JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

来年 会いましょう FACING YOU / KEITH JARRETT

2009-12-31 14:05:45 | 聞いてますCDおすすめ


1年が終わろうとしています。blogを始めて4回目の晦日です。
毎年最後のアルバムとして、少し思い入れの強いものを選びます。
去年が “1年の感謝をこめてDedication”でAlan PasquaのDedication、その前の年が“来年が良い年でありますように hope”でLars Janssonのhopeでした。
最初の年は“魔法の秘密”でリーダーではありませんが、Alan Pasquaのive at Roccoで、そんなことを考えると今年どうしたらいいか少し悩みました。
JoeyとかUriとか思いましたが、少しあらたまりたい。
それで今年は古いLPも聞けるようにしたので、このアルバムにしました。
1971年録音、キースの初ピアノソロアルバム、これが出たときの衝撃は40年以上JAZZを聴いていますがそう幾つもありません。A-1のなじみのメロディーA-3の“LALENE”も美しい曲です。
実に久しぶりに聴いているのですが、今聞いても古臭さなどまるでありません。いまのキースと少し違うと思うのは、タッチがちょっと今より硬いかなと思うぐらいです。
古いアルバムでジャケットがだいぶ痛んでいますが、この写真で行きます。
旅行に行くと出て行った息子2が、昨晩突然帰ってきました。
今日は息子1も帰ってくるので、元日には久しぶりに家族全員でお屠蘇が頂けます。
熱を出している息子に申し訳ないですが、プレゼントしてもらったみたいです。

今年のBlogもこれで最後、いろいろな方がいらしていただけて、とても幸せな1年でした。

来年も沢山の素敵なものに出会えることを祈りつつ、感謝をこめて、ありがとう。


「I'm Facing You.」


FACING YOU / KEITH JARRETT

KEITH JARRETT piano

A
1. In Front
2. Ritooria
3. Lalene
B
1. My Lady; My Child
2. Landscape for Future Earth
3. Starbright
4. Vapallia
5. Semblence

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チェロを連れねて Paris 1256 / Cello acoustics

2009-12-30 17:49:32 | 聞いてますCDいいと思う


チェロの音色をとても好きで、自分が楽器を演奏するのであればチェロだったと思うのですが、そこまで高尚な環境にありませんでした。
だからチェロと聞くと一応反応し、jazzとなるとこれは大変気になります。
このアルバムは、グループ名も「チェロアコーステック」と名乗るチェロ3本にピアノとベースの5人編成で、1993年日本ビクターから出たもので、製作は山中湖畔に拠点を置くジャズ・レーベル、jazz in 3361*BLACKで購入してから知って当時驚いたものでした。
久しぶりに聞いて驚いたのはピアノがニルス・ラン・ドーキーだったんですね。

1曲目“IT MIGHT AS WELL BE SPRING”スタンダードのっメロディーをドーキーが紡ぎ始めるとゆったりして熱いチェロのハーモニー、そのチェロたちがメロディを引き継ぎます。
2曲目“THAT’S IT ”は少し激しい高音のアルコの弦さばきに、女性ベーシストのしっかりJAZZなベースが曲を締めます。
3曲目は2曲目と同じラン・ドーキーの作品、チェロのハーモニーとピアノとのメロディの掛け合いのこの曲、ドーキーのピアノはカウンター・メロディの感じで主役は完全にチェロのハーモニーの流れです。
3曲、曲名を書いたのは2002年に再発された時に1曲付け加えられ、1曲目のスタンダードが3曲目に廻っているからです。出だしのパンチを強くしたのでしょう。
このアルバムではチェロ奏者3人がソロを弾くというより、3人のハーモニーがラインを作っていく方法で、これはこれまで聞いてきたJAZZチェロとも少し違う。とてもユニークなサウンドで、出るのが早すぎたと再発時言われました。
初販時のジャケに製作者の意図が書いてありました。まさにその通りなので少し長いけれど引用します。

「いい音色の代名詞ともいえるチェロのみでアンサンブルを構成し、これが中音域中心にサウンドを安定させる。その前をピアノの88鍵が縦横無尽に動き回る。やはり低音域はコントラバスに任せて重量感がでる。」

