JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

シモンとチェロ little girl blue from nina simone / sonia wieder-atherton

2016-01-30 22:00:24 | 聞いてますCDおすすめ


この間観た「奇跡のひと マリーとスルグリット」という映画の中でながれるチェロの演奏がよいので、しらべたらソニア・ヴィーダ・アサートンというチェロを弾く女性だった。
なんと師匠はロストロポーヴィッチだから知らないで書いていて冷や汗もの、1961年、ロサンジェルス生まれでフランスで活躍しているそうです。
1996年から11枚のアルバムがリリースされていて、一番新しい作品はなんとニーナ・シモンの愛唱集という渋いものでした。
これは手に入らないかとおもったら、ちゃんと熱帯にあって、もう一つ合わせてかったらそちらは2枚をセットにしたものだったから一挙に3枚のアルバムがそろいました。

映画音楽とか非常に個性的な活動をしている方のようで、演奏もちょっと個性的かもしれません。チェロでニーナ・シモン集はそれだけで1つの話題になるでしょう。
曲によってピアノとパーカッションが加わりますが、ピアノの人はクラシックの人ですから、ジャズと言うよりか民族色のあるアルバムでしょうか。

ニーナ・シモンを特に好きでないので(嫌いじゃない)曲はあまり知らない。2曲目のトラディション“BLACK IS THE COLOUR OF MY LOVE’S HAIR”はついこの間、コッペルのトリオできいたばかりだから、またつながった感じです。

1曲目低いピアノで始まって“BLACK SWANN”というタイトルに似つかわしいダークな感じ、チェロとピアノと打楽器で演奏される歌劇「聖霊」の曲だそうで厳かな感じです。
2曲目がこの前も効いた曲で、ニーナ・シモンのうたっている場面も確認しましたが、感じがよくでている、とてもスピリチャルな感じでいい。
3曲目がタイトル曲、ジャニス・ジョプリンが「パール」で歌っているR・ロジャースの曲、それとは雰囲気はだいぶ違う。ニーナ・シモンのデヴュー・アルバムに収められていて、出だしを似たアレンジにしています。そしてその後のチェロはメロディの美しさをそのまま表現してチェロにぴったり、歌詞は“指折り数えるしかない、不幸な少女の哀しみを”というつらいものだけれどそれがニーナ・シモンでチェロにあっているかもしれない。
4曲目はニーナ・シモンの曲、思いを切々とつづったようなこれもチェロにピッタリな曲。
タイトル曲もあるけれど、ニーナ・シモンの曲の雰囲気とチェロの特徴がとてもマッチしているように感じるアルバムです。
次はエリントンの曲。
6曲目はニーナ・シモンの曲、高いところでチェロのソロがこれも切々として、カザルスの“鳥の歌”に通じるようなところがあります。
切れ目なしに7曲目はクラシカルなピアノにつながってブラームスの曲、なぜこのつながりなのか解りませんが、舞台でピアノひいたのでしょうか。
13曲目にラフマニノフが入っているから、それはそれでクラシックをいれたのでしょうか。
9曲目はラグの入ったスウィングする曲てアルバムとしてホッと和むときでしょうか。
10曲目ゆったりとして相手に思いを伝えるラブ・ソング、ニーナ・シモンの歌ってある意味メッセージ性があるのでチェロに向いているのかもしれません。
11曲目、R&Bでしょうがこれもゆったりとした流れをたどる曲。
12曲目はこのアルバムで一番新しい曲、ゆったりと歌うようなメロディはアサートンの好みかもしれないけれど、私も好みです。
ラフマニノフの後はニーナ・シモンの2曲、ピアノレス、タブラをバックにゴスペルの詠歌。
最後はピアノが弾き始めて、そこにパーカッションがリズミックに入って、チェロがこれはアドリブのようにインプロしているのでジャズらしく締めますというところでしょうか。

このアルバム、通しで2回目だけど、そしてチェロをやっているからかもしれないけれど、ニーナ・シモンとチェロの共通点があるような、そんな気がしてしまう、これは手に入って良かった。


