monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

浮き草

2010年06月07日 | 日本古典文学-和歌-夏

こもり江にひまなく浮けるうき草のまなくぞ人は恋しかりける(古今和歌六帖)

さのみやはうきに年(とし)へん浮き草のねも見ぬ人を思ひたえなで(現存和歌六帖)

わびぬれば身をうき草の根をたえてさそふ水あらばいなむとぞ思ふ(古今和歌集)

かずならぬ身はうき草となりななんつれなき人によるべしられじ(後撰和歌集)

夏の池によるべさだめぬ浮き草の水よりほかにゆくかたもなし(続後撰和歌集)

(2009年8月2日に掲載した「浮き草」の記事は削除しました。)

コメント
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