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気づきについて(3)

2016-06-30 | 5次元宇宙に生きる(神)

(人体と宇宙)

 

徹子の部屋を見ながら昼食をとっていたら、今日のお客様は笑福亭笑瓶さんでした。その笑瓶さんの話しの中で、、思わず湯のみを口元に置いたまま聞き入ってしまうことがありました。

話しは、笑瓶さんがゴルフ場で倒れ、動脈乖離で緊急入院したという内容でした。深刻な話を落語家らしい柔らかさで語る中、いつ死ぬかもわからない病院のベットの上で「ちくしょう!」と思ったと話していました。

何故そう思ったのか、あとでよくよく考えてみても分かりません。そしてある日ふと気づいたのだそうです。

これでもう五感が味わえないと思ったら、つい「ちくしょう!」と心で叫んだのだと分かったというのです。

人は極限に身を置くと、真実に触れる。そう思うと今日の黒柳さんの笑顔がいつにもまして明るいように思えました。

 

さて、本題ですが、今日の徹子の部屋は、そのど真ん中を行く内容でしたので冒頭に取り上げたのです。

もし初めて読まれる方はこのシリーズ直近の「気づきについて」「気づきについて(2)」を読んでください。その前提で話を進めてまいります。

 私たちの人体は、これまで宇宙の世界をスケールの目で眺めて来たことからもわかるように、空間に浮かんだ物質なのです。

しかし、

「それはおかしい。私は空間に浮かんでなどいない。この通りしっかり地面に足を付けているではないか。」と、

反論される面々もおられることでしょうから、ここは少し丁寧にお話ししましょう。

確かに、私たちは地に足を付けて生きていますね。浮かんでなどいません。しかしこの図を見たら考えは変わりませんか?

私たちが足を付けている地は、太陽から三番目の星ですね。その星(地球)は見事に宇宙空間に浮かんでいるではありませんか。

私たちは、自分の力でこの地上に立っていると思うのは実は見当違いなのです。

つまりこれは、だれもが御存じのとおり地球の引力によって引き寄せられているからなのですね。

引力は空間の一つの力に他なりません。

先に見た原子の世界や分子の世界も、この引力によってスケールの世界に秩序を保っているのです。

そのからくりは、万有引力の法則にあります。ちょっと、こ難しいのですが、興味があればついてきてください。いやなら飛びのかしても、大して変わりはありません。

二つの物質は、それぞれの質量の積に比例し、距離の二乗に反比例するような力で引き合う引力を生じる。 

これがニュートンの発見した万有引力の法則です。(偉そうに書きましたが私も受け売りです)

 

要するに二つの物質の引きあう力は、大きさに比例し、距離の二乗に反比例するということなのですね。私たちはこのうち、距離の二乗に反比例するという項に注目します。

距離の二乗ですから、距離が1より小さくなると、その力は無限大に大きくなっていくことを意味しています。

原子と分子の世界では、互いに引きあう物質間の距離が何万倍も違いますよね。その二乗に反比例するというのは、原子の力は、分子の力に比べて無限大に強いということですよね。

ムツカシイことは跳び抜かして下さって結構です。原子をつくっている空間の力は、分子をつくっている空間よりも何万倍も強い力で引きあっている。そう理解していただくだけで充分です。原子は分子より強く固まっているわけですね。

  

 

するとこういうことが言えるのです。

原子から分子を見れば、それはゆるやかな空間、つまり宇宙空間にしか見えません。逆に分子の世界から原子を見れば、それはどんなことをしても引き離せない空間。つまり一個の固まった物質にしか見えないということです。

おなじことは地球と太陽系にもあてはまります。

地球を創っている空間に、私たちは属しています。私たちの身体は、地球と同じ空間の力でこの身体を維持しているわけです。

つまり、太陽系をつくっている空間は、私たちを作っている空間より何万分の1も弱い力で成り立っているために、私たちにはそれが宇宙空間と見えるのです。

逆に分子や原子の世界にある空間はどうですか?私たちの身体をまとめている空間の力よりはるかに強い力で作られている分子や原子は物質としてみるほかありません。原子を空間と見るのは不可能です。

さらに言えば、私たちにとって、この身体もまた同じことが言えるわけですね。私たちを浮かべている空間(現実に体感しているこの空間)から、この肉体を結び付けている空間を見ても、私たちには自分の身体しか見えませんね。

しかしそれは、そこに空間がないのではなく、実のところ、空間の力(万有引力)によって見え方が変わっているだけなのです。

この世界の見え方は、距離によって実質的に変化していきます。距離の変化とはスケールを意味します。つまりこれこそ五次元の概念であるスケール軸なのです。

それはさておき、私たちは己の足で立っているという認識は捨てなくてはなりません。私たちは空間に浮かんでいるのです。

その浮かんだ身体を、地球という大きな物質の持っている引力に引き寄せられているだけなのです。(これは質量の積に比例して大きくなるという万有引力の法則で説明できます)

地球の引力がなければ、たわいなく私たちは浮かぶでしょう。

月を歩くふわふわの気分は、その中間にある体験ですよね。

 

そして「私」の立っている場所がもっと小さな、たとえば宇宙船だったら、宇宙船のつくる引力は「私」を引き付けるほどの力になりません。ご覧ください。

 

 

私たちは、空間に浮かんでいる。

この理解は「気づき」を理解するための、第3のカギと言うわけです。覚えておいてくださいね。

 

 

ところが、疲れてきました。 

せっかく笑瓶師匠の言葉を引用しましたのに、ムツカシイ説明に終始して、話はそこまで行き着けませんでした。今日はここまでにします。

 

 

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初めての方へご案内。この物語は、皆様とともに心の旅をするという想定で進めています。 お時間がありましたら、カテゴリー5次元宇宙に生きる(空間) から初めて、5次元宇宙に生きる(心)、そしてこの5次元宇宙に生きる(神) へと読み進めて頂ければ幸いです。::)

 
 
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4 コメント

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読者登録 (まあ)
2016-06-30 10:03:14
おはようございます、そしてはじめまして。。。
読者登録をして頂きましてありがとうございます。

現実に生きてウン十年になってしまっていました。
夜空を仰いで夢に馳せるのも生きていくうえで必要なのですよね。
返信する
こちらこそ (のしてんてん)
2016-06-30 10:35:11
ウン十年生きても、しらないことだらけです^^;

広すぎますね、世の中。

よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (mamakeiko)
2016-06-30 19:35:52
初めまして。
早速、読者登録していただきまして有難うございます。
写真だけのブログですが、よろしくお願いします。
返信する
はじめまして (のしてんてん)
2016-06-30 22:06:38
mamakeikoさんはじめまして。

素晴らしい写真ばかりで、ついみとれてしまいます。

これからもよろしくお願いいたします。
返信する

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