little girl blue from nina simone / sonia wieder-atherton

sonia wieder-atherton cello
bruno fontaine piano
laurent kaif percussion

1 BLACK SWANN
Gian Carlo Menotti (1946)

2 BLACK IS THE COLOUR OF MY LOVE’S HAIR
Traditional

3 LITTLE GIRL BLUE
Richard Rodgers (1935)

4 FODDER ON MY WINGS
Nina Simone (1981)

5 BUDDY BOLDEN
Duke Ellington (1956)

6 IMAGES
Nina Simone (1964)

7 SCHMÜCKE DICH, O LIEBE SEELE OP.122 N°.5
Brahms-Bach

8 YOU CAN HAVE HIM
Steve diamond & Susan Sheridan (1949)

9 I WISH I KNOW HOW IT WOULD TO BE FREE
William Taylor (1954)

10 THAT’S ALL I WANT FROM YOU
Fritz Rother (1955)

11 BROWN BABY
Oscar Brown jr (1959)

12 STARS
Mindi Beth Abair & Matthew W Hager (1974)

13 SONATA IN G MINOR OP.19 (ANDANTE)
Rachmaninoff

14 COME YE
Nina Simone (1966)

15 RETURN HOME
Nina Simone (1959)
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突然のWES

2016-01-29 21:54:40 | 聞いてますCDいいと思う


ウェスのアルバムってCTIのは持っているけれど、古いのは全然持っていない。
ショップでフラフラしていたら、なぜか急にウエスが聴きたくなった。昔ならばTHE BEST観たいのを買うのだろうけれど、最近は古いあるばむをそれごと集めた徳用BOXがあるからそれを購入、1,400円。

LP8枚だからいっぺんにきかないけれど、深く考えずにバック・グラウンドみたいに使うにはこういうの良い。








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ワーグナー料理 Siegfrieds OLE IN SPAIN

2016-01-28 21:53:35 | 聞いたけどCDどちらでも


スペインとJAZZがクロスするのが好きで、「パナ・ジャズ」とか「Pasajes/Passages"なんか大好きです。これもたぶんそうだと思って買ったらその好きな二つでもギターを弾いているヘラルド・ヌニエスがさんかしているのでこれは正解だろうと思う。ただ解らないのが、ジャケの左上になぜかワグナーのポートレートがある。



ジャケを開けばSPANISH SESSIONとあるからスペインのミュージシャンたちでしょう。



もう一つCLASSICAL SESSIONとあってオケがバックに着くのでしょう。



で始まってみれば確かにそうで、スペイン音楽(ジャズと言うよりかはトラディション)に成長はオーケストラがバックに着きます。
かなり本格的なオケが結構荘厳なアレンジをつけているので一寸違和感があるので不思議に思います。
こんなDVDが付いていて、そちらを見て理解できました。



LIERHOUSE PROJRCTとあってサブ・タイトルに「in touch with Wagner」とあってwelcome to CUBA,NEWYORK,SPAIN,BRAZILとあります。
これがジャケの理由でした。私ワグナーの音楽に親しんでいませんから良くわかりませんが、ワグナーの音楽を、ゴスペル調だったりビックバンド調だったり、ブラジル調だったり、それにワグナー調の荘厳なオケが絡むというプロジェクトの一枚のようです。
ですからオペラの荘厳な感じのアレンジのところにエレキ・ギターがはいってきてアンリャとなったり、スペインの陽気な漢字のティファナの感じに弦楽がながれているということが起こってちょっと混乱を起こすのです。
でこの混乱がこのアルバムの特徴ですから、聴き終わって思いついたのが、「ワグナー料理」。
クラシックの荘厳なワグナーをブラジルやキューバやスペインの土着の過程に放り込んで永い間時間が経つと、何とも不思議な味になって、元が一緒なのでそれらは「ワグナー料理」と呼ばれるようになる、なんてぐちゃとした頭は変なことを思うのです。

Siegfrieds OLE IN SPAIN

Backing Vocals – Dolores Garcia Salas
Flamenco Guitar – Gerardo Nuñez
Flute – Antonio Mesa
Guitar – Juan Cerro Ciudad*
Saxophone – Bobby Martínez
Trumpet – Jerry Gonzalez
Vocals – Concepción Balboa Buika*, Pasión Vega

1. Andalusian Fire vs. Pasión Vega (Featuring Rienzi) (Pasión Vega / Pasion Vega, Rienzi)
2. Carmen's Hope (Featuring Tannhäuser) (Gerardo Núñez / Gerardo Nunez, Tannhäuser / Tannhauser)
3. Branca's Dance (Featuring Siegfried) (Siegfried, Germán Diaz López / German Diaz Lopez)
4. Mother, Where Are You? (Featuring Siegfried) (Siegfried, Dolores García Salas / Dolores Garcia Salas)
5. Happy Witch (Featuring Lohengrin) (Lohengrin, Jerry Gonzalez)
6. Procession In Sevilla (Featuring Rienzi) (Pepe Rivero, Rienzi)
7. Worker's Dance (Featuring Siegfried) (Siegfried, Juan Cerro)
8. Gipsy Wedding (Featuring Lohengrin) (Buika, Lohengrin)
9. Requiem for the Sinners (Featuring Walküre) (Jelsy Heredia Figueras, Walküre / Walkure)
10. The Final In Madrid (Featuring Lohengrin) (Lohengrin, Gateway Symphony-Orchestra)
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恥ずかしいような奇跡 TABULA RASA / ARVO PART

