾く。
  とにかくチェロは弓なんだ、というのが浅葉の口癖で、もう何度、同じセリフで注意されたかわからない。」

これは頭にいれておこう。
  
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スピノザの診察室 夏川草介 著

2024-06-09 16:51:04 | 
 

作家山本文緒のガンになっての終末を綴った本と訪問看護士森山文則の終末と多くの看取りのドキュメントを読んで、ちょっと重たかった。
まるで違うところに飛ぶのも手だけれど、これで少し癒やされるかもしれないと買ったのがこの小説。本の帯で女優宮崎美子がこう言っている。「願わくば人生の最期に、こんなお医者さんに巡り合いたい。」
話は「エンド・オブ・ライフ」で、森山文則が務めていた診療所と同じ京都の小さな病院が舞台。
”その医師は、最期に希望の明かりをともす・・・。”というのが帯。
主人公は最高峰の大学病院の先端医師から、妹の死により甥っ子の育児を目的に小さな原田病院に身を移した雄町哲朗主人公。
内視鏡処置に抜群の知見と技術をもつ医師が、地域のそれこそ看取りが大きな仕事になる医院で、その意義を見出したというような話。
特に大問題(事象は生死の話だけど)が起こるわけではなく、淡々と人の死も起こっていく。
フィクションだから、これまでのドキュメントよりも、もちろん軽い。ちょっとTVドラマを見ているようなところがあるが、まっ、気楽でいいか。
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