これまでに聞いてきたJAZZでのチェリストは覚えのある古い人でチコ・ハミルトンのところのフレッド・カーツ“Bluesands”は年よりはみんな知っている。
スウィンギーなところではクロード・ボリングがヨーヨー・マと一緒に演ったアルバムがありました。
やはりチェロの音の魅力を活かしたものでは、デヴィッド・ダーリングを一番多く耳にしているし、同じ感じではベースのマーク・ジョンソンとのデュオがあるEric・Lengsworthがいました。
テクニックや朗々とうたいあげる人には、フランコ・ダンドレアとデュオしたエルンスト・レイスグレとは今年であったし、ミリアム・マルダーの大好きなアルバムではJaques Morelenbumがとても魅力的でした。
忘れちゃいけないのは、ラース・ダニエルソンがチェロを弾くとこれがまた良い。
思い浮かんだ人はこれぐらいですが、他にだれがいましたかね。
バンドネオンのディノ・サルーシとアニア・レヒナーというチェリストが共演した「黒い瞳」というのがあるけれど、持っていません。今度はこれを探すことにしました。

そうお掃除もしたので日記します。
今日は残っていた大物、風呂場の掃除をして、後はのらりくらり、今年は楽です。
TVを見ていたら、泡を壁にかけ、2分待って水で流すだけという洗剤の宣伝があり、これ凄いねというと、買ってありました。
それを使って、ジョワーと泡を壁に吹き付けていき、かなり刺激的な匂いです。
そんでもって貧乏性ですからこすってもみたりして、でも泡かけているうちに風呂場の壁半分で洗剤なくなってしまいました。
それなので半分はバス・Mをかけかけ手で洗いました。
結果半分はいつもの洗い方、半分は新製品での洗い方で結果はよく見ていません。
後で入浴のときに違いがわかるでしょうか。

Paris 1256 / Cello acoustics

Niels Lan Doky(p)
Vincent Courtois(vc)
Paul Richard(vc)
Marie-Ange Martin(vc)
Helene Labarriere(b)
Ernie Wilkins(ar)

1.IT MIGHT AS WELL BE SPRING
2.THAT’S IT
3.FAXED
4.JA-DA
5.PASSOS AGIGANTADOS
6.YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS
7.TARGET
8.IT NEVER ENTERED MY MIND
9.KELLY BLUE
10.WHILE AT HOME ONE DAY
12.DIANA
13.POLKA DOTS AND MOONBEAMS

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

急にゆったり Yo-Yo Ma / APPALACHIAN JOURNEY

2009-12-29 18:03:31 | 聞いてますCDおすすめ


仕事収めは昨日でしたが、納会の終わった後にメールで新しい仕事の確認が来ていましたし、なぜか本日午前中はお客様のところで打ち合わせ、年明けからの突然沸いた新しい仕事が真剣、ぎりぎりまでスケジュール詰めてこんなこと久しぶりです。(でも気持ちよい年末です。)
昨日は関西からは息子2が帰ってきて、オクサンがスーツを作ってあげるということでデパートへ、昼は合流して今日の仕事のご褒美です。
息子の運転でイタリアンに行きました。
平均点以上の内容なのでお店の名前もわかってもよいでしょう。





