筑摩江(つくまえ)におふるみくりの水はやみまだねも見ぬに人の恋しき(古今和歌六帖)
かくれ沼(ぬ)に生(お)ふるみくりのくりかへし下(した)にやものを思ひ乱れむ(新撰和歌六帖)
うきにのみしづ むみくりの繰りかへし下に乱れてやみぬべきかな(長秋詠草)
うきにはふ葦まのみくり下にのみたえずくるしきものをこそ思へ(新後拾遺和歌集)
わが恋は沼のみくりの水(み)がくれて根はふと人に知られずもがな(万代集)
みがくれに深き沢ぬのみくりなは月日はくれど引く人もなし(夫木抄)
筑摩江(つくまえ)におふるみくりの水はやみまだねも見ぬに人の恋しき(古今和歌六帖)
かくれ沼(ぬ)に生(お)ふるみくりのくりかへし下(した)にやものを思ひ乱れむ(新撰和歌六帖)
うきにのみしづ むみくりの繰りかへし下に乱れてやみぬべきかな(長秋詠草)
うきにはふ葦まのみくり下にのみたえずくるしきものをこそ思へ(新後拾遺和歌集)
わが恋は沼のみくりの水(み)がくれて根はふと人に知られずもがな(万代集)
みがくれに深き沢ぬのみくりなは月日はくれど引く人もなし(夫木抄)