Tomorrow Never Knows ~レノン忌に寄せて2020
(Photo by Mark and Colleen Hayward/Redferns)
12月8日は、1980年のこの日、ジョンレノンがNYで凶弾に倒れた日ということで「レノン忌」と云われており、ワンダースターでは、毎年、この日にレノンに関する記事を書く習わしになっている。
今年のピックアップは「Tomorrow Never Knows」。
実は”Tomorrow never comes.”「明日なんか決して来ない」という、古くからの口語があるのだが、ジョンレノンが、comesをknowsに置き換えた。
そして、無理やり「明日のことなんて誰もわからない。」と訳した。
レノン・マッカトニー名義となっているが、実質的にはジョン・レノンによって書かれた楽曲。
1966年に発売された7作目のアルバム『リボルバー』の最後に収録された楽曲だが、ライブで演奏することを想定せずに制作したため、テープの逆回転をはじめとしたスタジオ技術が多く使用された。
のちに触発された桜井氏により、ミスチルでも、同名の楽曲がリリースされた。
「明日のことなんて、わからない。」
当たり前のことだが、今年は年初から、あまりに想定外のことが続いて起こった。
何が起こるかなんて、誰にも予見できやしない。
何が起こっても、困難を乗り越えていくしかないのだ。
日米開戦の日が命日なんて、War is overを歌った男のラストメッセージかもしれない。
レノン忌や 銃声消えし 夢想かな
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