前菜7品盛り合わせ



ワタリガニのトマトクリームスパゲティ レモン味



自家製ジャガイモのニッキョ、リンゴと4種類のチーズクリームソース
以上3品とデザート、飲み物が付いて2,400円でした。



息子2はもう一つメインをつけて3,400円。





デザート、カンゾウのアイスクリームは初めて食べました。テラミスがとてもおいしい。カプチーノにはこんな絵柄があしらわれていました。

家に帰ってもだいぶ掃除も済んでいるので気分も楽、息子2の年賀状を手伝ったりしながら音楽を聴いています。

チェロが好きなので、ジャズに関係したアルバムなど集めていると、また別のアルバムにめぐり合いました。
忘年会の会場の隣がbook何とかで、時間が少しあったので眺めていると、これを見つけました。
路上のソリストという本でYo-Yo Maの登場する部分がとても気に入ったので少し増やすことに(タンゴとかかなり広いジャンルのものを弾いていて幾つか持っています。)
Appalachianの音楽とはよく解りませんがアイルランドからの移民たちがアメリカに持ち込んだ音楽から成り立つ、ブルーグラス、カントリー&ウエスタンあるいはアメリカンフォークのルーツになるような世界です。アパラチアン山脈に沿って列車の旅をしているようです。
知らない人ですがブルーグラスフィドルの第一人者マーク・オコンナーのバイオリンとBASS奏者Edger MeyerがYo-Yo Maに加わります。
カントリーの乾いた感じのバイオリンに潤いのあるベース、中音域が流れるようなMaのチェロで、アパラチア、よく知りませんが、アパラチアの地域にいるようです。
1年の仕事を終えてホットしながら、尚且つ来年に向けて何かを洗い流し、何かをもう一度思いなおすのにとても良い音楽です。
3曲目フォスターの“ Hard Times (Come Again No More) ”という曲だそうですが、ベースとバイオリン、チェロのカントリーな流れの中、ゆったりと歌うのがジェームス・テイラー(懐かしい、日本に来るのですね)とても良い感じです。
テイラーは6曲目“Benjamin”ではギターを口笛とともに、これも良い味、一年がゆったり過ぎたわけではありませんが、それをばっさりと午前中で切ったように、今はゆったりとした時がながれます。
チェロ、ベース、バイオリンと弦を連れねて、ゆったりしたり、カントリーの乾いた雰囲気、14曲目、これもフォスターの“Slumber My Darling”という曲をAlison Kraussの歌声、これが清楚、高い音で美しい。優しく肩の辺りをなぜてくれているような開放感です。

やはり仕事区切りをつけると、急に時間の流れるが変わります。
アパラチア山脈を流れていく時間をしばらく楽しむつもりです。

もしかして、明日はお掃除日記・・・、だと思う。

Yo-Yo Ma / APPALACHIAN JOURNEY

Yo-Yo Ma, cello
Mark O'Connor, violin
Edgar Myer, bass
Guest Vocalists:
James Taylor, vocals
Alison Krauss, vocals

1. 1B
2. Misty Moonlight Waltz
3. Hard Times (Come Again No More)
4. Indecision
5. Lime Rock
6. Benjamin
7. Fisher's Hornpipe
8. Duet for Cello and Bass
9. Emily's Reel
10. Cloverfoot Reel
11. Poem for Carlita
12. Caprice for Three
13. Second Time Around
14. Slumber My Darling
15. Vistas
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

路上のソリスト / スティーヴ・ロペス著 ジェイミー・フォックス、ロバート・ダウニーJr主演

2009-12-27 23:17:20 | 


路上のソリストという映画がある。男が路上でチェロを弾きそれを聞き入る別の男が対峙しているポスターをごらんになった方も多いと思う。
チェロ好き、音楽映画好きとしては見たいと思っていたら、図書館にその翻訳本が会ったので、まずは借りてきた。

ジュリアード音楽院で大変高い評価を受け将来を嘱望されていたベース奏者は、統一性障害から学校から姿を消した。
路上生活者として50をこえてたミスター・ナサエル・エアーズ・Jrは路上で自分の音楽に没頭していた。
それを聞いたコラムニストのスティーヴ・ロペスはその音に感動を覚え、そのことをコラムとして連載を始めるのでした。

やがて、その男を日常者の音楽家として再起できないかを追い始めるコラムニスト。
映画化の決まった本のあと、著者のインタヴューも読みましたが、この2人の関係は継続中でどのような結末になっていくのかは解らない。
コラムニストはまずは記事が書きたかったというのが始まりで、かなり長い間、次の記事話題も探しているし、blogをほぼ毎日のように書く(内容ないけど)私、良きも悪きもありウーンと唸ってしまいました実際書物の中でも、社会生活者の中に引き入れようとする努力とその相談の部分が結構長く、その失敗とか、進展とかの話題が特に感動的とは思いません。
ただこのコラムニストが何かの大切さと絆を感じて行動しているの伝わります。

