園長です。
今年の長坂保育園はとてもサッカーが好きな子が集まりました。お陰で対外試合3大会(幼児サッカー大会、八食パワーズフットサル大会、八戸東ライオンズちびっこサッカー大会)すべてに優勝しました。勝因は「得点力」があったことです。キック力がある子が5人以上いてどこからでも誰もが得点できると言う強力な攻撃陣が特長でした。ゴールキーパーの子も素晴らしいキック力を持っていたのですが、今大会その自慢の足を見せることはほとんどありませんでした。そして攻撃の戦力よりも強力だったのが、「応援団」の盛り上がりです。子ども達の応援もさることながら、保護者の団結は見事で、子ども達の力の倍の力を引き出していたと思います。これくらい一生懸命に応援されると、子ども達も燃えざるを得なくなります。本当に縁の下の力持ちを実感しました。心から感謝したいと思います。
9月は10日の運動会をはじめ、敬老会、フットサル大会、ライオンズ杯と子ども達が大活躍でした。私はこのほかに県の指導監査、娘の結婚式があり、なかなか子ども達と遊ぶことが出来ませんでしたが、その分担任と保護者がカバーしてくれました。本当にありがたいことです。今週の土曜日は近くの授産施設「柿ノ木園」のお祭りに招待されていて、まだまだ子ども達の出番は続きますが、頑張りたいと思います。今月は毎週土曜日が「クラス懇談会」になっており、小学校の音楽会、学習発表会もあります。秋の行楽のシーズンは私にはないようです。
10月12日に「きのこ汁会」が予定されています。これは、私が趣味で採ってきた「きのこ」を子ども達で調理して、秋の自然を味わうことが目的なのですが、今年はキノコが大不作。誰に聞いても「まだ早い」「今年はダメダ」などと良い話は全くありません。私がいつも行く岩手県の山も今年は不作で、収穫は「ぶなハリタケ」「うすヒラタケ」「くろかわ」「アミタケ」が少量、そして「マツタケ」が数本でした。ここのマツタケは、私達を毎年待っていてくれ、行くと必ず何本かゲットします。山の中を彷徨いながら歩くのですが、いつの間にか、いつものその場所にたどり着くのです。私達だけが知っている「秘密の場所」でもあるのです。最近は忙しいので趣味もままならない日が多いのですが、今度の連休に今年のすべてをかけて「きのこ探し」に行って来たいと思います。子ども達の「この毒キノコおいしいの?」という声を聞くために・・・。これからは秋の食べ物「きのこ」「くだもの」「野菜」で「食育の三冠」を達成したいと思います。秋はいいなあ。食育は楽しいなあ。自然はおいしいなあ。