瑠璃光院 ① ~美・リフレクション
瑠璃光院へは出町柳駅から叡電に乗り、八瀬駅まで行くというルートを取った。
以前、車で出かけたとき、八瀬駅前の駐車場が満杯で引き返したという苦い思い出があったからだ。
紅葉シーズンも終盤、予約期間も終わり、すんなりと参詣することができた。
瑠璃光院はもともと京都の実業家、田中源太郎の別荘として建てられた。
その別荘に「喜鶴亭」の名を付けたのは、公卿出身の明治の政治家、三条実美である。
その後、高級旅館となったが、やがて廃業し、岐阜県に本拠を置く浄土真宗の光明寺が買収し、寺院「瑠璃光院」として再スタートした。
近頃は漆机に映る紅葉や新緑のリフレクションがインスタ映えするとブレイクするようになった。
デスク・リフレクションの先駆けといえるかもしれない。もうひとつ、寺院ビジネスとしても。
数寄屋造りの建物を囲む「瑠璃の庭」「臥龍の庭」「山露地の庭」それぞれ趣の異なる三つの庭園、三条実美公命名の茶室「喜鶴亭」のほか、八瀬名物「かま風呂」 等を鑑賞することできる。
まずはメインともいえる書院2階の部屋から見える名残の紅葉リフレクション。
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