2016-01-27 21:02:29 | 聞いてますCDおすすめ


キース・ジャレットは来日の度に聞きに行っているし、ギドン・クレーメルは昨年は新しいアルバムを買ってコンサートにも出かけた。だから二人のファンといってもらって良い。アルヴォ・ペルトの「鏡の中の鏡」はチェロで弾く人もいて、好きになった作曲家です。

中古屋さんでみていたらギドン・クレーメル名前をみつけて手にとったら、キースの名前も書いてあって、それがアルヴォ・ペルトの作品集なので、驚きました。
1984年にリリースされたアルバムでキースのクラシックはスルーしていたし、ギドンもペルトもそのころはしらないからしょうがないけれど、これほどのアルバムを知らなかったのがなんだか恥ずかしい。
でも、これほどのと書くぐらい凄いアルバムで奇跡と言って良い。

ECM、ニューシリーズからでていて、ペルトの名前が冠されているからキースにもギドンでもひっかからなかったのかもしれません。

先ず最初がギドンとキースのデュオで“Fratres”これが素晴らしい。ペルトの音楽は静謐さが聴く者の心を癒していくようなかんじだけれど、後半のバイオリンの高音、これほど繊細で高いバイオリンの音を聴いたことがない。
3曲目、同じ曲をこちらはベルリン・フィルのチェリスト12人の演奏で、こちらの方が原曲に近いそうです。
2曲目がシュトゥットガルト管弦楽団の演奏でもう終わっちゃうのていう感じだし、4曲目はギドンがペルトに依頼してできた曲のようで、プリペアード・ピアノの響きがこれも静謐を誘う素晴らしい演奏です。

と言うことで出会いを感謝しつつ、これを知らなかったのかと言うような大向うの声を受けとめて、知らなかったという方やまだ聞いていないという方に是非のお薦めです。





感動したからペルトさんとジャケの曲名ものせてしまいます。



TABULA RASA / ARVO PART

1 Fratres
Piano – Keith Jarrett
Violin – Gidon Kremer
October 1983, Basel


2 Cantus In Memory Of Benjamin Britten
Conductor – Dennis Russell Davies
Orchestra – Staatsorchester Stuttgart
January 1984, Stuttgart


3 Fratres
Cello – The 12 Cellists Of The Berlin Philharmonic Orchestra
February 1984, Berlin


4 Tabula Rasa
Conductor – Saulius Sondeckis
Orchestra – Lithuanian Chamber Orchestra
Piano [Prepared] – Alfred Schnittke
Violin – Gidon Kremer, Tatiana Grindenko
November 1977, Bonn
(Live recording by West German Radio, Cologne)
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C&H JAZZ ORCHESTRA アット クラップス 2016 1 25

2016-01-26 17:27:47 | サポート中、ライブ
高校時代からの友人がドラムスを本職にしていて、大物歌手のバックなどで叩いていたけれど、昨年はJAZZのライヴをみにいった。
結構良かったのでまたJAZZを演りいなさいなどと書いたらビックバンドで叩くと連絡があった。
場所は六本木、初めてのお店だけれど舞台が付いて食事ができるお店だった。
6時半についたら既に友人やオクサンが席を確保してくれていて、7人がそろいました。



74席4人席に3人で座ったから隣はあいていたけれどほぼ満席になりました。
C&H JAZZ ORCHESTRAの3度目のライヴだそうです。このバンド年寄りの集まりみたいなバンドですが、美空ひばりのバック・バンドだったメンバーを集めて再結成したビック・バンドでした。ということで友人も最後のころに叩いていたのです。



おぼん師匠のMCで、もとバンマスのCことチャーリー脇野氏(85才)の声でスタートです。



一曲目はなんと“真っ赤な太陽”、困難でスタートだから会場は大乗になりました。
自身トロンボーンを吹くおぼん師匠の軽妙なMCで一部はグレン・ミラー集、“真珠の首飾り”“茶色の小瓶”“インザ・ムード”とつづきます。わが友人枝さんがきっちりリズムをしめているのが解ります。



“アメリカン・パトロール”“サンライズ・セレナーデ”“タキシード・ジャンクション”“トゥー・リトル・タイム”
ハーモニーが幾度か濁音が入ったりするけれど3度目の公演でまだまとまりはできていないと言っていた。
グレン・ミラー、学生のブラバンの方がよっぽどいい音出すだろうけれど、年よりの癖みたいなこの節回しが面白い。
おぼん氏のトム・ジョーンズの歌をいれて“ムーンライト・セレナード”で一部終了です。