そんな社会復帰という見方ではなくて、音楽好きとして感動する部分、それは著者がお膳立てするのですが、デズニー・ホールでのYo-Yo Maとの再開の場面。
ちょっと長いのですが引用します。

『マは熱心に彼の話に耳を傾け、それから腕を伸ばしてミスター・エアーズの肩をだいた。
「あなたと会ったことがとういう意味をもつか、いいますよ」とヨーヨー・マはミスター・エアーズの目をまっすぐ見つめていった。「それは、ほんとおうに、心から音楽を愛している人と会ったということなのです。私たちは兄弟なんですよ。」
 ミスター・エアーズは何といっていいのかわからなかった。ヨーヨー・マはすぐもどってくるから、といって出て行き、まもなくチェロを持ってもどってきた。
これを手にして、とマはミスター・エアーズにいった。弾いてください、と。』

スティーヴ・ロペス著 入江真佐子訳 「路上のソリスト」より

音楽を愛するものたちが感じる共有感、私たち兄弟なんですよ、兄弟!
本はそんな場面が良かったのですが、音楽は聞こえてこない、映画もそこらへん見ることにしました。
2本弦のバイオリン演奏も気になります。



で映画のほうですが、2本弦のバイオリンの演奏が特に凄いわけではありませんでした。やはり映像で説明されるとわかりやすい部分がましています。
ロスの路上生活者の現実が強調される視点が増していました。
印象的な場面では、ナサエルが激情にかれれて、「私はミスター・ナサエル。エアーズ・Jrだ。」とロペスに繰り返し怒鳴る場面、ジャコ・パストリアスが「アイ・アム・ジャコ・パストリアス3世」と舞台で叫んでいたことを思い出していました。
トップの技量がありながら、それ以上に要求に蝕まれていく心を思っていました。
映画の筋からするとこのナサエルを縦糸に、LAの社会問題を提起した(もしくはLAにとどまらず、加点以外排除するシステムなど)表現になっているみたいです。

残念ながらにYo-yo Maの場面はありませんでしたが、チェロが好きな人はやはり楽しめると思います。
快適な結末かは疑問ですが(現実の話ですから)、映画の終わとしては、(彼の姉との瓦解)よいので、上手く終えたかな(でも現実大変ですね)ぐらいの終焉でした。

音楽を愛するものの、そのことだけを意識してみると、コラムニストの存在がきえて、面白い、映画監督の意思が伝わっているのでしょう。

この映画と本、本を読み、音楽を聴き、映画を観て、尚且つ、その後を楽しんでいます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年記事にしたフェバリット10枚

2009-12-26 21:44:49 | 聞いてますCDおすすめ
ブログを始めて3回目の年末になりますが、毎年10枚のアルバムを選んでいます。

プロではないので好みで選んで気に入った記事にした10枚です。
これまでずっと、クリスマスの翌日26日にUPしているので、今年もそうすることにしました。
まず1枚、キースの「Testament」をここに乗せるのが冷静な気持ちですが、それを変えて新録音でもない1枚にしました。

ヤーロン・ヘルマンの来日にあわせて発売されたリイシュー、しかしこれがキースを彷彿させるもの、衝撃はキース以上だったのでまずはこれを選びました。



3/1 ヤッター・ヘルマン Variations / Yaron Herman

次の3枚は一つ突き抜けて楽しかった、もしくは驚かされたアルバムです。
とてもカッコ良い“Come Together”に度肝を抜かれたコリガン、ジャジーでJAZZの楽しさ満喫のヤン・メヌー、若い兄弟の成熟度に、とても期待が掛かるアルバムです。



10/31 ハイ・ハイ・ハイいいです Come Together / George Colligan
1/4 リラックス・イン  Mulligan Moods / Jan Menu
9/24 鼓動の様に UPGRADED IN GOTHENBURG / J&R WASSERFUHR

