「ITACA」というアルバムでとても音が良いアコーステック・ギターだったのでもっと聞きたくなってさがしたら同じベーシストにドラムスを加えたトリオのアルバムがあったのでポチッたら翌々日には届きました。
アルバム見ると3人名義のイタカの5年前のアルバムでした。
1曲目、高い空の上から響くような広がりのあるギターのメロディ、そこに落ち着いた良い音のベースが絡みます。
2曲目はパーカションのようなドラムスから、ギターは12弦ギターに変わります。
3曲目、再びナイロン弦とベースのデュオから、ドラムスはそれをサポートするような一寸ひいてバックします。
5曲目ベースとの思索的インタープレーは同じ弦楽器のとても近しい感じです。
6曲目も引き続きベースとギターがまるで肉親が会話しているような落ち着いた雰囲気です。
この二人かなり一緒に演奏しているようです。
7曲目、朴訥なところもあるベースがチャーリー・ヘイデン風のところもあり、ギターはナイロン弦だから「ミズリーの空たかく」を思い出させます。
そうなるとこのアルバム、ぺオの出身でもある「サルディーニャの空たかく」と呼びたくなりました。
あのアルバムが好きだった人にはかなりアピールすると思います。
Amada / PEO ALFONSI
Peo Alfonsi(classical-g,12 string-g)
Salvatore Maiore(b)
Robert Dani(ds)
Recorded At Arte Suono Studio, Cavalicchio, Udine, Italy, February 24&25, 2005
1. Gouache
2. Alesa
3. CF6
4. Rinrinha
5. Tempi Duri
6. Pardon R.
7. Clochard
8. Dominga
9. Face
10. Geronimo
11. Amada