15分ぐらい休憩して2部がすぐスタート、年寄りだから早く終わらせてほうが良い。
2部はカウント・ベーシー集、ジャズ度が上がって枝さんのドラムスの切れが上がります。
2部も10曲を演奏しました。



こちらは昨日ではないけれどネット上にあったバンドの写真です。

このバンド、なんと5月29日(日)にBLUE NOTE TOKYOで公演するそうで、それも飲み放題、年寄の集まりみたいにならないようにぜひ皆様も行ってあげてください。
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奇跡のひと マリーとスルグリット

2016-01-24 20:52:39 | チェロ無難
週末の午後をオクサンとDVDを観て過ごすのが恒例になってきた。
コーヒーを入れてTVで見るのだけれどなかなか良かったという作品はないものです。
そんな中で良かったと思う作品の音楽がチェロ関係なので記事にします。

実話だそうですが、19世紀後半の盲目で耳も聞こえない女の子を施設のシスターが感じ取って引き取ります。



靴も履かず、言葉もすべてを受け入れられないという女の子です。



最後近く、生物の素晴らしさ、美しさを知ったマリーの美しさ素晴らしいです。



そして絶望の中にいた両親に自ら挨拶に出向く場面も素晴らしい。
これは筋が解っていても素晴らしい映画です。
最後は死の意味までも理解した力つよいマリーになるのです。



なぜチェロ無難で記事にしたかというと、要所要所の場面でチェロの旋律が流れるのです。
それが場面場面でとても素晴らしい。
調べたら、ソニア・ヴィーダ・アサートンというチェリストが音楽を担当したようです。

映画自体も実に丁寧に作っていて、エンディングが秀逸です。
もちろん書きませんが、とても人の希望に満ち溢れたエンディングでした。
ぜひ皆様にも観ていただきたい作品でした。

このSonia Wieder Athertonという人、ニーナ・シモンの「Little girl blue」をcdにしているようですが
日本では手に入らないよう。 ちょっとほしいです。

映画わ最近の作品なんで見ることできると思います。チェロが好きな方にはお薦めです。

追記 ネットで探したらニーナ・シモンを演奏したものがあったので、別のもう一つと2枚ポチリました。

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花 4つ目

2016-01-23 21:42:07 | 


夜家にかえると、玄関の電気がついている。前回学習したので入る前から新しい花をいけたんだと解る。

ということで、いつまで続くかはしらないけれど花シリーズです。
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ドルフィーに出会ったみたい Mette Henriette

2016-01-22 22:07:13 | 聞いてますCDおすすめ


サックスづいて続けて買ったのがこのアルバム、昨年でているけれど一寸気になっていて試聴して購入しました。
ECMデヴューだそうですが、2枚組というのが驚きます。
1枚がピアノとチェロのトリオ、2枚目が弦とホーンの入ったアンサンブル、これが凄い。去年聞いていたら今年のベストに入れていたと思います。

ノルウェーのミュージシャンだそうですが、この人をデヴューさすアイヒャーも凄い。
ロープでテナーを背中に縛ったメッサ・ヘリウエッテ、私ロープでなくていばらでくくっているような、聖職者のイメージ、まるでECMが大きな使命を彼女に負わせている様に感じます。

チェロがはいっているから買ったところがあるのですが、楽器の特徴を押さえてサウンドの情景を作っていく1枚目。
実は感じとしては2枚でなくて2枚目だけでその凄さが理解できるのですが、デヴュー作、彼女の要素をはっきりさせる1枚目も合わせて出したいというのがアイヒャーではないでしょうか。

大きなアンサンブルを従えて2枚目、1曲1曲の完成度があって、1枚目の要素が曲に昇華した感じです。
5曲目、テナーの咆哮、リべレーション・オーケストラのデューイ・レッドマンを思い出します。
16曲目、2枚目で一寸長めの曲が聴きどころになります。かなりフリー度が強いと感じる方いるとおもいますが、私は構成のしっかりした完成度を感じます。

いろいろサックスとは出会うけれど、ドルフィーに出会った時みたいとは言い過ぎでしょうが、ここのところ驚かなくなっているから一寸そんな感じ受けました。



Mette Henriette

Mette Henriette (Saxophone)
Johan Lindvall (Piano)
Katrine Schiott (Violoncello)
Henrik Nørstebo (Trombone)
Eivind Lønning (Trumpet)
Sara Övinge (Violin)
Karin Hellqvist (Violin)
Odd Hannisdal (Violin)
Bendik Bjørnstad Foss (Viola)
Ingvild Nesdal Sandnes (Violoncello)
Andreas Rokseth (Bandoneon)
Per Zanussi (Bass)
Per Oddvar Johansen (Drums, Saw)