そして選ぶのに苦労する最後のアルバムなんだか、12月に入ってからのも、多いことみたい、フレシュさが影響しているかも知れません。
数枚はおすすめの、別のものと置き換わっても不思議はありませんが、もう今年は選んでしまったのです。私らしいといえば私らしいか。



7/17 信頼の人 Frendshop / Hein Van De Geyn
9/6 スェーデンの決断 Opening / MATHIAS LANDAEUS
7/15 トレーンのカードを作った Mostly Coltrane /Steve kuhn
12/17 新たな美しい記憶  A REMARK YOU MADE / Jonas Knutsson
12/4 キースの始まりみたい Dear Someone / Anders Christensen
12/15 窓のぬくもりとプレゼント New Traditions / Mathias Algotsson

10枚は選び終わりましたが、JAZZじゃないということで番外もう1枚。
まるで知らないけれで、JAZZ以外にも美しい音楽がたくさんあるということで、代表して1枚選びました。




7/5 一人を考える 希望の扉 / Ludovico Einaudi

ギャハ、一番でかくなってしまいましたが、意味はありません。

このような10枚でしたが、来年も素晴らしいものにめぐ会いたい、一生懸命探すっことになるでしょう。



コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末ジャンボみたいに

2009-12-25 22:02:19 | その他


歳の瀬もだいぶ詰まって、そろそろ今年最後の新譜の仕入れかと思いながら御茶ノ水に行きました。
新譜が並んでいて、ちょっと試聴するとそれほどでもない。
お店を歩くとバーゲンがあって急遽方針変更しました。
まるで知らないアルバムに挑戦、ジャケから選びます。
ショップのセールで500円のアルバムが売られていてそれを選ぶことにしました。
そのアルバムがどうであっても、500円ならいいやと思います。
宝くじじゃないけれど、最低限のバックがあるように1枚だけは好きなものを入れておきました。
それでもって聞き出したのですが、1枚目「simple sound」というのがまずアウト、バイオリンカルテットにギターの弦一杯にクラ、バスクラ、フリーに近い演奏、やっぱりだめかなと思いながら2枚目はJon Jangという人の「Self Defense!」というアルバム。
THE PAN・ASIAN ARKESTRAというのに惹かれて買いましたが、これも微妙、1曲目“チュニジアの夜”はアジアらしいドロッとしたところ面白いのですが、終わりのほうでは“炭鉱節”なんか出ちゃって、これ困った。
最後がまあ合格点、Rich Lambというベースがリーダーで、ちょっとアンプ音が強いけど、MYRIAM ALTERのアルバム「ALTER EGO」でペットを吹いていたRon Milesがここでも少し乾いたナチュラルなペット、ピアノのChuck Lambという人もきちんと個性がありました。タイトルが「music along the way」ずっと一緒にやっていてアルバムを作ったという感じです。ジャケで選んだ1枚です。
やはりまるで知らないで選ぶとはずれになります。
ジャンボ宝くじで1枚だけ300円帰ってくるように、損しないような1枚がわがグローヴァー・ワシントン・Jrの持っていなかった1枚、お掃除の時にかけました。
それにつけても、年末ジャンボ当たってくれないか。
JAZZ最中の存続に絶大なる力になるだろうな。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス・ソングではないけれど  Short Stories / Janis Siegel

2009-12-24 23:19:23 | 聞いてますCDいいと思う


フレッド・ハーシュのアルバムがだいぶ集まりましたが、歌伴しているものを持っていませんでした。
間違いなく伴奏も上手いはずなので、ほとんどデュオのこのアルバムを拾いました。
歌っているのは、マンハッタン・トランスファーの一人ジャニス・シーゲルです。
録音は1989年ハーシュ、初期のころです。
1曲目、寄り添うようなピアノの音は、相手の声を脅かさない、それでいて毅然として気位があります。
歌声はご存知のように甘くうたうというよりか、張りのある声で、フォークタッチ調、ジャニスは初期はフォークを歌っていたそうで、ソング・ライターもジュリア・フォートハム、ジェームス・テーラー、ジョニー・ミッチェル、ジュディー・コリンズなどが名を連ねます。
ノートを見ればジェームス・テーラーとジョニー・ミッチェルはフレッド・ハーシュもフェバリットだそうで、このアルバムハーシュとシーゲルの2人のプロデュースになっているので2人で選曲したのでしょう。
とても凝った曲選びです。
昨日はクリスマス・ソングを聞きましたが、このアルバム特にそうではありません。
ジェームス・テーラーの2曲目などクリスマス・ソングの様ですし、ジョニー・ミッチェルの“River”では歌詞にありました。

