のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

セリナの物語3

2007-08-12 | 小説 セリナ(短編)

小さな商社のうだつのあがらない社員で、そろそろ定年のことを考えなければならない、これと言って特徴もない男、それが私の定番の自己紹介だ。

毎朝自転車で駅まで走り、帰りは夜遅く倒れるようにペダルをこぐ。

時々酒を飲んでみても
倦むような生活に変わりはない。

そんな私に、おや?とまた好奇の目が向いた。



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