
前回紹介した線のチェック模様で遊んでみました。
チェック模様というと、ついきちっとした図柄を思い浮かべがちですが、そうではありません。
頭を働らかせるのは、縦線と横線を引くという、たったこれだけ。
その線が斜めになっても重なっても、すべて問題はありません。
図を見ても分かりますね。わざと下手に描いたのではありませんし、こういうものを描こうと努力したものでもありません。
ただ縦が続いたから横にしようか、横、横になったから、真ん中に縦線を入れようか、くらいの頭を使っています。
疲れたらやめたらいいし、なにか形が見えたら、その方向に進んでもいい。ルールはあなたの心の決めることに従うということだけです。
ところでこの遊びで、もう一つ大事なことがあります。
それは生まれた絵を大切に思うことです。
即ゴミ箱の運命ではかわいそうではありませんか。
是非、愛情をこめて眺めてみてください。そこに何が描かれているのか、イメージを働かせるのです。
ある時は街の姿が見えたり、入り組んだ階段の散歩道が見えたり、様々なものが見えてきます。少しずつ、あなたの感性が目覚めてくるのです。
絵を楽しむというのは、自分と出会うということと同じことなのです。
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