“もうすぐクリスマスね
 もみの木を切り倒す人も居れば
 トナカイを駆り出す人も居る
 そしてみんな賛美歌を歌うの
 スケート靴で滑って行けるような
 氷の張った川があたしにもあればいいのに”

歌詞の意味、良く解りませんが、クリスマス・イブです。
ピアノの前の2人もなんだかクリスマスみたいです。

私はオクサンと2人だけ、赤ワインでもと思ったらけれど、結局、焼酎を頂いていつの夜と同じ幕切れでした。





Short Stories / Janis Siegel & Fred Hersch

Janis Siegel vocal
Fred Hersch piano
Harvie Swarz bass
Kris Yenny cello

1. Invisible War
2. You Can Close Your Eyes
3. Pretending to Care
4. River
5. Since You Asked
6. Love Tastes Like Strawberries
7. Meaning of the Blues
8. Why Did I Choose You-For M
9. Dance for Me (Rain Waltz)
10. Zanzibar
11. Never Let Me Go
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

敬虔で静かな祈り NATT I BETLEHEM / Solveig Slettahjell

2009-12-23 20:01:52 | 聞いてますCDいいと思う


私の場合、祈りというと、なくなった買って間もない老眼鏡が出てこないかとか、見忘れたTVをみれないかとか、どうしようもないことばかりです。
世界の平和や経済の安定、家族の健康なども祈りますが、それと一緒に年末ジャンボ当たってくれなどと思いますので、どうしてもやましさが付いてきます。
この時期ぐらいわが身を振り返り、日ごろのおろかさを悔い改めたい物です。

神様、monakaは日ごろから、勝手な思い込みや、不正確なことを書いて、多くの善良な人たちを惑わしておりましす。
フレッド・ハーシュのアルバム「Horizon」の記事にも、そのアルバムがメジャーデヴュー作と書きましたが、ジャニス・シーゲルとのデュオアルバムのジャケットにはこれより前に、ジェーン・アイラ・ブルーム(sax)との連名で「As One」チャーリー・ヘイデン、ジョーイ・バロンとの連名で「Sarabande」があるそうで、(後のほう聞きたい)不正確でした。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20090122

似たようなことは、気づかないだけで、山ほどあるのです。
一年に一度こんなことを悔いています。
どうか一年分の不確かをお許しください。  アーメン

掃除の合間にこんなの聴いて敬虔な気持ちになりました。
1曲目のおなじみの聖夜を聴いていると、とてもゆったりとしたクリスマスがあるのですね。
わが家はクリスチャンではないのですが、オクサンは昨日お友達を呼んでクリスマス会だったそうで、忘年会で遅くか帰った私とは今日がクリスマス会でしょうか。
なんせ昨日の残り物が沢山あるそうです。
しかし清い心なので不満など露ほどもありません。
その清い心を強力にフォローするのがTord Gustavsen,ECMのときより、温かみをまして、その上澄んだ音は北欧の空に漂っていくようです。
北欧ほど遠くはないけれど北のほうは大変な雪模様のようで、大変ですね。そんな雪の中とどいた暖かいプレゼントのようなアルバムです。
なぜか一年ぐらい間違えている感じもしています。

NATT I BETLEHEM / Solveig Slettahjell

Solveig Slettahjell(vo)
Tord Gustavsen(p)
Sjur Miljeteig(tp)

