ここ数日、早朝草引きを半分にして、5~6メートル先にある渚の前で座っています。
呼吸を波に合わせてみようと思い立ったためです。
海の渚は、思い描いていたものより複雑で、最初は戸惑いましたが、こちらがリズムをあわせようと意識していると、複雑な波の動きの中に、呼吸しているリズムが見えてきます。
そうして長いあいだ波と向かい合っていますと、一つのことが分かってきました。これは伝える価値があると思いましたので、書いてみます。
そもそも、なぜ波と呼吸を合わせようと思ったのかと申しますと、宇宙の規模で、実感し、体感できる波と考えたとき、海を想ったからで、海と言えば毎朝草引きに行っている浜が自然につながったわけです。
必ず。呼吸は海とつながる。それは私の確信でしたから、即実行ということになって、4日目の朝、ようやくそれをつかみました。
波は円運動だと言います。
細かい波に目を奪われないで、呼吸を合わせるとまずこんな理解が生まれました
波は引く波と寄せる波が、図のように回転運動を着ている訳ですが、
それに呼吸を合わせてみると、波の谷と波頭を境にして吐く息と吸う息が入れ替わっているのが分かります。
重要なのは、その境目です。
波を見ながら呼吸をしていますと、次のような事が分かります。
①息を吐きます。するとだんだんその力が弱まって、やがてもうこれ以上吐けないところまで来ます。
その体感は、波が打ち寄せて砂浜に拡がり、吸い込まれるように消えていく風景そのものです。
②息を吸い始めます。最初は穏やかな吸気が、肺に空気が満ちるにつれて大きなエネルギーに膨らんでいくのが分かります。
この体感は、砂浜に拡がった海水が砂に吸い込まれる風景が吸気に変わる瞬間です。砂に拡がった波を吸い込むように吸気が始まるのです。
③その吸気は肺に溜まるにつれて圧力が増していきます。そしてこれ以上吸えないところまで達します。
その力は、引き潮そのものです。大きく波が引いて行き、やがて引き潮は満ち潮とぶつかって大きな波頭をつくるのです。吸う息が続かない所まで来ると、波頭が崩れ始めます。その瞬間が、吸気が吐く息に変わるポイントです。
④この時、吸気が止まる瞬間、意識を丹田から肛門周辺に向けると、より意識的な呼吸を実現できます。波頭が崩れる風景と重ねあわせて、吐く息がエネルギーを解放するのです。
この時、波頭がピークに達した瞬間、丹田を意識しないで自然に任せると、柔らかい波となりますが、丹田を意識すると、吐く息に変わる一瞬、吸う動作が生まれ、一気に空気を押し出すことになります。穏やかな波と荒々しい波の違いは、その意識の差となって現れるのです。
⑤解放されたエネルギーは、寄せる波となって、浜に押し寄せます。吐く息が続く限り広がっていきます。そして①に戻るのです。
するとその時、光明がやってきました。
呼吸は往復運動ではないということです。呼吸は波と同じ回転運動なのだと。
そう思い至りますと、呼吸は実にスムーズに動いていることに気付かされます。自分が出す吐く息の音は、波が高まって打ち寄せる波頭の砕ける音そのものです。
そして吸う息は、砕けた波を吸い込んでいく回転運動となっていきます。
この呼吸のイメージは、睡眠前や目覚めの床の中で素晴らしい効果を発揮します。
と言いますのも、人は眠るとき、腹式呼吸となっていますから、理想的なのですね。
そこに、感性と思考の橋渡しをしてくれる何かが潜んでいます。
それはまた後日。
回転する呼吸を意識しながら、下の連歌をお楽しみ下さい。
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のしてんてん&まかこコラボレーション連歌
二つは一つ 宇宙今空間円相螺旋を 永遠に歩いて行く (参照)
(二つは一つ 宇宙空間円相螺旋を 永遠に歩いて行く)
わたしは小さくなる
限りなく見えなくなる方向
素粒子方向に向かって
自分でもいつもの自分と変わらない自分に
見えるかもしれないけれど
行雲流水万物変化は否めない
やがて変化も顕著になるので
それはそれでよい
わたしは小さくなる
限りなく無い方向に
わたしさえも無い方向に向かって
今空間を歩いて行く
宇宙と一体である
宇宙今空間未知領域円相螺旋を
極微極小永遠体となって
どこまでも
永遠に歩いて行く
わたしは大きくなる
かぎりなく大きなみえない世界
銀河のつどう海にむかって
この身はいつまでも
思う心に無常の波は押し寄せる
よきかな よきかな
わたしは大きくなる
限りなく1なる世界を求めて
わたしでさえ、1なるもののピースのように
今この空を見つめる
1なるもの この宇宙の血肉となる
わたしの未知領域
極大無限に向けて
いつまでも
永遠の広がりの中に進んで行く
→↑
↓
※※※
わたしは大きくなる
わたしは小さくなる
わたしは大きくなる
わたしも小さくなる
わたしは大きくなる
わたしは小さくなる
わたしは大きくなる
わたしは小さくなる
わたしは大きくなる
わたしは小さくなる
わたしはそのはざまで
今、この宇宙と
一つになる
わたしは小さくなる
わたしは大きくなる
わたしは私になる
おはようございます!
