netのショップに複数注文すると品物が揃うまで送られない場合があって、今回4枚が3か月ぐらいたって届いたら、1枚は既に市中で買っていた。前にも1度こういうことをしているから、これはボケ頭には向いていないのかもしれない、というか1枚づつ頼みなさいということか。
同じく届いた1枚はジャケも覚えていないこれでなんでだと1瞬いぶかった。
まあ、答えはすぐにわかって、わが敬愛するサックス奏者(これまで参加アルバムはほぼすべて買っているだろう)エミール・パリシェンが参加しているからだった。
Christophe WallemmeというPrysmのベーシストが企画しているアルバムだそうで、ロック・ジャズ・サウンドを追及しているそうで、パリシャン色は一寸薄い、スティーヴ・マーカスみたいに吹いてくれればいいのあろうけれどそれはしょうがない。
ギターのManu Codjiaがラインを一番作っている様だけど、この人はミッシェル・ボニータとデュオでフォーク・ロックみたいなことを演っていたから適役なのだろう。
70年代にはやったアメリカのジャズ・ロックとはちょっと違って洗練が加わった感じなんだろう2曲目、マイルスのトリヴュート・アルバムもだしているIbrahim Maaloufがペットを吹いていて、これも2017年が感じられる。エレベのソロもきちんと今の時代で悪いわけじゃない。
久しぶりにこういうアルバムを買ったということか。パリシャンが8曲目ほぼ全体を吹いてくれてこれがうれしい。
全体的にはジャズ・ロック・トリヴュートというよりは良質なフュージョン色の方が強いか。
Ôm Project / Christophe Wallemme
Emile Parisien (ts, ss)
Manu Codjia (g)
Diederik Wissels (p, fender rhodes)
Pierre Alain Tocanier (ds)
Prabhu Edouard (perc, tabla, vo 2)
Christophe Wallemme (elb, b)
Isabel Sorling (vo 3,7,11)
Ibrahim Maalouf (tp 2)
1 Back To My Ôm
2 Rock My Home
3 Kaya
4 Ma Kali
5 Le Temps Présent
6 Charly
7 Between The Bars
8 Opus 5
9 Flashback
10 Un Rêve De Cochin
11 Epic Love