1.Stille Natt
2.A Kunne Jeg Bare Bli Barn Igjen
3.Kling No Klokka
4.Jul,Jul,Stralande Jul
5.Poor Little Jesus
6.Mitt Hjerte Alltid Vanker
7.Star Carol
8.O Little Town Of Bethlehem
9.Sleep Holy Babe
10.Jeg Synger Julekvad
11.I Denne Sote Juletid
12.Det Kimer Na Til Julefest
13.Nar Det Lider Mot Jul
14.Deilig Er Jorden

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デット・リミット / ランキン・デイヴィス

2009-12-21 21:01:33 | 
図書館で本を選ぶ方法でこのごろ変なことをしています。まず普通に探して2冊を借りてしまいます。



その2冊の1ページ目を読んで1冊を選びます。貸し出し期限内に2冊は読みきることが出来ないので、残り一冊は読まずに返すことになりますが贅沢というか、わがままというか、予約が入っているものではないので勘弁してもらいます。
出来ることならCDもそうしたい。

今回選んだのはこちらです。



イギリスの2人の作家が共同で書いているようです。
お話はイギリス首相の兄である法務総裁が誘拐され、犯人からの要求は身代金ではなく、殺人罪で裁判中の攻撃的環境問題の闘士である女性博士の無実を証明せよというもので、裁判の陪審員たちの最後の協議の流れと平行して事実を探すというものです。
まだ結審まで読んでいません。少し流暢に進むので、やっぱりイギリス流だと思いながら最終近くです。
それにしても陪審員精度が登場する小説が続きましたが、このイギリスでは陪審員が1ヶ月も拘束されて、これって本当にあることなのでしょうか。
有名な映画、「怒れる12人」を思わせる筋立てで、この審判の場面が軸になりますが、だいぶ違う、陪審員が恋愛したり、怪しい人物がいたりと、またそれが結構単純な構図だったりで、もう一冊のほうが良かったかな、などと思い始めるうちに読み終わりました。
結局単純なお話で、テロリストの誘拐犯も悪い人でないのに、いいことなかったし、新犯人も、それに対抗した人も特に魅力的でなかったし、問題解決方法は突然関係者の独白テープが見つかったり安易で、長く読んできたのに最後でガクリでした。
もう一つの「炎の法廷」はどうだったんでしょうね。
もう貸し出し期限が来てしまうので、そちらは読まずにかえします。
またの機会にもうそろそろ予約したほうの本が順番に達しそうですので、それを待ちます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

monakaのお掃除日記 慢性疲労 じゃなかった 楽しいお掃除

2009-12-20 22:43:44 | その他


今週の22日にオクサンは友達を呼んでクリスマス会をするのだそうです。ですからそれまでに大掃除を済ませちゃおうネって無理だと思うのだけれど。
でも結構順調に進んで、昨日はオクサンのメイン台所、地下のシンクの前にいると自動的に冷蔵庫の棚や調味料の棚が運ばれてきて洗っていればいいだけ、元気が持続する音楽を聴きながらのお仕事です。
今年はちょっと腰が痛い、筋肉落ちているのでしょうね。
そんなで、午後は年賀状の相談、正月おせちを入れるためのお重をオクサンが陶芸で作りましたが出来がよいので、その写真を使うことにしました。
お重はこちら、料理が入ったらどうなるか、お正月にはご覧に入れます。







今日は換気扇とガス台を洗って、また腰が痛いのだけれど、選んだ今年の10枚の古い方を聴きながら、結構良い感じ、調子が出て、玄関回りもやってしまいました。
友達が来るのだから綺麗なほうがいいでしょうなんていっていると、お昼には、いつもは自分で出すビールが出ていました。
後残りはお風呂場ぐらいで、お掃除日記も今年はおわりかな。

午後は年賀状の印刷もして、今はTVで「仁」の最終会をゆっくりと見ました。
街の人となった“野風”さんが塾の開講のビラを配って、未来では「神は超えられる試練を与える」といっているあたり、「仁2」があるのですね。竜馬も死にそうにありません。
なんか、ゆったりと今年も暮れて行くのです。


Feels So Good / Grover Washington,Jr

Grover Washington,Jr

1. Sea Lion
2. Moonstreams
3. Knucklehead
4. It Feels So Good
5. Hydra
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする