
JAZZのアルバムを随分長い間買ってきましたが、ロリンズのアルバムを買った記憶は随分昔にしかありません。それこそサキコロ、とかアルフィーとかインパルスの頃で終わっていました。
日本にもいらっしゃるロリンズはもういいお年で、聴きにいこうとは思いませんでしたが、ライブの演奏を集めたものが発売され、たまにはというか、お年も考えて今かと購入してみました。
1980年から2007年までのロリンズ、ライブの吹きまくり状況という感じです。
昔から感じるのですが、ロリンズってサイドマンにあまり気を配らないというか、一人吹きまくればいいとって感じで、チープなベースとかピアノがなぜ収録されているのかと思います。
ただロリンズのソロが凄い、というかそれに尽きるアルバムです。ロリンズが時代にいたと残すには素晴らしいアルバムかもしれません。
いつも聴いている音楽の雰囲気とは少し違いますが、食事の準備などしていると、これぐらいの元気音楽がとても気持ちがよくなって、アリャ、このアルバムに救われている自分を発見しました。
でもロリンズだからかなと思うし、今だからかなとも思うし、CDの棚にロリンズの場所が出来てそれもいいかなと思うのでした。
サイドマンを厳選したら凄い演奏だったと思うのでした。
Road Shows Vol.1 Sonny Rollons
Sonny Rollins (ts)
Clifton Anderson (tb)
Mark Soskin、Stephen Scott (p)
Bobby Broom (g)
Jerome Harris、Bob Cranshaw、Christian McBride (b)
Al Foster、Victor Lewis、Perry Wilson、Steve Jordan、Roy Haynes (ds)
Victor See-Yuen、Kimati Dinizulu (perc)
1. Best Wishes
2. More Than You Know
3. Blossom
4. Easy Living
5. Tenor Madness
6. Nice Lady
7. Some Enchanted Evening