JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ジャズ棚のチェロ その3  CELLO EYES / Jin-Kyung Chee

2015-01-31 21:23:50 | 聞いたけどCDどちらでも


ジャズ棚で見つけたチェロで一番あれれと思ったのがこれ、韓国のJin-Kyung Cheeという女性チェリストの演奏ですが、これは完全にクラシックのアルバム。
だからあれれだけれど、想像するに私のように普段はジャズのジャンルをうろうろしている人が、実はチェロも好きで持っていたチェロのアルバムを処分したのでないでしょうか。
そんなのは、正当ジャズファンは拾うわけもなく、たまたまその店に行った、特異体質(ジャズフロアにとって)の私がたまっていたそういうのをまとめ買してきたのではないでしょうか。

そういう意味であるチェロが好きなジャズ・ファンのアルバムを受け継いだのではというのが推理であって、なんだか名探偵(こないだTVでやっていた)になった気分です。

そうは行ってもクラシックで、ちょっと演奏若いんじゃないのと思いつつ、これもあまり聞きそうにありません。

CELLO EYES / Jin-Kyung Chee

Chee, Jinkyung CELLO
Young-Ha Jung PIANO

01. Sonata In F Major (A. Vandini)
02. Sonata In D Major (2-5) (B. Marcello)
03. Sonata In E Major (6-10) (G. Valentini)
04. Sonata In G Major (11-13) (G.B. Sammartini)
05. Sonata No.3 I8n G Major (14-15) (L. Boccherini)
06. Sonata No.5 In E Minor (16-19) (A. Vivaldi)
07. Variations On A Theme By Corelli (Guiseppe Tartini)

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雪の個室で Hold / Arni Karlsson

2015-01-30 21:32:38 | 聞いてますCDおすすめ


本日は朝から雪模様です。通勤は普段車ですが、首都圏下手するととんでもないことになるのでどうしようかとも思いましたが、屋根が若干白くなっている程度なので車を選びました。
通勤途中はCDをきいているので、今日フッと選んで持ってでたのがこのアルバムです。

blogをはじめて、知り合いになった方が何人かいますが、新鋭の来日情報など教えてくれて、そんな会場で年何度かお会いする方が、昨年送ってくれたアルバムでした。
私などまるで知らないピアニストのアルバムですが、それをアイスランドから仕入れてしまうこのお知り合い恐ろしいというか、頼もしいというか、たぶんこのアルバムは日本では入手困難だとおもいます。それがなんとサイン入りということで、この方とはいつも来日ミュージシャンのサインもらいまくりをしているので、そこまで気にしていただきました。



アイスランドで活躍するピアニストで、2001年から出ているアルバムの4作目2014年のアルバムです。
そして今日、雪が周りで待っている中で聞きだしました。
1曲目“Pillow Talk ”は優しいふれあいのような曲、2曲目はキリッとした若々しい感じがします。
で雪の車の中で聴いているのですが、これが大正解だと感じ出しました。

雪って乾燥した中を伝わる雑音を吸収してくれるので、普段よりも聞きたい音だけが届いてくると思います。まさに今日がそれ、このピアニストの演奏だけが車の中に漂うのです。
ピアニストが拾い出した音節は聞いているこちらが望むだけ漂い、別の音節と絡み消えていく様なそんな世界が広がります。

このピアニスト右手の音の美しさと、左手の和音の心地よさが特徴でしょうか。
静謐というか、雪の中で音が浄化されて漂っているような美しさです。
バスどらがドドンとか、スネアがカーンとかない(ドラムスも結構叩いているけれど)そんな曲が多い一枚です。

ですからそうゆうところで統一されているとも思いますが、本日は大正解でした。次のアルバムも聞きたいのでぜひ道をつけて欲しいものです。

一寸難しい聞き方になりますが、雪のかまくらの中で聴のが一番良い聞き方です。



そんなことを考えていたら、このピアニストのお国、氷のホテルがあるところ、こんな世界でしたから、まんざら氷が先で生まれたフレーズかもしれませんね。



Hold / Arni Karlsson

Árni Karlsson, piano.
Þorgrímur Jónsson, double bass.
Scott McLemore, drums

1. Koddahjal / Pillow Talk
2. Sólargangur / The Way Of The Sun
3. Tímans skaut / Time
4. Hraukar / Hraukar
5. Morgunroði / Morning Glow
6. Útsýni / View
7. Kistan / The Chest
8. Petra / Petra


