Niels-Henning Orsted-Pedersenの参加アルバムはかなりあって、作品よってベースの音に好き嫌いが出来てしまいます。
なんでも参加していれば買うという段階はとおしこしているから、今回はどうしようと思いましたが、再発で知らないアルバム、よさそうなので拾ってみました。
とても自然な音が鳴っていてこれは大正解でした。ペデルセンを聞きたくて買ったのでまずここが大切です。
ペデルセンは結構ヨーロッパの新人ピアニストに付き合う人で、このアルバムもクレース・クローナという人のデヴューに付き合ったみたいです。
このピアニスト、このデヴュー作では右手の一寸高めのおとでのメロディー・ラインを中心に弾く人でおとなしめな左手が変な癖をかんじさせるスラッときかせる感じです。オスカー・ピーターソン系というのが一番ぴったりくるかも、ですからペデルセンも対応しやすそうです。
選曲はレーベルの意向もあったのか、ポップの曲が挟まれますが、私的にはそれほど面白いとは思わない。デヴューだから直球JAZZ曲をペデルセンとしてほしかった。
と、いまさら言ってもしょうがない。
7曲目のポップですが、のりの良い曲でピアノもスインギー、ペデルセンがまさにウォーキングとピッチカーとの凄いソロを聞かせてペデルセンの存在感充分な演奏です。
つぎの曲をベースがソロで始めるのはいかにもペデルセン、ここら辺が満足させてくれるところでしょう。
で、久しぶりにきいていると、どうもこの感覚はとはおもいますが記事に思いつく題は編です。
こちら年寄なので久しぶりのペデルセンは(それも聞いたことのない組み合わせ)新鮮で、ここの所飲んだ記憶もなくなっていますが、飲めば飲んだで昆布茶っていいもんだぁ~なんて思う感じでした。
おじいさん、これペデルセンですよ。
With A Little Help From My Friend(s) / Claes Crona & Niels Henning Orsted Pedersen
Claes Crona (p)
Niels-Henning Orsted-Pedersen (b)
1988年作品
1. With a little help from my friends
2. Michelle
3. Blowin' in the wind
4. Oppna landscape
5. Trubbel
6. Bye bye love
7. Little green apples
8. Mitt eget land
9. Musik skall byggas utav gladje
10. You are the sunshine of my life