海の波は
宇宙生命の波動であり
円相螺旋つきることなき
宇宙海と一体である
森羅万象万物それぞれが
宇宙海の一滴
貴重な一滴であると確信しておりますが、
このたびは、
海の呼吸と人の呼吸の精妙な合一性を体験、
詳細極致の観察を如実に表現、
言語化してくださいまして驚嘆 @_@!
まことにありがとうごさいます☆
コラボレーション連歌ともぴったりで、
嬉しい限りです♪
ことに、①から⑤までの
海の呼吸と人の呼吸の
尽きることなき宇宙海円相螺旋回転運動の
体験描写は圧巻で^す^!
これからも繰返し朗読
宇宙海円相螺旋回転呼吸波動に乗り
未知領域探索を深めて行きますね♪
またのしてんてん絵画も素晴らしいです☆
海の呼吸と万物生命呼吸の
絶妙波動のつながりに感動しています。
画像からこちらまで
海の光明があふれていますよ♪
いつもいつもありがとうごさいます
今日もどうぞ善き日をお過ごしくたさいませ☆
感謝感激!
御礼申し上げます
まかこ 拝
ただぼーっと眺めて、海と息を合わせる意識を持っていると、地球の上に坐っている自分が観えるのです。
息を合わせるというのは、いろいろな場面でスポーツや共同作業などでも体験しますが、それはすべて、一体となるための入り口のような気がします。
息を合わせて行きましょう^ね^
よろしくお願いいたします。
雑談に来ました。
先日は二人展にお邪魔させていただきましたけど、あまりゆっくり出来ず、失礼しました。
文字通り、家事の合間でしたので(笑)。
最終日までにもう一度、おうかがいさせていただきたいと思っております☺。
呼吸、海と一体(地球と一体、宇宙と一体)というほど壮大ではありませんが、若い頃から意識的に呼吸する時、あるイメージを思い浮かべますね。
肩幅ほどに足を開き、背筋を伸ばす。
肩胛骨から翼が生えているというイメージを持つ。
その翼を、空へ向かって思い切り伸ばすイメージをしながら、息をする。
以上です。
なかなか、気分良いですよ。
今この瞬間に起こっている自分に意識を向ければいいのですから、それができるイメージを持っていれば大丈夫です^よ^
天使が思考に操られないようにだけ気を付けれくださいね。
「さあ、頑張ろう」みたいに語りかけて来たら要注意。
今長編にとりかかっています。
おー、長編ですか?
ついに『黄泉…』の続編?
それとも全く新しい冒険?
楽しみです✨
天使の呼吸、あんまり『思考』方面は話しかけてこない雰囲気ですので、心配はなさそうです(笑)。
小説ではなく、今現実の冒険の旅
いのち即芸術の国を目指して。
ところで、最終日は5時までですので、
^ね^
いやはや、早とちり、失礼しました〰。
『黄泉…』の続きが気になるもので(笑)。あるいは、ナウイズム小説が…と。
神様、降りて来たのかな?と。
楽しんでいただければ幸甚です。