汀(みず)の精が棲む島 ~琵琶湖・沖島 ③
湖の対岸に目を凝らすと近江富士が見える。こんな角度から見えるなんて。
赤い鳥居が汀に映える弁財天から森の中をずんずん登っていく。
島の中央にある尾山(宝来ヶ嶽)(225m)の「見晴らし広場」に行くためだ。
うっそうと茂った木々の間に巨岩があったり、南の島を思わせるシダの群落があったりと変化に富んでいた。
「見晴らし広場」の眺めは木々が生い茂り、絶景とは言い難いが堀切港から沖島港への「沖島通船」の航路を鳥瞰できた。
近江八幡国民休暇村をバックに沖島を目指す沖島通船。
近江八幡市街を遠望する。
暑さに朦朧としながら下山して、島一番?のお洒落なカフェ「汀(みず)の精」さんでくつろぐ。
私は暑さのせいで、あろうことか、ノンアルを注文するが、あとで、島名物、さつまいものアイスを注文するべきだったと後悔したのであった。
それにしても、の~んびり、ゆったりとしたカフェである。
ここにいると、確かに時間がゆっくり過ぎる。
「汀(みず)の精」さんでは、カフェだけでなく、アトリエがあり、「自然~そのままで~」をコンセプトに、自然環境を破壊しない生き方を考え、天然繊維(綿・麻・絹)を中心に人に優しい洋服、小物などの商品開発に励んでおられるそうだ。
「汀(みず)の精」はきっと、ここに棲んでいる。
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