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ジャズ棚のチェロ その2 FROM GRONINGEN TO MULHOUSE / ITALIAN STRING TRIO 

2015-01-29 21:46:22 | 聞いてますCDいいと思う


ジャズ棚に在ったチェロその2は最初あれれと思った一枚。1993年の録音でオランダのGRONINGENとフランスのMULHOUSEでの、ツアー録音のようです。
出だしあららと思ったのは、古典的なでだしでなく、モダンもしくは現代的な音ではじまったからです。
これクラシックな人たちだよなと思うのもあたりまえ、Italian Instabile Orchestraのストリングセクションのトリオで、フェスでの演奏ということでジャズ棚にはいっているのかもしれません。

1曲知ったメロディが出てきますが、あとはどうやらメンバーの作品群のようで、ずっと聞いていくと、こえかなりインプロしているのがわかってくるのでこれでジャズかと納得したのであります。

FROM GRONINGEN TO MULHOUSE / ITALIAN STRING TRIO 

Cello– Paolo Damiani
Double Bass– Bruno Tommaso
Violin– Renato Geremia

Suite
1 La Canzone Di Re Ludovico (Antecedente)
2 La Canzone Di Re Ludovico
3 Gioco
Suite
4 Passi
5 La Pieghe Del Cuore
Suite
6 Rencontres
7 La Canzone Di Re Ludovico (Conseguente)
8 Bis
9 Tris
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2極の線上 Imaginary Cities / Chris Potter Underground Orchestra

2015-01-28 22:28:59 | 聞いてますCDおすすめ


クリポタのリーダー・アルバムは、すべてではないけれど、拾ってくる。ECMからのは初めてだけれど、Underground Orchestra名になるので、クリポタの意思もしっかり入っているだろうと想像しています。

1曲目、アルバムの始まりがチェロの響きからで特にうれしい。JAZZ棚で見つけたチェロというのを一寸続けて書こうとおもっているから、これもその1枚、それもかなりしっかりしたアンサンブルのチェロの始まりです。
2曲目から5曲目までが“Imaginary Cities”という組曲で、タイトルだし、まさにメインのつながりだと思う。
1曲目が序章のような抑えたはじまりでから組曲Pt・1へ、整ったアレンジの上に流れるテナー、ここでの印象は先ず“抑制”。反対の言葉として“発奮”なんてのがあって、クリポタといえば、そちらがぴったりくるので、このアルバムその2極の上手い位置取りをしているアルバムだと思う。
2曲の直線の中に、フレージングとリズムを詰め込んだような、Pt・2、Nate Smithのドラムスのなんか、録音レベルは抑えているのだろうけれど、とどろきわっていて、Steve Nelsonの切れるようなVibなど、聴くほどに抑制したアレンジと熱帯びたリズム、フレーズがこれはこのレーベルだからの完成とうなってしまいます。
この序章から組曲の密度の高さは、これクリポタのインテリジェンスだなと思います。


Chris Potter (ts,ss,b-cl)
Adam Rogers (g)
Craig Taborn (p)
Steve Nelson (vib,marimba)
Fima Ephron (el-b)
Scott Colley (b)
Nate Smith (ds)
Mark Feldman (violin)
Joyce Hammann (violin)
Lois Martin (viola)
Dave Eggar (cello)

1.Lament
2.Imaginary Cities - Pt. 1, Compassion
3.Imaginary Cities - Pt. 2, Dualities
4.Imaginary Cities - Pt. 3, Disintegration
5.Imaginary Cities - Pt. 4, Rebuilding
6.Firefly
7.Shadow Self
8.Sky



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ジャズ棚のチェロ その1  Duets / OMNI UNO  

2015-01-27 21:50:59 | チェロ無難


チェロへの関心が多くなっているのはしょうがないことで、比率が変わってしまっているのは申し訳ない感もあり、基本であるジャズからはできるだけ関連付けようと苦肉の策。
ジャズの中古屋さんでチェロの入っているものをみつけると、基本的に買ってしまいます。
それがだいぶたまったけれど、なんでとかと思うものも含めて、ジャズの棚でみつかったアルバムということで並べてみることにしました。基本はジャズのショップで見つけたアルバムです。

