21世紀のメッセージ展に向けて、目下制作中です。
同展を契機に描き続けた1年間の龍が、私の提唱する五次元世界をより具体的に絵画を通して体験させてもらえたと思えるようになりました。
今回その体験をもとに、五次元の考え方と絵画による実践を見ていただく試みに挑戦してみたいと思います。いくらかでも伝われば儲けもので^す^
五次元宇宙とは、簡単に言えば四次元を越える世界のとらえ方です。 . . . 本文を読む
建仁寺天井画 (2017年 6月撮影)
私が龍に目覚めたのは、建仁寺の天井画に出逢ったからでした。
龍は私の作風からは程遠いもの、それまで意識もしなかった対象でした。
これまで描き続けて来た自分の心象風景から見ると、龍はあまりにも既成のありふれたフォルムであった訳です。
ところが、その天井画に巡り会った瞬間、私は全身が硬直するのを感じました。
その時、自分の心象の奥の方に龍がいると気付い . . . 本文を読む
愛用シャーペン
どうして描いているの?
邂逅展で一番多かった質問ですが、このシャーペンを見せながら何度も同じ答えをいたしました。
のしてんてん絵画は
基本的にこれ(シャーペン)一本で描きます。
0.5ミリ、B芯のみを使います。
基底材は市販の布キャンバス
キャンバスに鉛筆がのりやすくするため、この上にアクリル系ペイント(白)を塗布して描きます。
なぜ紙で . . . 本文を読む
空き地に作品収納倉庫を
もっとも安上りの仕様で倉庫を、薄い鉄板一枚の簡易倉庫をつくりました。
容量だけを考えて出来た倉庫を見て唖然!
0.何ミリの鉄板の壁一枚のいわゆる市販の物置小屋
西日を受けただけで壁が熱くなり、夏にはゆうに50度以上になるという実感がひしひしと伝わってくる。このままでは夏場サウナ状態になる!?
壁のことは考えてなかった。これでは作品を保管できない . . . 本文を読む
先日紹介しました、2005年全興寺第7回個展(いまこのとき)の忘れがたい顛末。
書こうと思っていた矢先に「神ってる」報道。これ以上のタイミングはありません。神ってます。
というより、まあ聞いてください。
こんなふうに、作品に細い足を付けて、地面に立たせる野外展。すでにその様子は紹介しました。
これが忘れられないはじめての野外展となったのは、こんな神ってる話があったからなんです。
20 . . . 本文を読む
2005年全興寺第7回個展(いまこのとき)
はじめて作品を外に出した、第一回野外展 の様子です。
御住職から、「作品に外の空気を吸わせてみたら」と薫陶を頂き、一年かけて考えた末実現したものです。
作品は室内で観る。この思いは私の中で疑いようもない既成概念でしたし、そのことに一抹の疑問も浮かんできたことはありませんでした。
今から思えば、井戸の中にいる蛙のように、その中にいる . . . 本文を読む
これ、なんだかわかりますか?
たまごの殻ですが、実はちょっとした思いがあって、やってみた造形です。
たまごは、最も単純化したいのちの箱。
そんなとらえ方で、私はよく絵の主題に使います。
たまごの殻は、まさにいのちを育む箱として、その中に卵胞を蓄え、成長するまで外気から身を守っているのです。
中身が成長すると、己は壊れることで役目を終える。
その形も神秘的です。
絵 . . . 本文を読む
2007年(全興寺第9回展)の野外展です。お好きな画像をクリックして大画面でご覧ください。
(キャンバスに鉛筆)
杜と共に遊ぶ野外展、風と太陽が一緒になって、画面に葉影を躍らせてくれます。移ろいの中で呼吸する絵画。
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長い個展歴の中で、一番幸せだったのが、2006年、第8回全興寺個展でした。
全興寺の境内にある自然と共に息をする作品をイメージして展示したものです。前年の展示は雨で大変なことになたのですが、めげずにやった2年目は5月のさわやかな風が吹き抜けました。
のしてんてん絵画は、環境の中で生きる。
もちろんそう思って制作しているわけではありません。
ただ、己というのも一つの環境だと考えれば、その . . . 本文を読む
心と心のジョイント展(3) で交わした、文筆と のしてんてん絵画 のジョイントが実現いたしました。 もしお時間がありましたら、こちらをご覧の上、ジョイント作品をお読みいただければ、より臨場感をもっていただけるかと思います。
「こがらしのほこり」を表題にして、物語と絵画に挑戦する。それを持ち寄り、ジョイント展を開く。その約束で始まりました。響きあいが生まれたら、心の交流のよき実践になりはしないか。 . . . 本文を読む