久々にジャケ買いをしてみた。
線路の向こうに海がみえて、手前にカモメ、イタリアのアルバムで楽器編成も金管アンサンブルにチェロなんかも入っていて、
だから想像するに、地中海、Egeaのサウンドみたいなサウンドかなと想像しました。
予想だけじゃない、録音は美音落ち着いた、ステファノ・アメリオだから、まず安全ということでの購入です。
ウラジャケがこんな
見開きがこんな写真
ゴミ箱見たいのや、傘、これで気が付くべきでした。
1曲目、音が流れ始めると、予想との違いに飛び上がりました。
こりゃあ・・・とタイトルに書きましたが、こりゃあ・・・の後に続くのは
“あまちゃんじゃないか”です。
地中海と想像したのはまちがえで、これは東北の海です。
これを作曲したのは、イタリアのギタリスト、ドメニコ・カリーリで、これは毎朝「あまちゃん」を見ていたのだろうと確信しました。
と嘘はかけない、このアルバム2012年暮れに録音さてているので、あまちゃん放映より前、と言うことであまちゃんの音楽を担当した大友良英氏がこのアルバムを聴いたことを確信したのです。ってそちらも違うみたい、このアルバムの販売は2014年だからそちらもなさそう。
ってことで、ファースト・印象の違いにこっちがこじつけになったけれど、それにしても似ている。
同じようなアレンジってあるのですね。
ということで、あまりの違いにショックを受けて、しばらく置いてありました。
記事にするという責任上、もう一度きちんと全部聞いてみました。
「CAMERA LIRICA」というのが、ドメニコ・カリーナが作ったこのアンサンブルの名前だそうで、コンテンポラリーな現代サウンドというか、「あまちゃん」よりもちょっとシリアスなドラマのテーマ曲のようです。
もちろん気に入る人はいると思います。そうとわかって聞けば、アンサンブルもこったところもあるし、ということで、タイトルはこっちの勝手な突っかかりでした。
CAMERA LIRICA / DOMENICO CALIRI
Piero Bittolo Bon sax alto, clarinetto alto Eb, flauto
Guido Bombardieri sax alto, clarinetto Bb, flauto
Christian Thoma oboe, corno inglese
Francesco Bigoni sax tenore, clarinetto Bb
Beppe Scardino sax baritono, clarinetto basso
Glauco Benedetti tuba
Pasquale Mirra vibrafono, xilofono
Fabio Costantini chitarra elettrica
Alfonso Santimone pianoforte, korg ms-10
Francesco Guerri violoncello
Federico Marchesano basso elettrico, contrabbasso
Federico Scettri batteria
Domenico Caliri direzione, chitarra elettrica
1. Baccanale (allegoria sonora in cinque quadri)
Quadro I (l'invito e la partenza)
2. Quadro II (l'ingresso e gli incontri)
3. Quadro III (il padrone e le baccanti)
4. Quadro IV (libagioni e menadismi)
5. H Song
6. Mouse
7. Oswiecim (K Song) dedicated to Primo Levi
8. Initìnere (4 danze storte)
9. Baccanale Quadro V (il ritorno e il ricordo)