まずはこのアルバム、どうやらご夫婦のようで、まあほんとのところは解りませんが、ポートレートからはとても仲の良さそうなご夫婦です。



パットメセニーが"Very nice CD! Together, they make something beautiful happen"なんて賛辞を送っているアルバムです。これはどまんなかチェロが主役だからと大喜びで買った一枚です。

でどうかと言うと、チェロを始めて良い音、良い演奏のチェロをたくさん聞こうと、新しいのや中古を漁って、去年紹介した時からも十数枚ふていて、それらを聴くことがとても多く(特に藤森亮一氏のアルバムなどは6枚にもなって、それもソロの演奏がおおい)そちらが耳になれているので、残念ながらこの奥様の技術は聞き惚れることちょっと。

夫婦で音楽をということではオクサンのバイオリンと一緒に弾いたことはあるけれど、それはあくまでお楽しみ、このデュオもお楽しみがアルバムにはなっているのだろうけれど、残念ながらこれを選んでチェロをきくというのは今となっては残念ながらということで、
良いご夫婦だとはおもうのですが。

Duets / OMNI UNO

Nura Stone - Cello
Neal Stone - Electronic keyboard

1. Night Muse
2. S Car Go
3. Dolphin Dreaming
4. Bluebell Park
5. Cricket Serenade
6. Raymore
7. Almond Eyes
8. Lucile
9. Toucan Fly
10. Ernesto
11. My Place

Nura Stone - Cello
Neal Stone - Electronic keyboard
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13回忌と今年初

2015-01-26 19:42:29 | その他
BLOGのアップの間が開いてしまったけれど、特に問題が発生していたわけでなく、ただサボっただけでした。
というか、新しく練習という項目がふえているので、そちらの方が必須となっているのでアップ忘れの発生度が増えそうです。
先週末の人間ドックを無事すましたら、亡き父の13回忌を無事済ませました。


その後の食事会は下見もしたところで、息子夫婦2組もきてくれてこれ楽しみにしていました。



量は多くなくて、良いものをとお願いしてありました。



長井産地スズキのカルパッチョ 鎌倉野菜のサラダ



鴨胸肉の燻製 生ハム 三浦大根オーブン焼き



小柴産太刀魚のセモリナ粉揚げ



パスタ ファルファッレ 海老、アサライ、鎌倉産白カブ、フレッシュトマト



長井産ホウボウとホタテガイのオーブン焼き



藤沢湘南豚ロース肉 ポルチーニ茸の白ワインソース



ドルチェ
関西から来ている息子夫婦は正月につづいてわが家泊、夜ご飯は息子が作ってくれて、これ驚くべきことです。
その息子はサッカーの試合があると朝早く知らないうちに帰っていきました。でもオヨメサンは少し残って、約束していたお昼へ行きました。
私だけ早く出て、1番に並ぶのが恒例になってきました。
途中こころウキウキしながら春を見つけました。



今年初めてのいつものお寿司、一番に並ぶのはいつもの席で落ち着きたいから、そしてここのところそこでいただいています。



平目からはじまって、鯛とかいろいろ、オヨメサンも一杯飲みながらのひと時。







一通りいただいた後に幾つかお好みがこの頃の流れ、ですからコースの倍時間を使います。

今日は小柱と鯵と定番アナゴ2種で締めでした。







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こりゃあ・・・・  CAMERA LIRICA / DOMENICO CALIRI

2015-01-22 22:46:17 | 聞いたけどCDどちらでも


久々にジャケ買いをしてみた。
線路の向こうに海がみえて、手前にカモメ、イタリアのアルバムで楽器編成も金管アンサンブルにチェロなんかも入っていて、
だから想像するに、地中海、Egeaのサウンドみたいなサウンドかなと想像しました。
予想だけじゃない、録音は美音落ち着いた、ステファノ・アメリオだから、まず安全ということでの購入です。

ウラジャケがこんな



見開きがこんな写真



ゴミ箱見たいのや、傘、これで気が付くべきでした。

1曲目、音が流れ始めると、予想との違いに飛び上がりました。
こりゃあ・・・とタイトルに書きましたが、こりゃあ・・・の後に続くのは“あまちゃんじゃないか”です。

地中海と想像したのはまちがえで、これは東北の海です。



これを作曲したのは、イタリアのギタリスト、ドメニコ・カリーリで、これは毎朝「あまちゃん」を見ていたのだろうと確信しました。
と嘘はかけない、このアルバム2012年暮れに録音さてているので、あまちゃん放映より前、と言うことであまちゃんの音楽を担当した大友良英氏がこのアルバムを聴いたことを確信したのです。ってそちらも違うみたい、このアルバムの販売は2014年だからそちらもなさそう。
ってことで、ファースト・印象の違いにこっちがこじつけになったけれど、それにしても似ている。
同じようなアレンジってあるのですね。

