政権が交代して、高校の授業料無償が再び有料となった。
おかげで現場は大混乱だ。
国の制度変更に、委員会からの現場指示のメールが夜中に送られて来る。
そのたびに入学者説明の資料をつくっては修正の繰り返し。
その渦中に私の最後の業務がある。小さいことだが、国の政変が地方の端末に及ぶ一場面ともいえる。
皆が行くというので私もついて行ったアナと雪の女王、女王が歌いながら一人氷の城に向かう場面を、15か国だったか次々と切り替わっていく動画を見て期待もあった。
娘が英語版というので、皆でそこに入ったのだが、話は映画のことでない。ちょっとした驚きを紹介したいのだ。
映画が進むうちに、後ろの席から聞える女性の笑い声が気になり始めた。
というのもあまりにもひんぱんに、ツボを外した笑いが起こる。時には大声で笑う。
鑑賞の邪魔もいいところだが、どこに彼女の笑いのツボがあるのか気になって仕方がない。
ロバのちょっとしたしぐさにも笑っている。小さな子供なのかもしれない。
しかし、映画が終わって、最後の字幕が流れ出しても笑っているのがあまりにも不思議だ。
劇場を出るとき、後ろの席を見た。
そこにアメリカ人らしい女性が4人ほど並んで座っていた。
これだったのか、
笑いは万国共通だが、笑いのツボは違うのかもしれない。そんなことを思わされた一日だった。
浄土「苦楽」は4枚無事完成する。
私の思うツボは、はたして皆に伝わるのだろうか。
絵もまた万国共通なのだが。
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