Recorded at Rainbow Studio, Osalo
Engineer: Jan Erik Kongshaug
Produced by Manfred Eicher


CD 1 / O

01 so 1:41
02 oOo. 3:47
03 the taboo 1:55
04 all ears 3:56
05 but careful 1:01
06 beneath you 3:10
07 once 3:53
08 we were to 0:54
09 3 - 4 - 5 1:59
10 hi dive 2:52
11 a void 4:27
12 the lost one 1:10
13 in circles 3:41
14 I do 3:48
15 O 3:18

CD 2 / Ø

01 passé 5:00
02 pearl rafter 1:04
03 veils ever after 1:54
04 unfold 0:40
05 wildheart 5:44
06 strangers by midday 2:51
07 late à la carte 4:10
08 so it is 1:38
09 ? 3:32
10 true 0:47
11 this will pass too 0:58
12 but we did 3:48
13 I 8:09
14 breathe 3:59
15 off the beat 1:51
16 wind on rocks 6:34

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ふるさとはないけれど

2016-01-21 21:27:44 | その他
昨年暮れに息子夫婦が関西からかえってきて、ふるさと納税をしたかという。
オヨメサンは若い営業職だから結構いろんなことをしっていて、その2日で期限だそうでオクサンと何やら相談をしている。
二人で何やら相談をして申し込んだみたいで、そのうちの1つが届きました。



とても立派なふぐのせっとで淡路島からだそうです。



3年とらふぐとあるから養殖ものだろおうけれど、これが驚くほどおいしい。



ふたりで一度ではとても食べきれない。ひれ酒までいただいて、残しました。
これ意図的で、翌日に唐揚げとリゾットにしていただきました。こちらも絶品。
ふるさとがないけれど、この制度いろんなところがふるさとになって良いと思う。



もう一か所ふぐであとは焼酎だそうです。
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この人の一枚 criss cross / FLORIAN WEBER

2016-01-20 21:35:23 | 聞いてますCDおすすめ


今年買ったサックス3枚目はテナーのベースレストリオ、ドイツのピアニスト、フローリアン・ウエーバーはJEFF DENSONのアルバムで出会って、「MINSARHA」で現役ジャズピアニスト100人に選んでいる人。リー・コニッツのところでピアノをひいているひとだけれど久しぶりに出会えてよかった。

今回のアルバムはビル・エバンスとセロニアス。モンクに捧げたアルバムでテナー・サックスをいれてベースとピアノがいないトリオです。
テナーのドニー・マカスリンはかなり前から活躍している人ですがほとんど接点がなかった。まあ守備範囲外だったのでしょう。
1曲目、エレピのシングルトーンがエバンスの「From Left to Right」の出だしを思い出させるように始まってこれがうれしい。アコとエレのダブで、まさにビル・エバンスへのトリヴュートです。
2曲目、ドラムスが入って、テナーもしっかりブローする“T.T.T.T”3人の演奏とは思えない迫力です。
3曲目モンクの曲はドラムスとのデュオ、モンクの間合いが上手い。
テナーが入ってもう一つモンクの曲。
5曲目、テナーとエレピのデュオで始まる美しいバラッド、この人エレピの使い方が上手い。
6曲目はレディー・ガガの曲だそうでトニー・ベネットつながり、一風変わった面白い曲。
つづけさまにモンクの曲、この3曲どうやら続けて演奏されていてライヴの感じです。
8曲目は「ポートレート・イン・ジャズ」に収められている曲でマカスリンにメロディを譲ったデュオ。
9曲目はモンクの曲、アルバムを通じてタイトに叩いているDan Weissのドラムスが良い。
10曲目が“Round midnight”をドラムスとのデュオ、日本盤はボーナストラックモンクの“hackensack”が入っているけれど、ラウンドでの面白いアレンジでアルバムは終わった方が良いような気がします。

現役ピアニストのこの一枚はenjaの2006年録音のアルバムだったけれど、このenjaのアルバムに今年は交換することにします。

criss cross / FLORIAN WEBER

Florian Weber piano
Donny McCaslin tener saxophone
Dan Weiss drums

1 Since we met
2 t.t.t.t.
3 Ruby my dear
4 Criss cross
5 Time remembered
6 Judas
7 Four in one
8 Spring is here
9 Evidence
10 Round midnight
11 hackensack
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