ということで、あまりの違いにショックを受けて、しばらく置いてありました。

記事にするという責任上、もう一度きちんと全部聞いてみました。
「CAMERA LIRICA」というのが、ドメニコ・カリーナが作ったこのアンサンブルの名前だそうで、コンテンポラリーな現代サウンドというか、「あまちゃん」よりもちょっとシリアスなドラマのテーマ曲のようです。
もちろん気に入る人はいると思います。そうとわかって聞けば、アンサンブルもこったところもあるし、ということで、タイトルはこっちの勝手な突っかかりでした。







CAMERA LIRICA / DOMENICO CALIRI

Piero Bittolo Bon sax alto, clarinetto alto Eb, flauto
Guido Bombardieri sax alto, clarinetto Bb, flauto
Christian Thoma oboe, corno inglese
Francesco Bigoni sax tenore, clarinetto Bb
Beppe Scardino sax baritono, clarinetto basso
Glauco Benedetti tuba
Pasquale Mirra vibrafono, xilofono
Fabio Costantini chitarra elettrica
Alfonso Santimone pianoforte, korg ms-10
Francesco Guerri violoncello
Federico Marchesano basso elettrico, contrabbasso
Federico Scettri batteria

Domenico Caliri direzione, chitarra elettrica

1. Baccanale (allegoria sonora in cinque quadri)
Quadro I (l'invito e la partenza)
2. Quadro II (l'ingresso e gli incontri)
3. Quadro III (il padrone e le baccanti)
4. Quadro IV (libagioni e menadismi)
5. H Song
6. Mouse
7. Oswiecim (K Song) dedicated to Primo Levi
8. Initìnere (4 danze storte)
9. Baccanale Quadro V (il ritorno e il ricordo)
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反則じゃない PEACE / DAYNA STEPHENS

2015-01-21 21:41:41 | 聞いてますCDいいと思う


今年はなんだか寛いだ感じのアルバムに出会っている感じだけれど、こちらは昨日のフリューゲルホーンとは違って、サックス。
こちらは中古ではなくて、お仲間の記事をみてこれは良さそうと買いにいきました。
リーダーのダイな・ステファンスという人はまるで知りませんでした。

こちらもバラッド中心、メンバー、選曲が一寸反則じゃないのと思うほどで、これが素晴らしいアレンジになっていて、こちらはうれしくなります。
1曲目、H・シルヴァーの“Peace”シルヴァーでこの一枚で焼き付いているアルバムで演奏されているのを、コピーではなく、その雰囲気が懐かしく伝わってくるあたりで、1曲目でこのアルバムの良さを決めてしまう感じです。
2曲目、バリトンで“I Left My Heart in San Francisco”なんて良くやるよ、という感じもあるけれどこれが良い。こうゆうのセンスというのでしょうね。日本の中村誠一に通じる雰囲気を持っています。
8曲目“Oblivion”なんて選曲は私的には反則、ソプラノを吹いているけれど、ここではレイジのギター・ソロ、こちらがづっと聞きどころになります。
メルドーもそうだけれど、特にずるいのがジュリアン・レイジにこんなバラッドを弾かせるとこ、こちらもこの若者にホーーっという声が上がること間違いなしです。
昨日もそうなんだけれど、今年はつべこべいわないで、とにかく聞いてみて欲しいという感じです。


PEACE / DAYNA STEPHENS

Dayna Stephens(sax)
Brad Mehldau(p)
Julian Lage(g)
Larry Grenadier(b)
Eric Harland(ds)
2014年作品

1. Peace(Horace Silver)
2. I Left My Heart in San Francisco(George Cory, Douglass Cross)
3. Zingaro(Antonio Carlos Jobim)
4. The Good Life(Sacha Distel)
5. The Duke(Dave Brubeck)
6. Brothers(from the Mission)(Ennio Morricone)
7. Deborah’s Thema(from Once upon a Time in America)(Ennio Morricone)
8. Oblivion(Astor Piazzolla)
9. Body & Soul (Edward Heyman, Robert Sour, Frank Eyton, Johnny Green)
10. Two for the Road(Henry Mancini)
11. Moonglow(Will Hudson, Irving Mills, Eddie DeLange)
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全てのジャズ・ファンに MY ONE AND ONLY LOVE / ROBERT MAJEWSKI

2015-01-20 21:40:58 | 聞いてますCDおすすめ


中古屋さんで、Bobo StensonとPalle Danielssonの名前があるのと、やけにスタンダートが多いとか思いながら、ロベルト・マイェフスキという人は知らないけれど買ってみた。
で聴いてみると、これが驚いた。
ポーランドの2011年グラミー賞てきなジャズ・アルバム・オブ・ザ・イアーに選ばれたアルバムだそうで、こうゆうのがえらばれるのだと一寸うれしくなるアルバムです。
驚いたとか、こうゆうアルバムとか、かいているけれど、これは聴いてもらうかもないかもしれません。
だれに聞いてもらうかと言うと、これが誰でもいいというよりか、すべてのジャズ・ファン、ジャズ・ファンという人ならば、さまざまの感じかたをするのでないでしょうか。

1曲目、ゆったりとゆったりと、まずはそこにメロディがあることを、フリューゲルが、そしてピアノが語ります。
ほとんどが、バラッド演奏、それも名手のリズム隊がどれも、スタンダードを真正面から素直にうけとめて、心を込めて演奏している感じです。
これが続いていって、飽きるかというと、まるでそんなことがありません。
ゆっくりと語るいうことが、それ自体いかに大切か、語れば語るほど深い意味が伝わってくるのです。
特にとんがったところもなし、これで良いのだ的な演奏は、好きな人は納得だし、普段、聞かない人はこの演奏の魅力を発見すると思う。
古いLPを中心としている方々にはホーーという声が出るのではないでしょうか。

ということで、かくいう私も、驚きと、納得とホーーという全てが訪れたのでした。

MY ONE AND ONLY LOVE / ROBERT MAJEWSKI

Robert Majewski (tp)
Bobo Stenson (p)
Palle Danielsson (b)
Joey Baron (ds)

1.When I Fall in Love
2.Body and Soul
3.My One and Only Love
4.A Child Is Born
5.The Nearness of You
6.Ballad for Bernt
7.Stella By Starlight
8.Nie Budzcie Mnie
9.Never Let Me Go
2011年作品
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200時間

2015-01-19 21:59:48 | チェロ無難
以前ダイエット日記というのを書いていて、16回でつぶれてしまったけれど、それなりの効果は維持しています。
当時、体重の減り方をグラフにして効果をはかっていたけれど、それなりに楽しい思い出です。

日々努力するという意味ではチェロのレッスンも同じようなところがあります。
昨年の7月末にスタートした“チェロ無難”も19回も書いていて、既にダイエット日記を超えているのです。
チェロを上手くなるのにどれくらいかかるかということに関して書いている方が何人かいらっしゃいますが、これはある程度きちんと練習をつづけていなければ、絶対に無理というか続けていればある程度いくよというのがよりどころでないでしょうか。

総練習時間、千時間とおっしゃっている方がいて、結構納得しています。
チェロを始めて170日ぐらいたっているから、一日6時間練習してきたならば、ある程度弾ける様になっているかと想像すると、とても無理みたいに思います。
ここである程度弾けるというのは、譜面見てそれをだいたい弾くことができるとうことのようですが、いくら6時間やっても1日は1日で一杯やったら忘れてしまう部分が多い(お前だけだ)からそれは無理だろうと思います。

それでもすこしは励みにと、ダイエッットじゃないけれど、練習時間の合計をグラフにしてみました。
6か月に入って、200時間を超えたところ一日1.28時間、そうすると781日同じペースであと611日かかることになります。




そちらも気が遠くなりますが、しょうがないと言えばしょうがない、とりあえず200時間が第一歩とおもっていましたから、そういう意味ではあと4歩、恥ずかしながら書いてしまうけれど、グラフにはおけいこ回数と曲と練習曲のNoをいれています。
練習教本のほうは練習曲が109もあるからこちらも気が遠くなります。

先生はとても真面目に教えてくれて、エッ、まだOKくれないのなんて思うところもありますが、OKもらった段階で、やっぱりそうだよなとおもうので、いい先生とめぐり合ったと思っています。
いまのところ、見捨てられてはいないようで、自分なりには第2段階に入った気がしています。
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